こんにちは。お久しぶりですTORIALです。
しばらくブログを放置しててすみません。本当ならそれも色々書く所ですが今回は省略させていただきます。
今回はタイトルにもあるように、脊髄損傷について少し書かせてもらいます。
ニュースにもなってるのでご存知かと思いますが、自民党の谷垣禎一幹事長が先日サイクリング中に転んでしまい頸髄を損傷してしまったようです。
私も場所が違いますが胸椎を骨折した過去があるのでとても心配です。
まだ情報が少ないので谷垣さんが実際どうなのかは置いておきます。
今回は脊髄損傷ってどんな怪我?どんな問題がおきるの?ということについて書いていこうかと思います。
※お断り 私は医学の専門家でもなんでもないので正確な情報は保証できません。あくまで私が知りうること、見てきたことです。もし本当に正確な情報が必要な場合は各医療機関で聞いてください。このブログでの情報の精度は保証はいたしません。また責任も負いません。
・脊髄損傷とは
まず脊髄損傷とは脊椎の骨折などにより、その中にある脊髄を損傷することです。
簡単に言うと脊椎=背骨(首の骨も含む)、脊髄=背骨の中を通ってる神経です。
脊椎は大きく分けると3種類に分かれてます。
図はウィキペディアよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%8A%E6%A4%8E
首の部分が頚椎(図の赤の部分)、胸のあたりが胸椎(図の青の部分)、そこから下の腰の部分が腰椎(図の黄色の部分)です。
で、どこの脊髄(神経)を損傷するかで呼び方が変わります。
首のあたりなら頸髄損傷、胸の所なら胸髄損傷、腰なら腰髄損傷。脊髄の損傷ではなく単にそこの骨の骨折なら頚椎骨折、胸椎骨折、腰椎骨折と呼ばれます。よく自動車の自己などでなるムチウチとは頚椎捻挫です。骨折の手前です。
脊椎(背骨)の中に脊髄(神経)が通ってるのでもしその中の脊髄が損傷してしまうとそこから下の神経伝達に多大な影響を及ぼしてしまうので非常に危険な怪我です。
・脊髄損傷するとどうなる?
問題は非常に多く発生しますが、今回は主に身体的な部分を書こうと思います。
・運動障害、麻痺
まず起きて分かりやすい障害が運動障害、運動神経等の麻痺です。
基本的に脊髄を損傷してしまうと、損傷したところから下の部分全てに影響が出てしまいます。頸髄損傷の場合は首から下全てに影響が出てしまいます。
もちろん損傷が軽微な場合はリハビリで回復する場合もあります。しかし現代医学では脊髄が損傷してしまった場合は修復は不可能です。
脊椎の下の方から説明していきます(腰椎→胸椎→頚椎の順です)
一番下の腰髄だったとしても損傷が大きければ下半身が麻痺して歩行することができなくなり車椅子での生活になります。
胸椎は広いので影響の幅も大きいのですが場合によっては下半身だけではなく、胴体も麻痺します。
頸髄損傷は最も深刻です。損傷が激しい場合、首から下がすべて動かすことができなくなります。
動かすことができなくなるだけならマシな方で最悪の場合は呼吸する筋肉も自力で動かせなくなり死亡する危険もあります。
そして脚、胴体はおろか手も満足に動かせなくなる可能性があり普通の車椅子ではなく、電動車椅子での生活になるかもしれません。もし手も動かせないとなると例えば顎や舌を使って操作するものになります。
そしてここまで運動神経の麻痺と書きましたが、実際には運動神経だけでなく感覚神経にも影響があることが多く、触覚や痛覚、温度感覚も失う可能性があります。
温度感覚を失うと熱湯やストーブなどの熱源を気が付かず触って大やけどになったり、体温調整が上手く出来ずに熱中症、低体温症などになったりする危険が増えます。
・排泄障害
上の部分はなんとなく分かる方も多いかと思いますが、ここからは実際に怪我した人やその家族ではないとわからないかもしれませんね。
上で運動障害が起きると述べましたが、それはつまり筋肉をうまく動かせなくなることです。それはつまり排泄行為(小便や大便)も自力で行うことが困難になる場合があります。
小便に関しては自力でできない場合は尿道カテーテルを使っての排泄になります。私も入院中はそうでした。ずっとカテーテルを入れてるなら、これをつけてる間は移動する場合、ずっと尿が入った袋を車椅子などと一緒に持って歩く必要性が出てきます。そうでない場合は自己導尿といって自分でカテーテルを使って排尿する必要があります。でもこれはマシな方です。
問題は大便です。大便が自力で行えない場合は摘便という医療行為が必要になります。
どんなことをするかというと、他人に肛門に指を突っ込んでもらって便を掻き出してもらう行為です。もちろんこれだけでは全部出すのは無理なので薬などを使って強制的に腸や便を動かしたりして補助する場合もあります。(もし運動神経に障害が出てても痛覚が残っていた場合はかなりの苦痛です)
他人にやってもらわない場合は摘便棒などの補助具を使って自分で道具を肛門に入れて掻き出す必要があります。
また感覚を失っていると尿意や便意もわからなくなってしまう可能性も高く、そうなると外出するときの大きな障害になってしまいます。
・性行為障害
察しの良い方なら排泄障害が起きてる時点でお気づきかと思いますが、下半身が麻痺するということは同時に性行為も困難になってきます。
運動麻痺があるから、だけじゃありません。感覚神経も失う(もしくは鈍くなってる)場合は男性なら射精障害になる可能性があります。女性の場合は妊娠そのものは可能なケースが少なくないようです。自然分娩もケースバイケースですが可能なようです(ただ帝王切開の方が多いようです)
ただし、性交そのものや射精が困難な場合は人工授精なども必要になります。
こちらも隠れがちな問題ですが脊損患者にとっては非常に重大な問題です。
・後書き
簡単に3つほど書かせていただきましたが如何だったでしょうか?
単に脚などが動かなくなって車椅子生活になるっていう認識の人が多いと思いますが、実際はもっともっと多くの問題があります。今回は身体的な問題を少しだけ書きましたがもちろんそれ以外も見ればリハビリや家庭、仕事などなど・・・とてもじゃないけど書ききれません。
また私は胸椎を4つほど圧迫骨折したのですが、手術をしてくれた先生曰く「奇跡」だそうです。今現在、歩行したり自転車に乗ったりほぼ問題なく生活出来てます(ただし感覚神経や温度感覚には今でも少し異常があります)
私は非常に稀なケースで、入院した病院では私のように回復できない人を非常に多く見ました。そしてその患者は私と同世代(当時23歳)からご老人まで非常に幅広く居ました。
特に若い人の場合は殆ど事故でそうなります。そして事故とは突然、そして平等に誰でも起きてしまう可能性があります。気を付けてもどうしようもなく巻き込まれることもあります。
こうならないように気を付けて・・・というのは簡単ですがすべて防ぐのは無理です。
しかし知らないより知っておいた方が良いでしょう。そしてそうならないように考える事は無駄ではないでしょう。
今回、怪我をされた谷垣さんですがつい先程ニュースでもやっていましたが回復の見込みは全く不透明だそうです。
私のように奇跡が起きてくれれば、戻ってきてくれるかもしれません。
谷垣さんは政界きっての自転車好きで、自転車乗りです。
ぜひともまた戻ってきて元気な姿を見せて欲しいです。
ご回復をお祈りしてます。
※繰り返しになりますが私は専門家ではありません。正しい医療知識は専門機関の専門の医者にお尋ねください。このブログでの情報の精度は保証はいたしません。また責任も負いません。
背骨にチタンが入ってる自転車乗りのブログ。故に筋金入り。本来の筋金入りの意味じゃないくて、物理的に筋金入りだったんですが2013年1月11日に筋金とりました。なので筋金抜きです。
2016年7月26日火曜日
2013年7月15日月曜日
ツール・ド・フランス 2013 第14、15ステージまとめ
すみません。
11~13ステージあたりは用事や体調不良でレースが見れなかったりしてまとめができませんでした。
14ステージから再開です。
は第14ステージで191kmのアップダウンの続く平坦ステージです。
レースは序盤からアタックがかかり、なんと18人もの大きな逃げ集団ができます。
最初はメイン集団でも追う動きがありましたが、逃げた人数が多く、なかなか上手く詰められなかったため容認という形になりました。
今日は逃げが決まるであろうと予測されていたステージで、スカイにとっては逃げ集団の中に脅威になるような選手も居なかったので容認された後は落ち着きます。
落ち着くといってもスカイは昨日の嫌な思いがあるので先頭でずっと集団をコントロールしていました。
逃げ集団は18人もの大所帯。
有名、有力どころで言うとフォイクトやミラー、ブルグハート、ヴァンガーデレン、タランスキーが居ます。
私の予想ではこのステージで新城選手が逃げてくれると思っていたのですが、先日の落車で手に深い傷を負ってしまったので今日は逃げに乗れなかったようです。
非常に残念です。
この先のステージはいよいよ後半戦の山岳に突入し、逃げ集団に乗って逃げ切って勝利が決まる可能性はかなり低いので今年も勝利はお預けかな・・・
でも、まだ何が起きるか分からないので楽しみにしておきましょう。
逃げ集団は大きく協調が崩れるようなことはなく、淡々と進んでいきます。
中間スプリントでもすこし前に出る選手が居たくらいでもめる様なことはありませんでした。
なお、今日の中間スプリントは逃げ集団が大人数だったため全てのポイントを奪ってしまい、メイン集団は中間スプリントでポイントを得ることはできませんでした。
なのに、それをわかっていなかったのか、メイン集団ではカヴェンディッシュが一人だけ集団から飛び出しました。
後を振り返って、サガンやグライペルが出てこないので頭に?マークが浮かんでるようでしたw
彼は、こうやってたまにポイントが得られないのに飛び出したり、周回レースで、周回を間違えてスプリントしたりと結構天然なところがあるそうです。
しかし、いきなり飛び出したわけじゃないんだから誰か教えてあげなよw
テレビには映ったからスポンサー的には良かったかもしれないけど。
そして中間スプリントを過ぎたあたりになるとメイン集団で少し動きがありました。
約3分半差を行く、逃げ集団に追いつこうとアタックをかけ飛び出していく選手がいました。
先ずはフーガーランドとクネゴが飛び出していきました。
少し遅れてオロスも飛び出していきます。
しかし、逃げ集団とのタイム差は中々縮まらず、この追走は失敗に終わりました。
残り42km地点での逃げ集団とメイン集団のタイム差は5分2秒となりました。
この後リヨンの市街地に入っていき道も狭くなることからメイン集団は差が詰めにくくなります。
それを考えると今日の逃げが決まったのはほぼ確実になりました。
だからこそ、新城が居て欲しかった・・・
残り24.8km地点。
この頃になるとそろそろ逃げ集団でもけん制が始まります。
タイム差は6分以上あるので、まずメイン集団には追いつかれないので非常に活発になります。
先ずはミラーが集団引いていき、チームメイトのタランスキーがアタックするなどの動きでアタック合戦がはじまりました。
この結果、ベテランのミラーやフォイクトは逃げ集団に居たチームメイトに役目を託して、自らはアシストに回ると千切れていきました・・・
個人的にはフォイクトは最後、アタックして、勝利はできなくても、敢闘賞に選ばれるようなことを期待していたのですが・・・
そこは自分ではなく、27歳のバークランツに託して行く当たり良いベテランだなぁと思いました。
ちなみにバークランツは今年、第2ステージで優勝し、暫定マイヨジョーヌになりましたが、その昔フォイクトも同じようにマイヨジョーヌを着たことがありました。
そのため、フォイクトはホテルで、バークランツが獲得してきたマイヨジョーヌを見て非常にしみじみしていたようです。ただ、バークランツはあまりにフォイ クトがマイヨジョーヌを羨ましそうにしてるもんだから奪われるんじゃないかと心配したそうですw(ちなみに暫定といえど、一度獲得するとあのジャージは 貰えると聞いたことがあります。フォイクトの時は違ったんでしょうか?)
アタック合戦が続き、アタックしては吸収されを繰り返していましたが、うまくやったのはソジャサンのジュリアン・シモンでした。
15.2km地点で、その前にアタックしたヴァンガーデレンとゴチエが吸収されようとしたときカウンターアタック。
しかもそこは市街地の下りで視界も悪かったのでそれを逆手に取り上手く成功させました。
タイム差は15秒程度獲得すると単独ゴールを目指して踏んでいきます。
残り距離は短いので、後の逃げ集団もシモンを捕まえたいのですがここでも誰が引くのか、行くのかでけん制になって上手くまとまりません。
TJやカドリが飛び出して一時は迫りますが届かず、吸収。
アタックを繰り返した選手は徐々に千切れていきますが、逃げ集団は協調することはなくひたすらアタックを繰り返します。
そんなのだからタイム差は上手く縮まないかと思いきや、シモンも単独で行くには少し厳しかったようで徐々に詰められていきます。
本当に後一歩のところまで逃げます。
残り1.6kmになると後の集団からブルグハートとアルバジーニが飛び出し一気に詰めてきてついにはつかまってしまいました。
しかしシモンは、諦めずアルバジーニの後に付きます。
彼の脚質はスプリンター系なので、脚が無いはずですが、最後に上手く、まくれるかもしれない可能性を捨てなかったようです。
そして最後は後の集団も合流してしまい、逃げ集団でのスプリント勝負になりました。
上手く飛び出したのはアルバジーニで、その後でシモンももがきますがやはり脚が残ってなかったようで加速できません。
アルバジーにかと思ったその時、画面左側から青白のジャージが飛び出してきて、最後上手く刺して、最速でゴールラインを通過しました。
勝ったのはオメガファルマのトレンティでした。
彼はオメガのサードスプリンターだそうです。
最強のスプリンターであるカヴェンディッシュがいるオメガでのスプリンターとなると、サードでも他とはレベルが違うスプリント力でした。
アルバジーニのはるか後から仕掛けたのに伸びに伸びて、加速していき勝ちました。
いや凄い!
彼は普段はカヴの影に隠れてしまう存在ですが、今日は自ら走り、自らの力で大きな勝利を得ました。
まだ25歳なので、今後飛躍していくかもしれません。
最後まで頑張ったシモンですが、11位という結果になってしまいました。
しかし、その絶妙なタイミングでのアタックと、最後まで決して諦めなかった走りが評価されたようで敢闘賞獲得!
最後の死に物狂いで踏む姿を見ていて本気で応援していたので、せめてこうやって報われてくれて非常に嬉しいです。
メイン集団のほうは最後まで大きな動きもトラブルもなくゴールしました。
次はいよいよモンヴァントゥが待っています。
そこで何かが起きる前の静けさのような気がしました。
モンヴァントゥを最後上るだけでなく、242kmの最長ステージで、更にはフランスの革命記念日!
盛り上がりそうです。
特に、ここまで全く良い動きを見せていないヴォクレールが非常に気になります。
ローランが山岳賞狙いになってるので、チームとしてどうするか悩みどころですが、フランス人は黙ってるわけにいかないでしょう。
そして今日は第15ステージ、242.5kmの山岳ステージです。
山岳ステージとは言うものの、殆どが平坦で最後に死の山モンヴァントゥーがあるだけです。
まぁその”だけ”がとてつもなくハードなのですが・・・
最後が、最後だけに総合での動きがあると思われるステージです。
レースは序盤に逃げが決まり10人ほどの選手が逃げました。
その中にはサガンやシャヴァネルの姿もありました。
シャヴァネルは逃げ切りが目的ですがサガンは、モンヴァントゥー前の中間スプリントねらいです。
残り78km地点でタイム差は3分39秒。
メイン集団は最後に備えて、逃げを泳がせます。
モビスターがこの頃は積極的に集団を引いていました。
バルベルデは先日、トラブルにより総合争いから脱落してしまいましたが、クインターナがまだ総合で残ってる上に、新人賞もあるのでそのための動きです。
残り33km地点の中間スプリントでは逃げ集団で多少争いがあるかと思いきや、サガンがあっさりと1位通過しました。
サガンはシャヴァネルなどを警戒していたのですが、全く動きませんでした。
今日は完璧に逃げしか興味がなかったようです。
後のメイン集団ではグライペルとカヴが集団前方に出てきて、特に争うわけもなく通過していきました。
まぁサガンとの差を考えると、逆転は難しいですし、この後の上りのために脚を使いたくないんでしょう。
残り28km地点ではタイム差は2分36秒と少し縮んできました。
この頃からメイン集団はスカイが引き始め、ペースを上げていきます。
逃げ集団では、スカイが追ってきてタイム差が縮んできたことを受けてアタックが発生。
シャヴァネルが一人飛び出します。
追ったのはロア、リブロン、イリサールの3人です。
19km地点ではスカイの強力な引きにタイム差が1分42秒まで縮みました。
そしてこの頃から、有力選手たちも付いていけなくなり、集団から千切れていきます。
良くなかったのは山岳賞ジャージを着ているローランが遅れていったことでした。
今日はかなり暑かったようで、暑さに負けてしまったのでしょうか?
今日は超級山岳の山頂ゴールで1位の選手は一気に50ptも山岳ポイントを獲得できます。このときのローランの保持ポイントは51ptなのでここで遅れると山岳賞は・・・
そんなペースが上がる中、逃げ集団から諦めた選手がぼちぼち集団に吸収されていきます。
17.4km地点では、サガンが吸収されていきました。
しかし、ただで吸収されないのがサガン。
吸収される前には得意の片手手放しウィリーをキメて余裕の表情。
しっかりカメラに映り、アピールしながら吸収されていきました。お前実は本気出せばシャヴァネルについていけただろ・・・
ゴールでやるならまだしもまだ途中だからミスって落車なんかしたら大変だと思うのですが・・・
まぁこの男はヘント~ウェヴェルヘムで独走優勝したときも、かなり疲れがあるはずなのにウィリーしてたくらいなので大丈夫なんでしょう。
そんなサガンは吸収された後は、無理に頑張ることはなくそのまま下がっていきグルペットに
シャヴァネルの逃げは、強力でタイムが縮む速度が上がりません。
14.3km地点ではメイン集団から下がってきたイリサールのアシストを受けてバークランツが飛び出していきます。
なお、本来ならレディオシャックのエースのアンディはここで遅れていきます。
また、今日は活躍したい(フランスの革命記念日なので)ヴォクレールも遅れていきます。
13.6km地点では続いて、ニエベがアタック。
13km地点でバークランツと合流すると26秒先のシャヴァネルを追います。
また、12.7km地点ではついにクインターナがアタック。
かなり軽快に飛び出していきました。
12.6km地点ではシャヴァネルにニエベが追いつきパスしていきます。
シャヴァネルはそこで力尽きてしまい12km地点で吸収されてしまいました。
シャヴァネルもフランス人なので今日は何とか逃げて勝ちたかったのですが・・・
相変わらず、スカイが集団を引き続ける中、11km地点で今度はエヴァンスが遅れていってしまいます。何とかアシストを使って追いますが、差は縮まらずズルズルと下がっていってしまいました。
先頭ではクインターナがニエベと合流すると2人で上っていきます。
集団はペースを緩めることなく進み48秒まで差を縮めました。
バークランツも結局9.6km地点で吸収されてしまいました。
どんどん人数が減っていき、集団を引くのもスカイ最強のアシストのリッチー・ポートになった事で更にペースが上がりタランスキー、クヴィアトコフスキー、バルベルデが遅れていきます。
そのままポートが引き続けるとメイン集団はいつの間にか、ポート、フルーム、コンタドール、クロイツゲルの4人になってしまいました。
クロイツゲルはコンタドールをアシストしようと粘りますが、ポートのスピードについていけず3人になってしまいました。
そうなるとタイム差は一気に縮んでいき7.5km地点では15秒差となってしまいました。
先頭ではニエベが遅れ始めてしまい、クインターナが単独でゴールを目指していきます。
そして7.2km地点。
まだ、ゴールは遠いのですがフルームがアタックを仕掛けました。
コンタドールは反応はしたはずなのですが、あっという間に引き離してしまいました。
6.7km地点でクインターナに追いつきます。
コンタドールは後14秒程度のところに居て、クインターナは好調なのでここは2人で協力していくのかと思いました。
「今日のステージ優勝はあげるから、ここからちょっとアシストしてくれないか?」
なんて言葉をかける手もあったはずです。先日タイムを失ったとはいえ、まだアドバンテージがあり、下手を打って力尽きてしまうより、そっちの方がリスクは少ないはずです。
しかし、フルームは違いました。
合流したと思ったら、そのままアタックしていきます。
クインターナも、ステージ優勝の可能性があるのでここはしっかりチェック。
結局5.8km地点で合流して2人で行きます。
2人は表面上は先頭を交代しながら行きますが、協力する気は無さそうです。
残り3.7km地点。コンタドールたちとの差は30秒程度でした。
ここでフルームは再びアタック、当然クインターナはチェックに入り、まだ食い下がります。
クインターナはコロンビア出身で、ツールの前には2ヶ月地元の標高2600mのところでトレーニングを重ねたそうです。
新人の彼が、ここまでフルームについていけるとは将来が期待できますね。
2人は結局未だ離れることなく、ゴールを目指します。
今日は観客の数が非常に多く、1.5km地点には悪魔おじさんを確認いたしました。
今日はスペシャ衣装で、いつもの赤い服ではなく、黄色のマイヨ・ジョーヌ仕様でした。
残り1.3km。
ここでフルームがなんと4度目のアタック!
彼は安全策やリスクの事を考えないのでしょうか?物凄い闘争心です。
このアタックについにクインターナもついていけませんでした。
こうなるともうフルームを止めれるものは誰もいません。
最後の最後まできっちり踏み、回し、ゴールラインを通過すると右手を高々と挙げてウィニングポーズ!
非常に好調だったクインターナですら、30秒も引き離す大勝利でした。
コンタドールに対しても結局は1分40秒の大差をつけて勝ちました。
コンタドールはせっかく先日、1分9秒のタイムを奪うことに成功したのに今日はそれ以上に失ってしまいました。
まだ今日は最終週前の山岳なのに2位のモレマですら4分14秒、3位のコンタドールは4分25秒も離されてしまいました。
そして、今日ステージ優勝したフルームは、山岳ポイントを50pt獲得して、持ち点が既に33ptあったので合計で83ptで山岳賞もトップに。
それまでトップだったローランは遅れてしまい51ptのまま。
逆にクインターナは2位とニエベが3位となりポイントを稼いでしまったため4位まで交代しました。
山岳賞の順位は
1位 フルーム 83pt
2位 クインターナ 66pt
3位 ニエベ 53pt
4位 ローラン 51pt
今年の山岳賞はマイヨ・ジョーヌ&マイヨ・ア・ポアか、マイヨ・ブラン&マイヨ・ア・ポアになるかも知れません。
山岳だけを狙って山岳賞を取るのではなく、他を狙って走り、純粋に強いので山岳賞を取るなんて・・・フルームとクインターナの走りは恐ろしい限りです。
明日は休息日。
ここまで絶好調なフルームですが、最終週で疲れから体調を崩して失速なんて事にならなければ良いですが・・・
それは他にも言えることですね。
まだ分かりません。
では、今日はここまで。
11~13ステージあたりは用事や体調不良でレースが見れなかったりしてまとめができませんでした。
14ステージから再開です。
は第14ステージで191kmのアップダウンの続く平坦ステージです。
レースは序盤からアタックがかかり、なんと18人もの大きな逃げ集団ができます。
最初はメイン集団でも追う動きがありましたが、逃げた人数が多く、なかなか上手く詰められなかったため容認という形になりました。
今日は逃げが決まるであろうと予測されていたステージで、スカイにとっては逃げ集団の中に脅威になるような選手も居なかったので容認された後は落ち着きます。
落ち着くといってもスカイは昨日の嫌な思いがあるので先頭でずっと集団をコントロールしていました。
逃げ集団は18人もの大所帯。
有名、有力どころで言うとフォイクトやミラー、ブルグハート、ヴァンガーデレン、タランスキーが居ます。
私の予想ではこのステージで新城選手が逃げてくれると思っていたのですが、先日の落車で手に深い傷を負ってしまったので今日は逃げに乗れなかったようです。
非常に残念です。
この先のステージはいよいよ後半戦の山岳に突入し、逃げ集団に乗って逃げ切って勝利が決まる可能性はかなり低いので今年も勝利はお預けかな・・・
でも、まだ何が起きるか分からないので楽しみにしておきましょう。
逃げ集団は大きく協調が崩れるようなことはなく、淡々と進んでいきます。
中間スプリントでもすこし前に出る選手が居たくらいでもめる様なことはありませんでした。
なお、今日の中間スプリントは逃げ集団が大人数だったため全てのポイントを奪ってしまい、メイン集団は中間スプリントでポイントを得ることはできませんでした。
なのに、それをわかっていなかったのか、メイン集団ではカヴェンディッシュが一人だけ集団から飛び出しました。
後を振り返って、サガンやグライペルが出てこないので頭に?マークが浮かんでるようでしたw
彼は、こうやってたまにポイントが得られないのに飛び出したり、周回レースで、周回を間違えてスプリントしたりと結構天然なところがあるそうです。
しかし、いきなり飛び出したわけじゃないんだから誰か教えてあげなよw
テレビには映ったからスポンサー的には良かったかもしれないけど。
そして中間スプリントを過ぎたあたりになるとメイン集団で少し動きがありました。
約3分半差を行く、逃げ集団に追いつこうとアタックをかけ飛び出していく選手がいました。
先ずはフーガーランドとクネゴが飛び出していきました。
少し遅れてオロスも飛び出していきます。
しかし、逃げ集団とのタイム差は中々縮まらず、この追走は失敗に終わりました。
残り42km地点での逃げ集団とメイン集団のタイム差は5分2秒となりました。
この後リヨンの市街地に入っていき道も狭くなることからメイン集団は差が詰めにくくなります。
それを考えると今日の逃げが決まったのはほぼ確実になりました。
だからこそ、新城が居て欲しかった・・・
残り24.8km地点。
この頃になるとそろそろ逃げ集団でもけん制が始まります。
タイム差は6分以上あるので、まずメイン集団には追いつかれないので非常に活発になります。
先ずはミラーが集団引いていき、チームメイトのタランスキーがアタックするなどの動きでアタック合戦がはじまりました。
この結果、ベテランのミラーやフォイクトは逃げ集団に居たチームメイトに役目を託して、自らはアシストに回ると千切れていきました・・・
個人的にはフォイクトは最後、アタックして、勝利はできなくても、敢闘賞に選ばれるようなことを期待していたのですが・・・
そこは自分ではなく、27歳のバークランツに託して行く当たり良いベテランだなぁと思いました。
ちなみにバークランツは今年、第2ステージで優勝し、暫定マイヨジョーヌになりましたが、その昔フォイクトも同じようにマイヨジョーヌを着たことがありました。
そのため、フォイクトはホテルで、バークランツが獲得してきたマイヨジョーヌを見て非常にしみじみしていたようです。ただ、バークランツはあまりにフォイ クトがマイヨジョーヌを羨ましそうにしてるもんだから奪われるんじゃないかと心配したそうですw(ちなみに暫定といえど、一度獲得するとあのジャージは 貰えると聞いたことがあります。フォイクトの時は違ったんでしょうか?)
アタック合戦が続き、アタックしては吸収されを繰り返していましたが、うまくやったのはソジャサンのジュリアン・シモンでした。
15.2km地点で、その前にアタックしたヴァンガーデレンとゴチエが吸収されようとしたときカウンターアタック。
しかもそこは市街地の下りで視界も悪かったのでそれを逆手に取り上手く成功させました。
タイム差は15秒程度獲得すると単独ゴールを目指して踏んでいきます。
残り距離は短いので、後の逃げ集団もシモンを捕まえたいのですがここでも誰が引くのか、行くのかでけん制になって上手くまとまりません。
TJやカドリが飛び出して一時は迫りますが届かず、吸収。
アタックを繰り返した選手は徐々に千切れていきますが、逃げ集団は協調することはなくひたすらアタックを繰り返します。
そんなのだからタイム差は上手く縮まないかと思いきや、シモンも単独で行くには少し厳しかったようで徐々に詰められていきます。
本当に後一歩のところまで逃げます。
残り1.6kmになると後の集団からブルグハートとアルバジーニが飛び出し一気に詰めてきてついにはつかまってしまいました。
しかしシモンは、諦めずアルバジーニの後に付きます。
彼の脚質はスプリンター系なので、脚が無いはずですが、最後に上手く、まくれるかもしれない可能性を捨てなかったようです。
そして最後は後の集団も合流してしまい、逃げ集団でのスプリント勝負になりました。
上手く飛び出したのはアルバジーニで、その後でシモンももがきますがやはり脚が残ってなかったようで加速できません。
アルバジーにかと思ったその時、画面左側から青白のジャージが飛び出してきて、最後上手く刺して、最速でゴールラインを通過しました。
勝ったのはオメガファルマのトレンティでした。
彼はオメガのサードスプリンターだそうです。
最強のスプリンターであるカヴェンディッシュがいるオメガでのスプリンターとなると、サードでも他とはレベルが違うスプリント力でした。
アルバジーニのはるか後から仕掛けたのに伸びに伸びて、加速していき勝ちました。
いや凄い!
彼は普段はカヴの影に隠れてしまう存在ですが、今日は自ら走り、自らの力で大きな勝利を得ました。
まだ25歳なので、今後飛躍していくかもしれません。
最後まで頑張ったシモンですが、11位という結果になってしまいました。
しかし、その絶妙なタイミングでのアタックと、最後まで決して諦めなかった走りが評価されたようで敢闘賞獲得!
最後の死に物狂いで踏む姿を見ていて本気で応援していたので、せめてこうやって報われてくれて非常に嬉しいです。
メイン集団のほうは最後まで大きな動きもトラブルもなくゴールしました。
次はいよいよモンヴァントゥが待っています。
そこで何かが起きる前の静けさのような気がしました。
モンヴァントゥを最後上るだけでなく、242kmの最長ステージで、更にはフランスの革命記念日!
盛り上がりそうです。
特に、ここまで全く良い動きを見せていないヴォクレールが非常に気になります。
ローランが山岳賞狙いになってるので、チームとしてどうするか悩みどころですが、フランス人は黙ってるわけにいかないでしょう。
そして今日は第15ステージ、242.5kmの山岳ステージです。
山岳ステージとは言うものの、殆どが平坦で最後に死の山モンヴァントゥーがあるだけです。
まぁその”だけ”がとてつもなくハードなのですが・・・
最後が、最後だけに総合での動きがあると思われるステージです。
レースは序盤に逃げが決まり10人ほどの選手が逃げました。
その中にはサガンやシャヴァネルの姿もありました。
シャヴァネルは逃げ切りが目的ですがサガンは、モンヴァントゥー前の中間スプリントねらいです。
残り78km地点でタイム差は3分39秒。
メイン集団は最後に備えて、逃げを泳がせます。
モビスターがこの頃は積極的に集団を引いていました。
バルベルデは先日、トラブルにより総合争いから脱落してしまいましたが、クインターナがまだ総合で残ってる上に、新人賞もあるのでそのための動きです。
残り33km地点の中間スプリントでは逃げ集団で多少争いがあるかと思いきや、サガンがあっさりと1位通過しました。
サガンはシャヴァネルなどを警戒していたのですが、全く動きませんでした。
今日は完璧に逃げしか興味がなかったようです。
後のメイン集団ではグライペルとカヴが集団前方に出てきて、特に争うわけもなく通過していきました。
まぁサガンとの差を考えると、逆転は難しいですし、この後の上りのために脚を使いたくないんでしょう。
残り28km地点ではタイム差は2分36秒と少し縮んできました。
この頃からメイン集団はスカイが引き始め、ペースを上げていきます。
逃げ集団では、スカイが追ってきてタイム差が縮んできたことを受けてアタックが発生。
シャヴァネルが一人飛び出します。
追ったのはロア、リブロン、イリサールの3人です。
19km地点ではスカイの強力な引きにタイム差が1分42秒まで縮みました。
そしてこの頃から、有力選手たちも付いていけなくなり、集団から千切れていきます。
良くなかったのは山岳賞ジャージを着ているローランが遅れていったことでした。
今日はかなり暑かったようで、暑さに負けてしまったのでしょうか?
