2013年2月28日木曜日

明日から3月! オフシーズンのバイク

明日から3月ですよ!みなさん!
時がたつのは早いものですね。しかし私には少し長く感じました。
待ちに待った3月ですから。3月は解禁です。
ドクターストップがかかってたのは今月までなので明日からは外を走ることができます!
しかも明日は仕事が休み!これは走るしかない・・・と言いたいのですが、明日は全国的に雨の様子。なんで・・・
まあ明日の朝の天候次第です。 小雨なら行こうと思いますが何かお昼ごろ強雨になってます・・・タイミングが悪い。せめて夜か夕方まで持ってくれるなら良かったのに。
ダメだったら3本でも乗ります。

今日はちょっとオフシーズンについて書こうと思います。
といってもオフシーズンのトレーニングや過ごし方ではなく、バイクのセッティングの方です。
私はオフシーズンはバイクのセッティングを少し変えます。
オフシーズンだと、シーズン中より乗る頻度が下がり筋力が落ちたりするのであまり前傾過ぎるポジションにすると辛くなるので少しポジションを緩くします。
スペーサーを入れて高さを上げ、ステムも少し短くします。といってもどちらも1cmくらいですけど。
それとタイヤを変えます。
オフシーズンだと私の地方では雪が降ります。
そうなると道路は雪解け水で常に水浸しになります。常にウエットな状況になるのでグリップ力重視のタイヤを使います。
また、トラブルがあると寒空の中修理しないといけないので頑丈さも重視です。
その結果がContinentalのGatorSkin 25Cです。
25Cにすることでグリップや安定性を重視。
またゲータースキンは非常に頑丈なので滅多なことではトラブルがありません。
そして乗り心地も快適というのも大きなポイントです。オフシーズンは筋力が落ちてる影響などで、乗り心地の硬いタイヤだと辛い場合もありますから。

それ以外にもサドルを少しだけ下げたり、ギア比を少しワイドにしたりする場合もあります。
オフシーズンはとにかく身体ができてないので無理をしないように気をつけます。
もう3月ですがそろそろ各地でのレースも盛んになってくるでしょう。
早め早めに身体を作っといた方が後々キツイトレーニングするときも楽になりますし、よりキツイ強度でトレーニングできます。
明日から私も頑張ります。
では、今日はここまで。

アルミとカーボン

最近、カーボンについてちょっと調べてます。
私が自転車に乗り始めたときはカーボンがようやく普及し始めたころでした。
とはいっても、今ほど安くはなく中華カーボンなんかの入手ルートも限られてたので買うとなるとそれなりのお金が必要でしたが、まったく届かないというものではありませんでした。
それから7年がたちましたがかなり普及しました。
初めてのロードバイクがカーボンという人も珍しくはないでしょう。
そんな一般的な素材でありながら私は少し前まであまりカーボンという素材を信用してませんでした。
高価なので私には手が届きにくいというのもありましたが、耐久性に不安があったからです。
広く採用されてるので大丈夫だろうという考えもありましたがそれでも少しの不安があり結局ずっとアルミを使ってきました。
今でも、多少不安はあります。どこでもかしこもカーボンにすればいいという考えはありませんが、全体的に見たらカーボンを採用した方がいいという考えに変わってます。
これはカーボンについて色々と知識が増えたこともありますが、それ以外にもアルミについての知識も増えて、その結果アルミの信頼が私の中で少し落ちたためです。
今では私の中に
アルミ=耐久性が高い
という図式は存在しなくなりました。 なぜ存在しなくなったか?
それはアルミが疲労限界点を持たないという特性があるからです。
何度かこのブログでも書いてますが、改めて説明すると多くの金属には疲労限界点というものが存在し、その限界点を超えた負荷がかからない限り金属疲労は進行しないという風になってます。
鉄なんかはそれが非常に優秀で疲労限界点が高いので金属疲労が起こりにくく耐久性が高くなります。
しかしアルミには困ったことにこれがありません。
じゃあどうなってるのか?常に疲労が蓄積していってるのです。
無いというより、疲労限界点の位置が限りなくゼロに近いといった方が良いでしょうか?
とにかく使う限りどんどん金属疲労が進行していきます。
なのでアルミは必ずいつか金属疲労で壊れます。鉄だったら限界点を越えない限り進行しないのでいつまでも大丈夫ですがアルミはそうではありません。
また大きな負荷がかかればかかるほど金属疲労の進行も早くなります。
落車などで大きな負荷がフレームにかかった場合、一見大丈夫でも金属疲労が多大に進行してる恐れがあり、少ししたらいきなりクラックが入るなんてことも考えられます。
この金属疲労はある種の寿命なので回復させることはできません。
それを考えるとアルミを手放しで耐久性があると考えることはできません。

で、次にカーボンです。
これは金属ではないので疲労限界点はありません。
ただ、カーボンは使い込むとへたってくるという話があります。
以前のサイスポで特集をしていましたが、欧州プロレーサーの殆どはへたりを感じていてシーズン中にフレームを変えることがあるそうです。もっとも、そのときサイスポがやった実験では数字上では使用したフレームと新品のフレームで差はありませんでしたが・・・
しかし、へたりというのはあるかないかはおいとて、それ自体は故障や破損ではありません。
性能劣化の一つです。使えなくなるって訳じゃありません。
カーボンは壊れるときは一気に壊れてくれます。クラックや破断などがしっかりおきます。
それまで大きな歪みなどが現れることはありません。
そう、この壊れるときは一気に壊れてくれて、歪みが出ないという点に私は注目してます。
そもそも耐久性って?と考えたとき壊れるまでの使用時間や距離の長さがあると思います。
それに関していうとアルミはどんどん疲労が進行していくので必ずありますが、カーボンの場合はへりはあるものの、 一応そういった疲労で壊れるということはないようなのでここの点を単純比較するとカーボンの方が良さそうです。
次に、歪みについて。
アルミは金属なので展性延性があり、強い力がかかればその通りに変形し歪みます。更に金属疲労も進行します。
ところがカーボンは金属ではないので歪みません。その代わり壊れるときはあっさり壊れますが歪みがないので壊れるまでの構造的な悪影響は少なくなります。
ホイールのリムで考えてもらうと分かりやすいのですが、アルミリムだと使ってると歪んで振れが出ます。カーボンだとそもそも歪みがでないので振れがあまり出ないそうです。
プロチームのメカニックの話などでもカーボンにしてから振れ取りの頻度が下がったそうです。
これは私個人の考えですが、私の中で悪影響は

構造的な悪影響 > 性能劣化による悪影響

という順位になってると思います。
そうなると構造的な悪影響が少なそうなカーボンの方が壊れるまでのことを考えるとトータルでの悪影響、性能低下が少なくなりそうです。
この2点を考慮するとアルミとカーボンの両者には耐久性だけで言ったらあまり大きな差がないのでは?と感がるようになりました。
特にアルミの疲労は厄介です。各所で最高のアルミフレームと名高いCAAD10がありますがアレはおそろしいほど薄いアルミパイプを使って作られています。
アルミはパイプの径を大きくすると肉薄にしても強度を出すことができるので十分軽量にできます。
ただし、素材の量が減るのでより金属疲労に弱くなります。
CAAD10の採用を見送った理由に以前BB30を挙げましたがここも一つの理由です。
耐久性で言ったら、1150gのアルミのCAAD10と同重量のカーボンフレームを比較した場合、恐らく耐久性があるのは後者のカーボンです。
CAAD10の方は無理をしたでた1150gです。カーボンでの1150gは無理をして出したというものではありません。
CAAD10はフレームセットで12万円。この金額をだせば最近ではカーボンフレームは手に入ります。
そうなるとアルミを信用して、軽くて耐久性があるからCAAD10を買うのはあまりいい選択ではないと思います。
そうではなく、耐久性に不安が残ることを理解して、アルミの乗り味と軽量性を求めて買うのはありだと思います。アルミにはアルミの良さがありますから。
そこは耐久性とは別の話になるのでカーボンの方が優れてるとかどうこう言えるものではありません。

耐久性というのは、かなり重要です。
私たちはプロではなく資金も全て自腹ですから、ここはランニングコストにかなり影響してきます。
しかもそのランニング中、所謂運用中の性能低下は極力避けたい。
またイニシャルコストも考えなければなりませんが、最近ではどんどんカーボンの値段が下がってるのでそこまで深刻にならなくても良い場合が増えています。逆にアルミは割高になってきてる気がします。
もちろんここに好みの話を入れると色々変わってきますが、耐久性という観点をいろいろ考えるとカーボンって悪くなさそうだ!って話でした。
実際私も、次にレース用フレームを買うとしたらカーボンになるでしょう。
アルミの乗り味は捨てがたいですが、その乗り味の味付けは他のパーツで付けることもできそうですし・・・
それまでにどこまでカーボンの値段が下がるかな?
個人的には値段は下がらなくても良いから耐久性を重視した、ガンガン使えるようなカーボンフレームが増えてくれると良いのですが・・・壊れなくなると自転車屋さんとメーカーが困りますね(笑)
では、今日はここまで。

2013年2月27日水曜日

シマノペダル

WiggleでもついにTime Xpressoの取り扱いが開始しました。
現在定価20%OFFのバウチャーも出てますが、いつも通り在庫のある商品にのみ適応され今はまだTitanモデルが入荷してないのでしばらく様子見です。
入荷して、セールが重なった時期に買いたいと思います。

が、ちょっと悩んでます。
これまでずっとTimeのペダルを使ってきましたがここにきて少しシマノのペダルが気になってるからです。
Timeのセンタリング機能の効いたフローティングも良いのですが、シマノのセンタリング機能なしのフローティングが試したくなってます。
Timeのフローティングはポジションがしっかり出せれば良いのですが、きちんと出ない場合(まだ走り方が定まってなかったり、怪我の影響だったり)ではシマノの方が膝に優しいのではないかと思ってるからです。
それに若干ではありますが、Timeのペダルを使ってるとばねの力を強くしても思いっきり踏んだときに少しよれるような、力が僅かに逃げるような感覚があります。
これは私の踏み方が乱れてる証拠でもあると思いますが、限界まで踏んでるときまできっちり綺麗に回せるようになるには相当努力しないといけないと思います。
それを目指すのも良いですが、手っ取り早く解決できるならそれを試してみたいところ。シマノならフロートの角度も調整できますし、センタリングがないので自然な足の位置に動かすことができます。
足の位置が動くのは良くない・・・という考えだと固定クリートでも使うべきですが、それは機械本位や理想論であるので現実に人間と照らし合わせた場合正解かどうかわかりません。
機材に人間が合わせるか、人間に機材が合わせるかの違いがあります。
今回は人間に機材を合わしてもう方の考え方です。
そしてシマノペダルといえばかっちりとした踏み心地らしいですからそこらへんも少し気になってます。

ですが、納得いかないのが重量です。
Timeのペダルの重量を見てるとシマノでは許せる重量がDURAクラス、ぎりぎりアルテカーボンって感じになります。
Timeなら最廉価モデルでもDURA並みの重量の軽さです。重量を見たときのコストパフォーマンスは最強です。
で、そうなるとDURAやアルテが欲しくなりますが、シマノを本採用したいというわけではなく試してみたいだけなので流石にそれらは買えません。
105が妥当ですが、105の重量は322g、一方で今私が使ってるI-Clickの最廉価のFiberFlexは260g・・・
せめて300gは切って欲しかった・・・アルミボディだから仕方がないとは思いますが、重い。

近くに自転車乗りの方が居れば借りたりできるのですが、こんな島根の片田舎でロードバイクに思いっきり乗ってる人間なんて・・・
練習環境は悪くないんですけどね・・・冬に雪が降ることを除けば道も空いてますし走りやすいのですが。
まあ買ってみて合わなかったら誰かに売ってしまうという手もあるので考えときます。
試さずに結論は出せませんし。
では、今日はここまで。

2013年2月26日火曜日

今年の参加イベント

今年はホイールのための貯金をするのであまりイベント参加はできませんが今のところいくつかのイベントには参加するつもりです。

1つは飯南ヒルクライム。
去年はスタート前にボトルの水をほとんど飲みきってしまい、脱水症状になりながら危うくリタイアしかけるという呆れてものも言えない悲惨な結果だったので今年はリベンジしたいと思います。
今年は広島県の三次から自動車道が開通しますので非常にアクセスがしやすくなります。
私の場合は交通の便は全く変わらないのですがw
そのため参加者も増えてレベルが高くなることが予想されます。
去年は上記のような散々な結果だったので順位もど真ん中で終わってしまいましたが、今年は上位1/4 くらいは目指そうと思います。

