2012年8月30日木曜日

フロントホイールの影響 結果 リアホイールの影響へ続く

昨日の話題の続きになります。フロントホイールが走行にどのような影響を与えるのか知るために簡単な実験をしてきました。R500を最近使ってましたが、フロントだけ手組みに交換して走ってきました。昨日までの考察では、フロントホイールも踏んだ時の進む感覚に影響を与えてると考えてましたが、結果は・・・あんまり、変わりませんでした。うーん、一般的な理論だと間違いではないのですが、そこを疑っての実験でしたので結果には私の期待は裏切られました。逆に、一般的な理論がとりあえずこの実験では正しいという結論の裏付けにもなりました。やっぱりフロントはラジアルでも良いようです。また、フロントを変えても進む感覚はあまり変化しなかったのでやはりそこらへんの感覚への影響はリアホイールが支配的なようです。そうなると今度はリアだけ交換して走ってみなくては・・・
R500のリアホイールは24Hで2クロスで組まれてます。これはALX440SLと同じ組み方です。24Hの構成だとこれが駆動剛性は一番高そうです。しかし、やはり32Hのイタリアン組には敵わないようです。当たり前ですが24Hと32Hの比較、8本のスポークの差は予想以上に大きいです。そうなると、よく進むホイールが欲しいならリアのスポークの本数についてはちょっと考えないといけないようです。ガンガン進むホイールが欲しいなら多くすれば良いというのが今のところの結論ですが、多くすると空気抵抗は大きくなってしまいます。また、当然スポークが多いとその分重くなります。しかしスポークの本数増による重量増は、微々たるもので、リム側もニップル分が重くなる程度なので影響は少なく、本数が多いことによって得られる剛性の方がメリットとして大きいと思いますからそこは無視しましょう。空気抵抗はちょっと気になります。速く走らなければ(速く走れなければ)問題はないのですがレースでも、と考えるとちょっと悩みます。最も今のところ手組みホイールを使っても無茶苦茶に空気抵抗が大きくて巡航がしんどいとは感じてませんからここも本当は問題ではないのかもしれません。
やはりリアのスポークの本数は増やすべきなのでしょうか?しかし、ここでちょっと考えます。今使ってるホイールのR500やALX440SLはどちらもNDS、DS共に2クロスの構成です。NDS側に関しては駆動剛性への影響が実は少ないのかもしれません。故にNDS側はラジアルで組まれることが多いわけですし。そうなると、NDSを無視した場合、DS側にはスポークが12本あり、駆動剛性を支えてます。
一方32Hの手組みの場合。同じくNDSを無視するとDS側にはスポークが16本あり、それで駆動剛性を支えてます。24H2クロスの組み方と比べるとDS側の差は4本です。これが実は大きな影響を与えてるのではないでしょうか?完全に推測なのですが、もしそうだとすると32Hのリムとハブを使って、NDS側を8本ラジアル、DS側を16本4本組で組んだ場合、同じ24Hの構成でも走り心地に影響が出るかもしれません。いや、多分色々出るのは確かなのですがここで私が言いたい違いは、踏んでよく進むか進まないかの問題です。俄然、24本でホイールを組みたくなってきました。やっぱり実験用の手組みが必要ですね。あれこれ試してみたいです。もし私の推測が正しかったら32Hイタリアン組のホイールとそこまで変わらず進むホイールができて、ついでにスポークが少し減ったので重量減、空気抵抗減になるはずです。まだまだわからないことだらけです。理論なんて、後からとりあえず実験したいです。では、今日はここまで。

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