今日は超級山岳の山頂ゴールで1位の選手は一気に50ptも山岳ポイントを獲得できます。このときのローランの保持ポイントは51ptなのでここで遅れると山岳賞は・・・
そんなペースが上がる中、逃げ集団から諦めた選手がぼちぼち集団に吸収されていきます。
17.4km地点では、サガンが吸収されていきました。
しかし、ただで吸収されないのがサガン。
吸収される前には得意の片手手放しウィリーをキメて余裕の表情。
しっかりカメラに映り、アピールしながら吸収されていきました。お前実は本気出せばシャヴァネルについていけただろ・・・
ゴールでやるならまだしもまだ途中だからミスって落車なんかしたら大変だと思うのですが・・・
まぁこの男はヘント~ウェヴェルヘムで独走優勝したときも、かなり疲れがあるはずなのにウィリーしてたくらいなので大丈夫なんでしょう。
そんなサガンは吸収された後は、無理に頑張ることはなくそのまま下がっていきグルペットに
シャヴァネルの逃げは、強力でタイムが縮む速度が上がりません。
14.3km地点ではメイン集団から下がってきたイリサールのアシストを受けてバークランツが飛び出していきます。
なお、本来ならレディオシャックのエースのアンディはここで遅れていきます。
また、今日は活躍したい(フランスの革命記念日なので)ヴォクレールも遅れていきます。
13.6km地点では続いて、ニエベがアタック。
13km地点でバークランツと合流すると26秒先のシャヴァネルを追います。
また、12.7km地点ではついにクインターナがアタック。
かなり軽快に飛び出していきました。
12.6km地点ではシャヴァネルにニエベが追いつきパスしていきます。
シャヴァネルはそこで力尽きてしまい12km地点で吸収されてしまいました。
シャヴァネルもフランス人なので今日は何とか逃げて勝ちたかったのですが・・・
相変わらず、スカイが集団を引き続ける中、11km地点で今度はエヴァンスが遅れていってしまいます。何とかアシストを使って追いますが、差は縮まらずズルズルと下がっていってしまいました。
先頭ではクインターナがニエベと合流すると2人で上っていきます。
集団はペースを緩めることなく進み48秒まで差を縮めました。
バークランツも結局9.6km地点で吸収されてしまいました。
どんどん人数が減っていき、集団を引くのもスカイ最強のアシストのリッチー・ポートになった事で更にペースが上がりタランスキー、クヴィアトコフスキー、バルベルデが遅れていきます。
そのままポートが引き続けるとメイン集団はいつの間にか、ポート、フルーム、コンタドール、クロイツゲルの4人になってしまいました。
クロイツゲルはコンタドールをアシストしようと粘りますが、ポートのスピードについていけず3人になってしまいました。
そうなるとタイム差は一気に縮んでいき7.5km地点では15秒差となってしまいました。
先頭ではニエベが遅れ始めてしまい、クインターナが単独でゴールを目指していきます。
そして7.2km地点。
まだ、ゴールは遠いのですがフルームがアタックを仕掛けました。
コンタドールは反応はしたはずなのですが、あっという間に引き離してしまいました。
6.7km地点でクインターナに追いつきます。
コンタドールは後14秒程度のところに居て、クインターナは好調なのでここは2人で協力していくのかと思いました。
「今日のステージ優勝はあげるから、ここからちょっとアシストしてくれないか?」
なんて言葉をかける手もあったはずです。先日タイムを失ったとはいえ、まだアドバンテージがあり、下手を打って力尽きてしまうより、そっちの方がリスクは少ないはずです。
しかし、フルームは違いました。
合流したと思ったら、そのままアタックしていきます。
クインターナも、ステージ優勝の可能性があるのでここはしっかりチェック。
結局5.8km地点で合流して2人で行きます。
2人は表面上は先頭を交代しながら行きますが、協力する気は無さそうです。
残り3.7km地点。コンタドールたちとの差は30秒程度でした。
ここでフルームは再びアタック、当然クインターナはチェックに入り、まだ食い下がります。
クインターナはコロンビア出身で、ツールの前には2ヶ月地元の標高2600mのところでトレーニングを重ねたそうです。
新人の彼が、ここまでフルームについていけるとは将来が期待できますね。
2人は結局未だ離れることなく、ゴールを目指します。
今日は観客の数が非常に多く、1.5km地点には悪魔おじさんを確認いたしました。
今日はスペシャ衣装で、いつもの赤い服ではなく、黄色のマイヨ・ジョーヌ仕様でした。
残り1.3km。
ここでフルームがなんと4度目のアタック!
彼は安全策やリスクの事を考えないのでしょうか?物凄い闘争心です。
このアタックについにクインターナもついていけませんでした。
こうなるともうフルームを止めれるものは誰もいません。
最後の最後まできっちり踏み、回し、ゴールラインを通過すると右手を高々と挙げてウィニングポーズ!
非常に好調だったクインターナですら、30秒も引き離す大勝利でした。
コンタドールに対しても結局は1分40秒の大差をつけて勝ちました。
コンタドールはせっかく先日、1分9秒のタイムを奪うことに成功したのに今日はそれ以上に失ってしまいました。
まだ今日は最終週前の山岳なのに2位のモレマですら4分14秒、3位のコンタドールは4分25秒も離されてしまいました。
そして、今日ステージ優勝したフルームは、山岳ポイントを50pt獲得して、持ち点が既に33ptあったので合計で83ptで山岳賞もトップに。
それまでトップだったローランは遅れてしまい51ptのまま。
逆にクインターナは2位とニエベが3位となりポイントを稼いでしまったため4位まで交代しました。
山岳賞の順位は
1位 フルーム 83pt
2位 クインターナ 66pt
3位 ニエベ 53pt
4位 ローラン 51pt
今年の山岳賞はマイヨ・ジョーヌ&マイヨ・ア・ポアか、マイヨ・ブラン&マイヨ・ア・ポアになるかも知れません。
山岳だけを狙って山岳賞を取るのではなく、他を狙って走り、純粋に強いので山岳賞を取るなんて・・・フルームとクインターナの走りは恐ろしい限りです。
明日は休息日。
ここまで絶好調なフルームですが、最終週で疲れから体調を崩して失速なんて事にならなければ良いですが・・・
それは他にも言えることですね。
まだ分かりません。
では、今日はここまで。
2013年7月10日水曜日
ツール・ド・フランス 2013 第9、10ステージまとめ
更新を忘れてました。ごめんなさい。
まとめて上げます。
第9ステージ、168.5kmの多数の山岳が設定されている山岳ステージです。
昨日はフルームの圧勝でした。
しかし、明日は休息日となるので他のチームの選手たちも何らかの動きを打ってくるはずです。
先に謝っておきます…
今日のまとめは上手くできてる気がしません。
というのも、今日は朝からレースの応援に行き、午後はBOMAの試乗会で色々なフレームやホイールを乗って疲れていたのか、途中で寝落ちしてましたorz
なので途中の140km~100kmくらいまで展開が飛んでしまいます。
ごめんなさい・・・
そこの部分は、明日以降にシクロワイアードやJspoが動画を上げてくれるはずなのでそちらで確認してください。
更には展開が複雑かつ高速で目まぐるしく変わり、とてもじゃないですけど全てを追えませんでした。
それくらい混迷を極めたレースでした。
レースは序盤からアタックが多発。
明日が休息日という事で賭けに出る選手も多かったようです。
そのため、アタックをするたびにかなりの人数が飛び出してしまい、なかなか容認してもらえません。
そのたびにスカイが集団先頭を引いて潰していきます。
ようやく逃げらしく決まったのは残り156km地点でした。
珍しく、同チームの2名、ガーミンのデイヴィット・ミラーとジャック・バウアーが逃げます。
一時30秒差まで広げますが、それ以上は伸びず徐々にタイム差を縮められていきます。
そして2名が吸収されると再びアタックが発生。
今度は山岳賞を狙うローランや、総合狙いのヘシェダル、新人賞狙いのヴァンガーデレンなどの選手が飛び出します。
ローランが山頂を狙って走りますが、及ばず吸収されます。
結局山頂は手前で飛び出したジャネソンが1位通過、次いでマーティン、ダニエルソンが続きます。
しかし残り140km地点で再び吸収されます。
なお、今日はアタックが多発し、ペースが上がるため、この頃から既にスプリンターたちが遅れてグルペットを形成し始めます。
こんなに速いタイミングでのグルペット形成はタイムアウトが心配されましたが、勝負には関係ないので先に報告しておくと、何とか大丈夫だったようです。
そして、ガーミンを中心に多発するアタックをスカイが何回も追い、更にはケノーが落車するなどの影響でこの頃にはアシストがポートしか残らないというまさかのスカイ崩壊が始まりました。
ここからちょっと展開が跳びます。
残り104kmではローランらが逃げ、
その後にポートもついには遅れてしまい全てのアシストを失ったフルームが居ました。
そしてその後にコンタドールなどの集団があります。
結局残り96km地点でコンタドールはフルームらと合流します。
ここで先頭との差は56秒でした。
残り84.4km地点では先頭にバークランツも合流。タイム差は50秒。
ローラン、バークランツ、デヘント、ヘシェダル、デクレルク、バルデの6人になります。
そのころポートは既に2分近く遅れてしまい。
総合を落とすだけでなく、復帰してフルームのアシストをするのも難しくなってきました。
残り80km地点ではタイム差が32秒まで縮みます。
ここでデヘントがキツそうにしますが、何とか喰らいつきます。
そして3つ目の山岳では1位通過しようとして飛び出し、油断していたローランを抜き去り1位通過していきます。ローランは遅れて2位。
山岳を下り終えた頃、また集団からアタックが発生。
今度はサイモンCが飛び出して生きます・
そして残り64km地点ではまた少し、面白い展開がありました。
完全に遅れたかと思ったポートが息を吹き返し、単独でどんどん追い上げてきます。
その結果、メイン集団では総合を狙うバルベルデを擁するモビスターが先頭に出て集団を引き始めます。
ここで、モビスターが先頭で引くことでフルームは5番手くらいに付き、一定ペースで引くモビスターのアシストを受けるような形になります。
モビスターとしてはポートに合流されたくない&そうすることでポートはタイムを失いバルベルデの順位上昇という意図があったのですが、その結果がフルームのアシストになってしまいました。
ポートがここで踏むのをやめると、この体制は崩壊するのですが、ポートは止めず追います。
ポートは間接的なアシスト、自分が追う事でモビスターにプレッシャーをかけて一定ペースでペースを上げさせフルームのアシストをさせるというとても複雑な展開になります。
多分、狙ってやったわけじゃないですけど、中々見れない展開です。
先頭ではサイモンCが追いつき、ヘシェダル、デヘントは遅れて吸収されていきます。
結果、先頭サイモンCで、それを追う集団がローラン、バルデ、デクレルクの3人、バークランツは少し遅れていき、その後ろにフルームやバルベルデらのメイン集団、そして後からポートが追うという形になります。
4つ目の山岳では、そのままサイモンCが一位通過し、ローランが継ぎます。
下りに入り、残り51.5km地点でサイモンCとローランらが合流して再び4人で逃げていきます。この時点でタイム差は56秒
しかし40km地点ではいよいよ12秒まで縮むと、バルデが最後の足掻きに飛び出します。
ローランらはそのまま吸収されていきます。
バルデも粘りますが、37.8km地点で吸収されていきます。
そしていよいよ最後の山岳へ。
ここは1級で、9.9km平均7.5%の登坂です。
ここでアシストを失い、丸裸になったフルームを落とすことができなければ、今後かなり苦しくなります。
最後の山岳、やはり動くのはモビスターでした。
残り35kmで好調なクインターナがアタックを仕掛けます、フルームはすかさず反応して、睨みを効かせます。
そして、その隙を突いて総合的には関係のない逃がしてもらえるような選手が飛び出します。
ダニエル、フグルサング、ニエベが飛び出しますが成功したのはダニエルとフグルサングのみでした。
このダニエルとフグルサングのアタックは非常に良いタイミングでしっかり決まります。
すぐにタイム差が30秒程度稼ぎました。
そして後の集団では再びクインターナがアタックをしかけ、フルームやコンタドールもすぐさまチェックに入ります。
フルームは下を向いたままで、ワットメータを見てるのか調子が悪いのか今一分かりません。
アタックをしてもすぐさま反応をするので、ライバルたちは徐々に動きが鈍り、更には少しフルームは前に出ると思いっきり眼を飛ばします。
結局その睨みの前にクインターナ以外の選手でアタックを仕掛ける者は出ず、更には何故かクロイツゲルが前に出て手段を引き始めます。
コンタドールのために集団を落ち着かせるのが目的だったのだと思いますが、その動きはフルームをアシストする形になります。
更にはクインターナの攻撃が失敗に終わったことで新人賞の期待もかかるのに体力を消耗させてしまいました。
モビスターはうまくやったようで、全く上手くできませんでした。
結局そのまま山頂を越えます。
その後も小さなアタックは発生しますが、先頭に追いつくことはなく失敗に終わります。
また集団も思いっきり先頭で引くようなチームが出ないので逃げとのタイム差も縮んでいきません。
残り12.9kmで31秒。
普通ならここから一気に詰まっていくはずです。
実際メンバーもそこそこ残り力のあるバルベルデが居るならモビスターは狙っても良いところですが、先の上りで消耗してしまったのか引きません。
その結果ついには2km切ってもタイム差は32秒。
勝負はダニエル、フグルサングの一騎打ちとなりました。
フグルサングは積極的に走りますが、ダニエルの方がとにかく上手く立ち回り、終始フグルサングに引かせていきます。
最後のスプリントでも、トラックレースのようにお互いを睨みあってのスプリントでしたが、ここはフグルサングに引かせて脚を温存したダニエルの方が明らかに力がありました。
ガーミンは序盤から全員が積極的に動き、スカイを崩壊させ、更にはステージ優勝も取るという素晴らしい日でした。
チームとしてもこの日はとにかく積極的に動くことに決めていたようです。
結局、今日はフルームがアシストを全て失い危機的な状況になるものの、他のチームが上手く立ち回れずモビスターとサクソはお互いを攻撃しあって潰しあったりしたためタイムを失うことはありませんでした。
しかしやり方次第ではスカイを崩壊させることもできるということがこれでわかったので、今後のステージで何か動きがあるかもしれません。
それでも、TTでフルームはライバルに更にタイム差を奪っていくはずなので、それだけで倒せるのか?
今日は第10ステージで、197kmの平坦ステージです。
昨日は休息日だったので、選手たちはフレッシュな状態ですが数少ない平坦ステージなのでスプリンター系チームが後半から追い上げて逃がしてはくれません。
また、総合系やTTを狙う選手の場合は明日に備え消耗はしたくありません。
レースは序盤から逃げが決まります。
スプリンター系チームは逃げが決まることは問題ありません。
問題なのは逃げ切られることですから。
今日はその心配が少なく、逃げが決まってくれた方が集団は落ち着いてくれるのでスプリンター系チームも総合系チームもあっさり容認。
シモン、ウェストラ、マテマルドネス、オロス、クザンの5人が逃げます。
残り141km地点ではタイム差が4分32秒まで広がりました。
しかし今日は風が強く、下手な動きをして集団が加速してしまえば明日のTTもあるのにかなり消耗してしまうし、お互いに深刻な遅れをとってしまう可能性もあるので、このタイム差をキープしながら集団は逃げを泳がせます。
そんな落ち着いたレースが進むため、集団はかなりリラックスした状態で走ります。
残り73km地点ではマイヨ・ア・ポアを着ているヨーロッパカーのエース、ピエール・ロランがチームカーまで下がり、ボトル運びをしているシーンがありました。
集団のペースが遅く、チームカーも近かったようで後に下がってもすぐに戻ってこれるの状況でした。
そんな状況なので普段は自分をアシストしてくれているチームメイトに恩返しをして、ちょっとでも楽をしてもらうためでしょうか?
ぼこぼこに膨らんだ山岳賞ジャージは見たことがなかったのでちょっと驚きました。
そして、新城選手と、ロランが並ぶと日本のナショナルチャンピオンジャージとマイヨ・ア・ポアがなんだかペアルックというかお揃いという感じでちょっと面白かったですw
今日は70km地点に中間ポイントが設定されていました。
1~5位は逃げが消化しますが、それ以下にもポイントが付くのでメイン集団では動きが活発になります。
キャノンデールが良く動いていましたが制したのはグライペルでした。
順位はグライペル、サガン、カヴという順でした。
サガンは相変わらず、ポイントを取りこぼさず、なかなかポイント差を大きく詰めさせてくれません。
残り62.5km地点では中間スプリントを目指して集団が加速したためタイム差が2分15秒まで縮みました。
このままでは逃げを早期に捕まえてしまい、新たなアタックも発生してしまう恐れもあるためロットが先頭に出てきては集団にペースを抑えて行こうと合図をします。
ロードレースの面白いところはこういった必ず怠けるところが出てくることですよね。
これも戦略の一つなのですが
みんなでサボれば怖くない!
なんて、他のプロスポーツではあまり考えられないようなことが普通に行われるあたり凄く人間臭くて大好きです。
そして、そうやって気を抜くところはしっかり休んで、やる時はしっかりやるというメリハリをつけた方がいい結果が出せるという点は、日本人的にはいろいろ学ばなければいけませんね。
ついついいつも頑張ろうとしてしまいますから。
残り55.5km地点では今日唯一の4級山岳がありますが、山頂手前でウェストラが飛び出してポイントを取ります。
たった1ポイントで、山岳賞に影響は殆どありませんが、逃げ集団としては下手に争ったりせずに協調して進んでいきたいのでこのようにウェストラが空気を読まずにアタックするのはあまり歓迎されたことではありません。
52km地点で再び合流しますが、他の選手からすこし文句を言われてたようです。
残り38km地点。タイム差は2分2秒。
ここら辺から色々なチームが前に出てきて集団のペースを上げて、逃げ集団とのタイム差を詰めていきます。
29.6km地点ではタイム差が1分7秒まで縮みまります。
かなり向かい風が強く、逃げ集団にはかなりキツイ展開になります。
しかし、どうもゴール前では進行方向が変わるので追い風になる可能性があります。
そうなると、逃げ集団のほうに若干有利に働くので、多少早めに捕まえておきたいところです。
そうなってくると、逃げ集団がつかまるのも秒読みです。
27.9kmで54秒差、ここでオロスが先頭からアタックしていきます。
しかし、向かい風が強く、他が動かなかったため成功せず再び吸収されます。
残り23km地点で45秒差。
ここらあたりになると位置取りが激しくなってきます。
オメガやサクソが積極的に、上がってきます。
20km地点ではベルキンなども上がってきます。
18.8kmで先頭を逃げていたウェストラが力尽き、下がっていって吸収されます。
逃げ集団は残り4人でタイム差は32秒さらに厳しくなります。
15km地点になるとアルゴスも前に上がってきます。更にペースが上がりタイム差は18秒になりました。
8km地点になるとほとんどタイム差がなくなります。
しかし、逃げは諦めず、シモンが最後の足掻きを見せます。
ここから、集団は先頭が見えるのですがなかなか詰まりません。
5.8km地点ではマテマルドネスも飛び出し、5.2km地点では再びシモンが飛び出して粘りまる。
しかし、そこまででついに集団に吸収されて今居ます。
そして、いよいよ集団スプリントに向け、スプリンター系チームがどんどん出てきます。
ここでオリカも上がってきました。
4km地点ではアルゴスとオメガが良いトレインを組みます。
キャノンデールはいつもはトレインを上手く組んでくるのですが、今回は上手く動けません。
3.2km地点ではロットも出てきます。
今日はゴール近くにのぼりもなかったので全てのスプリンターが残っています。
集団はかなりの速度で進みます。
この頃の巡航速度は何と65km/h!
そんな速度で、ひじが触れ合うような距離で走るなんて…
残り1.7km各チームのトレインがひしめく中、キャノンデールは全くチームとして動けませんでしたが、サガンは上手く、先頭に残りオメガファルマのトレインを上手く利用してカヴの後に張り付きます。
残り1.3km、ここで上手く出てきたのはアルゴスでした。
エースのキッテルを連れて発射準備完了です。
ここで後には新城の姿もありました。
厳しい位置だったので、勝利の期待は薄でしたが、そもそもそこに残れてることが私が自転車に乗り始めた頃や別府選手が今中選手に次いでようやくツールに出た頃から考えるとまるで想像できなかったので無茶苦茶凄いことなんですよね…
最後、先に仕掛けたのは好調なグライペルでした。
少し手前からロングスパートを仕掛けますが、その後からアルゴストレインがキッテルを発射。
更に後からはカヴが追撃します。
しかし、ここでトラブルが起きます。
キッテルを発射した、アルゴスのアシストの選手が下がってきたのですが、その選手にカヴがひじ?肩?を引っ掛けて接触してしまい相手が落車してしまうという事件がありました。
幸い、相手は上手く転んだため骨を折ったり大怪我というわけではなかったようです(それでも65km/hでの落車ですが)
もしかしたらポイント剥奪などの処分があるかもしれません。
カヴもわざとやったわけでは無いようで、引っ掛けた後は後を振り向いてスプリントをやめてましたし、その後に謝罪もしたようです。(言い訳も結構してたみたいですが)
そしてそんな事が後方で起きてる中でグライペルがゴールへ向かって突き進みますが、少しかけるのは速すぎた上に、しっかり発射されたキッテルの勢いはそれを上回っていました。
最後、しっかり加速しきったキッテルがグライペルをまくり上げ、ゴール。
アルゴスは不運なことがありましたが、これで何とか報われたかな?
グライペルは他のスプリンターに比べ1歩前へ、2勝目をあげました。
土井選手がツイッターで今日の状況はキッテル向きで、今日はアルゴスの日になると予想してましたが的中でした。
元チームメイトなので我々より遥かによく分かってるのでしょう。
ちなみに、今日の私の優勝予想はグライペルでした・・・グライペルも惜しかった!
明日はモンサンミッシェルでの個人TTですが、その後も少し平坦ステージが続きます。
明日はフルームが他を圧倒してしまうのか?
優勝筆頭候補のマルティンはどこまで回復してるのか?
エヴァンス、コンタドールはどうなるのか?
バルベルデは大丈夫?
案外ポートが大活躍?
大好きなカンチェラーラが居ないTTは退屈かと思っていましたが予想以上に面白いことになりそうです。
では、今日はここまで。
P.S
今日、仕事から帰ってきて時間がなかったのでクーラーのない部屋の中で扇風機に当たりながらローラーを回してましたが少し熱中症になりました。
扇風機に当たっていればかいた汗で冷却されるので大丈夫かと油断していましたが、流石にこの季節はダメですね。
皆さんもお気をつけください。
まとめて上げます。
第9ステージ、168.5kmの多数の山岳が設定されている山岳ステージです。
昨日はフルームの圧勝でした。
しかし、明日は休息日となるので他のチームの選手たちも何らかの動きを打ってくるはずです。
先に謝っておきます…
今日のまとめは上手くできてる気がしません。
というのも、今日は朝からレースの応援に行き、午後はBOMAの試乗会で色々なフレームやホイールを乗って疲れていたのか、途中で寝落ちしてましたorz
なので途中の140km~100kmくらいまで展開が飛んでしまいます。
ごめんなさい・・・
そこの部分は、明日以降にシクロワイアードやJspoが動画を上げてくれるはずなのでそちらで確認してください。
更には展開が複雑かつ高速で目まぐるしく変わり、とてもじゃないですけど全てを追えませんでした。
それくらい混迷を極めたレースでした。
レースは序盤からアタックが多発。
明日が休息日という事で賭けに出る選手も多かったようです。
そのため、アタックをするたびにかなりの人数が飛び出してしまい、なかなか容認してもらえません。
そのたびにスカイが集団先頭を引いて潰していきます。
ようやく逃げらしく決まったのは残り156km地点でした。
珍しく、同チームの2名、ガーミンのデイヴィット・ミラーとジャック・バウアーが逃げます。
一時30秒差まで広げますが、それ以上は伸びず徐々にタイム差を縮められていきます。
そして2名が吸収されると再びアタックが発生。
今度は山岳賞を狙うローランや、総合狙いのヘシェダル、新人賞狙いのヴァンガーデレンなどの選手が飛び出します。
ローランが山頂を狙って走りますが、及ばず吸収されます。
結局山頂は手前で飛び出したジャネソンが1位通過、次いでマーティン、ダニエルソンが続きます。
しかし残り140km地点で再び吸収されます。
なお、今日はアタックが多発し、ペースが上がるため、この頃から既にスプリンターたちが遅れてグルペットを形成し始めます。
こんなに速いタイミングでのグルペット形成はタイムアウトが心配されましたが、勝負には関係ないので先に報告しておくと、何とか大丈夫だったようです。
そして、ガーミンを中心に多発するアタックをスカイが何回も追い、更にはケノーが落車するなどの影響でこの頃にはアシストがポートしか残らないというまさかのスカイ崩壊が始まりました。
ここからちょっと展開が跳びます。
残り104kmではローランらが逃げ、
その後にポートもついには遅れてしまい全てのアシストを失ったフルームが居ました。
そしてその後にコンタドールなどの集団があります。
結局残り96km地点でコンタドールはフルームらと合流します。
ここで先頭との差は56秒でした。
残り84.4km地点では先頭にバークランツも合流。タイム差は50秒。
ローラン、バークランツ、デヘント、ヘシェダル、デクレルク、バルデの6人になります。
そのころポートは既に2分近く遅れてしまい。
総合を落とすだけでなく、復帰してフルームのアシストをするのも難しくなってきました。
残り80km地点ではタイム差が32秒まで縮みます。
ここでデヘントがキツそうにしますが、何とか喰らいつきます。
そして3つ目の山岳では1位通過しようとして飛び出し、油断していたローランを抜き去り1位通過していきます。ローランは遅れて2位。
山岳を下り終えた頃、また集団からアタックが発生。
今度はサイモンCが飛び出して生きます・
そして残り64km地点ではまた少し、面白い展開がありました。
完全に遅れたかと思ったポートが息を吹き返し、単独でどんどん追い上げてきます。
その結果、メイン集団では総合を狙うバルベルデを擁するモビスターが先頭に出て集団を引き始めます。
ここで、モビスターが先頭で引くことでフルームは5番手くらいに付き、一定ペースで引くモビスターのアシストを受けるような形になります。
モビスターとしてはポートに合流されたくない&そうすることでポートはタイムを失いバルベルデの順位上昇という意図があったのですが、その結果がフルームのアシストになってしまいました。
ポートがここで踏むのをやめると、この体制は崩壊するのですが、ポートは止めず追います。
ポートは間接的なアシスト、自分が追う事でモビスターにプレッシャーをかけて一定ペースでペースを上げさせフルームのアシストをさせるというとても複雑な展開になります。
多分、狙ってやったわけじゃないですけど、中々見れない展開です。
先頭ではサイモンCが追いつき、ヘシェダル、デヘントは遅れて吸収されていきます。
結果、先頭サイモンCで、それを追う集団がローラン、バルデ、デクレルクの3人、バークランツは少し遅れていき、その後ろにフルームやバルベルデらのメイン集団、そして後からポートが追うという形になります。
4つ目の山岳では、そのままサイモンCが一位通過し、ローランが継ぎます。
下りに入り、残り51.5km地点でサイモンCとローランらが合流して再び4人で逃げていきます。この時点でタイム差は56秒
しかし40km地点ではいよいよ12秒まで縮むと、バルデが最後の足掻きに飛び出します。
ローランらはそのまま吸収されていきます。
バルデも粘りますが、37.8km地点で吸収されていきます。
そしていよいよ最後の山岳へ。
ここは1級で、9.9km平均7.5%の登坂です。
ここでアシストを失い、丸裸になったフルームを落とすことができなければ、今後かなり苦しくなります。
最後の山岳、やはり動くのはモビスターでした。
残り35kmで好調なクインターナがアタックを仕掛けます、フルームはすかさず反応して、睨みを効かせます。
そして、その隙を突いて総合的には関係のない逃がしてもらえるような選手が飛び出します。
ダニエル、フグルサング、ニエベが飛び出しますが成功したのはダニエルとフグルサングのみでした。
このダニエルとフグルサングのアタックは非常に良いタイミングでしっかり決まります。
すぐにタイム差が30秒程度稼ぎました。
そして後の集団では再びクインターナがアタックをしかけ、フルームやコンタドールもすぐさまチェックに入ります。
フルームは下を向いたままで、ワットメータを見てるのか調子が悪いのか今一分かりません。
アタックをしてもすぐさま反応をするので、ライバルたちは徐々に動きが鈍り、更には少しフルームは前に出ると思いっきり眼を飛ばします。
結局その睨みの前にクインターナ以外の選手でアタックを仕掛ける者は出ず、更には何故かクロイツゲルが前に出て手段を引き始めます。
コンタドールのために集団を落ち着かせるのが目的だったのだと思いますが、その動きはフルームをアシストする形になります。
更にはクインターナの攻撃が失敗に終わったことで新人賞の期待もかかるのに体力を消耗させてしまいました。
モビスターはうまくやったようで、全く上手くできませんでした。
結局そのまま山頂を越えます。
その後も小さなアタックは発生しますが、先頭に追いつくことはなく失敗に終わります。
また集団も思いっきり先頭で引くようなチームが出ないので逃げとのタイム差も縮んでいきません。
残り12.9kmで31秒。
普通ならここから一気に詰まっていくはずです。
実際メンバーもそこそこ残り力のあるバルベルデが居るならモビスターは狙っても良いところですが、先の上りで消耗してしまったのか引きません。
その結果ついには2km切ってもタイム差は32秒。
勝負はダニエル、フグルサングの一騎打ちとなりました。
フグルサングは積極的に走りますが、ダニエルの方がとにかく上手く立ち回り、終始フグルサングに引かせていきます。
最後のスプリントでも、トラックレースのようにお互いを睨みあってのスプリントでしたが、ここはフグルサングに引かせて脚を温存したダニエルの方が明らかに力がありました。
ガーミンは序盤から全員が積極的に動き、スカイを崩壊させ、更にはステージ優勝も取るという素晴らしい日でした。
チームとしてもこの日はとにかく積極的に動くことに決めていたようです。
結局、今日はフルームがアシストを全て失い危機的な状況になるものの、他のチームが上手く立ち回れずモビスターとサクソはお互いを攻撃しあって潰しあったりしたためタイムを失うことはありませんでした。
しかしやり方次第ではスカイを崩壊させることもできるということがこれでわかったので、今後のステージで何か動きがあるかもしれません。
それでも、TTでフルームはライバルに更にタイム差を奪っていくはずなので、それだけで倒せるのか?