もう一つはさくらおろち湖ロードレースです。
複数回ありますので、どれに出るかまだ決めてませんし登録部門で走るか未登録部門で走るかも決めてません。
これに関しては住んでる町で開催なので会場まで走っていけますから必要費用が参加費だけですみます。
参加費も安いですし色々なイベントに出れない分、何回か出るかもしれません。

で、これ以外にも身内のイベントにはいくつか出ます。
というか身内のイベントの方が私にとっては重要です。
狙ってる大山TTがありますからね。
大山TTは早いとこ優勝してしまいたいです。以前優勝を逃してからもう5年です。
しかもそれ以降は調子が上がらず表彰台も逃してますから何としても取りたい。
早いとこ優勝しないと他の目標に集中できません。
現在の身内のレベルを見る限りだと、イレギュラー要素が出てこない限り、私が以前の調子を取り戻せれば勝てる可能性はあります。
イレギュラーが出てきたらちょっと怪しいですけど・・・
後、去年の上位陣の今年の成長具合ですね。
実は何より自分の中で恐ろしいのは弟の存在だったり(笑)
弟に勝てない兄なんてあの兄弟だけで十分ですw

これ以外にも予算の都合さえつけば色々出る予定ですし、これはあくまで秋ごろまでの話なのでそれ以降はまた変わります。秋からは何としてもシクロに出たいところ・・・
会場で見かけた方はよろしくお願いします。
あ、飯南とさくらおろち湖では流石にメイド服では走りませんよ(笑)
では、今日は昨日の停滞分がありますのでもう一つ投稿します。

2013年2月24日日曜日

ツアーオブカタール&オマーン

今日、ツアーオブカタールとオマーンのハイライトの放送がありました。
ハイライトなのでそれぞれちょっとしか見れませんがそれでも非常に熱い戦いでした。
カタールはカヴェンディッシュ無双でした。
今期はSKYからオメガファルマに移ってアシスト体制が充実してるので去年のツールような活躍では終わらないでしょう。今年はオリンピックもありませんからまたポイント賞ジャージを狙ってくるはず・・・

オマーンも面白かったです。というかオマーンの方が圧倒的に面白かった。
なんせビッグネーム大勢出場
コンタドール、フルーム、ウィギンス、エヴァンス、サガン、ホアキン、ニバリ、カンチェラーラ、ボーネンなどなど・・・凄い面子が揃ってます。
しかも、その中でもコンタドール、フルーム、エヴァンス、サガン、ホアキン、ニバリは積極的に動いてきて総合争いを始めるなどツールのワンシーンのような状態に。
惜しいですね。こんなに面白い展開になったのなら全編放送、せめて1ステージごとのハイライトを毎日放送して欲しかったです。
その中でも特に好調をアピールしたのがサガン。早くも今シーズン2勝をあげましたが、相変わらずウィニングポーズには何かネタを仕込んでたようですw 何の意味なのかはっきりしませんが、ネタを考えてるあたり勝つ自信があるということなので恐ろしい。
とはいうものの今期はチームを移籍したカヴや万全なスタートを切ったグライペルが去年以上に彼の勝利を邪魔してくるはずです。持ち前のネタが今年のツールはどれだけ見れるかな?
期待です。

さて、今日はここまでですが明日の更新はもしかしたらできないかもしれません。
ちょっと仕事が忙しくて明日は残業になるので、帰ってくるのが遅くなり翌日も早いので明後日にまとめて更新します。
もう少しで2月も終わり!ようやく外で乗れます。楽しみ!

剛性と軽快さ

昨日、ツイッターで少し話題となったので書きます。
剛性と軽快さについてです。

軽快さというのはヒルクライムで非常に重要になります。
もちろんヒルクライム以外でも大事ですが、ヒルクライムでは特に重要視されると思います。
特筆した軽快さは無いんだけど40km/h以上からが気持ちの良いバイク・・・なんてインプレが雑誌なんかにありますが、
そのものが良いか悪いか、このインプレが信用なるのか(笑)
という事は置いといたとしても、あまりこういうバイクはヒルクライムに使いたくないですね。
ヒルクライムだと実力がある人が平均20km/hくらいですからまず向かないでしょう。
大半のアマチュアはそれ以下の速度になるのでより顕著です。
そんなのより軽快で25km/hまでの加速が良いバイクとかの方がヒルクライムには向いてるはずです。

で、そういうバイクってどんなのがあるの?
と聞かれると私が試乗したので最高だったバイクがCannondaleのSystem Sixでした。

SYSTEMSIX TEAM 1
07年ごろのフレームですが。新品で手に入るなら今でも買いますし、メインマシンにしたいくらいのフレームです。
珍しいことにリアがアルミ、フロントがカーボンのハイブリッドフレームです。普通と逆ですね。
このころのキャノンデールはまだ、フルカーボンフレームを作ってませんでした。
CAADで成功したアルミ屋としてずっとやっていましたが、カーボンの流れに逆らえず出してきたのがこれです。
とは言うものの非常に素晴らしいフレームです。リアをアルミにすることで、非常に高い反応性を持たせることに成功しています。
またリアがアルミというのを感じさせない快適さも兼ね備えてました。
これの感覚が忘れられず、事故後に新しいフレームを買う時はCAAD10とRA6でずいぶん悩みました。結果としてはBB30が気に入らなかったのでRA6にしましたが・・・

このフレームに乗ったときは衝撃を受けました。

まるで、バイク自身にモーターがついてるような感覚でした。
とにかく、踏んだ瞬間からの加速が素晴らしく、非常に反応が早いのですが硬いという印象は無く、ロスしてる感覚も無く、自然にバイクが前に進んでいく・・・そんな感覚でした。
振りも軽く、良く前に進む・・・私の中の理想のヒルクライムバイクです。

で、それを求めて色々と考え、パーツアセンブルをしたり、フレームを選んだりしてるのですがなかなか実現できません。
色々な知識や経験から反応が良くて、前に進むフレームは高剛性なフレームだ!
という答えを出していました。そのため今のRA6に乗っているのですが、どうも実際は違うようです。

剛性が高い=パワーロスが少ない≠前に良く進む
という感じなんですね。パワーロスが少なければ力が効率よく変換され前に進むような感じがするのですが・・・それは結局理想論なんだと思っています。
『人間とは不完全なエンジン』
先日読んだ栗村監督のトレーニング本に書いてあったのですがそれが原因だと思います。
仮に、人間が完璧なエンジン・・・というかBBにモーターが入ってるようなものと考えてください。
それだと、きっと高剛性なフレームの方が良く進むフレームになるはずなんです。
ところが人間はペダルを踏んでクランクを回して自転車を走らせます。
そのクランクを回す円周運動ではかならず踏む力にムラが出てます。
更には常にチェーンリングに対して水平に脚が動いて綺麗に踏んでれば良いのですが、現実には左右に足はぶれますし、ダンシングすればそれはより顕著になります。また、最初は綺麗に踏んでいたとしても疲れてきたりしてブレが大きくなることもあります。
そうなるとあまりに高剛性にしてしまうと、そのぶれた力を吸収できずに路面に伝えてしまい走行に悪影響を与えてしまうと考えてます。
私のRA6に乗っているとそれが良く感じます。元気で、ペダリングがうまくできてる間は走ってくれるのですが、疲れてきたり乱暴にダンシングすると、とたんに進まなくなり軽快さがなくなると感じてます。
これは私のRA6のフレームサイズが小さいことが大きく影響してると思うのですが、CBNの高校生レビュワーであるblue_monkeyさんに聞いたところ彼が乗っていたRCS6のサイズ49(RA6の兄弟機でカーボンバックになっています)でも同じような感覚があったそうなので、大きく間違ってはないと思います。
SystemSixは高剛性でしたが、おそらくそこらへんの剛性調整とかが凄く上手かったんだと思います。
現に今のCAAD10でも堅すぎるという話は聞かないので、そうなんだと思います。
逆にSuperSixEVOだと堅いという話は聞きますがあれは、高い出力を出してペダリングも綺麗なプロが使うためにそうしたんでしょうかね?
そうなるとアマチュアには無印のSuperSixの方が軽快に良く進むと感じるかもしれません。

ということで、必ずしも高剛性なフレームが軽快だということは無いと考えます。
恐らく、ライダーのペダリングの乱れを非常にうまく吸収してくれるフレームで、かつ剛性不足にならない程度の硬さを維持したフレームが軽快になるんでは無いかと今は考えてます。
ですから次ぎ買うフレームは剛性に気をつけないとなーって考えてるのですが、現実にフレームを買い換えるお金はありません(泣)
じゃあどうするのか?
簡単です。ペダリングを改善すれば良いんです。ペダリングが乱れてると進まないなら乱れないようにスキルを磨いてトレーニングすれば良いんです。
理想論では高剛性なフレームの方が良く進むのなら、人間を理想的なエンジンのように稼動できるようにすれば理想どおりの良く進むものになるはずです。
機材に文句を言わず、自分を磨いて解決する!
仮にしばらくしてフレームを買い換えたとしても、綺麗なペダリングを身につけておくのは絶対に悪い話ではないのでしっかりペダリングを改善しようと思います。
今年はボルトも抜いたことだし、3本ローラーを再開することができます。
実に2年ぶりでしょうか?それくらい久々に3本に乗ります。これでペダリングやバランスを鍛えて、改善しようと思います。
では、今日はここまで。

2013年2月23日土曜日

プロテイン、マルトデキストリン、クエン酸

昨日は更新忘れてました。すみません・・・
今日2つ書きます。

先日、プロテインとかを買いました。
今まではSAVASのアクアホエイプロテインを使ってました。↓
http://sujigane.blogspot.jp/2012/04/blog-post_17.html

が、難点としてちょっと高いのでガンガン飲むためにも安いものを使おうと思いました。
更には体重を増やしたいので、できればカロリーもとりたい!
回復力を増強するためにもクエン酸がやっぱり欲しい!
ということで以下の3品を購入しました。
 MAXLOADホエイプロテインチョコレート風味3kg
MAXLOADホエイプロテインチョコレート風味3kg 

 粉飴1kg H+Bライフサイエンス
粉飴1kg H+Bライフサイエンス


 クエン酸1kg 【全国メール便送料無料】 便利な詳しい説明書付き♪食品添加物規格 純度99.5%以上 無水クエン酸 疲労回復 抗酸化作用 美肌効果 クエン酸リンス
クエン酸1kg 【全国メール便送料無料】 便利な詳しい説明書付き♪食品添加物規格 純度99.5%以上 無水クエン酸 疲労回復 抗酸化作用 美肌効果 クエン酸リンス

このプロテインは凄いですね。
効果に関してはまだ買ったばかりなので分かりませんが、たんぱく質じゃないものばかりが入ってるわけじゃないので他と大差ないはずです。
それでこのコスパは凄いです。
3kgで7075円です。1kgが2358円です。
以前使っていたSAVASのアクアホエイは800gで4580円もしたのでかなり助かります。
もっとも、SAVASにはクエン酸などが最初から入っていたり、水で非常に美味しく飲めるなど利点も多くあるのでちょっと高いですがまぁ納得してます。
3kgとなるとかなりの大きさです。今回は高校生の弟と分けて使いますが、結構使い切るまで時間がかかりそうです。

で、プロテイン単体を飲むだけでなく、カロリーを追加するために買ったのが粉飴です。
粉飴というのは言い方を買えるとマルトデキストリンです。
マルトデキストリンって何?って人に超簡単に説明すると

あまり甘くない砂糖

です。でんぷんを分解して作られた多糖で非常に吸収しやすいものです。
これでカロリーを追加して体重を増やそうというわけです。特に私は胃腸が弱くて、おそらく栄養の吸収率が悪いのが体重の増えにくい原因の一つと予測してるのでこれで改善するはず。
プロテイン以外にも砂糖の代わりとして使えば色々とカロリーが追加できます。
特に、スポーツドリンクを作るときにこれも加えて入れれば自家製のCCDドリンクのようなエネルギードリンクが出来上がります。
また、運動直後や寝る前などに飲むことで回復力の補助もできるようです。
13gで50kcalになります。
1kgが500円とかなり安いのでオススメです。
ただし、使いすぎると太る危険があるので注意することと難消化性デキストリンというものがありますがあれは効果がまったく違うので注意してください。

で、最後がクエン酸。
クエン酸単体です。これも適当なジュースに溶かして飲もうと思います。
これで回復力の補助も大丈夫でしょう。
このクエン酸とマルトデキストリンと後は何かフレーバーを使って自作のスポーツドリンクを作ろうかと思ってます。レシピができたら公開します。

入院期間中に思うように体重が増やせなかったので、これで頑張って増やします。
では、ここまで。後でもう一つ投稿します。






2013年2月21日木曜日

不審者情報!

