タイヤの空気圧の重要性は非常に大きいです。と、よく聞きますがぶっちゃけ最近までは結構適当だったりしました。特に学生の頃は適当で出来る限り高くすればいいや!って感じでした。
しかし、去年あたりからその考え方を改めてタイヤの空気圧の設定には気をつけてます。
どのくらいの空気圧が適正か?というのはタイヤの種類にもよるし、体重によっても変化します。更には路面状況、天候にも左右されます。当然、好みもありますから多少、一般的な理論とはずれることもあります。ただ、やはり理論は大事で、理論から算出した理論値を適正空気圧として、そこから±0.5bar以内で好みに応じて変化させるのが良いと思います。
さて、そこで適正空気圧をまずは求めないといけません。一番なのは自分が使っているタイヤのメーカーのサイト等で見ることですが、意外とメーカーも公表してなかったりします。なのでとりあえず基本的な理論値を知るのにはこれがいいと思います↓
ヴィットリア iTire Pressure
http://www.cyclowired.jp/?q=node/83856
おそらく、ロード用だとこれは23Cを想定した計算にはなっていると思いますが、私の場合これで計算すると適正空気圧はフロント6.9barリア7.2barと出てきます。これは私が普段乗っている空気圧に近いです。私は大体7.3~7.5barで乗ってます。フロントはリアに対して0.1~0.2bar小さくなるように設定してます。私は硬めな乗り心地とダンシングの時の反応の高さなどを重視しますから、少し高めになっているのは納得できます。なのでこれはある程度信頼しては良いのではないでしょうか。
ただ、もちろんこれはあくまで理論値なので時には大きく外れることもあります。先日のヒルクライムでも投入してレビューも書いた
[WO] Maxxis Mont Ventoux 20C
のタイヤを使う時の空気圧は9bar以上で使用していました。これはもう理論値から大きく外れてしまってます。ただ、理論値で出した数値だと確実に不快です。細いタイヤなので最低空気圧も高めだと思いますがかなり差があります。なのでケースバイケースだということは忘れないようにしましょう。とくにこういったキワモノを使うときはなおさら、予め使っておいて本番で十分に実力を発揮できるようにしないといけません。
適正空気圧を見つけてそこから空気圧をうまくコントロールするとバイクの性格も変化させることができて、ロングライドの時は低めに、ヒルクライムの時には高めにしたりして楽しいです。結構変化するものです。ただ、高いほうが転がりはいいのでロングライド時も高めにして楽にするって考えもありますが、私の場合は先日走ってた時、高めに設定してたらやっぱり不快で結局、途中で止まって感で空気圧を下げて乗りました。なのでしっかりいろいろな状況でいろいろな空気圧を試してみることが必要です。これは空気圧計のついてるポンプがあれば誰でもタダでできるので是非試すことをおすすめします。
Vittoriaのサイトには簡易的な計算テーブルがあるのでそちらを参考にどうぞ↓
http://www.vittoriajapan.co.jp/technology/pressure.html
では、今日はここまで。
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