今日は第10ステージで、197kmの平坦ステージです。
昨日は休息日だったので、選手たちはフレッシュな状態ですが数少ない平坦ステージなのでスプリンター系チームが後半から追い上げて逃がしてはくれません。
また、総合系やTTを狙う選手の場合は明日に備え消耗はしたくありません。
レースは序盤から逃げが決まります。
スプリンター系チームは逃げが決まることは問題ありません。
問題なのは逃げ切られることですから。
今日はその心配が少なく、逃げが決まってくれた方が集団は落ち着いてくれるのでスプリンター系チームも総合系チームもあっさり容認。
シモン、ウェストラ、マテマルドネス、オロス、クザンの5人が逃げます。
残り141km地点ではタイム差が4分32秒まで広がりました。
しかし今日は風が強く、下手な動きをして集団が加速してしまえば明日のTTもあるのにかなり消耗してしまうし、お互いに深刻な遅れをとってしまう可能性もあるので、このタイム差をキープしながら集団は逃げを泳がせます。
そんな落ち着いたレースが進むため、集団はかなりリラックスした状態で走ります。
残り73km地点ではマイヨ・ア・ポアを着ているヨーロッパカーのエース、ピエール・ロランがチームカーまで下がり、ボトル運びをしているシーンがありました。
集団のペースが遅く、チームカーも近かったようで後に下がってもすぐに戻ってこれるの状況でした。
そんな状況なので普段は自分をアシストしてくれているチームメイトに恩返しをして、ちょっとでも楽をしてもらうためでしょうか?
ぼこぼこに膨らんだ山岳賞ジャージは見たことがなかったのでちょっと驚きました。
そして、新城選手と、ロランが並ぶと日本のナショナルチャンピオンジャージとマイヨ・ア・ポアがなんだかペアルックというかお揃いという感じでちょっと面白かったですw
今日は70km地点に中間ポイントが設定されていました。
1~5位は逃げが消化しますが、それ以下にもポイントが付くのでメイン集団では動きが活発になります。
キャノンデールが良く動いていましたが制したのはグライペルでした。
順位はグライペル、サガン、カヴという順でした。
サガンは相変わらず、ポイントを取りこぼさず、なかなかポイント差を大きく詰めさせてくれません。
残り62.5km地点では中間スプリントを目指して集団が加速したためタイム差が2分15秒まで縮みました。
このままでは逃げを早期に捕まえてしまい、新たなアタックも発生してしまう恐れもあるためロットが先頭に出てきては集団にペースを抑えて行こうと合図をします。
ロードレースの面白いところはこういった必ず怠けるところが出てくることですよね。
これも戦略の一つなのですが
みんなでサボれば怖くない!
なんて、他のプロスポーツではあまり考えられないようなことが普通に行われるあたり凄く人間臭くて大好きです。
そして、そうやって気を抜くところはしっかり休んで、やる時はしっかりやるというメリハリをつけた方がいい結果が出せるという点は、日本人的にはいろいろ学ばなければいけませんね。
ついついいつも頑張ろうとしてしまいますから。
残り55.5km地点では今日唯一の4級山岳がありますが、山頂手前でウェストラが飛び出してポイントを取ります。
たった1ポイントで、山岳賞に影響は殆どありませんが、逃げ集団としては下手に争ったりせずに協調して進んでいきたいのでこのようにウェストラが空気を読まずにアタックするのはあまり歓迎されたことではありません。
52km地点で再び合流しますが、他の選手からすこし文句を言われてたようです。
残り38km地点。タイム差は2分2秒。
ここら辺から色々なチームが前に出てきて集団のペースを上げて、逃げ集団とのタイム差を詰めていきます。
29.6km地点ではタイム差が1分7秒まで縮みまります。
かなり向かい風が強く、逃げ集団にはかなりキツイ展開になります。
しかし、どうもゴール前では進行方向が変わるので追い風になる可能性があります。
そうなると、逃げ集団のほうに若干有利に働くので、多少早めに捕まえておきたいところです。
そうなってくると、逃げ集団がつかまるのも秒読みです。
27.9kmで54秒差、ここでオロスが先頭からアタックしていきます。
しかし、向かい風が強く、他が動かなかったため成功せず再び吸収されます。
残り23km地点で45秒差。
ここらあたりになると位置取りが激しくなってきます。
オメガやサクソが積極的に、上がってきます。
20km地点ではベルキンなども上がってきます。
18.8kmで先頭を逃げていたウェストラが力尽き、下がっていって吸収されます。
逃げ集団は残り4人でタイム差は32秒さらに厳しくなります。
15km地点になるとアルゴスも前に上がってきます。更にペースが上がりタイム差は18秒になりました。
8km地点になるとほとんどタイム差がなくなります。
しかし、逃げは諦めず、シモンが最後の足掻きを見せます。
ここから、集団は先頭が見えるのですがなかなか詰まりません。
5.8km地点ではマテマルドネスも飛び出し、5.2km地点では再びシモンが飛び出して粘りまる。
しかし、そこまででついに集団に吸収されて今居ます。
そして、いよいよ集団スプリントに向け、スプリンター系チームがどんどん出てきます。
ここでオリカも上がってきました。
4km地点ではアルゴスとオメガが良いトレインを組みます。
キャノンデールはいつもはトレインを上手く組んでくるのですが、今回は上手く動けません。
3.2km地点ではロットも出てきます。
今日はゴール近くにのぼりもなかったので全てのスプリンターが残っています。
集団はかなりの速度で進みます。
この頃の巡航速度は何と65km/h!
そんな速度で、ひじが触れ合うような距離で走るなんて…
残り1.7km各チームのトレインがひしめく中、キャノンデールは全くチームとして動けませんでしたが、サガンは上手く、先頭に残りオメガファルマのトレインを上手く利用してカヴの後に張り付きます。
残り1.3km、ここで上手く出てきたのはアルゴスでした。
エースのキッテルを連れて発射準備完了です。
ここで後には新城の姿もありました。
厳しい位置だったので、勝利の期待は薄でしたが、そもそもそこに残れてることが私が自転車に乗り始めた頃や別府選手が今中選手に次いでようやくツールに出た頃から考えるとまるで想像できなかったので無茶苦茶凄いことなんですよね…
最後、先に仕掛けたのは好調なグライペルでした。
少し手前からロングスパートを仕掛けますが、その後からアルゴストレインがキッテルを発射。
更に後からはカヴが追撃します。
しかし、ここでトラブルが起きます。
キッテルを発射した、アルゴスのアシストの選手が下がってきたのですが、その選手にカヴがひじ?肩?を引っ掛けて接触してしまい相手が落車してしまうという事件がありました。
幸い、相手は上手く転んだため骨を折ったり大怪我というわけではなかったようです(それでも65km/hでの落車ですが)
もしかしたらポイント剥奪などの処分があるかもしれません。
カヴもわざとやったわけでは無いようで、引っ掛けた後は後を振り向いてスプリントをやめてましたし、その後に謝罪もしたようです。(言い訳も結構してたみたいですが)
そしてそんな事が後方で起きてる中でグライペルがゴールへ向かって突き進みますが、少しかけるのは速すぎた上に、しっかり発射されたキッテルの勢いはそれを上回っていました。
最後、しっかり加速しきったキッテルがグライペルをまくり上げ、ゴール。
アルゴスは不運なことがありましたが、これで何とか報われたかな?
グライペルは他のスプリンターに比べ1歩前へ、2勝目をあげました。
土井選手がツイッターで今日の状況はキッテル向きで、今日はアルゴスの日になると予想してましたが的中でした。
元チームメイトなので我々より遥かによく分かってるのでしょう。
ちなみに、今日の私の優勝予想はグライペルでした・・・グライペルも惜しかった!
明日はモンサンミッシェルでの個人TTですが、その後も少し平坦ステージが続きます。
明日はフルームが他を圧倒してしまうのか?
優勝筆頭候補のマルティンはどこまで回復してるのか?
エヴァンス、コンタドールはどうなるのか?
バルベルデは大丈夫?
案外ポートが大活躍?
大好きなカンチェラーラが居ないTTは退屈かと思っていましたが予想以上に面白いことになりそうです。
では、今日はここまで。
P.S
今日、仕事から帰ってきて時間がなかったのでクーラーのない部屋の中で扇風機に当たりながらローラーを回してましたが少し熱中症になりました。
扇風機に当たっていればかいた汗で冷却されるので大丈夫かと油断していましたが、流石にこの季節はダメですね。
皆さんもお気をつけください。
2013年7月7日日曜日
ツール・ド・フランス 2013 第8ステージまとめ
Bon soir! TORIALです。
今日は第8ステージ。195kmの山岳ステージで、いよいよピレネー突入です。
今日は超級山岳を超えたら1級山岳があり、山頂ゴールになってます。
そのため、総合だけでなく山岳賞狙いの選手の動きも気になります。
いつもの様に序盤から逃げが決まりました。
フーガランド、モラード、リブロン、マリノの4人が逃げます。
タイム差は残り85km地点で6分以上まで広がりますが、今日はご覧の様に超級、1級と山岳があるので登りに入って、総合勢などが動き出すとすぐにタイム差は消されてしまいます。
中間まではとりあえず逃げつづけ、フーガランド、モラード、マリノ、リブロンの順で通過。
メイン集団では、またキャノンデールがトレインを組み積極的に引きます。
上手く運んでサガンを発射かと思いきや、サガンの後ろについていたグライペルが先に仕掛けて、上手くやり5位で通過。
しかしサガンもグライペルの後ろに付き6位通過、ついでカウ゛でした。
グライペルは僅かにサガンとのポイントを詰めましたが、まだpt差あります。
サガンは無理に1位を取らなくても、2~3位で手堅くポイントを取りこぼさなければジャージを失う危険性は少ないので今後はどうするんでしょう?
他のチームは何とかサガンに攻撃したいはずですが、下手をすれば昨日のようなキャノンデールの攻撃を再びされてしまうので難しいところです。
残り57km地点から、スカイ、サクソ、ベルキン、モビスターがトレインを組みペースを上げ始めます。
そうなるとどんどんタイム差は縮まり、残り48km地点で2分差まで縮みます。
そのため、逃げ集団でもフーガランドがアタックしますが決まりません。
フーガランドはダメでしたが、上り口の残り44km地点でリブロンが仕掛けて、一人飛び出していきました。
なお、メイン集団ではいつもの様にグライペルやカウ゛などのスプリンターが遅れていきグルペットを形成したようです。
飛び出したリブロンは粘りますがタイム差は約1分まで縮んできました。
そうなると、集団からは飛び出す選手が出て起案す。
40km地点では、ヘーシングが飛び出し、39km地点ではヴォクレールが飛び出しました。
38km地点でリブロンの集団との差は1分28秒、遅れること48秒でヘーシング、1分でヴォクレールとなります。
そして、去年は病に伏せてツールには出場?できなかった悪魔おじさんですが、今日は37km地点で確認しました。
元気になってよかった!!(また、どこだったか忘れましたが、子供の悪魔、小悪魔?子悪魔?も居ましたw)
また、この頃からスカイが集団をコントロールし、キリエンカが表情一つ変えず、一人で、ただひたすら淡々と、そして恐ろしい速度で引き続けます。
去年はモビスターに居た選手ですが、一人淡々と、一切ペースを崩さずに走り続け、一人チームスカイなどと言われてましたが、今年は本当にスカイに移籍しました。
チームの戦術と、選手の特徴が完璧にマッチしてるので恐ろしい活躍を見せてくれます。
その結果、ヘシェダルやタラマエなども遅れていきます。
しかし、そんなペースの中飛び出した選手がいました。
モビスターのクインターナです。
あっという間にヴォクレールに追いつくと抜き去り、更にはヘーシングもかわして行きます。
なお、このクインターナの走りを見たヴォクレール社長はやる気スイッチがOFFになってしまったようでどんどん下がり、ついには集団からすら千切れていきました…残念。
スカイのキリエンカの鬼引きで集団はどんどん小さくなります。
33.9km地点ではヘーシングが吸収されていきます。
また、先頭ではクインターナがリブロンに追いつきました。
リブロンは何とかクインターナについていこうとするものの結局、付いていけず下がっていきます。
この時点でのタイム差は43秒です。
そして、32.9km地点で今度はローランが飛び出していきます。少し遅れてアントンも飛び出していきました。
ローランはこの山岳でポイントを稼げば再び山岳賞ジャージの可能性もあるのでそのための動きでしょうが、総合はどうするんでしょう?
山岳狙いのヴォクレールがダメだから、ローランが山岳に変更?
ヴォクレールはステージ狙いにでもするのでしょうか?
31.8km地点でローランがリブロンを抜きました。
そして31km地点でクインターナ先頭、次いでローランが40秒遅れ、その後にアントンという形になります。
しかしアントンはこの後吸収されていってしまいました。
なおこの頃、キリエンカは仕事を終えて下がっていったのですが、新人賞に期待がかかるヴァンがーデレンが集団から遅れていきました。
結局、超級山岳はクインターナ、ローランの順で通過。
山頂手前で、エウスカルテルのニエベが飛び出し、何とか3位通過していきます。
エウスカルテルは山で活躍したいチームなので本当はアントンで1位通過したかったでしょうが、できなかったので何とか3位は守りたいという意思だったんだと思います。
ここからは約20kmの長いダウンヒルです。
ここで、相変わらずSKYが良いペースで下っていきます。
なおこの、下りで総合に期待がかかるティボ・ピノーが遅れていきます。
どうやらハンガーノックになってしまったのかまるでペースが上がりません。
しかもこの後、メカトラもあり大きくここで後退してしまいます。
残り8.8km地点でタイム差は22秒
ここでローランが、クインターナに追いつき合流します。
そして最後の1級の上りに入っていきます。
このまま2人で行くかと思いきや、ローランがついていけません。
それを確認するとクインターナはちょっとダンシングして加速したらシッティングでスイスイ。
あっさり置き去りにしていきました。
残り7.2kmで結局ローランは結局吸収されます。
この頃からスカイは最後の、そして最強のアシストのリッチー・ポートが引き始めます。
このペースもとてつもなく早く。
アンディやエヴァンスなどがまず遅れていきます。
6.3km地点ではアントンやルイコスタも遅れ、メイン集団だったものはフルームやコンタドール、バルベルデなどのほんの数人になってしまいました。
5.9km地点ではテンダムや激坂の名手ホアキンも遅れていってしまいます。
懸命に逃げたクインターナですが残り5kmでついにポートたちに吸収されていきます。
そしてこの頃から、コンタドールが遅れ始めました。
そして、それを見て動いたのは何とフルーム。
一気に飛び出していきます。このアタックにはだれも付いていけません。
そのままどんどん差を広げていきます。
そして、それまでアシストしていたポートも周りの動きが鈍いことを感じると、何と4.5km地点で自分もペースを上げていきます。
本来なら、これはあまり良くない(チーム無いの下克上の危険もある)
しかし、フルームのペースはポートより遥かに速いので、チーム的に他の選手を圧倒し、心を折るためにもその許可が出たのでしょうか?
こればっかりは推測なのですが、事実としてポートが他を置き去りにしてペースを上げていきました。
そのままフルームは完全に独走状態。
しかも、かなり追い込んだ走りを見せます。
頭から水をかけ、歯を食いしばり、ひたすら回していきます。
恐らく心拍強度は90%を超える無酸素領域に入っている強度だと思います。
ゴールを目指し、まるで獲物を追う狼のように獰猛に加速して行きます。
残り1km、フラムルージュを過ぎるこの時点でも十分なタイム差があるにも関わらず、フルームはダンシングして更に加速していきます。
あっという間に残り500mを過ぎると、最後まで決して踏むのをやめず、ガッツポーズをする素振りすら見せず走り続けます。
そのまま独走、完全勝利でゴール。
そしてゴールラインを超えてようやくガッツポーズを見せました。
1秒たりとも無駄にせず、徹底的に相手からリードを奪う超攻撃的な走りでした。
なお、フルームの最後の山岳での、この走りですが過去のデータと比較するとランスの時代より約2%速く、ここ4~5年では4.5%も速く上ったそうです。
何という身体能力、そして精神力と闘争心でしょう。
この圧倒的な走りの前に、結局2位になったポートですら51秒遅れ、ポートを必死に追ったバルベルデでも1分8秒遅れ、コンタドールは1分45秒、エヴァンスは4分36秒も遅れてしまいました。
もう、ライバルは意気消沈ではないでしょうか。
ちょっと圧倒的過ぎました。
その結果、フルームは当然マイヨ・ジョーヌを獲得したのですが、最後の1級を1位で通過し、その前の超級を実は6位で通過していたので、持ち点1ptと合わせたポイントは
1 + 10 + 20 = 31pt
となり、一方で超級を2位通過したローランは持ち点の11ptに加えて20pt獲得し
こちらも31ptとなりポイントが並びました。
規定により、ステージ優勝してるフルームの方に優先権があるため、何と山岳賞もフルームです。(ただしフルームはマイヨ・ジョーヌを着るので繰り下げで、明日はマイヨ・グランペールはローランが着ます)
今日で、フルームの総合優勝がかなり濃くなってきたと思います。
本当に圧倒的な走りでした。
しかし、この走りを見て思ったのは、無理だとは思いますがフルームがマイヨ・ジョーヌのみならず、同時にマイヨ・グランペールも獲得してくれないかという風に思いました。
私はクライマーなので山を征するものが全てを征すというのを、見てみたいんですよ。
もし、それが見れるならクライマーの一つの目標になると思いますから。
明日以降のステージも楽しみですが勢い止まらないと、何か明日も更にリードを広げてしまうような・・・
では、今日はここまで。
Bonne nuit!
P.S
ちなみに、今年もフルーム節は健在なようでゴール後のインタビューでライバルは誰かと聞かれたときに「リッチー・ポートだよ!」と答えたそうですw
いやー、ウィギンスとは違って(※批判してるわけじゃありません)TV的には非常に面白く、ネタになるキャラですねw
今日は第8ステージ。195kmの山岳ステージで、いよいよピレネー突入です。
今日は超級山岳を超えたら1級山岳があり、山頂ゴールになってます。
そのため、総合だけでなく山岳賞狙いの選手の動きも気になります。
いつもの様に序盤から逃げが決まりました。
フーガランド、モラード、リブロン、マリノの4人が逃げます。
タイム差は残り85km地点で6分以上まで広がりますが、今日はご覧の様に超級、1級と山岳があるので登りに入って、総合勢などが動き出すとすぐにタイム差は消されてしまいます。
中間まではとりあえず逃げつづけ、フーガランド、モラード、マリノ、リブロンの順で通過。
メイン集団では、またキャノンデールがトレインを組み積極的に引きます。
上手く運んでサガンを発射かと思いきや、サガンの後ろについていたグライペルが先に仕掛けて、上手くやり5位で通過。
しかしサガンもグライペルの後ろに付き6位通過、ついでカウ゛でした。
グライペルは僅かにサガンとのポイントを詰めましたが、まだpt差あります。
サガンは無理に1位を取らなくても、2~3位で手堅くポイントを取りこぼさなければジャージを失う危険性は少ないので今後はどうするんでしょう?
他のチームは何とかサガンに攻撃したいはずですが、下手をすれば昨日のようなキャノンデールの攻撃を再びされてしまうので難しいところです。
残り57km地点から、スカイ、サクソ、ベルキン、モビスターがトレインを組みペースを上げ始めます。
そうなるとどんどんタイム差は縮まり、残り48km地点で2分差まで縮みます。
そのため、逃げ集団でもフーガランドがアタックしますが決まりません。
フーガランドはダメでしたが、上り口の残り44km地点でリブロンが仕掛けて、一人飛び出していきました。
なお、メイン集団ではいつもの様にグライペルやカウ゛などのスプリンターが遅れていきグルペットを形成したようです。
飛び出したリブロンは粘りますがタイム差は約1分まで縮んできました。
そうなると、集団からは飛び出す選手が出て起案す。
40km地点では、ヘーシングが飛び出し、39km地点ではヴォクレールが飛び出しました。
38km地点でリブロンの集団との差は1分28秒、遅れること48秒でヘーシング、1分でヴォクレールとなります。
そして、去年は病に伏せてツールには出場?できなかった悪魔おじさんですが、今日は37km地点で確認しました。
元気になってよかった!!(また、どこだったか忘れましたが、子供の悪魔、小悪魔?子悪魔?も居ましたw)
また、この頃からスカイが集団をコントロールし、キリエンカが表情一つ変えず、一人で、ただひたすら淡々と、そして恐ろしい速度で引き続けます。
去年はモビスターに居た選手ですが、一人淡々と、一切ペースを崩さずに走り続け、一人チームスカイなどと言われてましたが、今年は本当にスカイに移籍しました。
チームの戦術と、選手の特徴が完璧にマッチしてるので恐ろしい活躍を見せてくれます。
その結果、ヘシェダルやタラマエなども遅れていきます。
しかし、そんなペースの中飛び出した選手がいました。
モビスターのクインターナです。
あっという間にヴォクレールに追いつくと抜き去り、更にはヘーシングもかわして行きます。
なお、このクインターナの走りを見たヴォクレール社長はやる気スイッチがOFFになってしまったようでどんどん下がり、ついには集団からすら千切れていきました…残念。
スカイのキリエンカの鬼引きで集団はどんどん小さくなります。
33.9km地点ではヘーシングが吸収されていきます。
また、先頭ではクインターナがリブロンに追いつきました。
リブロンは何とかクインターナについていこうとするものの結局、付いていけず下がっていきます。
この時点でのタイム差は43秒です。
そして、32.9km地点で今度はローランが飛び出していきます。少し遅れてアントンも飛び出していきました。
ローランはこの山岳でポイントを稼げば再び山岳賞ジャージの可能性もあるのでそのための動きでしょうが、総合はどうするんでしょう?
山岳狙いのヴォクレールがダメだから、ローランが山岳に変更?
ヴォクレールはステージ狙いにでもするのでしょうか?
31.8km地点でローランがリブロンを抜きました。
そして31km地点でクインターナ先頭、次いでローランが40秒遅れ、その後にアントンという形になります。
しかしアントンはこの後吸収されていってしまいました。
なおこの頃、キリエンカは仕事を終えて下がっていったのですが、新人賞に期待がかかるヴァンがーデレンが集団から遅れていきました。
結局、超級山岳はクインターナ、ローランの順で通過。
山頂手前で、エウスカルテルのニエベが飛び出し、何とか3位通過していきます。
エウスカルテルは山で活躍したいチームなので本当はアントンで1位通過したかったでしょうが、できなかったので何とか3位は守りたいという意思だったんだと思います。
ここからは約20kmの長いダウンヒルです。
ここで、相変わらずSKYが良いペースで下っていきます。
なおこの、下りで総合に期待がかかるティボ・ピノーが遅れていきます。
どうやらハンガーノックになってしまったのかまるでペースが上がりません。
しかもこの後、メカトラもあり大きくここで後退してしまいます。
残り8.8km地点でタイム差は22秒
ここでローランが、クインターナに追いつき合流します。
そして最後の1級の上りに入っていきます。
このまま2人で行くかと思いきや、ローランがついていけません。
それを確認するとクインターナはちょっとダンシングして加速したらシッティングでスイスイ。
あっさり置き去りにしていきました。
残り7.2kmで結局ローランは結局吸収されます。
この頃からスカイは最後の、そして最強のアシストのリッチー・ポートが引き始めます。
このペースもとてつもなく早く。
アンディやエヴァンスなどがまず遅れていきます。
6.3km地点ではアントンやルイコスタも遅れ、メイン集団だったものはフルームやコンタドール、バルベルデなどのほんの数人になってしまいました。
5.9km地点ではテンダムや激坂の名手ホアキンも遅れていってしまいます。
懸命に逃げたクインターナですが残り5kmでついにポートたちに吸収されていきます。
そしてこの頃から、コンタドールが遅れ始めました。
そして、それを見て動いたのは何とフルーム。
一気に飛び出していきます。このアタックにはだれも付いていけません。
そのままどんどん差を広げていきます。
そして、それまでアシストしていたポートも周りの動きが鈍いことを感じると、何と4.5km地点で自分もペースを上げていきます。
本来なら、これはあまり良くない(チーム無いの下克上の危険もある)
しかし、フルームのペースはポートより遥かに速いので、チーム的に他の選手を圧倒し、心を折るためにもその許可が出たのでしょうか?
こればっかりは推測なのですが、事実としてポートが他を置き去りにしてペースを上げていきました。
そのままフルームは完全に独走状態。
しかも、かなり追い込んだ走りを見せます。
頭から水をかけ、歯を食いしばり、ひたすら回していきます。
恐らく心拍強度は90%を超える無酸素領域に入っている強度だと思います。
ゴールを目指し、まるで獲物を追う狼のように獰猛に加速して行きます。
残り1km、フラムルージュを過ぎるこの時点でも十分なタイム差があるにも関わらず、フルームはダンシングして更に加速していきます。
あっという間に残り500mを過ぎると、最後まで決して踏むのをやめず、ガッツポーズをする素振りすら見せず走り続けます。
そのまま独走、完全勝利でゴール。
そしてゴールラインを超えてようやくガッツポーズを見せました。
1秒たりとも無駄にせず、徹底的に相手からリードを奪う超攻撃的な走りでした。
なお、フルームの最後の山岳での、この走りですが過去のデータと比較するとランスの時代より約2%速く、ここ4~5年では4.5%も速く上ったそうです。
何という身体能力、そして精神力と闘争心でしょう。
この圧倒的な走りの前に、結局2位になったポートですら51秒遅れ、ポートを必死に追ったバルベルデでも1分8秒遅れ、コンタドールは1分45秒、エヴァンスは4分36秒も遅れてしまいました。
もう、ライバルは意気消沈ではないでしょうか。
ちょっと圧倒的過ぎました。
その結果、フルームは当然マイヨ・ジョーヌを獲得したのですが、最後の1級を1位で通過し、その前の超級を実は6位で通過していたので、持ち点1ptと合わせたポイントは
1 + 10 + 20 = 31pt
となり、一方で超級を2位通過したローランは持ち点の11ptに加えて20pt獲得し
こちらも31ptとなりポイントが並びました。
規定により、ステージ優勝してるフルームの方に優先権があるため、何と山岳賞もフルームです。(ただしフルームはマイヨ・ジョーヌを着るので繰り下げで、明日はマイヨ・グランペールはローランが着ます)
今日で、フルームの総合優勝がかなり濃くなってきたと思います。
本当に圧倒的な走りでした。
しかし、この走りを見て思ったのは、無理だとは思いますがフルームがマイヨ・ジョーヌのみならず、同時にマイヨ・グランペールも獲得してくれないかという風に思いました。
私はクライマーなので山を征するものが全てを征すというのを、見てみたいんですよ。
もし、それが見れるならクライマーの一つの目標になると思いますから。
明日以降のステージも楽しみですが勢い止まらないと、何か明日も更にリードを広げてしまうような・・・
では、今日はここまで。
Bonne nuit!
P.S
ちなみに、今年もフルーム節は健在なようでゴール後のインタビューでライバルは誰かと聞かれたときに「リッチー・ポートだよ!」と答えたそうですw
いやー、ウィギンスとは違って(※批判してるわけじゃありません)TV的には非常に面白く、ネタになるキャラですねw
2013年7月6日土曜日
ツール・ド・フランス 2013 第7ステージまとめ
Bon soir! TORIALです。
練習した日は観戦も展開が少ないと眠いよー!
頑張って書きます。
今日は題7ステージで、205.5kmの中級山岳ステージです。
スプリンターにとっては辛いステージです。
3つ目の三級山岳を越えることができれば、最後はスプリントもできますが、それまでに遅れてしまうと勝負すらさせてもらえません。
パンチャー系の選手にはチャンスがあるステージです。
レースは序盤、2人の選手が逃げます。
AG2Rのカドリとレディオシャックのフォイクトが逃げます。
フォイクとは今年41歳の大ベテランで最年長プロ選手!
今なお現役どころか、逃げを打つほど元気と素晴らしい選手ですね。
ついでに非常に恐ろしい情報ですが、今日のフォイクとのギア選択はフロントが54-39Tでリアは21-11Tだそうです・・・
これで中級山岳上っちゃうんですね。
負荷を高めよう!って思って最近私はフロントを50-36Tのリア23-12Tにしたのですが、こんな負荷じゃダメなんです?
まぁ私らとは比べ物にならないほど強い選手なので比較することがあまり意味が無いかも知れませんが…ちょっと悔しい。
懸命に逃げて1つ目の山岳では4分さまで広げます。
2つの山岳もそのまま逃げて越えていきます。
順位はどちらもカドリ、フォイクトの順でした。
そしてこの結果、カドリは山岳ポイントを12ptまで伸ばして、11ptのローランを抜きました。
ローランは2つ目の山岳でポイントを取りに行きますが及ばず、今日でジャージを手放すことになります。
しかし、一つ目の山岳を越えてから後の集団で動きがありました。
キャノンデールがぐんぐん速度を上げていきます。
その結果、逃げの二人は吸収。
まだ残り100km以上残っているのですが、チーム総出で集団の前方に出てペースを上げて引いていくという大胆な攻勢に出ました。
これによりピュアスプリンターたちはどんどん遅れていきます。
最初に遅れたのはカヴ、次いでグライペルとキッテルも遅れていきました。
残り106km地点で集団からグライペルたちが1分14秒送れ、カヴェンディッシュは3分18秒も遅れてしまいます。
キャノンデールの作戦通りに他のスプリンターが遅れていきます。
こうなると中間スプリントを獲るだけでも、他のスプリンターはポイントが取れないのでサガンはライバルたちに大きなポイント差をつけることができます。
そのまま残り70km地点の中間スプリントまでやってくるとしっかりサガンを発射。
当然のように1位で通過してポイントを稼ぎます。
しかしライバルたちも黙っているわけにはいかないので、カヴはグライペルたちと残り88.1km地点で合流して、先頭集団を追います。
しかし中々差が縮まりません。
残り68km地点で少しペースが緩むと、第2のアタックが発生。
バークランツ、ゴチエ、 オロスが逃げ出します。
バークランツ先頭で、先ずは3つ目の山岳を通過。
その後50km地点ではタイム差が1分まで開きます。
しかし、その後再びキャノンデールが集団を引き始めるとまた、タイム差が縮んでいきます。
そして、その頃後の追走集団ではグライペル擁するロットが必死に追っていましたが再びキャノンデールが引き始めたのを聞いてか、このまま追っても消耗するばかりだと考えたらしく追うのをやめてしまいます。
代わりに追走集団を引くチームも現れず、ここは追走ではなく完全にグルペットと化しました。
もう今日は勝負しないので、後はサイクリングを楽しみながら怪我をしないように、タイムアウトにならないようにゴールへ向かっていきます。
残り25km地点でメイン集団は逃げとのタイム差を4秒まで縮めます。
キャノンデールの攻撃で、ピュアスプリンターは遅れましたが、それ以外の選手デゲンコルブ、ボアッソンハーゲン、シャバネル、ジルベールなどは生き残りました。
いつもとは少し違う面子ですが、この中ならサガンのスプリントは一番の輝きを魅せます。
残り8.3km地点でタイム差は18秒。
逃げの吸収も時間の問題です。
しかし、この残り距離になっても集団を支配し、先頭で引き続けるのはキャノンデール!