今日もローラー1時間。
今日は音楽を聴きながら回してましたが、ちょっと精神鍛錬のためにも1曲の間ずっとローラー台の負荷を最大にしてギアをアウタートップにして漕ぎ続けるという挑戦をしたら腰にきましたw
このトレーニングをしながら曲を聴いてるとテンポが20%くらい下がったように感じてしまいます。
長さが変わる感覚はありませんが、あれ?この曲こんなに遅かったっけ?ってなります。
でも、ある程度終わりが見えてるので集中して踏むことができるので結構良い練習になります。
これから取り入れましょう。

さて、今日は自転車とは関係ありませんが不審者情報です。
ツイッターで流れてきて驚きました。
もしかしたら国内に私を落としいれようと、罪を着せようと暗躍してる者が居るのかもしれません。
こんなことが起きるくらいだから多少なりとも私も有名になれたのでしょうか?
でも私にはちゃんとアリバイがありますし、立地的に犯行は不可能ですから犯人も甘いですね。
えぇこんな事件があったそうなんですよ・・・


メイド服姿の男が女子高生に「パンツください」

 

わ、私じゃありませんよ!
重ねて言いますが私じゃありませんよ!
いやー、あらぬ嫌疑をかけられました(笑)
もうこれ見た瞬間にネタ振りが来たとしか思えませんでしたw
ねぇ、こんなオイシイネタをほっとくわけ無いでしょう。
しかし何でパンツ下さい何ですかね?詰めが甘い。
ちゃんと
「ご主人様!この私にパンツを恵んでください!」
って感じでもっと下から言わないと、何よりご主人様ってちゃんと呼ばなきゃもらえるわけ無いでしょう!(ぇ
せめて
「お召し替えのパンツをお持ちしましたので、どうぞこちらをお使いください」
と気を利かせた対応をしてもらわないと(ぇ
私もまだまだ研究途中ですので至らない点が多々ありますが、まずは不恰好でも誠意を見せていかないといけませんね。
皆さんもメイド服を着たときは、きちんとメイドさんになったつもりで対応しましょう(笑)

では、今日はここまで。
今まで書いた記事の中で特級くだらない記事で失礼しましたm(_ _ ")m スイマセン

2013年2月20日水曜日

東京大阪キャノンボール挑戦レポート by Tossy

 

東京大阪キャノンボール挑戦レポート  by Tossy

 

今日は上記のキャノンボール挑戦レポートの紹介をしたいと思います。

キャノンボールとは何か?
かなり有名なのでご存知ではない方はあまりいないかもしれませんが、一応説明。
起源はかなり古くからあるようですが、東京~大阪間(東京→大阪でも大阪→東京のどちらでも可)を24時間以内での走破を目標とした挑戦耐久ランです。
機材規定などは特にありませんが、とにかく自分の力で24時間以内にたどり着くことを目標としてます。24時間以内に走りきれれば達成、時間オーバーしても走りきれば完走ということになります。
イベントとして存在するわけではなく、自己挑戦目標の1つです。なので全て自己自己責任になります。リタイアするのも可ですが、リタイアしたところで誰も助けてくれないので自分で何とかしなければなりません。そういった意味ではブルベにかなり近いところがあります。
ただし、どこかが認定してくれるわけではありません。そこはブルベと決定的に違います。
このキャノンボールはキャノンボーラーの方の言葉を借りるとアマチュアがぎりぎり達成できるかできないかの瀬戸際にある絶妙なレベルの目標だそうです。
距離にして550km程度、24時間で走るには23km/h程度の平均時速が必要になります。
途中には箱根などもありますし、当然夜間走ることも必要になります。また天候にもかなり左右されるので本当に際どい難易度だと思います。
生半可なライダーでは達成は無理ですが、本気で全てをかけて準備をすすめて、天候に恵まれればぎりぎり達成可能。


そんなキャノンボールですが、CBNではそのキャノンボールを支援するプログラムがあります。
そしてそのプログラムの支援を受けた初めての挑戦者としてTossyさんがまだ寒さの残る今月2月にキャノンボールに挑戦しました。そのレポートが上記のリンク先にあります。
内容については書きません。是非、リンク先のレポートをご自身で読んでください。

私自身もキャノンボールは自転車生活を送る中の目標の1つとしています。
ただ、この目標を達成するためにはもう少し時間が要るのは確かなのでまだ挑戦はしませんが必ず挑戦しようと思っています。具体的に言うとたぶん再来年とかになると思います・・・
それまでに他の目標を何とか達成しとかないと集中できません。集中しないで達成できるほど甘いものじゃないので、じっくり構えていこうと思います。

かなり難しい挑戦であることは確かですが、今はインターネットがある時代でキャノンボールについて調べれば多くの挑戦者の記録を見つけることができると思います。
特に有名なのはこちらのブログ↓

「東京⇔大阪キャノンボール研究」

baruさんというキャノンボールを調べていけば必ず当たる非常に有名な方です。
baruさんはキャノンボールを東京→大阪、大阪→東京のどちらも達成されています。
そしてbaruさんはそれに飽き足らず、去年には他2名の方とTOT(東京→大阪→東京)というとんでもないライドに挑戦し達成されてます。
人間というのは恐ろしいものです。そして人間というものは意外と簡単に限界を決めてしまいます。
私がキャノンボールを知ったのは一昨年の2011年でした。
身内の耐久ランイベントで、友人が24時間で610kmというとんでもない記録を打ち立てていたので人間がどれくらいの距離を走れるのか知っていたつもりです。
でも、このキャノンボールは違います。私の友人が打ち立てた記録はほぼ平坦なコースで、サポートありで達成したからです。サポート無しでこの距離、また箱根などを越えて24時間達成というのは自分の中では不可能でした。
しかし、現実には達成されています。しかも何人も。
そこでこう思っちゃって良いんです

自分にも達成できるかもしれない・・・ 

 

その勘違いこそが重要なんです。最初は勘違いでもなんでも良いんです。勘違いした瞬間に自分の中の認識の限界は破られるのですから。
そこから先、認識ではなく、現実の限界が破れるかどうかはまた話は別ですが、認識の限界を破らない限り挑戦しようとは思いませんから。
現在私もその状態です。キャノンボールもそうなんですが、前からちょくちょく書いてる日本縦断タイムトライアルがまさにそれです。
日本縦断は一度達成してるので現実には認識の限界を破ってるだけではなく、もうちょっと先には行ってると思いますがまだ認識の範囲でしょう。
でも、それができたからもう一度日本縦断に、次はタイムトライアルで挑戦しようと思ってます。
皆さんもどんどん勘違いしましょう。達成した瞬間にそれは勘違いではなかったことになりますし、たとえ達成できなくても挑戦すればその勘違いから学ぶことがあります。
まずは勘違い、それでいいんです。

では、今日はここまで。

2013年2月19日火曜日

今年のダウンアンダーのバイク ⑥

ダウンアンダーのバイク紹介のラストです。
忘れてたわけじゃありませんよ。というか、シクロワイアードさん忘れてたんじゃないですか?(笑)
もうJsportsのダウンアンダーの初回放送も終わっちゃってますよw
もっと早く出してくれればレース中も色々考えながらみれて楽しかったかもしれませんが・・・どうにかならなかったの?
まぁそれは置いといて引用元はこちらです。
プロバイク紹介最終回 エウスカルテル、アルゴス、キャノンデール

まずはエウスカルテル
 フアンホセ・オロス(スペイン、エウスカルテル)のオルベア Orca GOLD: photo:Kei Tsuji

 オルベアのフラッグシップ オルカゴールドです。
コンポやホイール、ペダルはシマノです。タイヤはヴィットリア、ハンドル周りがFSAです。
一見普通ですがこれ、ものすごいツッコミが入れれる構成です。
シクロワイアードの紹介文を引用させてもらうと
コンポーネントはデュラエース7970シリーズで、ホイールやペダルもシマノ。タイヤはヴィットリアのコルサEVO SC。ハンドル周りはFSAで統一されており、BB30のフレームに合わせてFSA製アダプターが使用されている。” 

とあります。
もうお分かりですね。このバイクはシマノコンポを使ってるのでクランクもシマノです。
フレームはBB30なのに!
FSA製のアダプターを使用する: photo:Kei Tsuji
このようにFSAのアダプターを使ってるみたいです。
BB30って何なんでしょうね・・・
プロなんで大人の事情もあってシマノクランクを使ってるのかも知れませんが、ハンドル周りがFSAならクランクもFSAを採用すれば良い話です。FSAにはちゃんとBB30対応クランクがありますし、島の互換です。
シマノが対応してないってのもありますが、非常に不可解ですw


つぎはアルゴス・シマノ

マルセル・キッテル(ドイツ、アルゴス・シマノ)のフェルト F1: photo:Kei Tsuji
 
フレームはFELT F1です。
スポンサーにシマノが入ってるだけあって、シマノだらけです。
ハンドル周りはPROで、タイヤはこちらもヴィットリア。
これはエーススプリンターのキッテル選手のバイクなのでハンドルはアルミのVIBE7Sでハンドルはカヴェンディッシュが使ってるものと同じものを使ってるそうです。
何時のステージに撮ったのか分かりませんがホイールはC50がついてます。
他の選手はもっとディープなホイールを使ってましたが、キッテル選手は好みが違うのでしょうか?
それとも上り対策でスーパーディープは避けたのでしょうか?
ちょっとここが他と違います。

次はキャノンデール
フェデリーコ・カヌーティ(イタリア、キャノンデール)のキャノンデール Super Six EVO: photo:Kei Tsuji

去年までリクイガス・キャノンデールだったチームがリクイガスの撤退により
キャノンデールプロサイクリングチームになりました。
今年は日本の増田選手も移籍したので注目のチームです。
フレームはSuperSixEVOです。
コンポはスラムでハンドルやシートポストにFSA、ペダルはスピードプレイ、サドルはフィジーク。
他と大きく異なるのがホイールはVisonでタイヤがKENDA採用という事です。
Visonはマイナーです。
印象としてはトライアスロンのパーツを積極的に作ってるメーカーと思ってますがロード市場も拡大しようとしてるのでしょうか?
評判を聞かないので性能は良く分かりませんが、悪くは無いはずです。
KENDAは有名ですね。よく安物の完成車に付属してるタイヤです・・・
え?KENDA?マジで?
KENDAってレースグレードのタイヤ作ってたんですか?MTBはそこそこ作ってたみたいですけどロードは知りません。
クソ安いおまけタイヤってイメージしかなかったのですが、プロツアーチームが採用するくらいだからそれなりの性能があるはずですが驚きです。
日本にも入ってくるのでしょうか?
一応Wiggleではトレーニング用のそこそこのタイヤは取り扱ってます。
これより上位のモデルを使ってるはずですが・・・
Kenda - Domestique チューブラーロードタイヤ
Kenda - Kaliente LR3PRO 折りたたみ式 ロードバイクタイヤ

わりと強気の値段です。安物ばかり作ってるイメージしかないのでちょっと違和感があります。
KENDAはモーターバイクのタイヤではかなり頑張ってるようなので、ラインもしっかりしてそうですし今後飛躍していくかもしれません。

さて、全部の紹介が終わりました。全体を通しての感想は明日書きます。
明日から仕事にも復帰します。当たり前ですが仕事しないとお金が入ってこないのでカツカツです。
決戦用ホイールのためにも頑張って働きます。
では、今日はここまで。

 






