2013年2月14日木曜日

マルコ・パンターニよ安らかに眠れ


今日は一般の方にとってはバレンタインデーという日でしょう。
しかし自転車乗りの、ロードレースファンにとっては少し違います
2月14日はマルコ・パンターニという偉大な選手の命日です。
彼は非常に有名なヒルクライマー(登坂で強い選手)です。
なくなった今でも尊敬する人は多く、私もその一人です。
彼がなくなったのは2004年、残念ながら私が自転車を乗り始めた時はすでにこの世から去っていました。
なので映像でしか私は彼の事を知りませんが、彼のレースに対する考え方や走るスタイルなど非常に影響を受けています。


最近近ニュースでも取り上げられてるのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、自転車競技界ではドーピング問題が深刻になってます。
彼もまたドーピング疑惑をかけられた一人でした。
しかしながら彼もまた、ドーピング検査に直接引っかかった訳ではなく、仮に使っていたとしてもその薬物は当時禁止されていないものでした。結局裁判では無罪になってます。
なのではっきりと黒と言うには難しい部分があるのですが、それが発覚して以降はマスコミに騒ぎ立てられ、裁判所に提訴され、財産は周りのものに搾り取られました。彼らはそれが発覚するまでパンターニを応援し、利用していた人たちが一斉に手のひらを返し彼は孤独になってしまいました。
そして次第に彼の精神は追い詰められていきました。


そして2004年に彼はホテルの一室で孤独に亡くなってるのが発見されました。
死因は薬物の過剰使用による自殺でした。精神を追い詰められた彼はコカインなどの薬物を常用しその結果中毒になり、この世を去りました。


彼の死については色々考えるべき事があります。
しかし、今日この日は彼の事をただ追悼し冥福を祈ってあげてください。
せめて天国ではしがらみ無く、幸せに暮らしてることを祈ります。

R.I.P. Marco Pantani

 では、今日はここまで。

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