ここまでですでに90km以上引き続けてますが、まだトレインを組んでペースを上げていきます。
残り2.9kmで吸収されるといよいよスプリントのための位置取りが激しくなります。
ここに来てキャノンデールのトレインも少し伸びがなくなってくると、すかさずアルゴスシマノが出てきました。
アルゴスは当然デゲンコルブでの勝負です。
伸び悩むキャノンデールトレインを抜き去ると先頭に出て、発射準備をします。
しかし、そこからもキャノンデールは諦めませんでした。
100kmも集団を頑張って引っ張って、攻撃も成功させて勝てなかったら悔しいなんて言葉では表現できないでしょう。
いよいよ残りアシストは一人になったとき、上手くアルゴストレインの後につきます。
左からはランプレが上がってきて、右からも他の選手が上がってきて進路を塞がれますが、最後まで慌てず、そして上手く強引に左に寄せながら集団前方までねじ込み上がると、そこでサガンはデゲンコルブの後ろに
発射されたデゲンコルブにワンテンポ遅れる形でスプリント開始でしたが、
そこは怪童サガン。
他を圧倒する加速でデゲンコルブを抜き去ると、最速でゴールに飛び込みました。
勝てと言えば勝つエース。それがサガン。
そして、そんなエースだからこそ、アシストは信頼し、身を粉にしながらアシストして想いを託します。
今日はサガンというよりキャノンデールの大勝利でした。
勝てるかどうか分からないエースのために100kmも集団を引き続けるなんて事は体力だけでなく、普通は気持ちが持たないでしょう。
でも、サガンならやってくれる。そう信じたからこんな大胆な攻撃をして、成功させることができたような気がします。
ゴール後に抱き合うサガンとアシスト達を見て、このチームはエースとアシストの信頼関係が他より段違いで強いような気がしました。
こういうチームは見てて気持ちがいいですね。
その結果、サガンは今日大量のポイントを稼ぎ224ptになりました。
2位のグライペルから94ptもの差をつけることになり、なんだか序盤で既に今年のマイヨ・ヴェールが決まってしまったような雰囲気が漂い始めました。
まぁ去年みたいにライバルがポイント剥奪されて、ジャージ決まるよりマシですけど…
明日はいよいよピレネーに突入します。
そして、ゴールは1級山岳の山頂ゴール。
総合ももちろん気になりますが、個人的には山岳賞が気になります。
ヨーロッパカーのローランは総合狙いのはずが、なぜか山岳賞を獲得して、逆に山岳を狙うかと思われたヴォクレールは動かず、いつもの定位置の集団後をうろうろしたり時には遅れたり・・・何かキレがありません。
大丈夫でしょうか?(汗)
まぁヴォクレールのことなんで何考えてるか分かりませんし、現地の見方ではこれ自体がフェイクで三味線を弾いてるだけという風に見られているようです。
そうなると、明日は何かやってくれるかもしれません。
明日も楽しみです。では、今日はここまで。
Bonne nuit!
練習した日は観戦も展開が少ないと眠いよー!
頑張って書きます。
今日は題7ステージで、205.5kmの中級山岳ステージです。
スプリンターにとっては辛いステージです。
3つ目の三級山岳を越えることができれば、最後はスプリントもできますが、それまでに遅れてしまうと勝負すらさせてもらえません。
パンチャー系の選手にはチャンスがあるステージです。
レースは序盤、2人の選手が逃げます。
AG2Rのカドリとレディオシャックのフォイクトが逃げます。
フォイクとは今年41歳の大ベテランで最年長プロ選手!
今なお現役どころか、逃げを打つほど元気と素晴らしい選手ですね。
ついでに非常に恐ろしい情報ですが、今日のフォイクとのギア選択はフロントが54-39Tでリアは21-11Tだそうです・・・
これで中級山岳上っちゃうんですね。
負荷を高めよう!って思って最近私はフロントを50-36Tのリア23-12Tにしたのですが、こんな負荷じゃダメなんです?
まぁ私らとは比べ物にならないほど強い選手なので比較することがあまり意味が無いかも知れませんが…ちょっと悔しい。
懸命に逃げて1つ目の山岳では4分さまで広げます。
2つの山岳もそのまま逃げて越えていきます。
順位はどちらもカドリ、フォイクトの順でした。
そしてこの結果、カドリは山岳ポイントを12ptまで伸ばして、11ptのローランを抜きました。
ローランは2つ目の山岳でポイントを取りに行きますが及ばず、今日でジャージを手放すことになります。
しかし、一つ目の山岳を越えてから後の集団で動きがありました。
キャノンデールがぐんぐん速度を上げていきます。
その結果、逃げの二人は吸収。
まだ残り100km以上残っているのですが、チーム総出で集団の前方に出てペースを上げて引いていくという大胆な攻勢に出ました。
これによりピュアスプリンターたちはどんどん遅れていきます。
最初に遅れたのはカヴ、次いでグライペルとキッテルも遅れていきました。
残り106km地点で集団からグライペルたちが1分14秒送れ、カヴェンディッシュは3分18秒も遅れてしまいます。
キャノンデールの作戦通りに他のスプリンターが遅れていきます。
こうなると中間スプリントを獲るだけでも、他のスプリンターはポイントが取れないのでサガンはライバルたちに大きなポイント差をつけることができます。
そのまま残り70km地点の中間スプリントまでやってくるとしっかりサガンを発射。
当然のように1位で通過してポイントを稼ぎます。
しかしライバルたちも黙っているわけにはいかないので、カヴはグライペルたちと残り88.1km地点で合流して、先頭集団を追います。
しかし中々差が縮まりません。
残り68km地点で少しペースが緩むと、第2のアタックが発生。
バークランツ、ゴチエ、 オロスが逃げ出します。
バークランツ先頭で、先ずは3つ目の山岳を通過。
その後50km地点ではタイム差が1分まで開きます。
しかし、その後再びキャノンデールが集団を引き始めるとまた、タイム差が縮んでいきます。
そして、その頃後の追走集団ではグライペル擁するロットが必死に追っていましたが再びキャノンデールが引き始めたのを聞いてか、このまま追っても消耗するばかりだと考えたらしく追うのをやめてしまいます。
代わりに追走集団を引くチームも現れず、ここは追走ではなく完全にグルペットと化しました。
もう今日は勝負しないので、後はサイクリングを楽しみながら怪我をしないように、タイムアウトにならないようにゴールへ向かっていきます。
残り25km地点でメイン集団は逃げとのタイム差を4秒まで縮めます。
キャノンデールの攻撃で、ピュアスプリンターは遅れましたが、それ以外の選手デゲンコルブ、ボアッソンハーゲン、シャバネル、ジルベールなどは生き残りました。
いつもとは少し違う面子ですが、この中ならサガンのスプリントは一番の輝きを魅せます。
残り8.3km地点でタイム差は18秒。
逃げの吸収も時間の問題です。
しかし、この残り距離になっても集団を支配し、先頭で引き続けるのはキャノンデール!
ここまでですでに90km以上引き続けてますが、まだトレインを組んでペースを上げていきます。
残り2.9kmで吸収されるといよいよスプリントのための位置取りが激しくなります。
ここに来てキャノンデールのトレインも少し伸びがなくなってくると、すかさずアルゴスシマノが出てきました。
アルゴスは当然デゲンコルブでの勝負です。
伸び悩むキャノンデールトレインを抜き去ると先頭に出て、発射準備をします。
しかし、そこからもキャノンデールは諦めませんでした。
100kmも集団を頑張って引っ張って、攻撃も成功させて勝てなかったら悔しいなんて言葉では表現できないでしょう。
いよいよ残りアシストは一人になったとき、上手くアルゴストレインの後につきます。
左からはランプレが上がってきて、右からも他の選手が上がってきて進路を塞がれますが、最後まで慌てず、そして上手く強引に左に寄せながら集団前方までねじ込み上がると、そこでサガンはデゲンコルブの後ろに
発射されたデゲンコルブにワンテンポ遅れる形でスプリント開始でしたが、
そこは怪童サガン。
他を圧倒する加速でデゲンコルブを抜き去ると、最速でゴールに飛び込みました。
勝てと言えば勝つエース。それがサガン。
そして、そんなエースだからこそ、アシストは信頼し、身を粉にしながらアシストして想いを託します。
今日はサガンというよりキャノンデールの大勝利でした。
勝てるかどうか分からないエースのために100kmも集団を引き続けるなんて事は体力だけでなく、普通は気持ちが持たないでしょう。
でも、サガンならやってくれる。そう信じたからこんな大胆な攻撃をして、成功させることができたような気がします。
ゴール後に抱き合うサガンとアシスト達を見て、このチームはエースとアシストの信頼関係が他より段違いで強いような気がしました。
こういうチームは見てて気持ちがいいですね。
その結果、サガンは今日大量のポイントを稼ぎ224ptになりました。
2位のグライペルから94ptもの差をつけることになり、なんだか序盤で既に今年のマイヨ・ヴェールが決まってしまったような雰囲気が漂い始めました。
まぁ去年みたいにライバルがポイント剥奪されて、ジャージ決まるよりマシですけど…
明日はいよいよピレネーに突入します。
そして、ゴールは1級山岳の山頂ゴール。
総合ももちろん気になりますが、個人的には山岳賞が気になります。
ヨーロッパカーのローランは総合狙いのはずが、なぜか山岳賞を獲得して、逆に山岳を狙うかと思われたヴォクレールは動かず、いつもの定位置の集団後をうろうろしたり時には遅れたり・・・何かキレがありません。
大丈夫でしょうか?(汗)
まぁヴォクレールのことなんで何考えてるか分かりませんし、現地の見方ではこれ自体がフェイクで三味線を弾いてるだけという風に見られているようです。
そうなると、明日は何かやってくれるかもしれません。
明日も楽しみです。では、今日はここまで。
Bonne nuit!
2013年7月5日金曜日
ツール・ド・フランス 2013 第6ステージまとめ
Bon soir! TORIALです。
今日は第6ステージ。176.kmの平坦ステージです。
序盤の上りさえ何とかなればピュアスプリンターにとっては数少ない、まともに勝負できるステージです。
ただし、強風が予想されるステージなので油断はできません。
レースは序盤にアタックが決まりました…
が、これが何とも不憫でした。
アタックしたのはコフィディスのルイス・マテマルドネスでしたが、何と誰もついて来てくれません(笑)
それもそのはず、今日は平坦ステージなので集団のほうに分があり、更には強風が予想されるので逃げるのはあまり得策ではありません。
しかし飛び出して、決まってしまったものは仕方がありません。
とりあえず逃げて、スポンサーアピールでもしとくしかありません。
残り137km地点ではタイム差が1分36秒程度まで広げますが、中間スプリントを目指して集団がじわり速度を上げるとズルズルと下がっていき残り132km地点で結局吸収されました。
中間スプリントでは、今回は逃げが無く、集団でやってきたので1位になればそれなりにポイントを稼げます。
マイヨ・ヴェールを狙うスプリンターたちはしっかり狙いをつけてアシストを受けながら争い
グライペル、カヴ、クリストフ、サガンの順で通過しました。
キッテルは今回絡んでこなかったので、完全にジャージよりステージ狙いのようです。
まぁ上りがスプリンターの中でも極端に苦手なのでジャージは難しいことは最初から分かってたので冷静な判断ですね。
そして中間スプリントを通過したあたりからどんどん風が強くなります。
先頭はスカイが牽引していきます。
これが特別ペースが速かったわけではありませんが、緩める気配も無かったため集団は少し長くなり、調子の悪い選手が遅れ始めてしまいます。
これの餌食なったのはFDJのブアニでした。
昨年はフランスチャンピオンになったまでの実力者ですが、落車の影響や胃腸の調子が悪かったらしくここでズルズルと遅れていってしまいます。
時速30km/hの強い横風が吹き、千切れた選手はどんどん遅れてしまいます。
結局粘りましたが、叶わずにブアニは残り90km地点で自転車を降りました。
非常に落胆し、悲痛な表情でした。
そのようなキツイ風が吹く中で集団もぴりぴりします。
一度分断されてしまえば、先頭復帰は難しく大きなタイム差を生んでしまう可能性があります。
だからといってむやみやたらにやれば、それだけ消耗してしまいます。
消耗してこの風の中を走ろうとして逆に自分がやられてしまう危険もあります。
そんな中、補給地点に差し掛かりましたが集団はペースが上がります。
普通はここでペースを上げるのは紳士協定というか暗黙の了解みたいなものであまり歓迎させることではないのですが、近年そういったものより戦略が重視されつつあるのでここでの攻撃もある場合があります。
しかし、ここでペースを上げてしまうと選手は補給ができないので非常に大変な思いをします。
ここで補給できなかったチームは、後でわざわざアシストがチームカーのところまで行ってサコッシュやボトルを貰って運んでいかなければなりません。
そういった意味での攻撃になるので、アシストを消耗させるには有効かもしれませんが・・・
餌食になったアシストは同情を禁じえません。
そんなペースが上がる中、今度はアスタナのケシアコフが遅れてしまいリタイアとなってしまいます。
2人目のリタイアです。
ここから更に風が厳しくなるので、下手な動きはできません。
しかしペースを極端に緩めることもありません。
また、総合を狙う選手を抱えるチームでは、危険回避のために集団の前方の位置を争うような場面もありました。
大きな動きはありません(というか風が強すぎてできない)でしたが緊張した雰囲気で進んでいきます。
そしてゴールに近づいてくる中、今度はスプリンター系のチームも前に出てこようとします。
そんな中、残り32km地点で落車が発生。
何とこのステージでの優勝候補のカヴが巻き込まれてしまいます。
今日は風が強いので少し遅れると戻るのに体力を使ってしまいます。
アシストを使い、自動車の隊列をつかいながら22km地点で何とか戻ることはできましたがアシストもカヴも少し消耗してしまいました。
また11km地点でも落車が発生。
ここでは総合で表彰台を狙うアスタナのブライコビッチが落車してしまいます。
どうやら顎を打ちつけたらしく、脳震盪を起こしているようで中々立ち上がれません。
まだ残り3km地点ではないので救済措置は無く、結局何とか再スタートはできたもののここで大きなタイムロスをしてしまいます。
残り6.8km地点になるとスプリンター系チームの引きで集団はどんどん加速して行きます。去年の新人賞のタラマエもここで遅れていきます。
残り4.7km地点、いよいよ過熱してくる中でアルゴスシマノのトレインが集団の先頭に現れます。
ここまで、中間スプリントなどにも目もくれず、集団の中で息を潜めていたので体力を温存していたアルゴスシマノは完璧なトレインで牽引します。
そんな中、後では人数は少ないものキャノンデールもトレインを組んできます。
またカヴもアシストが殆ど残っていませんでしたが何とか先頭に残ります。
今日はアルゴスの日か?と、思ったらそのトレインを上手く利用したチームがありました。
ロット・ベリソルです。
アルゴスシマノのトレインの後にトレイン作り、ゴールがいよいよ間近になってきたところで前に出てきます。
その完璧なトレインのリードアウトを受けて、調子の良いグライペルが発射。
キッテルが迫りますが、追いつけません。
遅れたカヴやサガンも粘りますが、カヴは早々に見切りをつけてしまい後退します。
結局、優勝はグライペル。
次いで、サガン、キッテル、カヴの順でした。
初日は落車の影響でスプリントに絡めずに落胆していたグライペルですが、カヴに次いで勝利を挙げます。
ここで大きくポイントを稼ぐものの、サガンもしっかり残っていたのでマイヨヴェールはサガンがキープです。
サガンはまだ1勝もしてないのですが、ジャージを着ています…それもちょっと微妙なような?
また、最後集団のペースが上がっために中切れが起きていたようで、総合の順位に少し変動がありました。
今日までマイヨジョーヌを着ていたのはサイモン・ゲランスでしたが、同じグリーンエッジのダリル・インペイに引き渡されました。
同じチームなので、そんなに気になることでもないかと思ったら、そんな事ありません!
何と、このダリル・インペイ選手は南アフリカ出身なのですが、南アフリカ出身としては初のマイヨ・ジョーヌ着用という歴史的な瞬間でした。(ちなみに南アフリカ出身の選手のツール初勝利はロビー・ハンターだそうです)
非常にラッキーですね。
グリーンエッジはこのツールで非常に目立ってます。
初日にはバスがゴールに引っかかり、第3ステージではチーム創設以来初のツールの勝利&マイヨジョーヌ獲得、第4ステージでも続いて勝利した上に史上最速の平均時速を記録、そして第6ステージでは南アフリカ初のマイヨジョーヌ。
これはまだ何か面白いニュースを生んでくれそうです。
期待しましょう。
では、今日はここまで!Bonne nuit!
今日は第6ステージ。176.kmの平坦ステージです。
序盤の上りさえ何とかなればピュアスプリンターにとっては数少ない、まともに勝負できるステージです。
ただし、強風が予想されるステージなので油断はできません。
レースは序盤にアタックが決まりました…
が、これが何とも不憫でした。
アタックしたのはコフィディスのルイス・マテマルドネスでしたが、何と誰もついて来てくれません(笑)
それもそのはず、今日は平坦ステージなので集団のほうに分があり、更には強風が予想されるので逃げるのはあまり得策ではありません。
しかし飛び出して、決まってしまったものは仕方がありません。
とりあえず逃げて、スポンサーアピールでもしとくしかありません。
残り137km地点ではタイム差が1分36秒程度まで広げますが、中間スプリントを目指して集団がじわり速度を上げるとズルズルと下がっていき残り132km地点で結局吸収されました。
中間スプリントでは、今回は逃げが無く、集団でやってきたので1位になればそれなりにポイントを稼げます。
マイヨ・ヴェールを狙うスプリンターたちはしっかり狙いをつけてアシストを受けながら争い
グライペル、カヴ、クリストフ、サガンの順で通過しました。
キッテルは今回絡んでこなかったので、完全にジャージよりステージ狙いのようです。
まぁ上りがスプリンターの中でも極端に苦手なのでジャージは難しいことは最初から分かってたので冷静な判断ですね。
そして中間スプリントを通過したあたりからどんどん風が強くなります。
先頭はスカイが牽引していきます。
これが特別ペースが速かったわけではありませんが、緩める気配も無かったため集団は少し長くなり、調子の悪い選手が遅れ始めてしまいます。
これの餌食なったのはFDJのブアニでした。
昨年はフランスチャンピオンになったまでの実力者ですが、落車の影響や胃腸の調子が悪かったらしくここでズルズルと遅れていってしまいます。
時速30km/hの強い横風が吹き、千切れた選手はどんどん遅れてしまいます。
結局粘りましたが、叶わずにブアニは残り90km地点で自転車を降りました。
非常に落胆し、悲痛な表情でした。
そのようなキツイ風が吹く中で集団もぴりぴりします。
一度分断されてしまえば、先頭復帰は難しく大きなタイム差を生んでしまう可能性があります。
だからといってむやみやたらにやれば、それだけ消耗してしまいます。
消耗してこの風の中を走ろうとして逆に自分がやられてしまう危険もあります。
そんな中、補給地点に差し掛かりましたが集団はペースが上がります。
普通はここでペースを上げるのは紳士協定というか暗黙の了解みたいなものであまり歓迎させることではないのですが、近年そういったものより戦略が重視されつつあるのでここでの攻撃もある場合があります。
しかし、ここでペースを上げてしまうと選手は補給ができないので非常に大変な思いをします。
ここで補給できなかったチームは、後でわざわざアシストがチームカーのところまで行ってサコッシュやボトルを貰って運んでいかなければなりません。
そういった意味での攻撃になるので、アシストを消耗させるには有効かもしれませんが・・・
餌食になったアシストは同情を禁じえません。
そんなペースが上がる中、今度はアスタナのケシアコフが遅れてしまいリタイアとなってしまいます。
2人目のリタイアです。
ここから更に風が厳しくなるので、下手な動きはできません。
しかしペースを極端に緩めることもありません。
また、総合を狙う選手を抱えるチームでは、危険回避のために集団の前方の位置を争うような場面もありました。
大きな動きはありません(というか風が強すぎてできない)でしたが緊張した雰囲気で進んでいきます。
そしてゴールに近づいてくる中、今度はスプリンター系のチームも前に出てこようとします。
そんな中、残り32km地点で落車が発生。
何とこのステージでの優勝候補のカヴが巻き込まれてしまいます。
今日は風が強いので少し遅れると戻るのに体力を使ってしまいます。
アシストを使い、自動車の隊列をつかいながら22km地点で何とか戻ることはできましたがアシストもカヴも少し消耗してしまいました。
また11km地点でも落車が発生。
ここでは総合で表彰台を狙うアスタナのブライコビッチが落車してしまいます。
どうやら顎を打ちつけたらしく、脳震盪を起こしているようで中々立ち上がれません。
まだ残り3km地点ではないので救済措置は無く、結局何とか再スタートはできたもののここで大きなタイムロスをしてしまいます。
残り6.8km地点になるとスプリンター系チームの引きで集団はどんどん加速して行きます。去年の新人賞のタラマエもここで遅れていきます。
残り4.7km地点、いよいよ過熱してくる中でアルゴスシマノのトレインが集団の先頭に現れます。
ここまで、中間スプリントなどにも目もくれず、集団の中で息を潜めていたので体力を温存していたアルゴスシマノは完璧なトレインで牽引します。
そんな中、後では人数は少ないものキャノンデールもトレインを組んできます。
またカヴもアシストが殆ど残っていませんでしたが何とか先頭に残ります。
今日はアルゴスの日か?と、思ったらそのトレインを上手く利用したチームがありました。
ロット・ベリソルです。
アルゴスシマノのトレインの後にトレイン作り、ゴールがいよいよ間近になってきたところで前に出てきます。
その完璧なトレインのリードアウトを受けて、調子の良いグライペルが発射。
キッテルが迫りますが、追いつけません。
遅れたカヴやサガンも粘りますが、カヴは早々に見切りをつけてしまい後退します。
結局、優勝はグライペル。
次いで、サガン、キッテル、カヴの順でした。
初日は落車の影響でスプリントに絡めずに落胆していたグライペルですが、カヴに次いで勝利を挙げます。
ここで大きくポイントを稼ぐものの、サガンもしっかり残っていたのでマイヨヴェールはサガンがキープです。
サガンはまだ1勝もしてないのですが、ジャージを着ています…それもちょっと微妙なような?
また、最後集団のペースが上がっために中切れが起きていたようで、総合の順位に少し変動がありました。
今日までマイヨジョーヌを着ていたのはサイモン・ゲランスでしたが、同じグリーンエッジのダリル・インペイに引き渡されました。
同じチームなので、そんなに気になることでもないかと思ったら、そんな事ありません!
何と、このダリル・インペイ選手は南アフリカ出身なのですが、南アフリカ出身としては初のマイヨ・ジョーヌ着用という歴史的な瞬間でした。(ちなみに南アフリカ出身の選手のツール初勝利はロビー・ハンターだそうです)
非常にラッキーですね。
グリーンエッジはこのツールで非常に目立ってます。
初日にはバスがゴールに引っかかり、第3ステージではチーム創設以来初のツールの勝利&マイヨジョーヌ獲得、第4ステージでも続いて勝利した上に史上最速の平均時速を記録、そして第6ステージでは南アフリカ初のマイヨジョーヌ。
これはまだ何か面白いニュースを生んでくれそうです。
期待しましょう。
では、今日はここまで!Bonne nuit!
2013年7月4日木曜日
ツール・ド・フランス 2013 第5ステージまとめ エアロヘルメットのお話
Bon soir! TORIALです...
テンション低いのは察してください…
頑張ってまとめます。
今日は第5ステージ 228.5kmです。
今日も比すらアップダウンが続く…平坦ステージだそうです。
平坦ってなんだっけ?
今日は序盤からアタックが決まりました。
逃げたのは我等が新城幸也選手と、同じくヨーロッパカーのケビン、ヴァカンソレイユのデヘント、エウスカルテルのシカード、アスタナのルツェンコ、ソジャサンのデュラプラスの6人でした。
ヨーロッパカーが2人も逃げてる!
ということで新城の初優勝への期待でツイッターもJsportsの実況も大変盛り上がりました。
逃げは完全に容認され一時は12分近くまでタイム差が開きました。
そうなると、ヴァーチャルですが新城がマイヨジョーヌということで、まだ勝利も決まってないのに期待は膨らみます。
逃げ集団も上手くまとまりながら進行します。
山岳ポイントとスプリントポイントを争って小競り合いは発生しましたが、協調が崩れるということは無く、大きくタイムを失うことはありません。
最初の3級山岳はデヘント、デュラプラスの順で通過
次の4級もデヘントが1位通過
中間スプリントではデヘント、ルツェンコ、デュラプラスの順で通過します。
残り125km地点では10分程度の差がありましたが、中間スプリントに向けて集団が加速したため残り100kmで9分程度まで少し詰めました。
残りの中間スプリントのポイントを争ってのメイン集団でのスプリントでは
グライペルが制し、クリストフ、サガン、カヴの順で通過していきました。
残り100kmで9分程度あったタイム差ですがこの頃からじわりと集団が詰めてきます。
残り80kmで7分53秒まで詰めてきました。
しかし10km1分の法則からするとまだ逃げ切りの可能性もあるタイム差です。
3つ目の4級山岳ではまたデヘントが獲るかと思いきや、するすると新城が上がっていき一位で通過していきました。
この時点で残り74.8km、タイム差は7分35秒と微妙なラインです。
ここまで既にスタートしてから154kmも走ってきました。
そろそろ逃げ集団の中でも消耗してしまい、ペースの落ちる選手たちが出てしまいます。
53.2km地点でタイム差が6分37秒と法則から言うと少し余裕のあるタイム差ですが、遅れる選手たちが出始めます。
ふるいにかけるため、新城がペースを上げるとデヘント、ルツェンコ以外の選手が少し遅れます。
後にはケビンを含む3人が残りましたが、他の2人に力が残ってないことが分かるとケビンは2人を捨て去り、単独で追うと先頭に合流します。
結果、先頭は新城、ケビン、デヘント、ルツェンコの4人となりました。
レースは更に進むと39.2kmで5分3秒のタイム差がありました。
しかしここから最後の4級と、山岳ポイントは設定されていませんが、4級レベルのジネスト峠(登坂距離8km、平均3.1%)の2つの峠があります。
4級山岳は再びデヘントが制します。
そして下ると残り21kmでタイム差は2分20秒と厳しくなってきます。
下りではシャヴァネルが先頭に出て引き始めたので一気にタイム差を詰められました。
残り20.5kmで最後のジネスト峠に突入します。
ここは8kmの登坂になりますので、集団とのタイム差が更に縮まります。
タイム差が30秒を切る頃、このままではいよいよダメだと新城は最後の足掻きを始めます。
アタックを仕掛け、もがきますがタイム差はどんどん縮んでいきます。
何とか山頂は越えたものの、この時点でタイム差は17秒しかありません。
残りは12kmと逃げ切りの可能性はほぼ潰えました。
それでも最後の下りでルツェンコが飛び出していきます。
ケビンは反応しますが、デヘントは反応せず、その後にいた新城もデヘントの後ろに付いたままでした。
多分ですが、新城としてはデヘントはこの中でも実力のある選手で、今日のステージ勝利を狙っている雰囲気もあったのでこの後、デヘントは踏みなおし再び追いつくと考えて、体力を消耗しないためにも後についたんだと思います。
しかし、デヘントはここで諦めてしまったようで踏む気配がありませんでした。
と、言うのも実況で別府始さん言っていましたがこの時点でデヘントに敢闘賞が決定していたそうです。
既に逃げ切りの可能性はほとんど無く、彼は敢闘賞を獲得できたので無理してここから行く必要もなくなってしまったので踏むのを止めたんだと推測されていました。
そうなると、新城選手の読みは外れてしまったんでしょう。
そのまま集団に飲まれていってしまいました(泣)
そうなると、残るはケビンとルツェンコですが、集団では再びシャヴァネルや、スプリンター系のチームが出てきてペースを上げていきます。
結局4km地点で二人も吸収。
最後はスプリント勝負。
今回は最後まで殆どのスプリンターが生き残り、純粋なスプリント勝負となります。
勝ったのはカヴェンディッシュ!
オメガファルマのトレインに引かれながら、最後はステーグマンスに発射されたカヴの勢いは最後まで落ちませんでした。
スプリントでは先に飛び出した選手は勢いが止まり、最後は後から選手が迫ってきて、ゴールまでに追いつかれるか、刺されるどうか!?
みたいな勝負になることが多いのですが、カヴは1車身くらいのリードを奪いながら全く他を寄せ付けないまま圧勝でした。
ボアッソンハーゲン、グライペルがその後から迫りましたが、全く差は縮みません。
少し後から遅れる形で飛び出したサガンは非常に勢いがありグライペルは抜いたもののカヴは遠く、グライペルよりかは速かったものの、カヴとの差はあまり縮んでいませんでした。
どんだけ速いんだ…
結局、順位はカヴ、ボアッソン、サガン、グライペルの順でした。
サガンは負けたものの、ここまで稼いだポイントと、今日取りこぼすことが無かったのでジャージはキープしました。
他のジャージも動くことなく終わりました。
新城の勝利の可能性が合っただけに非常に残念でした。
しかし、まだツールは第5ステージが終わっただけ。
まだまだツールは続きます。第14ステージも新城向きのコースになってるので、じっくり待ちましょう。
そして、なかなかできない機材の話を続けます。
今日はヘルメット。
チームスカイがヘルメットの穴を塞いだり、丸っこいエアロヘルメットを投入してからというものヘルメットの開発競争が非常に活発になってます。
一昔前では全く考えられなかったことですが、TT以外の普通のロードレースでも丸っこいエアロヘルメットや穴のふさがれたヘルメットが使われています。
その中でも、今回気になったのはオメガファルマのヘルメットです。
TTのエアロヘルメットと、普通のヘルメットの中間のような存在。
まるでカエルになりかけで、しっぽが縮んできたおたまじゃくしの様なちょっと微妙な感じのヘルメットです。
左のキッテルはノーマルのヘルメットの穴を塞いだだけのようなモデルです。
チームによってヘルメットの差はかなり激しいようです。
しかしこの写真では分かりませんが、カヴのほうのヘルメットには上手くエアインテークが設置されてます。
この写真を見ると分かるように前面に結構穴が空いてます。
なので意外と快適かもしれません。ヘルメット上部のほうは穴を開けておい風が入ってきても頭頂部をちょっと掠めただけで通り過ぎてしまうので、空気を乱す割にはあまり冷却効果が無いそうです。
逆におでこの上のほうから空気を上手く通りいれて、頭頂部分を塞いでおくと、トンネルのようになり中を空気が抜けていき冷却効果が高いそうです。
しかし、そのおでこの部分を我慢して塞ぐと非常に空気抵抗を削減できるそうです・・・
ここら辺のバランスは難しいですね。
ちなみに、エアロヘルメットの本家本元?のスカイのフルームのヘルメットはこんな感じ
やはりおでこ上の部分に結構大きなインテークがあいてます。
どのタイプが一番、空気抵抗は少ないんでしょうか?