2013年2月18日月曜日

ディスクシクロクロス

ちょっと体調が良くないです・・・昨日のシクロで風邪引いた?走ったわけではないのに弱ってるなー。

さて、昨日のシクロを見に行って思ったのはディスクシクロ良さそうだなーってこと。
シクロを買う予定で考えてますが、1台はツーリング兼用のSurly CrossCheckで組もうと思ってます。
で、それはカンチにしようと思います。ツーリングだと輪行もありますのでカンチの方が樂です。
今のところツーリングでカンチを使ってそんなに制動力の不足は感じてませんし 。
で、そうなるとディスクは2台目だなってなります。
しかしながらディスクシクロは最近UCIが許可を出したばかりなのであまり種類がありませんし、安価なフレームも少ないです。
が、探せばあるんですね。
まずはこちら
http://www.planet-x-bikes.co.uk/i/q/FRPXUJV2/planet_x_uncle_john_cyclocross_frame
Planet X Uncle John Cyclocross Frame


PlanetXのフレームです。フォークが付いてませんが£174.99と爆安です。
現在の為替だと25000円くらい。
フォークが付いてないのですが、逆に好きなフォークが選べると考えれば結構良いかもしれません。

ですが結構重いのは難点です。シクロは担ぎがありますから軽さはある意味ロード以上に重要です。
で、色々調べてるとなんとメカニコさんのところでついにディスクシクロフレームが
http://wwwa.pikara.ne.jp/mekaanikko/page035.html

 価格は74500円とカーボンであることを考えれば爆安。こっちはフォーク付いてますし。
更に重量も1145gとかなり軽量・・・というか私のRA6より400gくらい軽いorz
今日アップロードされたばかりなのでジオメトリが分かりませんが、サイズが合うなら一考の余地が十分にありです。
というか2台目はメインバイクにしたいのでこれくらいがちょうど良いです。気になるのはディスク台座の精度ですが、ここはフルカーボンMTBも作ってますからそれを考えると大丈夫だと思います・・・

一台目を買わないとどうしようもないのですが、これは面白そうです。
更にカーボンシクロホイールを履かせても20万以下できそうです。
とはいうもののこれから円安がどれだけ進行するのかな?それ次第で多少は変わりますがしばらくはまだまだ海外の方が安いでしょう。Wiggleなんかはそれを見越してプライスマッチ始めましたし・・・

では、今日はここまで。







広島・島根シクロクロス さくらおろち湖 観戦

さくらおろち湖のシクロ観戦してきました。
関西の方ではシクロが異常な盛り上がりを見せてるようですが、島根では非常に過疎じゃなかったアットホームな大会運営が行われています(笑)

実は今日、スクール水着で有名なあの方が参戦される予定でしたが、雪のため来れなくなりDNSになってしまいました。残念・・・

C3などはMTBで走ることもできますし、人数が少ないのでコースを走りやすく楽しめます。
会場近くに温泉もありますし非常に恵まれた環境にあります。
コースの全体レイアウトはこんな感じ


コース図の上のほうの山岳には侵入できませんでしたが、手前側は色々見てきました。


計測所前のホームストレート


 
最初は階段を上って



まずは駐車場横を走っていきます。

ここには1つ丸太シケインがあります。


丸太シケイン



ここからに入ります


ここはちょっと砂利ですがこの先は泥が待ってます。


ここはちょっとキツイ坂があります。勢いをつけて上らないとロス

その後小さな丸太シケイン4連続

そして山の中へこの先は結構なダートが待ち構えていたようです。チョイ危険な下りもあったそうです。



山の中を越えて、泥道を進めばその後は雪に覆われた芝生とシケインが待ってます。

どうも話では今回の泥は浅かったようですがC3を走った選手はこんなことに。
この選手は2位でしたが、最後のスプリントで泥のせいでフロントが変速しなくなり悔しい思いをしたそうです。さすがシクロ恐ろしい・・・

かなり色々楽しめましたが、ロードのときほど機材にむちゃくちゃお金かけてる感じの人は多くなく、C3は機材レギュが緩いこともあってMTBで参加される方も多かったです。

こんなに良いコースができてるとは思いませんでした。
こんなコースが自宅から14km程度のところにあるのですから行かないのは勿体無さ過ぎです。
シクロをなんとしても買わねば・・・
正直、某所のシングルスピードシクロに出たいのでシングルスピードのシクロ作るかも?

では、今日はここまで。

2013年2月16日土曜日

ワット?ハートレート?

今日もローラー1時間。
先日からワットマスターを再び装着したので出力を見ながらやることができます。
出力は問答無用で自分の実力を表してくれますからサボれません。
とりあえず安定して110Wは取り出せるようになって来ました。
頑張って140Wくらいまでは上げたいですね。

が、この値は実測値じゃないんですね。固定ローラーの負荷とスピードから出した計算値なんです。なのでどうやら実測値とは差がある様子です。
話では実測値より低めに出るそうなので、本来はもうちょっと出てるかも。
特にローラーでは体重が無視されてしまうので私にとっては余計に不利です。
で、考えてたのが今後もこれを指標にしてトレーニングをしていって良いのかということ。
計算値とはいえ自分の出力を知れるのでこれは非常に良いことですが、このままでは高い出力を出すトレーニングになってしまいます。
それは数値上では速いはずですが実際に走ってみるとそうはならない可能性があります。
変な踏み癖がついてもいけないので明日からもう一つの指標として心拍計を投入しようと思います。
心拍計を投入して、どの程度の心拍数でどの程度の出力が出せるのか見ようと思います。
そして単に高い出力を目指すのではなく、安定した心拍数で効率的に出力が出せるように目標を変えようと思います。
単に高い出力が出せるだけじゃ脚がぶくぶく太くなって重くなってしまいそうです。ヒルクライムで速くなるためには無駄に筋肉を付けず、効率的に力を取り出しパワーウェイトレシオを上げなければならないのでこちらの方が練習としてあっている筈・・・

本当はローラーばっかり乗るのはダメなんですが、ドクターストップかかってる以上仕方がありません。
3月までもうちょっとありますね。4月に県のロードに出場しようと思いますが流石に間に合わないですね・・・
では、今日はここまで。

広島・島根シクロクロス さくらおろち湖ステージ

今度、2月17日は広島島根シクロクロスの最終戦があります。
会場はさくらおろち湖。
そう私の地元です。
家のすぐ近くなので観戦に行こうと思います。ただ、参加人数が非常に少ないのがちょっと残念。そのかわりアットホームな感じなのかな?
シクロを見に行くのも、島根車連のレースに行くのも初めてなので楽しみです。

で、会場が近くなのでどんな感じになってるか見に行ってきました。

このコンクリの段差は途中障害に利用するようです。SPDシューズが滑らないように注意が必要かな?

芝は途中に通るようですが、シケインが設置されるようです。かなり綺麗なので走りやすいかな?



山側の泥セクションです。腐葉土っぽい感じの泥で雪解け水でかなりぐちゃぐちゃになってます。何本か自転車のタイヤのわだちができてたのでどなたか少し前に練習に来てたようです。
2枚目山側の写真です。靴が普通の靴だったので奥まで行きませんでしたが激坂区間もあるようです。


当日走られる方が羨ましいです。
こんな近くに良いシクロコースがあることが分かったのでなんとしても次のシーズンまでにはシクロクロスを用意したいところ。

たぶん決戦用ホイール買った直後にIYHしちゃう気がします。それまで円安がどれだけ進行するかな?
1代目はSurlyを考えてるのですが・・・
では、今日はここまで。

2013年2月14日木曜日

マルコ・パンターニよ安らかに眠れ


今日は一般の方にとってはバレンタインデーという日でしょう。
しかし自転車乗りの、ロードレースファンにとっては少し違います
2月14日はマルコ・パンターニという偉大な選手の命日です。
彼は非常に有名なヒルクライマー(登坂で強い選手)です。
なくなった今でも尊敬する人は多く、私もその一人です。
彼がなくなったのは2004年、残念ながら私が自転車を乗り始めた時はすでにこの世から去っていました。
なので映像でしか私は彼の事を知りませんが、彼のレースに対する考え方や走るスタイルなど非常に影響を受けています。


最近近ニュースでも取り上げられてるのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、自転車競技界ではドーピング問題が深刻になってます。
彼もまたドーピング疑惑をかけられた一人でした。
しかしながら彼もまた、ドーピング検査に直接引っかかった訳ではなく、仮に使っていたとしてもその薬物は当時禁止されていないものでした。結局裁判では無罪になってます。
なのではっきりと黒と言うには難しい部分があるのですが、それが発覚して以降はマスコミに騒ぎ立てられ、裁判所に提訴され、財産は周りのものに搾り取られました。彼らはそれが発覚するまでパンターニを応援し、利用していた人たちが一斉に手のひらを返し彼は孤独になってしまいました。
そして次第に彼の精神は追い詰められていきました。


そして2004年に彼はホテルの一室で孤独に亡くなってるのが発見されました。
死因は薬物の過剰使用による自殺でした。精神を追い詰められた彼はコカインなどの薬物を常用しその結果中毒になり、この世を去りました。


彼の死については色々考えるべき事があります。
しかし、今日この日は彼の事をただ追悼し冥福を祈ってあげてください。
せめて天国ではしがらみ無く、幸せに暮らしてることを祈ります。

R.I.P. Marco Pantani

 では、今日はここまで。

2013年2月13日水曜日

ヒルクライム用スプロケット

今日もローラー......というかローラーしか乗れないのですが。
一時間ほど乗りました。
負荷はレベル2ですが安定して20kmを出せるようになって来ました。これをレベル4で安定して出せるようになるとそこそこ走れるのですが、それはもう少し先になりそうです。
何回かインターバルを入れてみたのですがやはり筋力が落ちてるのかスピードは伸びません。最高で55.2km/hでした。ちゃんと乗れるようになったら最低でも60km/hの壁を破れるようにします。
そしてそのインターバルのせいか背中が痛いですw
やっぱりまだ無茶はできません。ぼちぼちやっていきます。

さて、ヒルクライムの話題です。今日はスプロケット。
ヒルクライム用のスプロケットを考えてます。
とにかくローギア側がクロスになってる奴です。一般的にはジュニアスプロケットを使用する方が多いのですがそれでもロー側は2段や3段跳びになってたりします。
とりあえず考えてみた限り良さそうなのはこういう構成です。

27-25-24-23-21-19-17-15-14-13

25~23は完全にクロスです。トップ側も15~13は無駄にクロス。それ以外も2段跳びで抑えてます。
もちろんこんな構成は売ってません。どうするかというと、既存のスプロケットで分解できるものを組み合わせるしかありません。そうなると若干変速性能が落ちると思われますが、この際は気にしないようにしましょう。目的はロー側のクロス化とそれによって最適なギア比を得ることですから。
使用するのはこちらのパーツ
Tiagra CS-4600 30-[27-24]-21-19-17-15-14-13-12
            [25-23-21-19-17-15]-14-13-12-11    
Ultegra CS-6600  25-23-21-19-18-17-15-[14-13]

です。[ ]で囲んだ部分のギアをとって使います。CS-6600を使わないならCS-4600の30-12の奴のトップ側13と12を使えば
27-25-24-23-21-19-17-15-13-12
という構成でも可能です。こっちの方が安価にできるので良いかもしれません。
CS-4600は重いのですがロー側にスパイダーが存在せず、ピンでカシメてあるだけなのでこのピンを外せば分解でき、好きな構成に変えることができるようです。
今回はそれを利用して組み替えてやろうという算段です。
これによりかなりクロスなスプロケットが手に入ります。
コンパクトと組み合わせれば上るだけなら非常に便利でしょう。
でも私の場合はこれをコンパクトとは組み合わせる気がありません。
これを考えてた元の原因は去年走っていてフロントのギアが大きい方が踏み込んだときに力の入る感覚が強く、ダンシングや踏み倒すときに気持ち良いという経験から、フロントに大きい歯数のギアをつけようと思ったからです。
これだとロー側に27Tがあるのでインナーは39Tを使おうかと思います。
そしてアウター側に48Tあたりを考えてます。まぁここは50Tでも良いかもしれません。
目標とする大山TTでは前半はかなりハイスピードで進むのでアウターは絶対必要です。
ただ、前に52Tを使ってた時は流石にちょっと苦しかったのでそれ以下を考えてます。

さて、こうなると50-39または48-39のチェーンリングが必要です。
方法としては今使ってるクランクに合わせてPCD110のチェーンリングを買うかアウター50Tを使うなら、105で170mmのノーマルクランクが余ってるのでアウターの50T だけ買えば50-39ができます。48Tは無理ですけど・・・

とりあえずもう少し検討します。なによりこの踏み倒すときに気持ちが良いという感覚を味わったのは去年で、それまで私は回転型のクライムをしていたのに去年突然踏み込んでクライムするタイプに変わったのです。
恐らく怪我の影響ですが、もし回転型にもどったらこれは必要ないかもしれません。引き続き踏み込むタイプでいくならこれを検討しようと思います。
早く、外で乗って身体を試したいです。もう約半月の辛抱です。
では、今日はここまで。

2013年2月12日火曜日

ちょっと筋肉痛 あくまで噂程度に思ってください

今日はローラーを2時間回したのですが、そのうち1時間はかなり真面目に追い込んで回しました。
茄子~アンダルシアの夏~という知る人ぞ知るアニメを見ながら回しました。
これはロードレースのアニメでブエルタが舞台になってます。アニメとしては1時間くらいなので集中して回すのにはもってこいです。
主人公がアタックするのに合わせてペースを上げ、巡航に入ったら少し足を休めつつ速度は維持して、単独逃げに入ったらぎりぎりラインで追い込んでスプリントに備え・・・
レースをそうていした実践的なトレーニングができます。
お勧めですので暇があったら見てください。ちなみに続編でスーツケースの渡り鳥というやつもあります。こちらは舞台が日本、ジャパンカップでこっちも面白いです。ただこっちはトレーニング中に見るのにはあんまり向いてないかも?

で、ここからが今日の話題です。

ただし確定情報ではないのであくまで噂と思ってください。

今日、ツイッターで流れてきた情報なので裏も取ってませんし大本営が何も言ってないのでなんとも・・・
その情報とは、どうも8月くらいに11sのアルテグラが発表との事です。
これは面白いことになってきました。11sのアルテグラが出てくるなら一気に11sが身近になるはずですし、おそらくこのアルテグラは9000系のSTIを継承したものになるはずなのでワイヤリングなどに改善が入ってくるはず。ブレーキは・・・従来のままかもしれません。あの新方式のブレーキはDURAの特権のままか?それとも材質を落として実現してくるか?
まだ何も情報が入ってこないので待つしかありません。
しかし11sアルテで改良の入ったものが出てくるなら私はすぐにSTIは買ってしまうかもしれません。それで無理やり10sで使うかも・・・結構マジで。ダメならFDとRDとCSだけ買い足して11sにするかも。
先日メンテに出して改善した引きの重さですが満足できてないのでこれが本当なら、楽しみです。今年の夏は面白いことになりそう。発表が夏なら、受注は11月くらいから?受け取りが1月くらいからでしょうか?たぶん、かなりまた品薄になりそうです。特に私みたいなことを考えてる人は、私が思いつくくらいだから結構居るはず?
いやー本当に楽しみです。この情報がなかったらガチでシマニョーロに手を出そうかと考えてたくらいですから(笑)
しばらく大人しくしときます。
では、今日はここまで。

P.S 
ちなみにFBも最近始めましたがFBの方でも絡んでくださる方がいましたらCBNforumsのPMからご連絡ください。ユーザー名は同じくTORIALです↓
 http://forums.cbnanashi.net/index.php


2013年2月11日月曜日

少し体調が・・・ 肩こりや首の負担を減らす方法

ちょっと体調が良くありません。ここのところ少し忙しかったからでしょうか?
なので今日のローラーは中止。せっかくバイクが戻ってきたのに・・・
そんなに酷くはないのですが胃に違和感があるのと、いつもの肩こりと倦怠感、それと軽い頭痛・・・
風邪の引き始めでしょうか?気をつけます。

で、それに関連して思いついたことがあるので書きます。
ロングライドなどで肩こりや首の痛みを経験された方はかなり居るはずです。
ロードバイクの前傾姿勢とずっとしてると首が結構凝りますよね。
それらを改善するにはポジションを改善したり、筋力をつけたり、ストレッチしたりと色々ありますがそれ以外のところでの解決策もあります。

それの一つが軽量ヘルメットです。
OGKのMS-2などの軽量ヘルメットにするだけでロングライドでの首の負担はかなり減ります。
このようなヘルメットはレース向けと思われがちですが、私はむしろロングライド向けだと思います。
レースで使うなら、基本的にそこまで長時間走ることはなく(耐久ソロエンデューロ等を除く)、負担もロングより少なく、壊してしまったりする可能性も高いのである程度のものにしておくのがお財布にもやさしくて良いと思います。
なのでロング用に1つ良いヘルメットを用意するのも良いでしょう。
しかし、なかなか現実はそうは行かず高いヘルメットを買えない人もいるとおもいます。
ではそういう人はどうすれば良いのか?
1つ方法があります。
それは髪を切ることです。
髪の重量は案外少なく、一般的な髪の伸びた男性が切ってもせいぜい30gくらいだと思いますがこの30gがかなり効きます。
首の負担がかなり少なく感じます。それに髪が減ったことによってヘルメット内の通気性も上がって快適。
坊主にすればもっと効果があるでしょう(といっても坊主にすると頭に変な日焼け後がついちゃう可能性がありますので注意!)
髪の長い女性だとポニーテールにして走ったりしてるかと思いますが、もしがっつり乗りたいならショートにすることも考えたほうが良いかもしれません。かなり変わります。
この方法だと比較的安価に効果を実感できると思います。
今の時期にあんまり短くすると寒いですが春以降はやってみる価値があるかもしれません。

それ以外にもメガネを軽くしたり、首筋にテーピングをしたりと色々方法はあるようですが手軽なのはやっぱり髪ですね。問題はおしゃれを気にする方はやり辛いってことかな・・・
でも、しっかり乗りたいなら検討する価値はありますよ。
では、今日はここまで。

ロードバイクが戻ってきました

メンテに出してたロードバイクが戻ってきました。

結論から言うと、FDの引きは改善しました!
ただし、若干。

私がやったのより本当に若干改善しただけ。
それでも私があれこれしたのより少し改善したんだから、流石プロですね。
でも、私のメンテの腕もそんなに悪いものじゃなかったようでちょっと安心しました(笑)

で、そこから分かった事がいくらかあります。

まずワイヤリングについては、ワイヤーのフリクションを減らそうと極力アウターを短くしようと努力していたがそれはあまり考えなくて良いようです。
シフトアウターは所謂、外ルートに通して従来と同じくらいの余裕を持たせてやれば良いようです。


次はインナー。
インナーを通す時、インナーのテンションに注意が必要です。
ネットにもいくらか情報がありましたがやはり79系はFDのワイヤーテンションはかなり低くて良いようです。
インナーに落とした状態でワイヤーだけを引っ張って若干遊びがあるくらい弱くても良いみたいです。78系とはえらい違いです。
一応情報は知ってたので弱めてたつもりですがそれよりも弱くてよかったようです。


次はグリス
グリスはホムセンで買ったジャバラリチウムとリチウムグリススプレーを使っていたがアウターの中にグリスは吹かないほうが良いようです。
グリスだとちょう度が高いので微妙に抵抗になるようでそれよりかはルブを吹いた方が良さそうです。
先日CBNにもレビューがあり好評だったので今度WAKO’Sのメンテルブを買ってこようと思います。


この3点を気をつけて調整し、後はアウターの末端処理を丁寧にすればこの軽さは実現できそうですが・・・それでもタッチの軽さは78系には及ばないようだす。
これが79系コンポの限界のようです。
 

やはり78系を使ってた期間が長いのでどうも慣れません。
私の握力が低く非力だということや手が小さいことも関係するかもしれないがどうもなぁ・・・
で、そこから何で79FDは引きが重いのか・・・色々考えてます。
どうもワイヤーのフリクションは私がやった状態でもある程度取れてたようなので引きの重さはそこが原因じゃないようです。
結局以前に書きましたがFD自体が問題なのかもしれません。
そうなると解決策としてはFDを9000に変えてみることです・・・これで解決するかは分かりませんが今できそうなことはそれくらいです。

9000を丸ごと買ってしまえるくらい財力があればこんな悩みとは無縁ですが、そんな金があるわけ・・・(泣)
まぁ何にせよメンテに出したのは正解でした。あれこれ技も盗めましたし、自分のメンテの腕を確認できました。それに何がFDの重さの原因なのか探るのに役立ちましたし。
お金をかけないで改善する方法もあります。それは私の握力を鍛えることです(笑)
でもそれをやってはメカニックとして廃るのでなんとか工夫して改善しようと思います。
今日行ったショップは小さなショップですが非常に良い対応をしていただけましたし、メンテナンスの料金にも納得です。フィッティングサービスなどもやってるようなのでまた行こうと思います。

では、今日はここまで。

2013年2月9日土曜日

今年のダウンアンダーのバイク ⑤

ダウンアンダーのバイクの紹介も5回目。プロツアーチームは18チームあるのでもう一回はありますね。まだシクロワイアードさんに上がってないけど待ちましょう。
今回の引用元はこちら
ダウンアンダーを走ったバイク第5弾 ランプレ、FDJ、オメガファーマ編

まずはランプレ
ロベルト・フェラーリ(イタリア、ランプレ・メリダ)のメリダ SCULTURA SL: photo:Kei Tsuji
今年からランプレはウィリエールからメリダに変更になります。
メリダは日本ではまだマイナーですが、世界的に見たらGIANTと肩を並べる巨大自転車メーカーで数々のメーカーのOEMなどを行ってます。今年あたりから日本にもロードが入ってきてますし、殿堂アルテで30万以下のフルカーボン完成車なんかも出してきてる侮れないメーカーです。
そんなメリダのフラッグシップの1つSCULTURA SLです。もう一つのエアロロードREACTOは今回はまだ使ってないようです。今後は投入してくるそうです。
バイクはそこまで特筆するものはありません。バイク以外で気になるのはヘルメットは日本のOGKのヘルメットを使うそうです。以前はブイグテレコムにヘルメット供給とかしてたはずですがまた復活ですね。ということはランプレカラーのOGKのヘルメットが発売されるはずなのでランプレファンの方は日本人に合ったレプリカが手に入るので狙っとくと良いかもしれません。

つぎはFDJ
アルノー・デマール(フランス、FDJ)のラピエール XELIUS EFI: photo:Kei Tsuji

ラピエール XELIUS EFI です。
FDJは去年はツールを非常に沸かせてくれたチームです。
あまり資金も無い中でティボ・ピノー とピエリック・フェドリゴがステージ優勝し、さらにはマディオ監督の熱血応援のおかげでテレビを独占。
マディオ監督の応援は今年も見たいですね。あれは去年のツールのベストシーンの1つであると確信してます(笑)
話がそれました。機材を見ていきましょう。
機材はシマノとPRO、フィジークなどこれも変わり栄えはないのですが、ちょっと面白いカスタマイズをしてるようです。
これです。
リアブレーキアーチの下に、小さなチェーンが付く: photo:Kei Tsuji

タイヤのゴミを除去するタイヤセーバーというものらしいです。小さなチェーンがついてます。
何でもタイヤのゴミを除去しながら走ることでグリップが増して、パンクも防げるとのこと。
チェーン自体は小さく、軽量なので走行に悪影響はないそうです。
効果はさておき面白いですね。だれのアイディアでしょう?現地ではメカニックがドヤ顔で説明してたらしいです。本当に効果があるならウィギンスがすぐに真似するでしょうw

次はオメガファーマ・クイックステップ
ペーター・ベリトス(スロバキア、オメガファーマ・クイックステップ)のスペシャライズド S-Works Tarmac SL4: photo:Kei Tsuji

 また、ターマックSL4です。VENGEは使わなかったようです。ただし、別のレースに参加してるカヴェンディッシュはVENGEに乗ってるそうです。
VENGEといえばカヴというくらい私には彼に似合ったバイクだと思います。2011年のツールで彼がVENGEに乗って最後のHTCトレインから発射されてシャンゼリゼを駆け抜けるシーンを今でも覚えてます。それが今回は見られないのは残念・・・
VENGEじゃなくてターマックでしたね。しかし、これまた特筆すべきところがありません・・・
サクソ・ティンコフとパーツアセンブルがほとんど同じです。うーん。
ただ、ちょっと気になるのはSRAMコンポ採用という事。カヴがSRAMを使うのは初めてのはずです。これまでずっとシマノを使ってたはずです。
SRAMといえばカーボンを多用した世界最軽量コンポですが彼のパワーに耐えれるでしょうか?
カヴはカーボンボディの7900ペダルが出てもアルミの7800ペダルをわざわざ使用してたり、色々と剛性重視のようなことをしてましたが果たして・・・
カンチェラーラのようにわざと下位グレードのアルミクランク使ってきたりして(笑)