ちなみに、私はエアロヘルメットは持ってませんが、先日このヘルメットを被って練習コースでTTをしたり、ダウンヒルしてみたところ確かに普通のヘルメットより頭を押される感覚は低減しました。
なので、高速で駆け抜けるプロなら十分な効果があるんでしょう。
またTTでも色々なエアロヘルメットがありますが、気になったのはヨーロッパカーのTTヘルメットです。
私が見逃しているかも知れませんが、唯一このヘルメットだけがディンプル加工されてました。
ディンプル加工とはゴルフボールにされているあの凸凹の加工です。
ツルツルにするより、ああやって表面に無数の穴を設けることで逆に空気抵抗が減るという話です。
これはヘルメット以外だと元祖?軽量カーボンホイールメーカーのZIPPのリムにも同様の加工がされています。
ZIPPがやっていることだから多分効果はあるはずなんですが・・・
こういった事が大好きそうなスカイのヘルメットには採用されてません。
やっぱり効果ないのか?どうなんだ?
何にせよ、自転車が走行するときに発生する損失の8~9割が空気抵抗なので、それを低減させるのは非常に効果的です。
しかし、それを追求すると色々問題が出てくることが多々あります(特に快適性が犠牲になることが多い)
ついでに速ければ速いほど効果が高いものなので、裏を返せば遅い人にはあまり効果が無いという厳しい現実も
エアロ化を進める場合は自身の脚力や体力、それから不快や苦しみをどこまで我慢できるか良く相談してからにしましょう。
でもエアロってカッコイイですよね・・・
では、今日はここまで!Bonne nuit!
テンション低いのは察してください…
頑張ってまとめます。
今日は第5ステージ 228.5kmです。
今日も比すらアップダウンが続く…平坦ステージだそうです。
平坦ってなんだっけ?
今日は序盤からアタックが決まりました。
逃げたのは我等が新城幸也選手と、同じくヨーロッパカーのケビン、ヴァカンソレイユのデヘント、エウスカルテルのシカード、アスタナのルツェンコ、ソジャサンのデュラプラスの6人でした。
ヨーロッパカーが2人も逃げてる!
ということで新城の初優勝への期待でツイッターもJsportsの実況も大変盛り上がりました。
逃げは完全に容認され一時は12分近くまでタイム差が開きました。
そうなると、ヴァーチャルですが新城がマイヨジョーヌということで、まだ勝利も決まってないのに期待は膨らみます。
逃げ集団も上手くまとまりながら進行します。
山岳ポイントとスプリントポイントを争って小競り合いは発生しましたが、協調が崩れるということは無く、大きくタイムを失うことはありません。
最初の3級山岳はデヘント、デュラプラスの順で通過
次の4級もデヘントが1位通過
中間スプリントではデヘント、ルツェンコ、デュラプラスの順で通過します。
残り125km地点では10分程度の差がありましたが、中間スプリントに向けて集団が加速したため残り100kmで9分程度まで少し詰めました。
残りの中間スプリントのポイントを争ってのメイン集団でのスプリントでは
グライペルが制し、クリストフ、サガン、カヴの順で通過していきました。
残り100kmで9分程度あったタイム差ですがこの頃からじわりと集団が詰めてきます。
残り80kmで7分53秒まで詰めてきました。
しかし10km1分の法則からするとまだ逃げ切りの可能性もあるタイム差です。
3つ目の4級山岳ではまたデヘントが獲るかと思いきや、するすると新城が上がっていき一位で通過していきました。
この時点で残り74.8km、タイム差は7分35秒と微妙なラインです。
ここまで既にスタートしてから154kmも走ってきました。
そろそろ逃げ集団の中でも消耗してしまい、ペースの落ちる選手たちが出てしまいます。
53.2km地点でタイム差が6分37秒と法則から言うと少し余裕のあるタイム差ですが、遅れる選手たちが出始めます。
ふるいにかけるため、新城がペースを上げるとデヘント、ルツェンコ以外の選手が少し遅れます。
後にはケビンを含む3人が残りましたが、他の2人に力が残ってないことが分かるとケビンは2人を捨て去り、単独で追うと先頭に合流します。
結果、先頭は新城、ケビン、デヘント、ルツェンコの4人となりました。
レースは更に進むと39.2kmで5分3秒のタイム差がありました。
しかしここから最後の4級と、山岳ポイントは設定されていませんが、4級レベルのジネスト峠(登坂距離8km、平均3.1%)の2つの峠があります。
4級山岳は再びデヘントが制します。
そして下ると残り21kmでタイム差は2分20秒と厳しくなってきます。
下りではシャヴァネルが先頭に出て引き始めたので一気にタイム差を詰められました。
残り20.5kmで最後のジネスト峠に突入します。
ここは8kmの登坂になりますので、集団とのタイム差が更に縮まります。
タイム差が30秒を切る頃、このままではいよいよダメだと新城は最後の足掻きを始めます。
アタックを仕掛け、もがきますがタイム差はどんどん縮んでいきます。
何とか山頂は越えたものの、この時点でタイム差は17秒しかありません。
残りは12kmと逃げ切りの可能性はほぼ潰えました。
それでも最後の下りでルツェンコが飛び出していきます。
ケビンは反応しますが、デヘントは反応せず、その後にいた新城もデヘントの後ろに付いたままでした。
多分ですが、新城としてはデヘントはこの中でも実力のある選手で、今日のステージ勝利を狙っている雰囲気もあったのでこの後、デヘントは踏みなおし再び追いつくと考えて、体力を消耗しないためにも後についたんだと思います。
しかし、デヘントはここで諦めてしまったようで踏む気配がありませんでした。
と、言うのも実況で別府始さん言っていましたがこの時点でデヘントに敢闘賞が決定していたそうです。
既に逃げ切りの可能性はほとんど無く、彼は敢闘賞を獲得できたので無理してここから行く必要もなくなってしまったので踏むのを止めたんだと推測されていました。
そうなると、新城選手の読みは外れてしまったんでしょう。
そのまま集団に飲まれていってしまいました(泣)
そうなると、残るはケビンとルツェンコですが、集団では再びシャヴァネルや、スプリンター系のチームが出てきてペースを上げていきます。
結局4km地点で二人も吸収。
最後はスプリント勝負。
今回は最後まで殆どのスプリンターが生き残り、純粋なスプリント勝負となります。
勝ったのはカヴェンディッシュ!
オメガファルマのトレインに引かれながら、最後はステーグマンスに発射されたカヴの勢いは最後まで落ちませんでした。
スプリントでは先に飛び出した選手は勢いが止まり、最後は後から選手が迫ってきて、ゴールまでに追いつかれるか、刺されるどうか!?
みたいな勝負になることが多いのですが、カヴは1車身くらいのリードを奪いながら全く他を寄せ付けないまま圧勝でした。
ボアッソンハーゲン、グライペルがその後から迫りましたが、全く差は縮みません。
少し後から遅れる形で飛び出したサガンは非常に勢いがありグライペルは抜いたもののカヴは遠く、グライペルよりかは速かったものの、カヴとの差はあまり縮んでいませんでした。
どんだけ速いんだ…
結局、順位はカヴ、ボアッソン、サガン、グライペルの順でした。
サガンは負けたものの、ここまで稼いだポイントと、今日取りこぼすことが無かったのでジャージはキープしました。
他のジャージも動くことなく終わりました。
新城の勝利の可能性が合っただけに非常に残念でした。
しかし、まだツールは第5ステージが終わっただけ。
まだまだツールは続きます。第14ステージも新城向きのコースになってるので、じっくり待ちましょう。
そして、なかなかできない機材の話を続けます。
今日はヘルメット。
チームスカイがヘルメットの穴を塞いだり、丸っこいエアロヘルメットを投入してからというものヘルメットの開発競争が非常に活発になってます。
一昔前では全く考えられなかったことですが、TT以外の普通のロードレースでも丸っこいエアロヘルメットや穴のふさがれたヘルメットが使われています。
その中でも、今回気になったのはオメガファルマのヘルメットです。
TTのエアロヘルメットと、普通のヘルメットの中間のような存在。
まるでカエルになりかけで、しっぽが縮んできたおたまじゃくしの様なちょっと微妙な感じのヘルメットです。
左のキッテルはノーマルのヘルメットの穴を塞いだだけのようなモデルです。
チームによってヘルメットの差はかなり激しいようです。
しかしこの写真では分かりませんが、カヴのほうのヘルメットには上手くエアインテークが設置されてます。
この写真を見ると分かるように前面に結構穴が空いてます。
なので意外と快適かもしれません。ヘルメット上部のほうは穴を開けておい風が入ってきても頭頂部をちょっと掠めただけで通り過ぎてしまうので、空気を乱す割にはあまり冷却効果が無いそうです。
逆におでこの上のほうから空気を上手く通りいれて、頭頂部分を塞いでおくと、トンネルのようになり中を空気が抜けていき冷却効果が高いそうです。
しかし、そのおでこの部分を我慢して塞ぐと非常に空気抵抗を削減できるそうです・・・
ここら辺のバランスは難しいですね。
ちなみに、エアロヘルメットの本家本元?のスカイのフルームのヘルメットはこんな感じ
やはりおでこ上の部分に結構大きなインテークがあいてます。
どのタイプが一番、空気抵抗は少ないんでしょうか?
ちなみに、私はエアロヘルメットは持ってませんが、先日このヘルメットを被って練習コースでTTをしたり、ダウンヒルしてみたところ確かに普通のヘルメットより頭を押される感覚は低減しました。
なので、高速で駆け抜けるプロなら十分な効果があるんでしょう。
またTTでも色々なエアロヘルメットがありますが、気になったのはヨーロッパカーのTTヘルメットです。
私が見逃しているかも知れませんが、唯一このヘルメットだけがディンプル加工されてました。
ディンプル加工とはゴルフボールにされているあの凸凹の加工です。
ツルツルにするより、ああやって表面に無数の穴を設けることで逆に空気抵抗が減るという話です。
これはヘルメット以外だと元祖?軽量カーボンホイールメーカーのZIPPのリムにも同様の加工がされています。
ZIPPがやっていることだから多分効果はあるはずなんですが・・・
こういった事が大好きそうなスカイのヘルメットには採用されてません。
やっぱり効果ないのか?どうなんだ?
何にせよ、自転車が走行するときに発生する損失の8~9割が空気抵抗なので、それを低減させるのは非常に効果的です。
しかし、それを追求すると色々問題が出てくることが多々あります(特に快適性が犠牲になることが多い)
ついでに速ければ速いほど効果が高いものなので、裏を返せば遅い人にはあまり効果が無いという厳しい現実も
エアロ化を進める場合は自身の脚力や体力、それから不快や苦しみをどこまで我慢できるか良く相談してからにしましょう。
でもエアロってカッコイイですよね・・・
では、今日はここまで!Bonne nuit!
2013年7月3日水曜日
ツール・ド・フランス 2013 第3&4ステージまとめ
Bon soir! TORIALです。
第3ステージでこんな感じです!
1kmも平坦が無いといわれるほどアップダウンの続くステージです。
しかも距離は145kmと短いので、逃げ切りの可能性もあるステージです。
序盤からアタックが決まり、ゴチエ、ウェストラ、ミナール、ヴュイエルモーズ、サイモン・クラーク(以下サイモンC)
の5人が逃げ集団を形成しました。
タイム差を3~4分程度獲得して逃げていきます。
中間スプリントはミナールが先頭で通過。
6位以下のポイントを争って集団でもスプリントはキッテルが一日でも長くジャージを着るために争い先頭で通過しました。
そして、この逃げの中ではゴチエがヨーロッパカーの所属です。
ローランが山岳賞ジャージをもっているので、他の選手が山岳ポイントを稼ぐのを妨害するのが一番の目的です。
そのため、山頂が近づく度に積極的に走りますが・・・なかなかポイントを獲得できません。
サイモンCが毎回良い走りをみせてポイントを重ねます。
その結果、3つの山岳をすべて一位通過したので、5pt獲得しました。
その結果、ローランと並ぶこととなり、最後の2級でポイントを重ねればジャージを奪うことができます。
そうなればローランも黙っているわけにはいきませんし、他のチームもこれ以上野放しにすると逃げきられてる可能性があるのでペースを上げて差をどんどんつめていきます。
最後の2級山岳に突入すると、タイムさは1分を割ります。
残り21km地点でジャージを狙うサイモンCとミナールがアタックしました。
ゴチエも妨害のためにも必死で追いますがサイモンCには及びません。
ずるずる下がり
結局サイモンCが独走し始めてしまいます。
そうなると本格的にジャージが危険なので残り14.8kmでローランがアシストを1人連れて集団から飛び出します。
アシストを発射台にしてのアタックで一瞬でサイモンCに追いつきます。
そのまま、ローランは単独で山頂を目指します。逆にサイモンCは抜かれたことで、ズルズルとペースを落としていてしまいます。
そして残り14kmでメイン集団からイゴール・アントンが飛び出し、13.7km地点で今度はノルダークが飛び出します。
そして最後の2級はローラン、アントン、ノルダークの順で通過していきます。
ローランはさらに5pt獲得し、山岳賞は守りました。
山頂を越え、僅かな逃げきりの可能性にかけて3人はダウンヒルしていきます。
しかしタイム差は15秒程度しかありません。
そんな中、残り10.9kmで今度はシャヴァネルがいきます。
合流すると10秒程度のタイム差を維持しながら逃げつづけます。
しかし結局は2.3km地点あたりで集団に飲み込まれ、最後のスプリント勝負となります。
最後の2級山岳でキッテルなどの多くのスプリンターが遅れていたので、有力なスプリンターはサガンが残っている程度でした。
そのため、サガンがこのステージは獲るか?と思われましたが、ここでオリカ・グリーンエッジが良い走りを見せて最後にサイモン・ゲランス(以下サイモンG)が発射されます。
そしてサガン最後は一騎打ちとなり、僅差でゲランスの勝利となりました。
本当に僅かな差で、サガンは最後バイクを投げ出したのですが僅かに斜行してしまったからか?
それとも投げ出すのが早すぎたのか分かりませんがホイール1/5分及びませんでした。
サガンは2位になったものの、ポイントを重ねたことでマイヨ・ヴェールを獲得しました。
これでコルシカでの3連戦は終了です。
次は第4ステージでチームタイムトライアルです!(ちなみに非常にどうでもいいですが私の名前は「とりある」と読みます。たまに「とらいある」と読まれますが、元々鳥取とタイムトライアルをかけて作ったのでどっちでもいいんですけどw)
今日のTTのコースはこんな感じです。
テクニカルなカーブはありませんが、海岸線沿いを走るので風の影響が懸念されます。
チームTTは個人の力ではなく、チームの力・・・だけというわけでもありません。
どれだけ実力のある選手が揃ってるチームでも、チームワークが下手では綺麗なトレインは作れず、大きな風の影響を受けて結果が出せないということもあります。
なので、チームTTは個人的には力勝負というより、どちらかというと技勝負。
ついでに加えるなら和の勝負でしょうか?
それくらい協調して走ることが重要です。
良いタイムを題したのは去年の世界選手権TTチャンピオンのマルティンを擁するオメガファルマでした。
負傷しているマルティンですが、流石はTTチャンピオンです。
おぞましい引きを見せます。
25分57秒で何と平均時速は57.8km!!
この速度が一体どれほどのものか?速いことは分かるけど、この速度で走るためにはどうすれば良いのよ!
という方に簡単に説明させていただくと、23Cのロードなら56×12Tをケイデンス98~100rpmでずっと回していく必要があります。
ちょっと意味が分かりません。彼らは本当に人間なんでしょうか・・・
そんなとてつもないタイムを早々に叩き出したのでなかなかタイムは更新されません。
優勝候補であったSKYですら、2秒及びませんでした。
今日のJsportsのゲストに来てたルーク篁さんが推してたモビスターも19秒秒遅れ。
今日のステージはオメガファルマで決まりかと思いました。(なのでプレゼント応募の答えにはオメガファルマで投稿しましたw)
が、その後それを上回る走りを見せたチームが居ました。
初日にゴールゲートにバスが引っかかってしまい大変騒がせたオリカ・グリーンエッジです。
(ちなみにあの事故はバスの運転手に責任は無いようです。
どうやらグリーンエッジのバスが遅れてくると連絡があったのにゴールゲートの高さを下げてしまって、そのまま誘導した運営側にミスがあるのと、
バスが遅れた原因が、どうやらスポンサーのオリカの社長さんがゴールを見たいからという事でそれの迎え?に行ってたからか遅れたようです。
バスの運転手は本当に不運ですね…)
中間計測では僅かに及ばないタイムだったものの後半で伸ばし、何とオメガファルマを0.75秒上回る、25分56秒でゴール!
昨日に引き続き2連勝です。
書き忘れましたが、昨日のグリーンエッジはチーム結成以来初のツールでの勝利だそうです。
続けての勝利とは波に乗ってますね。
しかも昨日、勝ったサイモン・ゲランスは何と、このステージも制したことによりマイヨ・ジョーヌを獲得するという非常に嬉しい出来事が!
一日だけ着るにしても、一生に1度ある確率がほとんど無いことなので非常に嬉しそうでした。
なお、今日の結果から総合で有力どころのタイムを見ますと
1位 ゲランス
7位 フルーム +3
12位 コンタドール +9
16位 ヘシェダル +17
21位 バルベルデ +20
28位 エヴァンス +26
38位 アンディ +29
といった感じになってます。
やはり、表彰台の可能性が高い選手たちは大崩はしてませんね。
アンディもちゃんと調子を取り戻せたらこれくらいのタイム差は山岳で十分取り戻せるはずです。
明日もアップダウンの続くステージです。
純スプリンターにはキツイ、逆にパンチャー系の選手にはチャンスがあるステージです。
ということは新城は?
ちょっと期待してます。
明日も楽しみですね。
では、今日はここまで!Bonne nuit!
第3ステージでこんな感じです!
1kmも平坦が無いといわれるほどアップダウンの続くステージです。
しかも距離は145kmと短いので、逃げ切りの可能性もあるステージです。
序盤からアタックが決まり、ゴチエ、ウェストラ、ミナール、ヴュイエルモーズ、サイモン・クラーク(以下サイモンC)
の5人が逃げ集団を形成しました。
タイム差を3~4分程度獲得して逃げていきます。
中間スプリントはミナールが先頭で通過。
6位以下のポイントを争って集団でもスプリントはキッテルが一日でも長くジャージを着るために争い先頭で通過しました。
そして、この逃げの中ではゴチエがヨーロッパカーの所属です。
ローランが山岳賞ジャージをもっているので、他の選手が山岳ポイントを稼ぐのを妨害するのが一番の目的です。
そのため、山頂が近づく度に積極的に走りますが・・・なかなかポイントを獲得できません。
サイモンCが毎回良い走りをみせてポイントを重ねます。
その結果、3つの山岳をすべて一位通過したので、5pt獲得しました。
その結果、ローランと並ぶこととなり、最後の2級でポイントを重ねればジャージを奪うことができます。
そうなればローランも黙っているわけにはいきませんし、他のチームもこれ以上野放しにすると逃げきられてる可能性があるのでペースを上げて差をどんどんつめていきます。
最後の2級山岳に突入すると、タイムさは1分を割ります。
残り21km地点でジャージを狙うサイモンCとミナールがアタックしました。
ゴチエも妨害のためにも必死で追いますがサイモンCには及びません。
ずるずる下がり
結局サイモンCが独走し始めてしまいます。
そうなると本格的にジャージが危険なので残り14.8kmでローランがアシストを1人連れて集団から飛び出します。
アシストを発射台にしてのアタックで一瞬でサイモンCに追いつきます。
そのまま、ローランは単独で山頂を目指します。逆にサイモンCは抜かれたことで、ズルズルとペースを落としていてしまいます。
そして残り14kmでメイン集団からイゴール・アントンが飛び出し、13.7km地点で今度はノルダークが飛び出します。
そして最後の2級はローラン、アントン、ノルダークの順で通過していきます。
ローランはさらに5pt獲得し、山岳賞は守りました。
山頂を越え、僅かな逃げきりの可能性にかけて3人はダウンヒルしていきます。
しかしタイム差は15秒程度しかありません。
そんな中、残り10.9kmで今度はシャヴァネルがいきます。
合流すると10秒程度のタイム差を維持しながら逃げつづけます。
しかし結局は2.3km地点あたりで集団に飲み込まれ、最後のスプリント勝負となります。
最後の2級山岳でキッテルなどの多くのスプリンターが遅れていたので、有力なスプリンターはサガンが残っている程度でした。
そのため、サガンがこのステージは獲るか?と思われましたが、ここでオリカ・グリーンエッジが良い走りを見せて最後にサイモン・ゲランス(以下サイモンG)が発射されます。
そしてサガン最後は一騎打ちとなり、僅差でゲランスの勝利となりました。
本当に僅かな差で、サガンは最後バイクを投げ出したのですが僅かに斜行してしまったからか?
それとも投げ出すのが早すぎたのか分かりませんがホイール1/5分及びませんでした。
サガンは2位になったものの、ポイントを重ねたことでマイヨ・ヴェールを獲得しました。
これでコルシカでの3連戦は終了です。
次は第4ステージでチームタイムトライアルです!(ちなみに非常にどうでもいいですが私の名前は「とりある」と読みます。たまに「とらいある」と読まれますが、元々鳥取とタイムトライアルをかけて作ったのでどっちでもいいんですけどw)
今日のTTのコースはこんな感じです。
テクニカルなカーブはありませんが、海岸線沿いを走るので風の影響が懸念されます。
チームTTは個人の力ではなく、チームの力・・・だけというわけでもありません。
どれだけ実力のある選手が揃ってるチームでも、チームワークが下手では綺麗なトレインは作れず、大きな風の影響を受けて結果が出せないということもあります。
なので、チームTTは個人的には力勝負というより、どちらかというと技勝負。
ついでに加えるなら和の勝負でしょうか?
それくらい協調して走ることが重要です。
良いタイムを題したのは去年の世界選手権TTチャンピオンのマルティンを擁するオメガファルマでした。
負傷しているマルティンですが、流石はTTチャンピオンです。
おぞましい引きを見せます。
25分57秒で何と平均時速は57.8km!!
この速度が一体どれほどのものか?速いことは分かるけど、この速度で走るためにはどうすれば良いのよ!
という方に簡単に説明させていただくと、23Cのロードなら56×12Tをケイデンス98~100rpmでずっと回していく必要があります。
ちょっと意味が分かりません。彼らは本当に人間なんでしょうか・・・
そんなとてつもないタイムを早々に叩き出したのでなかなかタイムは更新されません。
優勝候補であったSKYですら、2秒及びませんでした。
今日のJsportsのゲストに来てたルーク篁さんが推してたモビスターも19秒秒遅れ。
今日のステージはオメガファルマで決まりかと思いました。(なのでプレゼント応募の答えにはオメガファルマで投稿しましたw)
が、その後それを上回る走りを見せたチームが居ました。
初日にゴールゲートにバスが引っかかってしまい大変騒がせたオリカ・グリーンエッジです。
(ちなみにあの事故はバスの運転手に責任は無いようです。
どうやらグリーンエッジのバスが遅れてくると連絡があったのにゴールゲートの高さを下げてしまって、そのまま誘導した運営側にミスがあるのと、
バスが遅れた原因が、どうやらスポンサーのオリカの社長さんがゴールを見たいからという事でそれの迎え?に行ってたからか遅れたようです。
バスの運転手は本当に不運ですね…)
中間計測では僅かに及ばないタイムだったものの後半で伸ばし、何とオメガファルマを0.75秒上回る、25分56秒でゴール!
昨日に引き続き2連勝です。
書き忘れましたが、昨日のグリーンエッジはチーム結成以来初のツールでの勝利だそうです。
続けての勝利とは波に乗ってますね。
しかも昨日、勝ったサイモン・ゲランスは何と、このステージも制したことによりマイヨ・ジョーヌを獲得するという非常に嬉しい出来事が!
一日だけ着るにしても、一生に1度ある確率がほとんど無いことなので非常に嬉しそうでした。
なお、今日の結果から総合で有力どころのタイムを見ますと
1位 ゲランス
7位 フルーム +3
12位 コンタドール +9
16位 ヘシェダル +17
21位 バルベルデ +20
28位 エヴァンス +26
38位 アンディ +29
といった感じになってます。
やはり、表彰台の可能性が高い選手たちは大崩はしてませんね。
アンディもちゃんと調子を取り戻せたらこれくらいのタイム差は山岳で十分取り戻せるはずです。
明日もアップダウンの続くステージです。
純スプリンターにはキツイ、逆にパンチャー系の選手にはチャンスがあるステージです。
ということは新城は?
ちょっと期待してます。
明日も楽しみですね。
では、今日はここまで!Bonne nuit!
2013年7月2日火曜日
ツール・ド・フランス 2013 第1&2ステージまとめ
今年もツールの季節がやってきました!!
一昨日から開幕したツール・ド・フランス。
ジロ同様にこちらで基本的に毎日レースのまとめをやって行こうと思います。
更新はしばらくそっちのまとめの話になりますが、できるだけレースのみならず機材などの話もしていこうと思います。
先ずは第1ステージ
初日から大波乱でした。
今日はそっちの話題が多いので機材の話は明日にでも。
一気に出しちゃうと、ネタ切れになっちゃいますし小出しにしてきます。
第1ステージは序盤に4級山岳があるものの、大したことはありません。
平坦ステージです。
そのためスプリンターのステージになる予定でした。
スタート前のパレードでまさかのスカイのフルームが落車という(幸いかすり傷程度の小さな落車だったようです)
なんだか不安な開幕でした。
スタート直後、5人の選手がアタック。
今日は平坦ステージなので逃げ切りは非常に難しいのですが、彼らの狙いは逃げ切りではありません。
最初の4級山岳です。
最初の山岳で、ここ一つしかないのでここを1位通過すれば、とりあえず明日は山岳賞ジャージを着る事ができます。
そのため、選手たちはかなり必死!
山頂前は、全員見張りあって蛇行しながらチャンスを窺うまるでゴールスプリント。
エウスカルテルのフアンホセ・ロバトが上手いタイミングで最後はまくり上げて山頂をトップ通過。
これでゴールすれば明日は山岳賞ジャージ!
ここの所、あまり良いところが見せれてなかったエウスカルテルには小さなことながら嬉しいジャージです。
そしてそれが済むと、先頭は諦めて集団に吸収されていくかと思いきや・・・
そうでもありませんでした。
5人の中に居たベテラン、ヴァカンソレイユのフアンアントニオ・フレチャが奇策で集団を惑わします!
栗村監督が命名していましたがフレチャ・スペシャルという技?で先頭集団はメイン集団の手のひらで踊らされるどころか、逆にメイン集団をコントロールしてしまうような奇策でした。
さて、その奇策、フレチャスペシャルとは何なのか?
説明しよう!!
フレチャスペシャルとは先頭を逃げるフレチャが繰り出す技だ! 意図的にペースを落とし、後ろの集団との差を過度につめると集団はまだ捕まえたくない心理から一気にペースが落ちる。 それをうまく利用して、逆にタイム差を広げるのだ!
という、中々トリッキーな作戦です。(昭和仮○ライダー風の説明にしてみましたw)
この奇策のおかげで先頭集団はかき乱されます。
捕まえたくない距離で一気に集団が、先頭に追いつきそうになり、集団がペースを落としたら先頭は逆にペースを上げる。
これを上手くやってタイム差を一時は20秒まで縮めた後に、逆に約4分差まで広げました。
凄い策ですね。思いつくのも凄いですが、これをやるには度胸も要ります。
もし、集団につかまったらここまでの努力が無駄になるのですから…
ただ、このままでは先頭は逃げ切りは無理なので、失うものが無いからこんな大胆な奇策が打てるんでしょう。凄いフレチャ!!
で、そんな奇策で先頭は粘るもののやはり逃げ切りは難しかったようで残り36kmで吸収。
ここからレディオシャックの大ベテランのフォイクとが一気にペースが上がりました。
どうも横風を利用しての集団分断作戦だったようですが、そこまで風は強くなかったようで大きく集団が千切れることはありませんでした。
ここから総合狙いのチームが位置取りのため、前に上がりペースを上げます。
20kmを切るとスプリンターを擁するチームが今度は上がって位置取りを始めました。
しかし、そんな中、今日一番のハプニングが!
何と、ゴール地点にあるヴィッテルのバナーのアーチにオリカ・グリーンエッジのバスが引っかかって衝突してしまうアクシデントが発生。
バスはスタックしてしまい立ち往生してしまいました。
現地では爆発音のようなかなり激しい音があり、テロかと思われるほど一時、騒然としたようです。
こちらから画像を引用させていただきました https://twitter.com/NealKarlinsky/status...54/photo/1
しかも、選手はもう11km程度のところに来てしまっています。
つまり後10分くらいで選手は来てしまう!これは大変だ!
と、とにかくてんやわんや。
一回は、運営がバスが動かないので、ゴール地点を3km手前に変更するとの発表を出しました。
しかし、その3km前の地点は何とロータリーの手前で超危険です。
ここに60km/hを余裕に超える選手たちが突っ込んだら・・・とてもじゃないけど恐ろしすぎます。
心配していたら、今度は何とバスが動き出しました。
そのため、一度はゴール地点変更を発表したはずが、逆に元に戻すとの発表をしました(笑)
もうグダグダ過ぎますw
そんな大混乱の中、集団の中でも情報が錯綜してたようでした。
ゴール手前で、コンマ1秒を争い位置取りをしてる選手たちは情報の整理なんてできないですから当たり前ですが、ゴール地点の変更を聞いた選手、効いていなかった選手、元に戻ったことを知っていた選手が混在していたようです。
そんな、混乱する集団の中で大規模な落車が発生。
有力スプリンターだけでなく、総合争いやステージ優勝の可能性のある有力選手が軒並み巻き込まれます。
中でも一番不運だったのはオメガファルマの世界選手権TTチャンピオンのトニー・マルティン。
残念ながら、鎖骨骨折で初日リタイアとなってしまいました。
この時期の鎖骨骨折という事は世界選手権は・・・一刻も早い回復をお祈りします。
落車には他にもサガン、カヴやジルベール、コンタドールも巻き込まれた様子。
直接こけなかったものの、他の選手と接触したのかグライペルもメカトラブルで止まってしまいました。
https://twitter.com/relations72/status/3...6805909504
(ちなみに、このときにグライペルは自転車を投げたりせず、片手で支えて立ちながら、静かにチームカーが来るのを待っていました。こういう姿は我々のようなアマチュアには好印象ですね)
そうなると、最後のスプリントは生き残ったもの同士のサバイバルスプリント!