FDJのバイクの工夫が面白いですが、あまり変わったことをしてるとこはありませんね。
まぁ勝たなきゃいけないので逆に変なことしてリスクを背負いたくないのは分かりますが、こっちとしては面白くない。
明日はショップに預けたロードを取りに行ってきます。FDの引きは改善してくれたのか?
では、今日はここまで。






 

2013年2月8日金曜日

初めてのプロショップ 

本日、人生で初めてプロショップにメンテナンスを依頼しました。
今まで何度もプロショップには足を運んだりしてましたが何時も買い物目的。
メンテナンスを頼んだことはありませんでした。
元々、自転車を始めたときに最初はネットでクロスバイクを買いました。
私が住んでるのは超田舎で周りには自転車屋なんてホームセンターくらいしかありません。
松江あたりにはあったのですが鉄道は死んでるし、車なんてまだ免許もありません。
なのでメンテナンスは全て自分でするしかありませんでした。
仕方がないので工具セットも一式買ってあれこれやってるうちに大学へ進学し、サイクリング部に入部。
ようやくプロショップの近くに住むようになりましたがその頃にはもうメンテナンスを頼む必要はなくなっていました。ロードに関して言えばよっぽど特殊なこと以外は全てできるようになってました。
分からないことがあれば、調べて、それでも分からない時はプロショップに行って置いてある自転車を見たり、試乗車を触らせてもらって技を盗みました。
そんな感じだったので、結局今までメンテナンスをショップにお願いすることはありませんでした。
しかし、今回は初めてお願いしました。
どうしても左のSTIの引きの硬さが気になったからです。使えないわけではないのですが何かいまいち決まらなくて、あれこれ工夫しましたがダメだったので素直に今回はプロショップにお願いしました。
実は私が持ってる技術は基本的に78世代で止まってます。学生時代ではようやく79が発表された頃だったので、身近には無く。まだ57系は出て無くて働いてるショップは基本的に初心者向けだったので新型のSTIに触れる機会がありませんでした。
一応調べたりはしてましたが、それだけで経験はない状態でした。
そのため、今回もいつものように調べて技を盗めればよかったのですが、あいにく今住んでるところは馴染みのプロショップまでは遠くさっと行って盗んでくることも出来ません。
かといってあまり馴染みの無いショップに行ってあれこれじろじろ観察したり、試乗しまくったりするのも気が引けます。特に買い物するわけでもないのにそれをするのはマナー違反です。
なので今回は素直にメンテナンスを依頼しました。
もちろん帰ってきたら一度ばらしてみて技は盗ませてもらいますが、何も買わないわけではないのでご勘弁を・・・という感じです。ついでにそこでは過去にもすこし買い物をさせていただきましたし・・・。
一応、私も盗む場合はルールを自分で作ってます。技を盗むのは悪いことじゃないと思います。いわゆる、大工さんの弟子が師匠の仕事を見て技を盗むのと同じですから。
そう、同じだと考えてるのでルールがあります。
盗む場合はアドバイスを求めないということにしてます。あくまで、出来上がったものを見て自分で考えて盗むのです。勝手なイメージですが大工さんもそうでしょう。
師匠のところに行って
「それどうやるんですか?教えてください!」
って言っても叱られてゲンゴツもらうだけでしょう。そんな感じです。
盗むのはこっそりやるんです。盗む相手に「盗ませてください!」って言っても盗むのは無理でしょう(笑)
 今日の昼に預けてきたのですが、先ほど連絡があり出来上がったようです。
明日は予定があるので取りに行くのは明後日になります。
さて、どんな仕上がりになってることやら・・・では、今日はここまで。

2013年2月7日木曜日

今年のダウンアンダーのバイク ④

昨日、CBNのマスターにこのブログの紹介ツイートや、CBNブログでも取り上げてもらったりしていただいたため閲覧数が跳ね上がって若干ビビッてるTORIALです。
はっきり言ってこんなしょうもないブログですみません。
ここ読むくらいだったらばるさんのブログやのむラボ、フジワラエンヂニアリング、ヌーボカステ工房の酷いブログなどを読んだほうが絶対にためになりますw

ですが、せっかく読んでいただいてるので私も必死に面白く、ためになるような記事が書けるように努力していきます。
まぁそんな話は置いといて本題に入りましょう。
他の記事を書いてる間に、シクロワイアードの記事が更新されてました。2つも。
とりあえず1ずつ書いていきます。

 引用元はこちら
ダウンアンダーを走ったバイク第4弾 モビスター、ヴァカンソレイユ、AG2R編

まずはモビスター

ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)のピナレロ・DOGMA 65.1 THINK2: photo:Kei Tsuji

ピナレロのDOGMA 65.1 THINK2です。フレームはスカイと同じですがこちらはコンポがカンパになります。
アセンブル的にはあまり特筆したものはありませんね。
が、そんなことより今年のモビスターはカラーがかっこよくなりました(笑)
ブラックとグリーンの落ち着いたカラーリング、去年のカラーよりか落ち着いていて好きです。
なんとなくこのカラーリングだと私の大好きなモンスターエナジーを想起させるのですが、アレ飲んだらたぶんドーピングに引っかかるのでスポンサーにはならないでしょう。
ちなみに一応ピナレロのフラッグシップはこのDOGMA 65.1 THINK2なのですが選手によってはDOGMA Kの方を使ってるようです。KはDOGMAのグランフォンド、エンデュランスモデルで快適性が上がってるようです。最近では高性能万能レーシングモデル、エアロモデル、グランフォンドモデルと3つに分けるメーカーが多いですが、ピナレロに関しては2しか分けてませんね。
エアロモデルの開発はしないのでしょうか?エアロモデルだとある程度形は似通ってしまいますし、せっかくのオンダデザインが活かせなくなるからでしょうか?それとも実はオンダデザインには整流効果が?よく分かりませんが、ツールとかパリニースあたりでいきなりウィギンスがプロトタイプ持ち込んだりしてw

つぎヴァカンソレイユ
トマシュ・マルチンスキー(ポーランド、ヴァカンソレイユ・DCM)のビアンキ・OLTRE XR: photo:Kei Tsuji


ビアンキのオルトレです。チェレステがまぶしいですね。今回のプロバイクの中では一番好きな感じです。ですが今回はそれは置いときましょう。このバイク面白すぎます。

このバイクとにかくメーカーが揃ってません(笑)
他のメーカーがコンポは一式採用で、ホイールなんかも合わせてだったりするのですがここまもうめちゃくちゃ!(褒め言葉)
まず、コンポはカンパニョーロEPS(しかもこのチームだけレコードEPSではなくスーパーレコードEPSだそうです)ですが、クランクやブレーキやハンドルやステムはFSAで、さらにチェーンはKMCでホイールはFFWD、ペダルはルック、タイヤはヴェレデステインととにかくいろんなメーカーがてんこ盛りです。
とりあえず突っ込んでいくとせっかく豪華なスーレコEPS使ってるのになんでクランクFSAにしちゃったのw問題ないかも知れませんがそこは純正組み合わせのほうが性能は100%発揮できるしトラブルも少ないはずですけど。ついでにチェーンもそうです。確かカンパのチェーンもKMCが関係していたはずですが、それでもスーレコのために純正にしなかったのか小一時間問い詰めたい。
あと、ホイール!ホイール自体は否定しませんFFWDは近年活躍してくれてるメーカーですから。
だけどこのホイール変だと思いませんか?スポークが多いんですよ!
このフロント24本もスポークがあります。何のためのミドルハイトリムなんでしょうw
ミドルハイトリムはロープロファイルに比べリムを頑丈に作れるためスポークを減らしやすくなるのですが・・・まさかの増えてます。これがまぁロープロリムで24本なら分からなくも無いです。でもミドルにしといて24本は無いぜよ。せめて20本でしょう。スポークがホイールの空気抵抗の大半を生み出してるので各メーカーがリスクと戦いながら空気抵抗を少なくするため少スポークを進める中でまさかの逆。
何か考えがあるのでしょうか?私には分かりませんw
で、ついでに言うとリアはミドルではなく50mmクラスのディープがついてるはずですがこれもスポークがむっちゃ多そうなんですけど・・・なんでだろう?

つぎはAG2Rです
ヤウヘニ・フタロヴィッチ(ベラルーシ、FDJ)のフォーカス・Izalco Team SL: photo:Kei Tsuji
バイクはFOCUSです。
コンポはカンパなのですが、ホイールが何故かフルクラムです。いや、フルクラム自体がカンパホイールとは兄弟みたいなものなので全然問題はありませんが逆になんでわざわざフルクラムなんでしょう?大人の都合があるのでしょうか?
ちょっと面白いのはハンドルやステム、シートポストなどがフィジーク製になってることです。
フィジークは元はサドルメーカーですがそこから発展してシートポストなどを作ってました。
今年はさらに拡大すべくハンドルやステムも作り始めたようです。まだこれはプロトタイプらしいですが、そんなに技術のいるような物ではないので割りと早く市場に出てくるでしょう。
シートポストはなかなか好評のようです。CBNにレビューがあるので見てみると良いと思います。

では、今日はここまで。

2013年2月6日水曜日

ハンドルマウントテーブル

ハンドルマウントテーブルを作ってみました。
説明するより見てもらう方が早いのでどうぞ!↓
余ってるステムとフォークコラム、プレッシャーアンカー、板とスチールラックのパーツを使って作りました。
凄く大雑把に横から見た説明図を描くとこんな感じ
右側がハンドル側になります。非常に簡単に作ることができます。
フォークコラムは自分でカットする人以外は余ってないかもしれませんが、そういう場合は自転車屋に頼んでもらってくるという手があります。
板は適当に余ってた3mmくらいの木の板を使いましたが強度に不安があったのでアングル棚のフラットバーを十字に組み合わせて骨組みにしてます。フラットバーはこんなの↓


ホームセンターなどで売ってます。長さを調節する場合はディスクグラインダーなどでカットするのが良いですが体力があるなら金切り鋸でも切れます。かなり大変ですけど。
ディスクグラインダーを持ってない、楽をしたいならホームセンターのカットサービスを利用すると良いと思います。大体1カット30円くらいで切ってもらえるのでどれくらいの長さに切れば良いか予め計算しておいて買いに行って頼めば手も汚さず楽にできます。
で、このフラットバーと板には穴を開けたら組み合わせてフォークコラムの中のプレッシャーアンカーにネジで固定。
ねじが板から飛び出てると思います。なのでダンボールを2枚くらい重ねてネジの部分だけ切り取ったものを板の上に乗せてテープで引っ付ければ完全にフラットにできます。
これで完成。ハンドルに取り付けて、後は上にノートPC置くなり、タブレット置くなりしてローラーに乗りながら使ってください。
レースの動画を見ながらだとなかなか練習が楽しくなります。モチベーションをしっかり維持できるので良いですし、ゴール前スプリントをプロとやったつもりになって踏むと無茶苦茶追い込むことができます。
何も無いのに自分を追い込むのは相当精神が強い人じゃないとできませんがこれなら軟弱な私でも追い込めます(笑)
ただ、アニメなんか見ながらだとダレるので注意です。まぁクールダウン代わりに見るのは良いかもしれませんがw
では、今日はここまで。



2013年2月5日火曜日

身体の様々な異常

無事手術を終えて回復には向かってますがやはりまだ色々と異常があります。
背中に入ってたボルトなどを抜いたことにより明らかに背中が曲がりやすくなり、手術前に比べると良くなってることは確かです。
それでも背中をもう一度切り開いたわけですから、全くダメージがないというわけには行きません。
今回は手術時間が短かったので術後の筋肉へのダメージは前回に比べれば少なかったのですが、それはあくまで筋肉そのものへのダメージで、ボルトを外すために骨から筋肉を電気メスで引き剥がして、強制的に肉離れにしたことへのダメージは軽減できません。
背中は約24cmにわたりズバッと切りました。