各チームのアシストたちが必死にゴールを目指します。
普段は、エースのために犠牲になってるアシスト達・・・しかし今日はそうではありません。
犠牲になるだけが仕事ではなく、もしエースがダメなら自分が何とか勝利をもぎ取る。
それもチームに所属するプロレーサーの役目です。
ゴール手前は大混乱。そんな中、カヴのアシストのテルプストラが早がけで仕掛けます。
しかしやはり、早すぎたのか後からきたルーランスに追いつかれてしまいます。
となるとルーランスか!?と思った瞬間。
アルゴスシマノのエーススプリンター、ルセル・キッテルが飛び出します。
昨年は不甲斐無い結果に終わってしまったキッテルですが、世界最高レベルのスプリンターの一人です。
アシストクラスの選手では到底太刀打ちできません。
しっかりとしたタイミングで飛び出したキッテルはしっかりと伸びて見事優勝。
波乱のレースを制しました!
なお、今回は大きなトラブルがあったため、ゴールでの順位は付くもののタイム差は無しのノーゲームになったようです。
そのため、怪我はどうしようもありませんがタイム差は無しのようです。
これだけは良かった・・・
その結果、何とキッテルはマイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ヴェール、更にはマイヨ・ブランの三賞を独占するという結果に!
マイヨ・ジョーヌは初日優勝したから当然として、マイヨ・ヴェールに関してはもしサガンやグライペル、カヴが残っていたらこの3人は中間でポイントを稼いだので無理だったと思いますが、三人は落車の影響でゴールでのポイントが稼げなかったので運よく獲得。
更には今年のマイヨブランは1988年1月1日以降の誕生の人が対象です。
キッテルは1988年5月11日生まれだそうなのでセーフ!
これもラッキーですね。
ステージ優勝+三賞で、一日に4回も表彰台に上がるなんて経験は九死に一生でしょう。
運も実力のうち・・・とまでは言いませんが、勝利を手にしたいなら幸運はともかく、不運だけは避けねばなりません。
今回キッテルは、上手く不運を避けることができて、それで残りは冷静に自分の力で、スプリントで他をねじ伏せ勝利したので、彼の勝利は素晴らしいものです。
とやかく言うのは見当違いってものです。
おめでとうキッテル!!(きっと去年までチームメイトだった土井選手は大喜びしてるはず)
怪我をした選手が心配ですが、ツールは続きます。
第2ステージでこんな感じです!
第2ステージですが、既に3級と2級の連続するハードなステージです。
各選手の昨日の大落車の影響が心配されます。
なお、昨日はマルティンが鎖骨骨折とお伝えしましたがどうやら、何とか大丈夫だったようでリタイアせずに復帰してました。
それでもかなり腕には激しい裂傷があるようです。
昨日はその状態でゴールできたのでしょうか?
もしかしたらゴール前の落車で、ステージ自体もタイム差無しの特別措置がとられたので、あそこで転んだ選手は自力でゴールできなくてもゴール扱いになった?
よく分かりませんが、何とか走れるようで一安心です。
今日は前半から4人の逃げが決まりました。
AG2Rのカドリ、ベルキンのボーム、ヨーロッパカーのヴェイユ、エウスカルテルのルーベンベレスでした。
途中、ソジャサンのシモンが単独で追いますが追いつけませんでした。
最初のスプリントと山岳はこの4人が消化して行きます。
中間スプリントでは4位以下のポイントを争ってメイン集団でスプリントがありました。
昨日と同じような感じで、順位はグライペル、サガン、カヴの順番で僅かにポイントを稼ぎます。
2つ目の三級山岳では残り74km地点からヴェイユとカドリが飛び出します。
そして、その後、メイン集団からはヴォクレールが飛び出します。
その後先頭は、カドリ単独に少し遅れてヴェイユ、ヴォクレールが追います。
結局カドリ、ヴェイユの順で通過。ヴォクレールは飛び出しましたがポイントは稼げませんでした。
そのまま吸収されていきました。
その後、カドリはチェーン落ちのトラブルなどがありましたが必死に逃げ続けます。
そして2級山岳の手前、61・9km地点から今度はローランが飛び出していきます。
今日はヨーロッパカーは全員でいけるところで行けという指示だったようで積極的に動きます。
その後、ソジャサンのフェイユも追います。
その結果2級はローランが制して、カドリ、フェイユの順に通過しました。
ここからは長いダウンヒルで、少し平坦区間を走ったら最後、3級山岳がありゴールです。
ローランたちは何とか逃げようと飛ばしていきます。
この山岳で上りの苦手なキッテルやカヴなどはしっかりと遅れました。メイン集団から6分くらい既に遅れます。
逆に、サガンやシャヴァネル、ジルベールなどの上れてスプリントもできる選手は何とかくらい付いていったようです。
下りきったら位置取りも始まり一気にペースが上がります。
最後の三級では今度はヨーロッパカーのゴティエと昨日、世界を騒がせたフレチャが飛び出します。
しかしフレチャは付いていけずズルズルと下がり吸収。
ゴティエが踏ん張りますが・・・何とここでフルームが自らアタック!
去年の鉄壁の守りのSKYはどうしたのか?あれはSKYというよりウィギンスの考えだったんですかね。
それとは対照的な走りをするフルームというのも中々面白いですね。
結局、3級はゴティエ、フルームの順で通過。
フルームはその後、一人で行くかと思いきやペースを緩め集団に戻ります。
様子見だったのでしょうか?
そしてゴティエが再び吸収されると、残り7km地点で最後の逃げを狙うアタックがありました。
飛び出したのは、シャヴァネル、フグルサング、フレチャ、ヴァークランス、インサウスティ、モーレの6人でした。
これが非常に良いタイミングで、良い人数が揃い、そして意外と意思も乱れなかったのでメイン集団が中々詰めれません。
結局2kmを切ってもまだ捕まえられません。
そして残り1.8kmでヴァークランスが単独で行きます。
これのタイミングも非常によく、他が反応できませんでした。
集団がすぐそこまで来てますが粘りに粘り、結局それが決め手となって優勝!
精彩を欠くエース、アンディの活躍があまり期待できないのでどうなるか不安なレディオシャックに嬉しい勝利をもたらしました。
そして、そのすぐ後ではのぼりに耐えたスプリンター系の選手たちが2位以下のポイントを狙ってスプリントです。
クヴィアトコフスキーが良いスプリントを見せますが、サガンも生き残っていたので僅かに及ばず、サガン、クヴィアトコフスキー、チモライの順にゴールでした。
が、そんな中我々日本人には嬉しいことがありました。
何と、最後の集団のスプリントに新城も参加していたのです!
引用元:https://twitter.com/snobbish_tky/status/...56/photo/1
一番左端の白いナショナルチャンピオンジャージが新城選手です。
結果は12位でしたがツールのスプリントに残って争ってるだけでも凄いことです。
そして、それができるということはスプリント能力もそこそこはあるということ。
上手く逃げれば、その逃げ集団の中のスプリントを制する可能性が十分にあります。
いやー本当に今年のツールは楽しみですね。
もし新城が優勝なんかしたら私、次の日仕事休んで祝杯挙げちゃいますよw
ヨーロッパカーもエースのローランを守る仕事はしっかりさせますが、チャンスがあれば動かせてもらえるようなので期待できそうです。
では、今日はここまで!Bonne nuit!
一昨日から開幕したツール・ド・フランス。
ジロ同様にこちらで基本的に毎日レースのまとめをやって行こうと思います。
更新はしばらくそっちのまとめの話になりますが、できるだけレースのみならず機材などの話もしていこうと思います。
先ずは第1ステージ
初日から大波乱でした。
今日はそっちの話題が多いので機材の話は明日にでも。
一気に出しちゃうと、ネタ切れになっちゃいますし小出しにしてきます。
第1ステージは序盤に4級山岳があるものの、大したことはありません。
平坦ステージです。
そのためスプリンターのステージになる予定でした。
スタート前のパレードでまさかのスカイのフルームが落車という(幸いかすり傷程度の小さな落車だったようです)
なんだか不安な開幕でした。
スタート直後、5人の選手がアタック。
今日は平坦ステージなので逃げ切りは非常に難しいのですが、彼らの狙いは逃げ切りではありません。
最初の4級山岳です。
最初の山岳で、ここ一つしかないのでここを1位通過すれば、とりあえず明日は山岳賞ジャージを着る事ができます。
そのため、選手たちはかなり必死!
山頂前は、全員見張りあって蛇行しながらチャンスを窺うまるでゴールスプリント。
エウスカルテルのフアンホセ・ロバトが上手いタイミングで最後はまくり上げて山頂をトップ通過。
これでゴールすれば明日は山岳賞ジャージ!
ここの所、あまり良いところが見せれてなかったエウスカルテルには小さなことながら嬉しいジャージです。
そしてそれが済むと、先頭は諦めて集団に吸収されていくかと思いきや・・・
そうでもありませんでした。
5人の中に居たベテラン、ヴァカンソレイユのフアンアントニオ・フレチャが奇策で集団を惑わします!
栗村監督が命名していましたがフレチャ・スペシャルという技?で先頭集団はメイン集団の手のひらで踊らされるどころか、逆にメイン集団をコントロールしてしまうような奇策でした。
さて、その奇策、フレチャスペシャルとは何なのか?
説明しよう!!
フレチャスペシャルとは先頭を逃げるフレチャが繰り出す技だ! 意図的にペースを落とし、後ろの集団との差を過度につめると集団はまだ捕まえたくない心理から一気にペースが落ちる。 それをうまく利用して、逆にタイム差を広げるのだ!
という、中々トリッキーな作戦です。(昭和仮○ライダー風の説明にしてみましたw)
この奇策のおかげで先頭集団はかき乱されます。
捕まえたくない距離で一気に集団が、先頭に追いつきそうになり、集団がペースを落としたら先頭は逆にペースを上げる。
これを上手くやってタイム差を一時は20秒まで縮めた後に、逆に約4分差まで広げました。
凄い策ですね。思いつくのも凄いですが、これをやるには度胸も要ります。
もし、集団につかまったらここまでの努力が無駄になるのですから…
ただ、このままでは先頭は逃げ切りは無理なので、失うものが無いからこんな大胆な奇策が打てるんでしょう。凄いフレチャ!!
で、そんな奇策で先頭は粘るもののやはり逃げ切りは難しかったようで残り36kmで吸収。
ここからレディオシャックの大ベテランのフォイクとが一気にペースが上がりました。
どうも横風を利用しての集団分断作戦だったようですが、そこまで風は強くなかったようで大きく集団が千切れることはありませんでした。
ここから総合狙いのチームが位置取りのため、前に上がりペースを上げます。
20kmを切るとスプリンターを擁するチームが今度は上がって位置取りを始めました。
しかし、そんな中、今日一番のハプニングが!
何と、ゴール地点にあるヴィッテルのバナーのアーチにオリカ・グリーンエッジのバスが引っかかって衝突してしまうアクシデントが発生。
バスはスタックしてしまい立ち往生してしまいました。
現地では爆発音のようなかなり激しい音があり、テロかと思われるほど一時、騒然としたようです。
こちらから画像を引用させていただきました https://twitter.com/NealKarlinsky/status...54/photo/1
しかも、選手はもう11km程度のところに来てしまっています。
つまり後10分くらいで選手は来てしまう!これは大変だ!
と、とにかくてんやわんや。
一回は、運営がバスが動かないので、ゴール地点を3km手前に変更するとの発表を出しました。
しかし、その3km前の地点は何とロータリーの手前で超危険です。
ここに60km/hを余裕に超える選手たちが突っ込んだら・・・とてもじゃないけど恐ろしすぎます。
心配していたら、今度は何とバスが動き出しました。
そのため、一度はゴール地点変更を発表したはずが、逆に元に戻すとの発表をしました(笑)
もうグダグダ過ぎますw
そんな大混乱の中、集団の中でも情報が錯綜してたようでした。
ゴール手前で、コンマ1秒を争い位置取りをしてる選手たちは情報の整理なんてできないですから当たり前ですが、ゴール地点の変更を聞いた選手、効いていなかった選手、元に戻ったことを知っていた選手が混在していたようです。
そんな、混乱する集団の中で大規模な落車が発生。
有力スプリンターだけでなく、総合争いやステージ優勝の可能性のある有力選手が軒並み巻き込まれます。
中でも一番不運だったのはオメガファルマの世界選手権TTチャンピオンのトニー・マルティン。
残念ながら、鎖骨骨折で初日リタイアとなってしまいました。
この時期の鎖骨骨折という事は世界選手権は・・・一刻も早い回復をお祈りします。
落車には他にもサガン、カヴやジルベール、コンタドールも巻き込まれた様子。
直接こけなかったものの、他の選手と接触したのかグライペルもメカトラブルで止まってしまいました。
https://twitter.com/relations72/status/3...6805909504
(ちなみに、このときにグライペルは自転車を投げたりせず、片手で支えて立ちながら、静かにチームカーが来るのを待っていました。こういう姿は我々のようなアマチュアには好印象ですね)
そうなると、最後のスプリントは生き残ったもの同士のサバイバルスプリント!
各チームのアシストたちが必死にゴールを目指します。
普段は、エースのために犠牲になってるアシスト達・・・しかし今日はそうではありません。
犠牲になるだけが仕事ではなく、もしエースがダメなら自分が何とか勝利をもぎ取る。
それもチームに所属するプロレーサーの役目です。
ゴール手前は大混乱。そんな中、カヴのアシストのテルプストラが早がけで仕掛けます。
しかしやはり、早すぎたのか後からきたルーランスに追いつかれてしまいます。
となるとルーランスか!?と思った瞬間。
アルゴスシマノのエーススプリンター、ルセル・キッテルが飛び出します。
昨年は不甲斐無い結果に終わってしまったキッテルですが、世界最高レベルのスプリンターの一人です。
アシストクラスの選手では到底太刀打ちできません。
しっかりとしたタイミングで飛び出したキッテルはしっかりと伸びて見事優勝。
波乱のレースを制しました!
なお、今回は大きなトラブルがあったため、ゴールでの順位は付くもののタイム差は無しのノーゲームになったようです。
そのため、怪我はどうしようもありませんがタイム差は無しのようです。
これだけは良かった・・・
その結果、何とキッテルはマイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ヴェール、更にはマイヨ・ブランの三賞を独占するという結果に!
マイヨ・ジョーヌは初日優勝したから当然として、マイヨ・ヴェールに関してはもしサガンやグライペル、カヴが残っていたらこの3人は中間でポイントを稼いだので無理だったと思いますが、三人は落車の影響でゴールでのポイントが稼げなかったので運よく獲得。
更には今年のマイヨブランは1988年1月1日以降の誕生の人が対象です。
キッテルは1988年5月11日生まれだそうなのでセーフ!
これもラッキーですね。
ステージ優勝+三賞で、一日に4回も表彰台に上がるなんて経験は九死に一生でしょう。
運も実力のうち・・・とまでは言いませんが、勝利を手にしたいなら幸運はともかく、不運だけは避けねばなりません。
今回キッテルは、上手く不運を避けることができて、それで残りは冷静に自分の力で、スプリントで他をねじ伏せ勝利したので、彼の勝利は素晴らしいものです。
とやかく言うのは見当違いってものです。
おめでとうキッテル!!(きっと去年までチームメイトだった土井選手は大喜びしてるはず)
怪我をした選手が心配ですが、ツールは続きます。
第2ステージでこんな感じです!
第2ステージですが、既に3級と2級の連続するハードなステージです。
各選手の昨日の大落車の影響が心配されます。
なお、昨日はマルティンが鎖骨骨折とお伝えしましたがどうやら、何とか大丈夫だったようでリタイアせずに復帰してました。
それでもかなり腕には激しい裂傷があるようです。
昨日はその状態でゴールできたのでしょうか?
もしかしたらゴール前の落車で、ステージ自体もタイム差無しの特別措置がとられたので、あそこで転んだ選手は自力でゴールできなくてもゴール扱いになった?
よく分かりませんが、何とか走れるようで一安心です。
今日は前半から4人の逃げが決まりました。
AG2Rのカドリ、ベルキンのボーム、ヨーロッパカーのヴェイユ、エウスカルテルのルーベンベレスでした。
途中、ソジャサンのシモンが単独で追いますが追いつけませんでした。
最初のスプリントと山岳はこの4人が消化して行きます。
中間スプリントでは4位以下のポイントを争ってメイン集団でスプリントがありました。
昨日と同じような感じで、順位はグライペル、サガン、カヴの順番で僅かにポイントを稼ぎます。
2つ目の三級山岳では残り74km地点からヴェイユとカドリが飛び出します。
そして、その後、メイン集団からはヴォクレールが飛び出します。
その後先頭は、カドリ単独に少し遅れてヴェイユ、ヴォクレールが追います。
結局カドリ、ヴェイユの順で通過。ヴォクレールは飛び出しましたがポイントは稼げませんでした。
そのまま吸収されていきました。
その後、カドリはチェーン落ちのトラブルなどがありましたが必死に逃げ続けます。
そして2級山岳の手前、61・9km地点から今度はローランが飛び出していきます。
今日はヨーロッパカーは全員でいけるところで行けという指示だったようで積極的に動きます。
その後、ソジャサンのフェイユも追います。
その結果2級はローランが制して、カドリ、フェイユの順に通過しました。
ここからは長いダウンヒルで、少し平坦区間を走ったら最後、3級山岳がありゴールです。
ローランたちは何とか逃げようと飛ばしていきます。
この山岳で上りの苦手なキッテルやカヴなどはしっかりと遅れました。メイン集団から6分くらい既に遅れます。
逆に、サガンやシャヴァネル、ジルベールなどの上れてスプリントもできる選手は何とかくらい付いていったようです。
下りきったら位置取りも始まり一気にペースが上がります。
最後の三級では今度はヨーロッパカーのゴティエと昨日、世界を騒がせたフレチャが飛び出します。
しかしフレチャは付いていけずズルズルと下がり吸収。
ゴティエが踏ん張りますが・・・何とここでフルームが自らアタック!
去年の鉄壁の守りのSKYはどうしたのか?あれはSKYというよりウィギンスの考えだったんですかね。
それとは対照的な走りをするフルームというのも中々面白いですね。
結局、3級はゴティエ、フルームの順で通過。
フルームはその後、一人で行くかと思いきやペースを緩め集団に戻ります。
様子見だったのでしょうか?
そしてゴティエが再び吸収されると、残り7km地点で最後の逃げを狙うアタックがありました。
飛び出したのは、シャヴァネル、フグルサング、フレチャ、ヴァークランス、インサウスティ、モーレの6人でした。
これが非常に良いタイミングで、良い人数が揃い、そして意外と意思も乱れなかったのでメイン集団が中々詰めれません。
結局2kmを切ってもまだ捕まえられません。
そして残り1.8kmでヴァークランスが単独で行きます。
これのタイミングも非常によく、他が反応できませんでした。
集団がすぐそこまで来てますが粘りに粘り、結局それが決め手となって優勝!
精彩を欠くエース、アンディの活躍があまり期待できないのでどうなるか不安なレディオシャックに嬉しい勝利をもたらしました。
そして、そのすぐ後ではのぼりに耐えたスプリンター系の選手たちが2位以下のポイントを狙ってスプリントです。
クヴィアトコフスキーが良いスプリントを見せますが、サガンも生き残っていたので僅かに及ばず、サガン、クヴィアトコフスキー、チモライの順にゴールでした。
が、そんな中我々日本人には嬉しいことがありました。
何と、最後の集団のスプリントに新城も参加していたのです!
引用元:https://twitter.com/snobbish_tky/status/...56/photo/1
一番左端の白いナショナルチャンピオンジャージが新城選手です。
結果は12位でしたがツールのスプリントに残って争ってるだけでも凄いことです。
そして、それができるということはスプリント能力もそこそこはあるということ。
上手く逃げれば、その逃げ集団の中のスプリントを制する可能性が十分にあります。
いやー本当に今年のツールは楽しみですね。
もし新城が優勝なんかしたら私、次の日仕事休んで祝杯挙げちゃいますよw
ヨーロッパカーもエースのローランを守る仕事はしっかりさせますが、チャンスがあれば動かせてもらえるようなので期待できそうです。
では、今日はここまで!Bonne nuit!
2013年6月25日火曜日
久しぶりの更新 最近の練習
どうもお久しぶりです。
最近は更新が滞っていて申し訳ないです・・・
練習こそはしてるものの、超ロングをやったりしているわけではなく
ひたすら峠アタックをしています。
それと雨の日は三本ローラー。
とにかく、練習時間距離は短くなろうと、集中して強度を上げることを心がけています。
しかし、どうやらそれが祟ったのか昨日あたりから膝と股関節に痛みが・・・
膝の痛みは、膝周りの筋肉が筋肉痛になっていたのでそれの痛みを勘違いしてるんだろうと推測。
実際、今日には殆ど消えてました。
しかし股関節はまだ少し違和感があります。
というのも股関節はずっと違和感があるのですが・・・
一昨年に事故で怪我をしてから骨盤が曲がってしまったのか、ずっと股関節に違和感があります。
右脚の股関節だけ動かしてるとたまにゴリッゴリッっと音がします。
今痛くなっているのも右脚の股関節です。
ストレッチなどはしているのですが、治る気配はありません。
一度、整体などを受けてみようか?と考えるものの、調べてみると整体自体は医療行為ではなく、国家資格があるわけでもないようで、質にバラつきが多いようです。
場合によっては整体に行って身体を痛めてしまうケースも・・・
もう既に背骨を折った身ですから、これ以上身体に何かがあっては困ります。
なので評判を調べたいものの信頼できそうなソースというのが乏しい・・・
何かいい方法は無いものか?
とりあえず、しらばらく休みながらストレッチなどをし続けて見ます。
では、今日はここまで。
最近は更新が滞っていて申し訳ないです・・・
練習こそはしてるものの、超ロングをやったりしているわけではなく
ひたすら峠アタックをしています。
それと雨の日は三本ローラー。
とにかく、練習時間距離は短くなろうと、集中して強度を上げることを心がけています。
しかし、どうやらそれが祟ったのか昨日あたりから膝と股関節に痛みが・・・
膝の痛みは、膝周りの筋肉が筋肉痛になっていたのでそれの痛みを勘違いしてるんだろうと推測。
実際、今日には殆ど消えてました。
しかし股関節はまだ少し違和感があります。
というのも股関節はずっと違和感があるのですが・・・
一昨年に事故で怪我をしてから骨盤が曲がってしまったのか、ずっと股関節に違和感があります。
右脚の股関節だけ動かしてるとたまにゴリッゴリッっと音がします。
今痛くなっているのも右脚の股関節です。
ストレッチなどはしているのですが、治る気配はありません。
一度、整体などを受けてみようか?と考えるものの、調べてみると整体自体は医療行為ではなく、国家資格があるわけでもないようで、質にバラつきが多いようです。
場合によっては整体に行って身体を痛めてしまうケースも・・・
もう既に背骨を折った身ですから、これ以上身体に何かがあっては困ります。
なので評判を調べたいものの信頼できそうなソースというのが乏しい・・・
何かいい方法は無いものか?
とりあえず、しらばらく休みながらストレッチなどをし続けて見ます。
では、今日はここまで。
2013年6月24日月曜日
新城幸也選手!ツール・ド・・フランス 2013出場決定!!
しばらく放置してて申し訳ない・・・が、今日はごめんなさいそっちの話はまた今度!
新城選手がツールのメンバーに選出されたようです!!
新城の名前がツールのスタートリストに並ぶ!!
今年のツール・ド・フランスは記念すべき第100回で、所属する チームはフランスのチームなので1人でも多くのフランス人を出し たいという風にチームもスポンサーも考えてたはず!
それなのに選ばれるというのはどれほどの評価を受けているのか、 それはもうね!
今年はツール・デュ・リムザンで総合優勝も果たしてる。
逃げるチャンスまで与えてもらえるか分からないが頑張れ新城!!
http:// www.procyclingstats.com/mob/ race.php?id=113678&c=5
今年のツール・ド・フランスは記念すべき第100回で、所属する
それなのに選ばれるというのはどれほどの評価を受けているのか、
今年はツール・デュ・リムザンで総合優勝も果たしてる。
逃げるチャンスまで与えてもらえるか分からないが頑張れ新城!!
http://
2013年6月16日日曜日
CB名無し2013年上半期ベスト・レビューワー賞 スーパーレビュワー賞を頂きました
本日、 CBNのBRAが発表になりました!
CB名無し2013年上半期ベスト・レビューワー発表!
そして、今回は主要三賞は逃しましたがスーパーレビュアー賞を頂きました。
対象になったレビューはこちら
Time Xpresso12 Titan/Carbon by TORIAL
しかし、今期のBRAは激戦でした。
総合優勝をされた LZPT2IBさん はもちろん 、キャノンボーラーのbaruさん 、akkaさん
Lifecycleさんの小径車の分野の貴重なレビューなど凄い方がどんどん参加されました。
私も、もっと良い、そして役に立つような、そして面白いレビューが書ける様に精進します。
なにはともあれ、総合優勝されたLZPT2BIさんおめでとうございます!
CB名無し2013年上半期ベスト・レビューワー発表!
そして、今回は主要三賞は逃しましたがスーパーレビュアー賞を頂きました。
対象になったレビューはこちら
Time Xpresso12 Titan/Carbon by TORIAL
しかし、今期のBRAは激戦でした。
総合優勝をされた LZPT2IBさん はもちろん 、キャノンボーラーのbaruさん 、akkaさん
Lifecycleさんの小径車の分野の貴重なレビューなど凄い方がどんどん参加されました。
私も、もっと良い、そして役に立つような、そして面白いレビューが書ける様に精進します。
なにはともあれ、総合優勝されたLZPT2BIさんおめでとうございます!
2013年6月8日土曜日
フルカーボンサドルを1年使って・・・
まだ完全に1年ではありませんが、カーボンサドルを使い始めてほぼ1年が経ちました。
それまでサドルにはかなり悩んでいましたが、このサドルが奇跡的に私のお尻にマッチしたのでヒルクライムやレースだけでなく、普段の練習から300km超のロングライドまで全てこれでこなしてきました。
表面がツルツルなのでこのように廃チューブを貼って、一部だけグリップするようにしてます。
これでこのサドルに不満はほぼありません。
というか満足してます。
形が合っていて、ゲル入りのレーパンのおかげもあり坐骨の痛みはありません。
会陰部の痛みも、角度調整をしっかりすることで殆どなくなりました。
以前では溝か穴あきでないと、会陰部の痛みは解決しにくいと思っていたのですが・・・
ちゃんと合えばそんな事ないんですね。
普段ではこのサドル以外を使う気が起きません。
しかし、やはりクッションも無く、ベースもレールも硬いカチカチのサドルなのでロングライドで何回か使った結果問題があることに気がつきました。
形が合ってるのでお尻の痛みは大丈夫なのですが、硬さから来る衝撃がモロに身体に伝えられるので200km以上連続で走ると股関節や腰にダメージがあることに気がつきました。
特に股関節へのダメージはかなりきます。
先日の300kmでは最後は痛みでペダルが回せないくらいになってしまいました。
形が合っていれば、クッションなどは関係ないと思っていたのですが、それはお尻の痛みだけを考えたという限定的な場合のみのようです。
クッションにせよベースのしなりにせよある程度はやはり衝撃を吸収してくれないと、超長距離はきついようです・・・
まぁ普通の人はこのサドルでロングライドなんか絶対にしないでしょうけど()
なので実は新しいサドルを買いました。
色々情報を集めた結果、このフルカーボンサドルはどうやらセラサンマルコのアスピデを模したもののようです。
なのでアスピデを仕入れました。
ただ、合わせる良いシートポストが無いのでまだつけれていません。
セットバックが20~30mmくらいで、軽くて、無段階(もしくはかなり細かく)に角度調整ができるカーボンシートポストを探しています。
ただ、予算の都合から中々良い物がありません。
3TのDoricoが欲しいのですが、ホイールのための貯金が厳しいのでどうしたものか・・・
このサドルを試すのはしばらく先になってしまいそうです。
とりあえず、フルカーボンサドルは超ロングライドでなければ問題ないと思います。
もちろん、自分に合ってること前提ですが、カチカチだからといって全くロングができないかというとそうでもありません。
耐久性も落車してぶつけたりしたら流石に壊れると思いますが、1年間ずっと使用して問題はありませんでした。
私の手に入れたものは5000円ですから、今年もう1年持てば十分すぎます。
しかし、ダメになる気配はないのでまだまだ使えそうです。
壊れたときのためにストックでもう一個くらいは買っときたいですね。
では、今日はここまで。
2013年6月7日金曜日
大山OP トレーニング
遅ればせながら、大山OPの報告です。
大山に6月1日と2日に行って来ました。
大学の後輩たちと6kmのヒルクライムをやりました。
去年はまさかの優勝だったのですが・・・
今年は3位でした。
去年よりも良いタイムで走れたのですが、完敗でした。
1人は負けるだろうな~って思ってたやつが居たのですが、伏兵がいました。
どちらも去年に比べると物凄く速くなってて驚きました。
完全に別人です。
現時点で、私が一番調子が良かった頃のパフォーマンスと同等の走りをしています。
そうなれば、夏にはもっと早くなってる可能性が高いです。
このままではTTでもボロ負けしちゃうでしょう・・・
ということで、今まで以上にしっかりトレーニングしなければいけません。
もう、ただ乗るだけ、ただ追い込むだけでは勝てそうにありません。
なのでしっかり出力も見てワットトレーニングをしていこうと思います。
ただ、私はSRMもパワータップも持っていません。
できることはトレーニング台の出力換算表を使ってトレーニングしたり、日々の練習で峠をアタックした結果から出力を計算したりすることしかできません。
ですが、これでも十分やれると思います。
特に固定ローラーの上でやれば、身体を痛めつけることに関しては最高です。
とてもきついですけど・・・
また、パワートレーニングのためにもスプロケットを25-13Tから23-12Tに変更しました。
これで、峠もしっかり回せるようにやってるのですが身体への負荷が一気に増えます。
本当はインナーも34Tから36Tに上げたいのですが、それはまだやらない方が良さそうです。
時間をかけて慣らしながらでないと故障してしまいそうです。
そしてそんなキツイトレーニングを始めたもんだから早速疲れが溜まってます。
今日は仕事が休みだったので走りこもうと思ったのですが、最初の峠を走ってる時点で明らかに疲労が溜まってて、パフォーマンスが落ちてることに気がつきました。
このまま続ければ、それはオーバーワークになってしまい、身体を壊してしまいます。
身体を壊してはトレーニングはもちろん、仕事にも影響しますからここは無理をせず身体を休める方向へシフト。
ということで今日は峠を1つアタックした後はゆっくりとサイクリングを楽しみ、帰ってきてからは水風呂でゆったり過ごしました。
60kmをAve21.1km/hという、ゆったりとした練習になりました。
明日も脚の調子次第ではもう少し休んだ方が良さそうです。
それでも3本には1時間くらいは乗るとは思いますが、無理はしないようにします。
一番近い次のレースは飯南ヒルクライムです。
飯南自体は狙ってるものではありませんが、しっかりパフォーマンスを上げて行こうと思います。
では、今日はここまで。
大山に6月1日と2日に行って来ました。
大学の後輩たちと6kmのヒルクライムをやりました。
去年はまさかの優勝だったのですが・・・
今年は3位でした。
去年よりも良いタイムで走れたのですが、完敗でした。
1人は負けるだろうな~って思ってたやつが居たのですが、伏兵がいました。
どちらも去年に比べると物凄く速くなってて驚きました。
完全に別人です。
現時点で、私が一番調子が良かった頃のパフォーマンスと同等の走りをしています。
そうなれば、夏にはもっと早くなってる可能性が高いです。
このままではTTでもボロ負けしちゃうでしょう・・・
ということで、今まで以上にしっかりトレーニングしなければいけません。
もう、ただ乗るだけ、ただ追い込むだけでは勝てそうにありません。
なのでしっかり出力も見てワットトレーニングをしていこうと思います。
ただ、私はSRMもパワータップも持っていません。
できることはトレーニング台の出力換算表を使ってトレーニングしたり、日々の練習で峠をアタックした結果から出力を計算したりすることしかできません。
ですが、これでも十分やれると思います。
特に固定ローラーの上でやれば、身体を痛めつけることに関しては最高です。
とてもきついですけど・・・
また、パワートレーニングのためにもスプロケットを25-13Tから23-12Tに変更しました。
これで、峠もしっかり回せるようにやってるのですが身体への負荷が一気に増えます。
本当はインナーも34Tから36Tに上げたいのですが、それはまだやらない方が良さそうです。
時間をかけて慣らしながらでないと故障してしまいそうです。
そしてそんなキツイトレーニングを始めたもんだから早速疲れが溜まってます。
今日は仕事が休みだったので走りこもうと思ったのですが、最初の峠を走ってる時点で明らかに疲労が溜まってて、パフォーマンスが落ちてることに気がつきました。
このまま続ければ、それはオーバーワークになってしまい、身体を壊してしまいます。
身体を壊してはトレーニングはもちろん、仕事にも影響しますからここは無理をせず身体を休める方向へシフト。
ということで今日は峠を1つアタックした後はゆっくりとサイクリングを楽しみ、帰ってきてからは水風呂でゆったり過ごしました。
60kmをAve21.1km/hという、ゆったりとした練習になりました。
明日も脚の調子次第ではもう少し休んだ方が良さそうです。
それでも3本には1時間くらいは乗るとは思いますが、無理はしないようにします。
一番近い次のレースは飯南ヒルクライムです。
飯南自体は狙ってるものではありませんが、しっかりパフォーマンスを上げて行こうと思います。
では、今日はここまで。
2013年6月4日火曜日
レビュー残りとジロ・デ・イタリア 2013 第21ステージ まとめ
更新が開いてしまいましたすみません・・・
レビュー書いたり、録り溜めてたジロ見てまとめたり、大山でレースしてきたり・・・
大山のほうはまた明日でも書きます。
まずはレビュー。
最後怒涛の投稿ラッシュでした。
ナフコ パーツクリーナー
[流用] GENTOS SG-325
saitoimport.com 3Dパッドレーサーパンツ
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス 80g
ELITE VIP bottlecage clips
三ヶ島(MKS) Aero Bell(エアロベル)
今期は手術で乗れない期間がある上に、雪や怪我の影響で更に乗れなくなり、あまりレビューがかけませんでした。
来期は沢山書きたいと思っても金銭的な部分やレースに向けてトレーニングを増やすので書けるかどうか・・・
数は書けなくとも、1つ1つのクオリティをあげれるように頑張ります。
そして、最後書き残してたジロ12ステージまとめ!