 これの影響かまだ背中には痛みがあります。また一年半はボルトが入ってたわけでここを曲げたり伸ばしたりがあまりできなかったため筋肉の伸縮性がかなり下がってるようです。それでもボルトがなくなったのでかなり曲がりやすいですが、大分身体が硬くなってます。
じっくりストレッチをして戻していくしかありませんがまだ治りかけなので無茶はできません。
とは言うものの昨日ローラーに乗った感じではそんなに無理な負荷がかかってるわけでもなく術前よりは良いのでここはゆっくり治します。
ですが、異常があるのはここだけではありません。

今一番困ってるのが肩こりです。
無茶苦茶、肩こりが酷いんです。軽く頭痛があるくらいです。
対処法としてはマッサージ等があるのですがまだあまり強いマッサージはできませんし一人ではなかなかし難いものです。
仕方がないのでインドメタシンを塗ったり、痛み止めを飲んだりしてますが対処療法なので根本的な解決にはなりません。
そもそも原因がイマイチ分からないのが困ったところです。恐らく手術が原因だと思いますが、それだとゆっくり背中の傷が癒えるのを待つしかできません。
何か良い方法は無いものでしょうか?
物理的というか力学的なマッサージは無理です。暖めたりして血行を良くするか、後はお灸なんてのが良いんでしょうか?どなたか良い解消法を知ってたら教えてください。よろしくお願いします。
長距離ライドの時も肩がこったりはするけどここまで慢性的にひどくなることは無いですから困り者です。
自転車にあんまり関係なくてすみません、そしてイマイチ解決法も無くてすみません。
良い解決法があれば自転車にも活かせるんですけどね。うーん。
とりあえずゆっくり方のストレッチしときます。
では、今日はここまで。

ブルベ向けのタイヤ

最近話題のロングライダースなどのおかげかブルベの人気が非常に高まってます。
確かにブルベは競技ではなく、自己完結、自己責任のイベントなので楽しみ方も非常に幅がありますし達成感も非常に高いので人気が出るのもわかります。
ですがブルベはやはり過酷です。
なので専用の機材を用意する人も少なくありません。フレームからホイールまで1つ1つ吟味して組んだ愛車で挑戦するのも一つの楽しみです。
しかしながらブルベのためだけにもう一台用意するというのはやはりなかなか金銭的に辛いものがあります。
何とか現状のバイクでできないものか?という考えになると思います。
実際何とかできます。というか何とかしなくても別に良いです。
要は自分が頑張るか頑張らないかですから。痛くても辛くても耐えれれば問題無しです。
私のRA6は確かに硬く、お世辞にもロングライド向けとは言えませんがそれでも300kmを走ることはできました。背骨にボルトを入れたままでもです。なのでできないことは無いんです。
でも、できるものならやりたくありません(笑)はい、RA6ではあんまり150km以上は走りたくないですw
ですが前述の通り金銭面で辛い部分があるのでRA6で何とかするしかありません。
そうなると一番手っ取り早く何とかする方法がタイヤの交換です。

タイヤは使う種類によってかなり差が生まれます。
特に安いタイヤを使ってる方は200km以上は走るなら交換するだけでかなり違いがあります。
基準としては海外通販だと3000円以上のタイヤでしょうか?国内だと4000円以上くらい。
それくらいだと各メーカーの中~上級クラスのタイヤが手に入ります。
で、その中でもブルベに適したのはどんなのか?ということになります。
基本的に耐久性が高く、それでいて乗り心地が高く、各種基本性能も高いタイヤになります。
去年の自己ブルベでは、山岳コースばかりでしたのでタイヤはGP4000Sの23Cで行きました。
乗り心地は少し硬いですが耐久性と基本性能はかなりしっかりしてるのでこの選択です。
山岳コースの場合だとやはり坂が多いので少しでもそこを楽にするための選択でした。
もう一つゲータースキン25Cもあったのですがこちらは重量が1本で250gもあり、GP4000Sの23Cの205gと比べるとかなり重量が増えてしまうので上りではやはり辛さがあります。しかしゲータースキンのほうが圧倒的に乗り心地がよく、また25Cなので安定感もあり、エアボリュームもあるので悪路での失速が少なく平地が多いならこれで良いと思います。耐久性もGP4000Sより上です。

しかしながらやはりこの250gの重量は何とかしたもの。確かに25Cと高い耐久性を考慮すると仕方がないかもしれませんが全く上りの無いブルベなんてありませんから代替品を探しています。
で気になったのが以下の3品

コンチネンタル GrandPrix 4000S 25C 230g
MASSA T2601 26C 270g
パナレーサー ツアラープラス ブルベエディション 26C 240g

GP4000S 25Cは文字通りGP4000Sの25Cモデルです。25Cですが重量は230gと軽めです。25Cと太くなったことにより多少空気圧を下げれるので乗り心地も改善するはずです。4000S自体が非常にお気に入りのタイヤなので最有力候補。

で次の二つが面白い。
単純な25Cモデルというよりブルベにターゲットを絞って作られたものです。
MASSA T2601はブルベ魔人で元プロレーサーの三船さんがプロデュースするタイヤで耐久性や乗り心地重視なようです。重量こそ重いもののブルベを知り尽くした方が作ったとなると気になります。
またツアラープラスブルベエディションも面白いです。 ツアラー自体は前からあるタイヤですがそれを改良してブルベ向けにしたモデルだそうです。通常モデルより軽量化して240gとなっています。
実はT2601はパナレーサー製のタイヤなんですね。T2601が好評なのでパナ自身も作ってきたものになります。T2601はかなり耐久性を重視してるはず(三船さんは有名なPBPなども完走してるくらいなので)、しかし国内だと道も海外ほど荒れてないので多少耐久性を落としても大丈夫なはずです。なのでこのタイヤはT2601の兄弟なんじゃないかと勝手に想像。
そうなるとT2601よりこっちの方が良さそうです。国内を走るなら。

しかしここで金銭的な話をすると下の2つは国内製品で海外通販では買えません。
現在円安が進行してるとは言えまだ海外でGP4000Sを買ったほうが安いです。
そもそも金銭的辛さからタイヤで誤魔化すので安いほうが良いですし、GP4000Sなら使ったこともあるので信頼が置けます。そうなるとやっぱりGP4000Sかな?

ブルベ的なロングライドは当然今年もするつもりです。しかし去年何度か走りましたが、現在のアセンブルでは走れるものの身体へのダメージや疲労は大きくなってしまいます。それを今年は少しは改善して単純に楽に走るのではなく、楽になった結果、休憩などを減らしてより速く駆け抜けれるように努力したいと思います。
とりあえず3月の段階で100km以上のロングは1度やろうと思います。その時はちょっとお金がないので諦めてゲータースキン25Cで行きます。さてどこを走ろう。
では、今日はここまで。

2013年2月4日月曜日

今年のダウンアンダーのバイク③

引き続きダウンアンダーのプロバイクを見ていきましょう
引用元 http://www.cyclowired.jp/?q=node/100616

まずはサクソ・ティンコフ!
宮澤崇史(日本、サクソ・ティンコフ)のスペシャライズド S-Works Tarmac SL4: photo:Kei Tsuji

スペシャライズドのターマックSL4です。
少し前まで王者のバイク=トレックというイメージがアームストロングやコンタドールのおかげであったのですが、今ではコンタドールもスペシャライズドですし、ライバルのアンディもスペシャライズドで個人的には近年だと王者のバイク=スペシャという式に変化してます。(まぁツールでは2011年はBMC、2012年ピナレロが制覇しましたが・・・)
コンポーネントはスラムに、ホイールやハンドルなどはZIPP。アメリカ固めです。
このバイクは宮澤選手のものなのでやっぱり普通。
とはいってもちょっと気になるのはスプロケット。結構大き目のがついてますね。RDのケージも長いですし。近年ではクロスレシオよりワイドレシオを好むプロも増えてきましたが、これもランスが残してくれた功績の一つなんですよね・・・
なおコンタドールはサンルイスの方へ行ってるので写真は無し。残念。
コンタドールはキワモノ軽量パーツが好きだったりするので毎回気になるんですけどね。
本来ならこのターマックとエアロロードのVENGEを使い分けるそうなのですが、今回は都合がありターマックしか持って来てないようです。

次はブランコプロサイクリング
ジャック・ボブリッジ(オーストラリア、ブランコプロサイクリング)のジャイアント PROPEL Advanced SL: photo:Kei Tsuji

旧ラボバンクのチームです。
去年、ラボバンクのスポンサー徹底により今年はカラーが変わりました。
オレンジが消えて青と黒のツートン。カッコいいですね。前よりウェアと色があわせやすいんじゃないでしょうか?
コンポやホイール、クランクなんかは省略します。他と同じですし。
バイクはGIANTの新作エアロロードPropelAdvancedSLです。
これはGIANととしてはかなり革命的バイクです。
何故かといったらこれ、トップチューブがホリゾンタルなんですね。
GIANTといえばスローピングのコンパクトロードが売りです。アレはロードレース界に革命を引き起こしました。軽く、そしてより固く作れて、スタンドオーバーハイトも確保しやすいので1サイズで幅広い身長の人が乗れるのでメーカーには嬉しい限り。それゆえ今はレースバイクで完全なホリゾンタルフレームはなかなかありません。
しかしながら、近年のエアロロード開発が過熱した結果、このようなホリゾンタルフレームがまた増えてきています。 空気抵抗を考えた時はこちらのほうが有利なんですね。
また、特徴としてはフレームに合わせて専用設計されたミニVブレーキを採用してることですね。
このブレーキはテクトロ製のようです。テクトロはよく完成車付属のキャリパーが批判されますが、V系は個人的にあんまり悪い印象はありません。ミニVを使ってますが十分止まってくれます。
フロントブレーキは空気抵抗を考えてフォーク後ろ側に装備されてますがこっちの方が合理的ですよね。ブレーキかけた時は、シューが前に引っ張られるのですからこっちの方がしっかり力を受け止めることができるはずです。なのでフォークもかなり従来と変わってると思います。外見的なものより中のカーボンの積層がそれにあわせたものに変わってるはず。気になります。
あとフレーム全体のカーボンが綺麗ですね。UDカーボンの微妙な模様が非常に綺麗です。今回の自転車の中でぱっと見で一番惹かれました。凄く綺麗です。
サクソでは平地でPropel、山岳でTCRを使ってるようです。グランフォンド系のDEFYは今回は無し。春のクラシックでは使うのでしょうか?