今更ですが書きます。
21ステージはド平坦な197km。
このような平坦ステージでは普通の場合でも大きなタイム差がつきません。
ということは最終日である程度大きなタイム差がついている場合は、逆転は不可能といっても過言ではないくらい確率が低くなります。
そのため、全員基本的に勝負は無しでパレード的な走行になります。
今日はそのようなことになるので非常に穏やかでした。
平均時速も36km/h程度とゆったりと進んでいきます。
ニバリも今日はパンツまでローザカラーに。チームメイトも全員、バーテープをローザカラーにしてきてました。
途中、アンドローニジョカットリのチームカーの中には何故かピザの箱が大量に積まれていました。
そしてそのピザを他のチームカーのところまで行って1つずつ配っていってましたw
アンドローニジョカットリはプロコンチなので他より格下のチームです。
まるで
「今日はうちの選手が頑張るから、最終日なんだし見逃してよ!これあげるから!」
といって賄賂代わりにピザを配ってるようでしたw
まぁ実際はお互いにここまで頑張ってきたのを労らってという事だとは思います。
選手たちがリラックスしてるように、スタッフも楽しくやってるようでチームカーの中で和気藹々とピザを分け合ってました。
と楽しくやってるところもあるのですが、完全に楽しいめないチームがあります。
それがオメガファルマでした。
カヴェンディッシュが一応スプリント賞ジャージを着てるのですが、実際はポイントは1位ではなく、1位はニバリでローザを既に着てるので繰り下がってきているだけです。
そのため、今日ポイントを逆転しないとジャージは手に入りません。
しかも、カヴは去年最終日に1pt差であと一歩のところでジャージを逃してしまいました。
そのため、カヴはなんとしても勝たなければなりません。
みんなは楽しそうにしてるのにこのチームだけは・・・
可哀想です。
今日は2つ中間スプリントポイントが設定されてました。
この2つを1位通過してニバリが動かなければ一応、ポイントは逆転できます。
しかし、もしニバリが最終スプリントや中間でポイントを稼いできた場合は難しくなります。
なので何とか1位でいきたい。
第1中間は問題なく1位で獲ります。
しかしちょっと面白かった第2スプリント前。
ここは周回コースの途中に設定されてました。
第2ポイントをなんとしても獲りたいカヴとオメガの選手は集団の前に出てきて引いていきます。
そんな中、集団から選手が飛び出しました。
しかも中間ポイントが設定されてる地点の手前です。
カヴは一瞬と惑いますが、慌てて追います。
何とか捕まえ、しっかりもがいて1位通過しますが・・・
実はまだ中間スプリントが設定されてる周回ではありませんでしたw
なので選手がアタックしたとき、カヴは一瞬ためらったんですね。
「あれ?中間ってこの周だっけ!?」
ってなったんだと思います。
しかし、それで迷っててポイントを逃すのは一番良くないのでチームメイトが
「知らねぇ!わからねぇけどとりあえず行ってこい!ポイント失うのは駄目だろ!」
と背中を押してカヴを追わせていきました。
で、結果は無駄足になります。
また、飛び出した選手もちょっとは逃がしてもらえるかと思いきや相手の勘違いで直ぐに捕まってしまいました。
そんなこともあるんですね。
しかしその程度でカヴは諦めるわけにいかないのでちゃんと次は中間を獲ります。
この時点でポイントは逆転しました。
ですが、このままで安心していてもし、ニバリがカヴより上の順位でゴールしてポイントを稼いだ場合はまた逆転してしまうかもしれません。
なのでえ最後まで気は抜きません。
ここまでオメガはいろいろ仕事がありましたが、カヴを勝たせるまでが仕事なのでしっかり引っ張っていきます。
しかし、他のチームも当然ステージ勝利は欲しいので最後だけ出てきます。
キャノンデールやグリーンエッジ、アルゴスシマノなどのスプリンター系のチームが出てきます。
最後はコースが狭く、更に石畳と直角カーブ非常にテクニカルなので位置取りも激しくなります。
最初はオメガが支配してましたが、途中からキャノンデールのトレインがかぶせてきます。
オメガも何とか粘りますが、ここまで仕事をしてきたのでアシストは散り散りになってしまいました。
それでもカヴは諦めません。
辛抱強く位置をキープしながらアシストは1人になってしまいましたが、逆に被せてきたキャノンデールのトレインを利用します。
そしてゴール前、キャノンデールがヴィヴィアーニを発射しますがその後ろで少しずれたラインにオメガのアシストが位置して牽引し、最後カヴを発射します。
あっという間に先頭に出たと思ったら、もう他を寄せ付けません。
最後の最後まで、力尽きることなくもがき、ゴール!
ステージ勝利と、念願のジャージを手に入れました!
Congratulazioni, Mark.Cavendish!
去年のようなことにならなくて良かった。
ローザを持ってるニバリだったから逃してもらえましたが、もしエヴァンスが好調で、力及ばずローザは取れなかったけど、ポイント2位だったら・・・
運も良かったですね。
ニバリやベタンクール、ピラッジィなどもしっかりゴール。
長かったジロ・デ・イタリアもこれにて終了!
マリアローザはニバリ。
マリアロッソパッショーネはカヴ。
マリアアッズーラはピラッジィ。
マリアビアンカはベタンクール。
という結果になりました。
マリアローザはエヴァンス以外の有力選手はどんどん崩れていき、ステージが進むにつれニバリの優勝が近づいていきました。
そして最後の20ステージでのあの走り。
他を圧倒して、自身がチャンピオンであることをしっかり示しました。
ツールは今回出ないとの話ですが・・・なんだか惜しいですね。
でも、これだけの走りを見せてくれるということはこのジロの優勝だけでは終わりそうにないですね。
接戦というわけではありませんでしたが、非常に面白い戦いでした。
パッショーネはまたカヴは最終日にジャージを失うという悪夢の再来も危ぶまれましたが、現在最強と名高いスプリンターはそんなもの吹き飛ばしてくれました。
また運も良かったですね。本当に。
山岳ステージで、峠がカットになったり超級山岳の19ステージは中止になりました。
もしあれがあって、タイムアウトになってポイント剥奪などがあったら・・・
悪夢の再来があったかもしれません。
しかし、今回のカヴは結構上りも頑張ってました。
勝つだけでなく、ポイントをしっかり守るということを意識してのことだと思いますがそのおかげでますます他の選手は勝てなくなりそうです。
生涯でいったい何勝してしまんでしょうね。
アッズーラのピラッジィも非常に良い走りでした。
ジャージが確定しても、ニバリのようにしっかりとアピールする走りも魅せてくれましたし、ヴァルディアーニというプロコンチ所属の選手の活躍ということで非常に応援したくなりました。
思い出せば去年のヴォクレールと同じですね。ヨーロッパカーもプロコンチなのにジャージ獲得しましたし。
ピラッジィ本人も、ヴァルディアーニのチームも今後が楽しみです。
そして他と違って、逆に接戦になったのはマリア・ビアンカ。
人によってはこっちの方が総合より面白かったのではないでしょうか?
最後までマイカとベタンクールが争いました。
お互いを見張って、ときには攻撃をしかけとにかく激しく争ってくれました。
しかし、雪降る20ステージでニバリにくらいついていけたベタンクールがマイカを引き離して勝ちました。
あのステージではこのベタンクール以外にデュアルテとウランというコロンビア人がとにかく活躍してくれました。
将来的にコロンビア人が総合を脅かしていく未来がくるのでしょうか?
今後に期待です。
ということで、長かったジロも終わり!!
私も疲れた!(笑)
練習して、レース見て、まとめて、レビューも準備して・・・というのはちょっと無謀でしたw
次のツールは・・・そのときの乗りでやります。
もうぐだぐだ書くのもアレなので終わり!
では、今日はここまで!
レビュー書いたり、録り溜めてたジロ見てまとめたり、大山でレースしてきたり・・・
大山のほうはまた明日でも書きます。
まずはレビュー。
最後怒涛の投稿ラッシュでした。
ナフコ パーツクリーナー
[流用] GENTOS SG-325
saitoimport.com 3Dパッドレーサーパンツ
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス 80g
ELITE VIP bottlecage clips
三ヶ島(MKS) Aero Bell(エアロベル)
今期は手術で乗れない期間がある上に、雪や怪我の影響で更に乗れなくなり、あまりレビューがかけませんでした。
来期は沢山書きたいと思っても金銭的な部分やレースに向けてトレーニングを増やすので書けるかどうか・・・
数は書けなくとも、1つ1つのクオリティをあげれるように頑張ります。
そして、最後書き残してたジロ12ステージまとめ!
今更ですが書きます。
21ステージはド平坦な197km。
このような平坦ステージでは普通の場合でも大きなタイム差がつきません。
ということは最終日である程度大きなタイム差がついている場合は、逆転は不可能といっても過言ではないくらい確率が低くなります。
そのため、全員基本的に勝負は無しでパレード的な走行になります。
今日はそのようなことになるので非常に穏やかでした。
平均時速も36km/h程度とゆったりと進んでいきます。
ニバリも今日はパンツまでローザカラーに。チームメイトも全員、バーテープをローザカラーにしてきてました。
途中、アンドローニジョカットリのチームカーの中には何故かピザの箱が大量に積まれていました。
そしてそのピザを他のチームカーのところまで行って1つずつ配っていってましたw
アンドローニジョカットリはプロコンチなので他より格下のチームです。
まるで
「今日はうちの選手が頑張るから、最終日なんだし見逃してよ!これあげるから!」
といって賄賂代わりにピザを配ってるようでしたw
まぁ実際はお互いにここまで頑張ってきたのを労らってという事だとは思います。
選手たちがリラックスしてるように、スタッフも楽しくやってるようでチームカーの中で和気藹々とピザを分け合ってました。
と楽しくやってるところもあるのですが、完全に楽しいめないチームがあります。
それがオメガファルマでした。
カヴェンディッシュが一応スプリント賞ジャージを着てるのですが、実際はポイントは1位ではなく、1位はニバリでローザを既に着てるので繰り下がってきているだけです。
そのため、今日ポイントを逆転しないとジャージは手に入りません。
しかも、カヴは去年最終日に1pt差であと一歩のところでジャージを逃してしまいました。
そのため、カヴはなんとしても勝たなければなりません。
みんなは楽しそうにしてるのにこのチームだけは・・・
可哀想です。
今日は2つ中間スプリントポイントが設定されてました。
この2つを1位通過してニバリが動かなければ一応、ポイントは逆転できます。
しかし、もしニバリが最終スプリントや中間でポイントを稼いできた場合は難しくなります。
なので何とか1位でいきたい。
第1中間は問題なく1位で獲ります。
しかしちょっと面白かった第2スプリント前。
ここは周回コースの途中に設定されてました。
第2ポイントをなんとしても獲りたいカヴとオメガの選手は集団の前に出てきて引いていきます。
そんな中、集団から選手が飛び出しました。
しかも中間ポイントが設定されてる地点の手前です。
カヴは一瞬と惑いますが、慌てて追います。
何とか捕まえ、しっかりもがいて1位通過しますが・・・
実はまだ中間スプリントが設定されてる周回ではありませんでしたw
なので選手がアタックしたとき、カヴは一瞬ためらったんですね。
「あれ?中間ってこの周だっけ!?」
ってなったんだと思います。
しかし、それで迷っててポイントを逃すのは一番良くないのでチームメイトが
「知らねぇ!わからねぇけどとりあえず行ってこい!ポイント失うのは駄目だろ!」
と背中を押してカヴを追わせていきました。
で、結果は無駄足になります。
また、飛び出した選手もちょっとは逃がしてもらえるかと思いきや相手の勘違いで直ぐに捕まってしまいました。
そんなこともあるんですね。
しかしその程度でカヴは諦めるわけにいかないのでちゃんと次は中間を獲ります。
この時点でポイントは逆転しました。
ですが、このままで安心していてもし、ニバリがカヴより上の順位でゴールしてポイントを稼いだ場合はまた逆転してしまうかもしれません。
なのでえ最後まで気は抜きません。
ここまでオメガはいろいろ仕事がありましたが、カヴを勝たせるまでが仕事なのでしっかり引っ張っていきます。
しかし、他のチームも当然ステージ勝利は欲しいので最後だけ出てきます。
キャノンデールやグリーンエッジ、アルゴスシマノなどのスプリンター系のチームが出てきます。
最後はコースが狭く、更に石畳と直角カーブ非常にテクニカルなので位置取りも激しくなります。
最初はオメガが支配してましたが、途中からキャノンデールのトレインがかぶせてきます。
オメガも何とか粘りますが、ここまで仕事をしてきたのでアシストは散り散りになってしまいました。
それでもカヴは諦めません。
辛抱強く位置をキープしながらアシストは1人になってしまいましたが、逆に被せてきたキャノンデールのトレインを利用します。
そしてゴール前、キャノンデールがヴィヴィアーニを発射しますがその後ろで少しずれたラインにオメガのアシストが位置して牽引し、最後カヴを発射します。
あっという間に先頭に出たと思ったら、もう他を寄せ付けません。
最後の最後まで、力尽きることなくもがき、ゴール!
ステージ勝利と、念願のジャージを手に入れました!
Congratulazioni, Mark.Cavendish!
去年のようなことにならなくて良かった。
ローザを持ってるニバリだったから逃してもらえましたが、もしエヴァンスが好調で、力及ばずローザは取れなかったけど、ポイント2位だったら・・・
運も良かったですね。
ニバリやベタンクール、ピラッジィなどもしっかりゴール。
長かったジロ・デ・イタリアもこれにて終了!
マリアローザはニバリ。
マリアロッソパッショーネはカヴ。
マリアアッズーラはピラッジィ。
マリアビアンカはベタンクール。
という結果になりました。
マリアローザはエヴァンス以外の有力選手はどんどん崩れていき、ステージが進むにつれニバリの優勝が近づいていきました。
そして最後の20ステージでのあの走り。
他を圧倒して、自身がチャンピオンであることをしっかり示しました。
ツールは今回出ないとの話ですが・・・なんだか惜しいですね。
でも、これだけの走りを見せてくれるということはこのジロの優勝だけでは終わりそうにないですね。
接戦というわけではありませんでしたが、非常に面白い戦いでした。
パッショーネはまたカヴは最終日にジャージを失うという悪夢の再来も危ぶまれましたが、現在最強と名高いスプリンターはそんなもの吹き飛ばしてくれました。
また運も良かったですね。本当に。
山岳ステージで、峠がカットになったり超級山岳の19ステージは中止になりました。
もしあれがあって、タイムアウトになってポイント剥奪などがあったら・・・
悪夢の再来があったかもしれません。
しかし、今回のカヴは結構上りも頑張ってました。
勝つだけでなく、ポイントをしっかり守るということを意識してのことだと思いますがそのおかげでますます他の選手は勝てなくなりそうです。
生涯でいったい何勝してしまんでしょうね。
アッズーラのピラッジィも非常に良い走りでした。
ジャージが確定しても、ニバリのようにしっかりとアピールする走りも魅せてくれましたし、ヴァルディアーニというプロコンチ所属の選手の活躍ということで非常に応援したくなりました。
思い出せば去年のヴォクレールと同じですね。ヨーロッパカーもプロコンチなのにジャージ獲得しましたし。
ピラッジィ本人も、ヴァルディアーニのチームも今後が楽しみです。
そして他と違って、逆に接戦になったのはマリア・ビアンカ。
人によってはこっちの方が総合より面白かったのではないでしょうか?
最後までマイカとベタンクールが争いました。
お互いを見張って、ときには攻撃をしかけとにかく激しく争ってくれました。
しかし、雪降る20ステージでニバリにくらいついていけたベタンクールがマイカを引き離して勝ちました。
あのステージではこのベタンクール以外にデュアルテとウランというコロンビア人がとにかく活躍してくれました。
将来的にコロンビア人が総合を脅かしていく未来がくるのでしょうか?
今後に期待です。
ということで、長かったジロも終わり!!
私も疲れた!(笑)
練習して、レース見て、まとめて、レビューも準備して・・・というのはちょっと無謀でしたw
次のツールは・・・そのときの乗りでやります。
もうぐだぐだ書くのもアレなので終わり!
では、今日はここまで!
2013年5月31日金曜日
今日もレビュー投稿
レビュー投稿が続きます。
しかしまだ残ってます・・・がんばります。
Sportful Reflex 2 Windproof サイクリングベスト
[REAR] AKSLEN SL-10R ウォータースパイダー・リア
白色ワセリン
では、今日はここまで。
しかしまだ残ってます・・・がんばります。
Sportful Reflex 2 Windproof サイクリングベスト
[REAR] AKSLEN SL-10R ウォータースパイダー・リア
白色ワセリン
では、今日はここまで。
2013年5月30日木曜日
レースまとめまもうちょっと待って下さい レビュー投稿
すみません、レースまとめのほうはもうちょっと待って下さい。
上半期のBRAの締め切りが近いので、レビュー投稿に集中します。
とりあえず2つ投稿しました。
[Cycling Courses] メガポテト峠
自作 ハンドルマウントテーブル
明日以降も連続投稿します。
では、今日はここまで。
上半期のBRAの締め切りが近いので、レビュー投稿に集中します。
とりあえず2つ投稿しました。
[Cycling Courses] メガポテト峠
自作 ハンドルマウントテーブル
明日以降も連続投稿します。
では、今日はここまで。
2013年5月26日日曜日
ジロ・デ・イタリア 2013 第20ステージ まとめ
昨日はは第19ステージ、距離は139kmですが獲得標高はなんと4267m!
ガヴィア、ステルビオ峠を越えるクイーンステージです!
そのはずだったのですが・・・・
なんとジロ・デ・イタリア第19ステージは悪天候のため中止となりました。
悪天候だということは分かってたので峠をキャンセルする予定だったのですが、それでも駄目なくらいの悪天候。
どうやら山頂以外でも雪が降ったりしてるようです。
ちなみに峠の上はマイナス10度だそうです・・・そりゃ無理だ。
そのため、1つステージが消えて、今日の20ステージへ
今日は実質的には最終ステージといっても良い、第20ステージ。
最終日はパレード走行がメインになるので、勝負は殆ど今日で決着がつきます。
本当は5つ峠を越える最難関ステージのはずでしたが、悪天候のため一部コースが変更され、前半3つの峠が迂回され、最後の2つの山岳だけ上るようになりました。
そのため少しだけ距離も延長され210kmに・・・
それでも現地は相変わらず悪天候で、山頂付近は雪が積もり吹雪になる劇的なレースになりました。
レースのほうに参りましょう
序盤、30km地点で4人の選手の逃げが決まりました。
ハンセン、ポポヴィッチ、ブルット、エレメンティが逃げます。
メイン集団のほうはアスタナがメインでコントロールしますが、未だ目立った活躍のできてないエウスカルテルも少し加わって進んできます。
しかし、この後の山が悪天候で、雪があることが分かっているので目立った動きはありません。
後の過酷な状況に備えて補給をしっかり行ったり、防寒着を用意したりとアシストは忙しそうでした。
今回は途中に2ヶ所スプリントポイントが設定されてます。
逃げとのタイム差がかなりついていたので、4位までは潰されます。
しかし5位に2pt、6位に1ptが設定されてます。
カヴはエヴァンスとのポイント差が少ないのでここで少しでも稼いでおきたいところ。
そのためスプリントポイント前では前まで上がってきて睨みを利かせますが・・・
何故か第1スプリントポイントでヴィーニファンティーニの選手が前に出てきてスプリントを開始します。
慌ててカヴは踏んで5位になり2pt稼ぎましたが、かなり危うい差でした。
ヴィーニファンティーニの選手が出てくる理由はありませんのでカヴは無茶苦茶文句を言ってました。何で出てきたんでしょう?
あまり意味の無いポイントを取って、怒りモードのカヴから怒られるだけのお仕事・・・は、やりたくないですよ?
そのため第2のスプリントポイントではそれまで以上に睨みを利かせます。
幸いにも、今度は空気を読まないで出てくる選手は居なかったのでなんとか平和に終わります。ここでも2pt確保。
ここでカヴとしては仕事はほぼ終了。後はタイムアウトにならないようにゴールするだけです。
そして後ろがスプリントポイントで少しゴタゴタしてる間に先頭では少し動きがありました。
第2スプリント前でポポヴィッチが少し前に飛び出し1位通過していきます。
その後も逃げようとしますが、結局再び合流。
ここからハンセンとブルットがペースを上げていき、仕掛けたポポヴィッチは遅れていきます。また同時にエレメンティも脱落。
先頭で逃げが少なくなる中、後のメイン集団もカヴがポイントを取ったのであまり気にする必要はなくなったのでペースが上がり始めます。
そんな中、まさかのベタンクールがパンク。
メイン集団から1分程度遅れてしまいます。アシストを使って必死に追います。
残り18km、先頭とのタイム差が縮まるなか、メイン集団からウェーニングがアタック!
また、少し遅れて山岳賞ジャージのピラッジィとコロンビアのアタプナもアタック。
ピラッジィは既に山岳賞は確定してるほどポイントを持っていますが、最後までしっかり走ります。こういった、最後まで手を抜かず走る姿は素晴らしいですね。
戦略的には全く不必要で、無駄な消耗をするだけなのですがそうやって走ってくれると選手というのは大きな尊敬を集めると思います。
今はプロコンチ所属ですが、今後羽ばたいていきそうですね。
ピラッジィやアタプナがウェーニングとブルットを追う中、ベタンクールは何とかメイン集団に復帰しました。
先頭からはハンセンも遅れていき、ブルット単独に。
そのハンセンをウェーニングが抜いていきます。
先頭はブルット、1分6秒でウェーニングが続き、アタプナとピラッジィは1分29秒。
メインは1分38秒のタイム差で残り15kmとなりました。
メインではまだ動きはありませんが、ここでまたベタンクールがバイク交換。先ほどのパンクで何かあったのか?
程なく復帰しますが、また少し脚を使いました。
ウェーニングが好調な走りを見せてブルットに迫り、タイム差を20秒程度まで縮めますが山2級山頂までに捉えることはできず、ブルットが1位通過、2位がウェーニングとなりました。
そしてメイン集団が来ますが、ピラッジィがまたアタック。
たとえ3位でもしっかりと自分が山岳賞ジャージを着ていることをアピールする走りを見せます。
そしてウェーニングとブルットピラッジィは合流していきます。
メイン集団は淡々と上りますが、次はカペッキがアタック。
追走に追いつき、残りは9kmでが28秒、メイン集団は43秒まで縮まります。
しかし、カペッキでペースが上がったのか追走からはピラッジィ、アタプナが遅れていきます。
追走はその後遅れ始めたブルットに追いつき、そのままカペッキは単独でアタック。
ウェーニングが追います。
カペッキが好調に走りブルットを抜いていきます。
そして後方ではピラッジィ達が吸収・・・されると思いきやまたアタプナがアタックし、何故かまたピラッジィも反応。
何がしたいのか今一分かりません。一度は遅れてたので多少のリードを奪いますが少ししたらやっぱり吸収されていきました。
残り3.3km、カペッキ先頭でウェーニングが追い、その後にメイン集団になります。
しかしカペッキもウェーニングもメイン集団がペースを迫ってきます。
そろそろ動きがあるか・・・そう思われたときでした。
最初、新人賞を争うベタンクールとマイカが少し争う素振りを見せましたが決まらないと、なんとマリア・ローザのニバリ自らアタック!
ニバリは十分なタイム差があり守れば良いだけのはずですが、自ら動きマリア・ローザを絶対的なものにしようとします。
アシストのカンゲルトを発射台にしての鋭いアタック。
他の選手は反応が遅れてしまいます。
何とかベタンクール、マイカ、ウランが反応しますが、エヴァンスやスカルポーニは遅れます。
ウェーニングはあっという間に抜き去ります。
ベタンクール、マイカ、ウランは必死にくらいつきますがニバリは止まりません。
カペッキも抜くと更にペースを上げます。
これには誰もついていけません。
吹雪の雪山を下ハンを握るパンターニスタイルのクライムで駆け上がっていきます。
少し遅れたエヴァンスに少し遅れてたマイカがついてきて少しずつウランとベタンクールに近づきます。
それをみてベタンクールがペースを上げ、ウランも同調します。
エヴァンスとマイカはここまで、じわじわ遅れ始めます。
ニバリは残り1km、タイム差は既に32秒もついていました。
ウラン達がペースを上げる中、後からコロンビアの選手が飛び出してきてなんと合流します。
合流したのはデュアルテ。この3人はチームは違いますが、全員コロンビア人。
総合3位ウランは総合2位エヴァンスに対する攻撃、ベタンクールは新人賞、デュアルテは・・・協力する代わりに2位?それとも同郷だからの手伝うだけ?
良く分かりませんが、三人は協調して上っていきます。
エヴァンスはどんどん遅れていきます。順位が逆転のみならず表彰台すら危うくなってしまうので最後まで踏みますが、上れません。
吹雪でろくに視界もない中、自らの勝利が確定してるのに、アタック。
王者の威厳を示すための走りとしてはアタックだけでも十分ですが、それだけにとどまらず、独走し圧倒的な力を見せてゴールにやってきます
アスタナのヴィンチェンツォ・ニーバリ。
誰もが王者と認める走りで、この劇的な悪天候のレースを征し、自らの勝利を自ら祝福!
圧勝でした!
Congratulazioni, Vincenzo Nibali!
そして遅れること17秒でデュアルテ、19秒ウラン、21秒ベタンクールでゴール。
そこから後は20秒以上の差をつけます。
その結果、ウランは2位に浮上、ベタンクールは新人賞確定!
エヴァンスは表彰台が危ぶまれましたが、スカルポーニも遅れたため3位に後退したものの何とか死守。
長かったジロ・デ・イタリアも終わりが見えてきました。
戻ってくるアシストの選手たちも安堵の表情を浮かべます。
しかし、そんな中で晴れ晴れしないのはスプリント賞ジャージを持っていたカヴエンディッシュ。
タイムアウトにならずにゴールしますが、今日ニバリが優勝してしまったことによりスプリントポイント3位だったニバリに何とポイントを逆転されてしまいました。
ポイント差は11pt。
明日も中間スプリントがあり、ゴールでもポイントがあるのでしっかり稼げば問題ないのですが、彼とオメガのアシストたちはどうやら延長戦が待ってるようです・・・
気の毒ですがこればっかりはどうしようもありませんね。
去年は最後にロドリゲスにジャージを獲られたので、今年は何としても獲って欲しいです。
明日のカヴはみんな近づけないようなオーラを放つのではないでしょうか?
明日の最終ステージが楽しみですね。
パレードだけでなく、ちゃんとレースが見れそうです。
なお、明日の最終ステージですが残念ながら私は見れません。
また、300kmのロングを走りに行くので早めに就寝します。
なのでまとめもできません。
まぁ明日はカヴのことだけなのでそれほど必要ないかもしれません。
一応、明後日あたりに全体のまとめとか雑感など書くと思います。
よろしくお願いします。
では、今日はここまで。
ガヴィア、ステルビオ峠を越えるクイーンステージです!
そのはずだったのですが・・・・
なんとジロ・デ・イタリア第19ステージは悪天候のため中止となりました。
悪天候だということは分かってたので峠をキャンセルする予定だったのですが、それでも駄目なくらいの悪天候。
どうやら山頂以外でも雪が降ったりしてるようです。
ちなみに峠の上はマイナス10度だそうです・・・そりゃ無理だ。
そのため、1つステージが消えて、今日の20ステージへ
今日は実質的には最終ステージといっても良い、第20ステージ。
最終日はパレード走行がメインになるので、勝負は殆ど今日で決着がつきます。
本当は5つ峠を越える最難関ステージのはずでしたが、悪天候のため一部コースが変更され、前半3つの峠が迂回され、最後の2つの山岳だけ上るようになりました。
そのため少しだけ距離も延長され210kmに・・・
それでも現地は相変わらず悪天候で、山頂付近は雪が積もり吹雪になる劇的なレースになりました。
レースのほうに参りましょう
序盤、30km地点で4人の選手の逃げが決まりました。
ハンセン、ポポヴィッチ、ブルット、エレメンティが逃げます。
メイン集団のほうはアスタナがメインでコントロールしますが、未だ目立った活躍のできてないエウスカルテルも少し加わって進んできます。
しかし、この後の山が悪天候で、雪があることが分かっているので目立った動きはありません。
後の過酷な状況に備えて補給をしっかり行ったり、防寒着を用意したりとアシストは忙しそうでした。
今回は途中に2ヶ所スプリントポイントが設定されてます。
逃げとのタイム差がかなりついていたので、4位までは潰されます。
しかし5位に2pt、6位に1ptが設定されてます。
カヴはエヴァンスとのポイント差が少ないのでここで少しでも稼いでおきたいところ。
そのためスプリントポイント前では前まで上がってきて睨みを利かせますが・・・
何故か第1スプリントポイントでヴィーニファンティーニの選手が前に出てきてスプリントを開始します。
慌ててカヴは踏んで5位になり2pt稼ぎましたが、かなり危うい差でした。
ヴィーニファンティーニの選手が出てくる理由はありませんのでカヴは無茶苦茶文句を言ってました。何で出てきたんでしょう?
あまり意味の無いポイントを取って、怒りモードのカヴから怒られるだけのお仕事・・・は、やりたくないですよ?
そのため第2のスプリントポイントではそれまで以上に睨みを利かせます。
幸いにも、今度は空気を読まないで出てくる選手は居なかったのでなんとか平和に終わります。ここでも2pt確保。
ここでカヴとしては仕事はほぼ終了。後はタイムアウトにならないようにゴールするだけです。
そして後ろがスプリントポイントで少しゴタゴタしてる間に先頭では少し動きがありました。
第2スプリント前でポポヴィッチが少し前に飛び出し1位通過していきます。
その後も逃げようとしますが、結局再び合流。
ここからハンセンとブルットがペースを上げていき、仕掛けたポポヴィッチは遅れていきます。また同時にエレメンティも脱落。
先頭で逃げが少なくなる中、後のメイン集団もカヴがポイントを取ったのであまり気にする必要はなくなったのでペースが上がり始めます。
そんな中、まさかのベタンクールがパンク。
メイン集団から1分程度遅れてしまいます。アシストを使って必死に追います。
残り18km、先頭とのタイム差が縮まるなか、メイン集団からウェーニングがアタック!
また、少し遅れて山岳賞ジャージのピラッジィとコロンビアのアタプナもアタック。
ピラッジィは既に山岳賞は確定してるほどポイントを持っていますが、最後までしっかり走ります。こういった、最後まで手を抜かず走る姿は素晴らしいですね。
戦略的には全く不必要で、無駄な消耗をするだけなのですがそうやって走ってくれると選手というのは大きな尊敬を集めると思います。
今はプロコンチ所属ですが、今後羽ばたいていきそうですね。
ピラッジィやアタプナがウェーニングとブルットを追う中、ベタンクールは何とかメイン集団に復帰しました。
先頭からはハンセンも遅れていき、ブルット単独に。
そのハンセンをウェーニングが抜いていきます。
先頭はブルット、1分6秒でウェーニングが続き、アタプナとピラッジィは1分29秒。
メインは1分38秒のタイム差で残り15kmとなりました。
メインではまだ動きはありませんが、ここでまたベタンクールがバイク交換。先ほどのパンクで何かあったのか?
程なく復帰しますが、また少し脚を使いました。
ウェーニングが好調な走りを見せてブルットに迫り、タイム差を20秒程度まで縮めますが山2級山頂までに捉えることはできず、ブルットが1位通過、2位がウェーニングとなりました。
そしてメイン集団が来ますが、ピラッジィがまたアタック。
たとえ3位でもしっかりと自分が山岳賞ジャージを着ていることをアピールする走りを見せます。
そしてウェーニングとブルットピラッジィは合流していきます。
メイン集団は淡々と上りますが、次はカペッキがアタック。
追走に追いつき、残りは9kmでが28秒、メイン集団は43秒まで縮まります。
しかし、カペッキでペースが上がったのか追走からはピラッジィ、アタプナが遅れていきます。
追走はその後遅れ始めたブルットに追いつき、そのままカペッキは単独でアタック。
ウェーニングが追います。
カペッキが好調に走りブルットを抜いていきます。
そして後方ではピラッジィ達が吸収・・・されると思いきやまたアタプナがアタックし、何故かまたピラッジィも反応。
何がしたいのか今一分かりません。一度は遅れてたので多少のリードを奪いますが少ししたらやっぱり吸収されていきました。
残り3.3km、カペッキ先頭でウェーニングが追い、その後にメイン集団になります。
しかしカペッキもウェーニングもメイン集団がペースを迫ってきます。
そろそろ動きがあるか・・・そう思われたときでした。
最初、新人賞を争うベタンクールとマイカが少し争う素振りを見せましたが決まらないと、なんとマリア・ローザのニバリ自らアタック!
ニバリは十分なタイム差があり守れば良いだけのはずですが、自ら動きマリア・ローザを絶対的なものにしようとします。
アシストのカンゲルトを発射台にしての鋭いアタック。
他の選手は反応が遅れてしまいます。
何とかベタンクール、マイカ、ウランが反応しますが、エヴァンスやスカルポーニは遅れます。
ウェーニングはあっという間に抜き去ります。
ベタンクール、マイカ、ウランは必死にくらいつきますがニバリは止まりません。
カペッキも抜くと更にペースを上げます。
これには誰もついていけません。
吹雪の雪山を下ハンを握るパンターニスタイルのクライムで駆け上がっていきます。
少し遅れたエヴァンスに少し遅れてたマイカがついてきて少しずつウランとベタンクールに近づきます。
それをみてベタンクールがペースを上げ、ウランも同調します。
エヴァンスとマイカはここまで、じわじわ遅れ始めます。
ニバリは残り1km、タイム差は既に32秒もついていました。
ウラン達がペースを上げる中、後からコロンビアの選手が飛び出してきてなんと合流します。
合流したのはデュアルテ。この3人はチームは違いますが、全員コロンビア人。
総合3位ウランは総合2位エヴァンスに対する攻撃、ベタンクールは新人賞、デュアルテは・・・協力する代わりに2位?それとも同郷だからの手伝うだけ?
良く分かりませんが、三人は協調して上っていきます。
エヴァンスはどんどん遅れていきます。順位が逆転のみならず表彰台すら危うくなってしまうので最後まで踏みますが、上れません。
吹雪でろくに視界もない中、自らの勝利が確定してるのに、アタック。
王者の威厳を示すための走りとしてはアタックだけでも十分ですが、それだけにとどまらず、独走し圧倒的な力を見せてゴールにやってきます
アスタナのヴィンチェンツォ・ニーバリ。
誰もが王者と認める走りで、この劇的な悪天候のレースを征し、自らの勝利を自ら祝福!
圧勝でした!
Congratulazioni, Vincenzo Nibali!
そして遅れること17秒でデュアルテ、19秒ウラン、21秒ベタンクールでゴール。
そこから後は20秒以上の差をつけます。
その結果、ウランは2位に浮上、ベタンクールは新人賞確定!
エヴァンスは表彰台が危ぶまれましたが、スカルポーニも遅れたため3位に後退したものの何とか死守。
長かったジロ・デ・イタリアも終わりが見えてきました。
戻ってくるアシストの選手たちも安堵の表情を浮かべます。
しかし、そんな中で晴れ晴れしないのはスプリント賞ジャージを持っていたカヴエンディッシュ。
タイムアウトにならずにゴールしますが、今日ニバリが優勝してしまったことによりスプリントポイント3位だったニバリに何とポイントを逆転されてしまいました。
ポイント差は11pt。
明日も中間スプリントがあり、ゴールでもポイントがあるのでしっかり稼げば問題ないのですが、彼とオメガのアシストたちはどうやら延長戦が待ってるようです・・・
気の毒ですがこればっかりはどうしようもありませんね。
去年は最後にロドリゲスにジャージを獲られたので、今年は何としても獲って欲しいです。
明日のカヴはみんな近づけないようなオーラを放つのではないでしょうか?
明日の最終ステージが楽しみですね。
パレードだけでなく、ちゃんとレースが見れそうです。
なお、明日の最終ステージですが残念ながら私は見れません。
また、300kmのロングを走りに行くので早めに就寝します。
なのでまとめもできません。
まぁ明日はカヴのことだけなのでそれほど必要ないかもしれません。
一応、明後日あたりに全体のまとめとか雑感など書くと思います。
よろしくお願いします。
では、今日はここまで。
2013年5月24日金曜日
ジロ・デ・イタリア 2013 第18ステージ まとめ
今日は第18ステージ、20.6kmの山岳TT!
しかし明日から超級山岳ステージが控えてることもあって狙ってない選手たちはタイムアウトにならない範囲でゆっくり流して上っていきます。
しかし、流して、息も上がらない強度で走ってAve.23km/hとかになってるんですけど・・・
さすがトッププロは恐ろしい。
レースの方は前述の通り狙わない選手たちが最初は大勢なのでゆったりしていました。
しかし、チーム総合を狙うチームの選手たちは何名かがしっかり走ります。
今日は山岳TTという事もあって機材はあまりTTバイクを使っていませんでした。
殆どがノーマルバイクでした。
ただノーマルバイクでも、軽量フレームよりエアロロードを使っていてハンドルにクリップオンバーをつけてる選手が大半でした。
リム高は選手によってまちまちです。記録を狙うような選手でもロープロファイルを使っている選手が居たり様々です。
ディスクを履いてる人は居なかったはず・・・
そんな中、やらかしたのは山岳賞ジャージを着てるピラッジィでした。
何と、スタート時刻を間違えてしまったようで時間になってもスタート台に現れませんでしたw
結果、数分遅刻してスタートしていきました。
幸い、タイムアウトにならずにすんだようですが、間違えたことを知ったとき目の前が真っ白になりそうですね・・・
そんなトラブルもある中、まず良いタイムを出したのがカタルドでした。
その時点で暫定1位はカペッキでしたが、カタルドはそれを45秒上回る46分10秒でゴール!
喜ぶカタルド!しかしその喜びは一瞬で打ち砕かれました。
その直後にやってきたクレメントが5秒更新しました。
ここから、実力のある上位の選手たちがどんどんスタートしますからタイムも更新されていく可能性が高くなります。
今回大活躍のコロンビアからはデュアルテがゴール前で嘔吐しながらも走りきる気合の走りで暫定三位に飛び込みます。
その後ディルーカが来て、デュアルテを抜いて暫定3位になりますがその後が凄かった。
カルーゾが非常に良い走りをして、ついに46分の壁をぶち破り45分49秒でゴール。Aveは約27km/hでした。使ったバイクは完全にノーマルのバイクでクリップオンバーすらつけていませんでした。本当に凄いですねぇ・・・
この46分破りのタイムが壁になるか?と思われましたが、ここからの選手はまた1段違いました。
そんな中非常に良いタイムを出したのがS・サンチェスでした。
今日見た中では唯一?楕円チェーンリングを使ってました。
終始良いペースで走り、暫定1位、45分27秒でゴール。なんと27秒上回りました。
このタイムが非常に強力で、その後の選手たちも中々抜けません。
そしてついに総合優勝を争う選手たちがスタートしていきました。
総合とはまた別の新人賞ジャージを争うベタンクールとマイカの戦いも白熱します。
どちらも非常に良い走りをしましたがマイカが10秒ほどベタンクールを上回り、再びマリア・ビアンカを奪取しました。
しかし結局順位が入れ替わっただけでタイム差は5秒のまま。新人賞はどうなるかまだ分かりません。
現在総合4位のスカルポーニは中間で非常に良いタイムを出し暫定トップになりますが、最後少し失速してしまい45分50秒でゴール。
現在3位のウランと2位のエヴァンスは中間では振るいません。
ウランは中間で48秒遅れ、エヴァンスにいたっては1分も遅れてしまいました。
後半の選手がどんどん遅れるので風向きが変わったかと思いましたがそんな事はありませんでした。
エヴァンスの後に来たニバリが何と、中間で1位のタイムを記録したスカルポーニより既に30秒も速いタイムを記録します。
エヴァンスとウランは非常に厳しい戦いを強いられます。
しかしウランは後半何とか持ち直し45分55秒の暫定4位でゴール。
4位のスカルポーニとのタイム差は5秒に押さえて表彰台は守りました。
一方でエヴァンスは後半になってもどんどん遅れていきます。
本人も分かっているからか、焦っているのかダンシングを多用する場面が目立ちました。
一方で、安定して恐ろしい速度で走り続けるニバリ。
何とゴール1km手前あたりでのエヴァンスとニバリのタイム差は30秒程度となってしまい。エヴァンスはニバリより3分早くスタートしたはずなのに追いつかれてしまいそうになります。
ニバリからは前方にもしかしたらエヴァンスの併走車や審判車が見えていたかもしれません。
最後は更にペースを上げ、本当に追いついてしまうような、獲って喰ってやろうかというような恐ろしい勢いで駆け上がっていきます。
エヴァンスは何とかニバリに追いつかれはしなかったものの大失速し、暫定24位という結果に終わってしまいます。
そして、その直後に勢いの止まらないニバリが戻ってきました。
この時点でトップはまだS・サンチェスの45分27秒。2位のカルーゾにすら22秒も上回る好タイムです。
しかし、ニバリは違いました。ゴールして当然1位でタイムは何と44分29秒と58秒も上回り、たった一人45分の壁をぶち破り、44分台前半というタイムを記録しました。
結果として、総合争いはとんでもないほどの差がついてしまいました。
トップはニバリで、エヴァンスが2位ですが4分2秒遅れて、ウランは4分12秒遅れ。
僅かにつめたスカルポーニが5分14秒遅れ。
正直2位以下は優勝に関してはもう赤信号に近くなってます。この勢いのニバリを止めるのは通常では無理でしょう。
しかし、2位から4位はまだ混戦です。
特にエヴァンスとウランはたった10秒差です。そうなると表彰台と、表彰台の位置争いが今後過激になりそうです。
普通に考えてこのままニバリを倒すよりか、調子の悪いエヴァンスを倒す方が理に適ってますから。
明日はクイーンステージ、超級山岳です。
正直、今日はエヴァンスがニバリに対して肉薄し、明日の決戦が見たかったのですが・・・
違った展開になりました。
しかし、これはこれで面白いですね。
新人賞のほうは相変わらず接戦ですし。
では、今日はここまで。
しかし明日から超級山岳ステージが控えてることもあって狙ってない選手たちはタイムアウトにならない範囲でゆっくり流して上っていきます。
しかし、流して、息も上がらない強度で走ってAve.23km/hとかになってるんですけど・・・
さすがトッププロは恐ろしい。
レースの方は前述の通り狙わない選手たちが最初は大勢なのでゆったりしていました。
しかし、チーム総合を狙うチームの選手たちは何名かがしっかり走ります。
今日は山岳TTという事もあって機材はあまりTTバイクを使っていませんでした。
殆どがノーマルバイクでした。
ただノーマルバイクでも、軽量フレームよりエアロロードを使っていてハンドルにクリップオンバーをつけてる選手が大半でした。
リム高は選手によってまちまちです。記録を狙うような選手でもロープロファイルを使っている選手が居たり様々です。
ディスクを履いてる人は居なかったはず・・・
そんな中、やらかしたのは山岳賞ジャージを着てるピラッジィでした。
何と、スタート時刻を間違えてしまったようで時間になってもスタート台に現れませんでしたw
結果、数分遅刻してスタートしていきました。
幸い、タイムアウトにならずにすんだようですが、間違えたことを知ったとき目の前が真っ白になりそうですね・・・
そんなトラブルもある中、まず良いタイムを出したのがカタルドでした。
その時点で暫定1位はカペッキでしたが、カタルドはそれを45秒上回る46分10秒でゴール!
喜ぶカタルド!しかしその喜びは一瞬で打ち砕かれました。
その直後にやってきたクレメントが5秒更新しました。
ここから、実力のある上位の選手たちがどんどんスタートしますからタイムも更新されていく可能性が高くなります。
今回大活躍のコロンビアからはデュアルテがゴール前で嘔吐しながらも走りきる気合の走りで暫定三位に飛び込みます。
その後ディルーカが来て、デュアルテを抜いて暫定3位になりますがその後が凄かった。
カルーゾが非常に良い走りをして、ついに46分の壁をぶち破り45分49秒でゴール。Aveは約27km/hでした。使ったバイクは完全にノーマルのバイクでクリップオンバーすらつけていませんでした。本当に凄いですねぇ・・・
この46分破りのタイムが壁になるか?と思われましたが、ここからの選手はまた1段違いました。
そんな中非常に良いタイムを出したのがS・サンチェスでした。
今日見た中では唯一?楕円チェーンリングを使ってました。
終始良いペースで走り、暫定1位、45分27秒でゴール。なんと27秒上回りました。
このタイムが非常に強力で、その後の選手たちも中々抜けません。
そしてついに総合優勝を争う選手たちがスタートしていきました。
総合とはまた別の新人賞ジャージを争うベタンクールとマイカの戦いも白熱します。
どちらも非常に良い走りをしましたがマイカが10秒ほどベタンクールを上回り、再びマリア・ビアンカを奪取しました。
しかし結局順位が入れ替わっただけでタイム差は5秒のまま。新人賞はどうなるかまだ分かりません。
現在総合4位のスカルポーニは中間で非常に良いタイムを出し暫定トップになりますが、最後少し失速してしまい45分50秒でゴール。
現在3位のウランと2位のエヴァンスは中間では振るいません。
ウランは中間で48秒遅れ、エヴァンスにいたっては1分も遅れてしまいました。
後半の選手がどんどん遅れるので風向きが変わったかと思いましたがそんな事はありませんでした。
エヴァンスの後に来たニバリが何と、中間で1位のタイムを記録したスカルポーニより既に30秒も速いタイムを記録します。
エヴァンスとウランは非常に厳しい戦いを強いられます。
しかしウランは後半何とか持ち直し45分55秒の暫定4位でゴール。
4位のスカルポーニとのタイム差は5秒に押さえて表彰台は守りました。
一方でエヴァンスは後半になってもどんどん遅れていきます。
本人も分かっているからか、焦っているのかダンシングを多用する場面が目立ちました。
一方で、安定して恐ろしい速度で走り続けるニバリ。
何とゴール1km手前あたりでのエヴァンスとニバリのタイム差は30秒程度となってしまい。エヴァンスはニバリより3分早くスタートしたはずなのに追いつかれてしまいそうになります。
ニバリからは前方にもしかしたらエヴァンスの併走車や審判車が見えていたかもしれません。
最後は更にペースを上げ、本当に追いついてしまうような、獲って喰ってやろうかというような恐ろしい勢いで駆け上がっていきます。
エヴァンスは何とかニバリに追いつかれはしなかったものの大失速し、暫定24位という結果に終わってしまいます。
そして、その直後に勢いの止まらないニバリが戻ってきました。
この時点でトップはまだS・サンチェスの45分27秒。2位のカルーゾにすら22秒も上回る好タイムです。
しかし、ニバリは違いました。ゴールして当然1位でタイムは何と44分29秒と58秒も上回り、たった一人45分の壁をぶち破り、44分台前半というタイムを記録しました。
結果として、総合争いはとんでもないほどの差がついてしまいました。
トップはニバリで、エヴァンスが2位ですが4分2秒遅れて、ウランは4分12秒遅れ。
僅かにつめたスカルポーニが5分14秒遅れ。
正直2位以下は優勝に関してはもう赤信号に近くなってます。この勢いのニバリを止めるのは通常では無理でしょう。
しかし、2位から4位はまだ混戦です。
特にエヴァンスとウランはたった10秒差です。そうなると表彰台と、表彰台の位置争いが今後過激になりそうです。
普通に考えてこのままニバリを倒すよりか、調子の悪いエヴァンスを倒す方が理に適ってますから。
明日はクイーンステージ、超級山岳です。
正直、今日はエヴァンスがニバリに対して肉薄し、明日の決戦が見たかったのですが・・・
違った展開になりました。
しかし、これはこれで面白いですね。
新人賞のほうは相変わらず接戦ですし。
では、今日はここまで。
2013年5月23日木曜日
ジロ・デ・イタリア 2013 第17ステージ まとめ
今日は第17ステージです!
214kmで平坦なスプリントステージですが、やっぱり最後のゴール手前に山岳が設定されてます(笑)
しかも、例によって例の如く4級設定なのにそれ以上の難易度がありそうな山というw
ジロはスプリンターに何をさせたいのか分かりませんね。
山岳の途中や越えて下った直後にスプリントポイントが設定されたりしてますから。
まぁそれは置いておきましょう。
レースは4人の選手が逃げ出し、それを集団が追うという構図になりました。
メンバーはルビアーノ、ベルコフ、ドックス、ダーブリッジの4人。
しかしながらどちらもそこまでやる気が無いのか、割と落ち着いて進みます。
最初は3分程度でしたが80km地点では5分程度に広がります。
しかし、集団的には十分捕まえられる距離なのでこのままずっと泳がせていました。
基本的には大きな展開はありませんでした。
途中にある2つのスプリントポイントは逃げているベルコフがどちらも1位で通過。
4位までは先頭に潰されますが5位以下に僅かなポイントがつきます。
このポイントを求めてカヴェンディッシュが集団では前に出てきてにらみを利かせてどちらも5位で通過。
稼いだポイントは両方あわせて僅か4ptですが、これをとっても2位のエヴァンスとはまだ10pt差です。
ジロは前述の通り変なところにスプリントポイントが設定されているので、エヴァンスが後半に総合を求めて良い走りをすると、ついでにポイントを獲得してしまい、ジャージを奪われる可能性があります。
去年はそれをホアキン・ロドリゲスにやられてカヴはジャージを逃しました。
なので稼げるところは僅かでも稼いでおく方針なんでしょう。
スプリントポイントを過ぎると集団はペースをどんどん上げます。
35km地点でタイム差は1分50秒まで縮まりました。
しかしここから一気に道が狭くなります。
集団の後方では詰まってしまい停止してしまう選手も。
逃げていた選手の中でベルコフは見切りをつけたのかボトルを併走車から貰ってジャージに詰め込むと下がっていきました。
最後の山岳の手前の丘は何とかクリアしますが、ヴィーニファンティーニが強力な引きを見せてタイム差はどんどん縮まります。
そしてペースの上がった集団からプローニとディルーカが飛び出します。
プローニに少しアシストしてもらいその後、ディルーカが飛び出します。
先頭ではそれを察知してかルビアーノが飛び出します。
ドックスが遅れ、ダーブリッジも粘りますが遅れていきます。
ディルーカは遅れた2人をかわし、ルビアーノと合流します。
しかしここで、集団がすぐそこまで迫ってました。
そんな中、19.5km地点で今度はヴィスコンティが飛び出します。
この飛び出しはかなりの勢いがありました。
すぐにディルーカたちと合流しますが、そのまま山頂を目指してペースを上げます。
ルビアーノは粘りますが、ついていけないディルーカはずるずる下がり、集団につかまりました。
そのままいったヴィスコンティは山頂を取ると、ダウンヒルに入ります。
このダウンヒルがかなり道が狭く、ヘアピンなどもあり非常にテクニカルです。
30秒程度の差が生まれましたが、集団はこの危険な下りではペースが上がらずタイム差は縮まりません。
下りきると残り9km。
ここから集団は追い上げたいのですが、意思の統一ができません。
4級手前の丘では何とか粘っていたカヴですが、4級の上りでは遅れてしまいました。
しかもカヴだけでなく、有力なスプリンターが全員潰されました。
そうなると集団を強力に牽引するスプリンター系チームも居ませんし、残った選手に勝利のチャンスが生まれるもんだからここに来て、アタック合戦と牽制し合いが始まってしまいます。
そして、勝利を目指してやったはずなのに、それによって協調体制が作れないのでタイム差が縮まらなくなってしまいました。
集団はもう完全に崩壊してました。
ヴィスコンティが逃げてるのに何故か同じモビスターのチームメイトまでアタックを仕掛けてしまうくらい混乱した状況になってしまいました。
そんな状況で、差を縮められるわけありません。
最後までヴィスコンティは逃げ続け、十分なリードを保ちながらゴールにやってきます。
しっかりとジャージを締めて、十字を切って手で顔を覆い、そして喜びを爆発させながらゴール!
最後の絶妙なタイミングで飛び出したヴィスコンティが、ガリビエでの勝利に続き2勝目です。
そして、強調が取れなかった集団は結局まとまって帰ってきます。
2位以下の争いも多少起きましたが、総合勢は動かずにゴール。
唯一、ベタンクールがまさかのパンクで遅れるシーンがありましたが、それがゴール2km手前だったので何とか救済ルールに助けられてタイム差はつかずに済みました。
ロードレースはこういったトラブルがあるから怖いですね・・・
そして結局カヴは更に後の集団でゴール。
本人としてはやはり今日のステージでポイントを取りたかったようで悔しそうでした。
しかし、ツイッターでも言われてましたが平坦スプリントステージで、スプリンターが全員潰されるってなんなんでしょうねw
明日は山岳TTです。
ニバリがかなり好調なのでタイムを稼ぎそうですが、ここまで目立った動きをしてないエヴァンスが一矢報いるか?
それともコロンビア人のウランやベタンクールが上手くやるのか?
見逃せませんが、重要なのは後半なので明日は仕事が遅くなっても大丈夫ですね。
では、今日はここまで。
214kmで平坦なスプリントステージですが、やっぱり最後のゴール手前に山岳が設定されてます(笑)
しかも、例によって例の如く4級設定なのにそれ以上の難易度がありそうな山というw
ジロはスプリンターに何をさせたいのか分かりませんね。
山岳の途中や越えて下った直後にスプリントポイントが設定されたりしてますから。
まぁそれは置いておきましょう。
レースは4人の選手が逃げ出し、それを集団が追うという構図になりました。
メンバーはルビアーノ、ベルコフ、ドックス、ダーブリッジの4人。
しかしながらどちらもそこまでやる気が無いのか、割と落ち着いて進みます。
最初は3分程度でしたが80km地点では5分程度に広がります。
しかし、集団的には十分捕まえられる距離なのでこのままずっと泳がせていました。
基本的には大きな展開はありませんでした。
途中にある2つのスプリントポイントは逃げているベルコフがどちらも1位で通過。
4位までは先頭に潰されますが5位以下に僅かなポイントがつきます。
このポイントを求めてカヴェンディッシュが集団では前に出てきてにらみを利かせてどちらも5位で通過。
稼いだポイントは両方あわせて僅か4ptですが、これをとっても2位のエヴァンスとはまだ10pt差です。
ジロは前述の通り変なところにスプリントポイントが設定されているので、エヴァンスが後半に総合を求めて良い走りをすると、ついでにポイントを獲得してしまい、ジャージを奪われる可能性があります。
去年はそれをホアキン・ロドリゲスにやられてカヴはジャージを逃しました。
なので稼げるところは僅かでも稼いでおく方針なんでしょう。
スプリントポイントを過ぎると集団はペースをどんどん上げます。
35km地点でタイム差は1分50秒まで縮まりました。
しかしここから一気に道が狭くなります。
集団の後方では詰まってしまい停止してしまう選手も。
逃げていた選手の中でベルコフは見切りをつけたのかボトルを併走車から貰ってジャージに詰め込むと下がっていきました。
最後の山岳の手前の丘は何とかクリアしますが、ヴィーニファンティーニが強力な引きを見せてタイム差はどんどん縮まります。
そしてペースの上がった集団からプローニとディルーカが飛び出します。
プローニに少しアシストしてもらいその後、ディルーカが飛び出します。
先頭ではそれを察知してかルビアーノが飛び出します。
ドックスが遅れ、ダーブリッジも粘りますが遅れていきます。
ディルーカは遅れた2人をかわし、ルビアーノと合流します。
しかしここで、集団がすぐそこまで迫ってました。
そんな中、19.5km地点で今度はヴィスコンティが飛び出します。
この飛び出しはかなりの勢いがありました。
すぐにディルーカたちと合流しますが、そのまま山頂を目指してペースを上げます。
ルビアーノは粘りますが、ついていけないディルーカはずるずる下がり、集団につかまりました。
そのままいったヴィスコンティは山頂を取ると、ダウンヒルに入ります。
このダウンヒルがかなり道が狭く、ヘアピンなどもあり非常にテクニカルです。
30秒程度の差が生まれましたが、集団はこの危険な下りではペースが上がらずタイム差は縮まりません。
下りきると残り9km。
ここから集団は追い上げたいのですが、意思の統一ができません。
4級手前の丘では何とか粘っていたカヴですが、4級の上りでは遅れてしまいました。
しかもカヴだけでなく、有力なスプリンターが全員潰されました。
そうなると集団を強力に牽引するスプリンター系チームも居ませんし、残った選手に勝利のチャンスが生まれるもんだからここに来て、アタック合戦と牽制し合いが始まってしまいます。
そして、勝利を目指してやったはずなのに、それによって協調体制が作れないのでタイム差が縮まらなくなってしまいました。
集団はもう完全に崩壊してました。
ヴィスコンティが逃げてるのに何故か同じモビスターのチームメイトまでアタックを仕掛けてしまうくらい混乱した状況になってしまいました。
そんな状況で、差を縮められるわけありません。
最後までヴィスコンティは逃げ続け、十分なリードを保ちながらゴールにやってきます。
しっかりとジャージを締めて、十字を切って手で顔を覆い、そして喜びを爆発させながらゴール!
最後の絶妙なタイミングで飛び出したヴィスコンティが、ガリビエでの勝利に続き2勝目です。
そして、強調が取れなかった集団は結局まとまって帰ってきます。
2位以下の争いも多少起きましたが、総合勢は動かずにゴール。
唯一、ベタンクールがまさかのパンクで遅れるシーンがありましたが、それがゴール2km手前だったので何とか救済ルールに助けられてタイム差はつかずに済みました。
ロードレースはこういったトラブルがあるから怖いですね・・・
そして結局カヴは更に後の集団でゴール。
本人としてはやはり今日のステージでポイントを取りたかったようで悔しそうでした。
しかし、ツイッターでも言われてましたが平坦スプリントステージで、スプリンターが全員潰されるってなんなんでしょうねw
明日は山岳TTです。
ニバリがかなり好調なのでタイムを稼ぎそうですが、ここまで目立った動きをしてないエヴァンスが一矢報いるか?
それともコロンビア人のウランやベタンクールが上手くやるのか?
見逃せませんが、重要なのは後半なので明日は仕事が遅くなっても大丈夫ですね。
では、今日はここまで。
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