最後はアスタナ
アンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ)のスペシャライズド S-Works Tarmac SL4: photo:Kei Tsuji

アスタナもスペシャライズドのターマックSL4です。
サクソと違ってコンポはカンパで、ホイールはCORIMAです。
エーススプリンターのグアルティーニのバイクなのでホイールはスーパーディープです。
73mmだそうです。これってTTで使うものじゃないのかなぁ・・・
このバイクで一番気になったのはサイズです。
グアルティーニは身長170cmと欧米の選手としては小柄ですが、使ってるフレームサイズは49だそうです。もうちょっと大きいフレームでも良いと思うのですが・・・
そのせいでステムがかなり長いものがついてます。130mm以上ありそうです。
フレームを小さくした理由としてはやはり剛性確保でしょうか?
フレームが大きくなると剛性は下がる傾向にあるので、近年ではわざと小さめのフレームに乗る選手もいます。アンディなんかも確かそうです。
しかしながらプロがやってるからということでアマレベルの私たちがやるのは止めたほうが良いです。
近年のANCHORのRL8やグラファイトデザインのフレーム設計思想にあるように、硬すぎるフレームはアマにとっては悪影響が大きく、脚力に合わせた剛性のフレームのほうがよく走るという考えがあります。その考えを適応させてわざわざ剛性を落としたフレームを作ってくるくらいなのに、わざわざその逆をしてしまうと・・・結構苦労します。えぇ、私がその一人ですから・・・RA6は46か49サイズにすれば良かったです。49でも乗れなくは無いということが最近分かったので・・・43は適正サイズの範囲ですがやや小さめでしたが、結果としては堅すぎました。
プロがやってることを安易に真似するのは止めましょう。ちゃんと考えてからしましょう。特に真面目に速くなろうとするならなお更、よく考えましょう。

では、今日はここまで。

2013年2月3日日曜日

今年のダウンアンダーのバイク②

昨日の続きです。引用元は引き続きシクロワイアードさんから!
引用元 http://www.cyclowired.jp/?q=node/100516

さてまずは、去年のツールで間違いなく最強だったスカイのバイク!
ゲラント・トーマス(イギリス、スカイプロサイクリング)のピナレロ DOGMA2: photo:Kei Tsuji

ピナレロのドグマですね。スカイせいでピナレロのイメージカラーが青になってしまいそうです。
個人的にはブランドイメージは青じゃなくて赤だと思うのですが・・・弱虫ペダルの鳴子君だってそれだからピナレロを選んでるわけですし・・・まぁそこは置いときましょう。
このバイクはゲラント・トーマスのバイクなので標準的なパーツアセンブルです。
ウィギンスとかは機材オタクなのでもっと面白いバイクに乗ってるはずですが・・・今回はお披露目なしみたいです。
パーツでは電動DURA(7090)とSRMにシマノカーボンホイール。
昨日のグリーンエッジのホイールと同じものでしょうか?となるとこれはシマノのプロトタイプ?
シールが貼られてない9000ホイールでしょうか?ちょっと分かりません。
なお、バイクに直接関係はないのですが、同じスカイのスプリンターアイゼル選手のバイクには日本のこがわさんという方()からプレゼントされたシールがヘッドに貼ってあります。これいつまで貼っててくれるのかな・・・ツールにももしかしたら写るかも?
アイゼルは日本のファンからプレゼントされたステッカーをヘッドチューブに貼る


次はレディオシャック・レオパード
ジェシー・サージェント(ニュージーランド、レディオシャック・レオパード)のトレック Madone 7: photo:Kei Tsuji


バイクはマドン7ですね。カンチェラーラだったらドマーネですが他の選手もしっかり乗り分けてるのかな?
パーツアセンブルは珍しいものはありません。コンポも7090です。しかしブレーキだけはBR-9010という新型の9000系でダイレクトマウント方式のブレーキを採用してます。通常のBR-9000なら7900系と互換性があるので他のチームもブレーキだけ採用してるかと思いきやしてません。もしかして対応フレームなので供給を頼らずに完全自腹で先に入手しといたんでしょうか?
ホイールがトレックに合わせてボントレガーになってるくらいと、ペダルがスピードプレイになってるくらいですね。
タイヤはどうも25C教の信者のようで25Cがついてます。シュワルベのアルトレモHTのチューブラーです。25Cは去年のエアロヘルメットみたいに今年の新たなトレンドになるかな?
重さ以外はデメリットがないので平地向けステージの標準装備になりそう・・・

最後、ガーミンシャープ
デーヴィッド・タナー(オーストラリア、ガーミン・シャープ)のサーヴェロ R5: photo:Kei Tsuji


サーベロのR5です。
もうぶっ飛びそうな威圧感のあるバイクです。これはエーススプリンターのタイラー・ファラーのバイクです。スプリンターなのでエアロ重視でR5ではなくもう一つのフラッグシップS5を選びそうですが反応性を重視してこちらを選んでるそうな。
ここらへんは好みの問題ですね。
エアロフレームは使ってませんが、ホイールに関してはMAVICのコズミックカーボン80という超ディープ使ってるので十分相殺できるんでしょう。しかし80mmロードレースで使うのかよ・・・ロットベリソルのグライペルも80mm使ってるそうですが恐ろしい・・・ゴールまでよく脚が持つなぁ。
ちなみにクランクはSRM対応のROTORですがチェーンリングは真円だそうです。
同チームでは真円と楕円の使用率は半々とのこと。楕円は理論的には正しいかもしれませんが人間は理論で全て解明は無理なので、結局のところ使用感は個人差が出てしまうようです。
合う合わないがあるんでしょう。
もっとしっかりペダリングを個人ごとに解析したりして、細かく楕円率やピーク位置を変えてフルオーダーでチェーンリングを作ればもしかしたら全員楕円でも良いかもしれませんがコストが馬鹿になりませんからそれが実現するのはいつの話やら・・・

明日もこれは続きます。では、今日はここまで。

2013年2月2日土曜日

美味しい和風納豆ぺペロンチーノの作り方!

すいません。ネタがないんでこんなので勘弁してください。
自転車と全く関係がないわけじゃないですから。
私はパスタが好きです。
特にペペロンチーノ系のパスタが大好きで、学生時代は良く作って食べてました。
パスタはロード選手が好みますがそれには理由があります。
まず、炭水化物が大量に取れて、麺なので食べやすく、調理も簡単。
そしてなにより油が取れるのです。
パスタで使うオリーブオイルは他の油に比べて脂肪になりにくいので多少多くとっても大丈夫なんです。まぁとりすぎるとお腹が緩くなったりしますから程ほどに・・・

で、そのパスタの中でも一番好きなのが和風納豆ペペロンチーノです。
納豆のパスタなんて一見やばそうですが、もうこれ病み付きです。
実家の飲食店の人気メニューです。私が作るのもそれのレシピを基本にして、材料を入手しやすいものに変えて作ってます。
納豆を入れることで炭水化物だけでなく、たんぱく質も補給できるので、練習前に食べるのも良いですがそれ以上に帰ってきてから食べると良いと思います。
走ってからだと空腹に加えて、にんにくの香りが食欲をそそり、かなり美味しく食べれます。

では、まずは材料から。
私が練習後食べてた量なので大体2.5人前くらいです。

パスタ 250g
オリーブオイル 適当(たぶん大さじ4杯くらい)
スライス乾燥にんにく  適当(たぶん2かけら分くらい)
一味唐辛子 適当(たぶん小さじ1杯くらい)
なっとう 一パック
青ねぎ 適当
めんつゆ 適当
塩コショウ 適当

量がかなり適当で申し訳ない。大体いつも感覚で作ってたので・・・
最悪上の材料だけでも良いですが、これにベーコンやほうれん草、たまねぎが入るともっと美味しくなります。
作り方ですが

1.にんにくを水で戻す、戻したら水を切る
2.フライパンにオリーブオイル、戻したにんにく、一味唐辛子を入れる
3.麺を茹でる、その間に中火でフライパンを暖めにんにくを軽く炒める
4.フライパンの火を弱めたら納豆や他の具材も入れて軽く炒める
5.茹で上がった麺を上げたらフライパンに入れる。このとき30ccくらい塩の入った茹で汁を取っておいて一緒にフライパンに入れる。
6.軽く炒めながら具財やオリーブオイルと混ぜ合わせる
7.めんつゆ、塩コショウで味をつける。めんつゆは入れすぎると辛くなるので少しずつ入れること
8.味付けができたらお皿に盛って青ねぎをかけて出来上がり!

250gだと結構なの量になるので大きめのお皿かいっその事ラーメン鉢とかに入れてしまうのが吉!

書いててお腹減ってきました。マジでお勧めなので作ってみてください!
ちなみににんにくをいっぱい入れるとアレがとっても元気になるので、超ロングを走った後にアレが心配な場合も非常に効果的です!アレの記事はこちら↓

http://sujigane.blogspot.jp/2012/10/blog-post_25.html
http://sujigane.blogspot.jp/2012/10/blog-post_26.html

では、今日はここまで!お腹減ったから何か夜食探そう・・・・

2013年2月1日金曜日

昨日はすみません 今年のダウンアンダーのバイク

昨日はすいません。書き忘れてました…
今日また2つ書きます。

さて、2013年のロードレースシーズンはもう開幕してるんですよね。
先月からツアー・オブ・ダウンアンダーがスタートしてます。
生では見れませんが来週からJsportsで放送するのでそれで観戦しようと思います。

さて、こういったレースで気になるのは選手はもちろんですがそれと同じくらい、いや私にとってはそれ以上に選手の使ってるバイクが気になります。
ということで今日はダウンアンダーで活躍中の選手が使ってるバイクについてみてみましょう。

引用元はこちら
 ダウンアンダーを走った全UCIプロチームバイク 第1弾 グリーンエッジ、BMC、ロット編


まずはグリーンエッジ
サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)のスコット FOIL: photo:Kei Tsuji


スコットのフラッグシップFOILに9070DURA、SRMクランク、カーボンホイールとプロスペックスタンダードといった感じでしょうか?
こういっちゃ失礼かもしれませんが普通すぎて面白くないですねw
まぁ気になることといえば使ってるタイヤ。
コンチネンタルのコンペティションというチューブラータイヤを使ってるのですが、23Cではなく25Cを使ってるようです。
これはなかなかに興味深いです。自転車には様々な宗教がありますが最近、新興宗教で25C教というのがあります。
25Cの方がタイヤの変形が少なかったり、エアボリュームによるクッション性から外乱に強く、転がり抵抗が少ないという話があって最近ではプロの間で25Cを使う人が増えてるようです。
実際、重量は増えてしまうのですがタイヤは太いほうが抵抗が少なくなり、グリップも増して有利というのはよく知られてます。モータースポーツではよく言われることです。
あんまり流行らないのは人間の出力はたがか知れてるし、疲労もあるので重量増のデメリットが大きいからなんですね。ホイール外周部の重量が増えると上りは一気にきつくなりますし。
私たちのレベルを考慮すると平坦なら良いかもしれませんが、様々なところを走るなら23Cの方が良いかもしれませんね。
ただ、近年のカーボンリムは無茶苦茶軽量ですから、それと組み合わせればそこまで悪くないかも?
で、タイヤの話ばっかりですがホイールもちょっと気になりますね。無地のカーボンリムにSHIMANOって文字が書いてあるだけ。本当にシマノかな?プロトタイプか、偽装ホイールですかね。この写真だけじゃどこのものかは分かりません。

次はBMC
フィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシングチーム)のBMC teammachineSLR01: photo:Kei Tsuji


ジルベールが乗ってるアルカンシェルスペシャルペイント仕様のtimemachineSL01です。
BMCのエアロロードですね。去年から穴を塞いだエアロヘルメットが流行ったりと多方面でエアロが流行ってます。今年はエアロロードに乗る選手も多いようです。
こちらもシマノなんですが供給が間に合ってないのか9070ではなく7970を使ってます。
ホイールもそうですね。
まぁコンポの差が速さの決定的な差にはならないので問題ないですが、供給はいつからなのかな?
ちょっと面白いのはBMCのサドルのスポンサーはフィジークらしいのですが、ジルベールだけは
セライタリアのフライトを使ってるようです。ただ、契約違反にならないように表皮は張替えてるっぽいです。ジルベールだからこそ許されるんですね。他のアシスト陣だとなかなかこうはいかないでしょう。

次、ロットベリソル
 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)のリドレー NOAH FAST: photo:Kei Tsuji


 リドレーのNOAH FASTにカンパのEPSですね。
これはグライペルのバイクですが、彼は世界トップクラスのスプリンターなので色々と凄いです。
まずハンドルはDEDAのクランプ径φ35mmのスーパーオーバーサイズハンドルを使ってます。
彼のパワーを受け止めるのにはこれくらい必要なのでしょう。私は26mmで十分なんですけど・・・
あと、この写真では通常のBORAですが、ど平坦ステージだと80mmのスーパーディープ仕様のBORA ULREA80を使用してたそうです。80mmなんか普通の人にはロードレースで使うのは絶対無理ですよ。彼のトップスピードを活かすには必要でしょうが凄い・・・エアロロードにスーパーディープ。リアだけディスクにしたらそのままTTに行っても不思議じゃないような感じになると思います。
 あと、この写真のバイクじゃないのですがリドレーには今年新しく発売するFENIXというモデルがあります。これは石畳などのクラシックレース向けのグランフォンドバイクの部類です。
フルカーボンでフレーム15万円程度と非常にリーズナブルなのですが、なんとこれグライペルが実際にレースに使ってるんですね。
良いものなら値段は関係ないでしょうが、この値段のバイクにプロが乗るってのはかなり驚きです。
グランフォンドバイクはガチガチにレースしないなら非常に良い選択だと思いますし、ちょっとレースに出るなんて方も基本性能はしっかりしてるので十分だと思います。
そんなバイクでプロも使うほどの性能・・・今年バカ売れしそうですね。
欲しくは無いですがちょっとどんなものか乗ってみたいです。

明日は他のチームのバイクも見ていきます。ではもう一つ記事を書きます。