背骨にチタンが入ってる自転車乗りのブログ。故に筋金入り。本来の筋金入りの意味じゃないくて、物理的に筋金入りだったんですが2013年1月11日に筋金とりました。なので筋金抜きです。
2012年6月16日土曜日
モンスターエナジーを考える 3
前回はこちら
http://sujigane.blogspot.jp/2012/06/blog-post_08.html
モンスターエナジーの成分を調べてみて効果を考える続きです。ちなみに私が住んでる町にもようやくモンスターエナジーが来ました。今までは飲むためにわざわざ30km先のコンビニまで行かなければなりませんでしたが、家から10kmのところのコンビニにも並ぶようになりました。コンビニでいつまで置いてくれるかな?
さて、続きで次の成分はL-アルギニンです。アルギニンはアンモニアの生体内解毒を助け、免疫反応の活性化、細胞増殖促進し、コラーゲン生成促進等の効果があるようです。結局ビタミンB群と似たような効果ですね。アルギニンはアミノ酸で、非必須アミノ酸らしいですが成長期には摂取が必要らしい、また怪我の治りも早くなるようなので飲んどいても問題無いでしょう。
次、D‐リボース。D-リボースは食品添加物(既存添加物、甘味料)として登録されている食品素材で生体内で生合成されている物質でのようです。また分類は糖類(五単糖)になり、砂糖の半分程度の清涼感のある甘みがあるそうです。D-リボースは、エネルギーの源であるATP(アデノシン三リン酸)の生合成を促進します。D-リボースは運動時のエネルギーサイクルに作用するそうで疲労回復に効果的なようです。私はモンスターエナジーを補給食として飲むとすごく回復しますがこれが効いてるのでしょうか?良くある補給食にはあまりこの物質はみませんからもしかしたらあまり効果はないという逆の証明も考えられますが、それの更に逆で、他に入ってなくてモンスターエナジーに入っててすごく回復してるなら効果はあるのか?ちなみに研究資料なんかがネットに転がってましたが効果があるというデータがありました。回復すべてをこの物質のおかげというのは流石に言いすぎだと思いますがそれなりに効果はあるんじゃないでしょうか?
ちなみに私はモンスターエナジーは他の清涼飲料水よりスッキリとした甘さで飲みやすいと感じてますがこれのおかげですかね?
次、高麗人参。これこそワケが良く分からない物質です。ネットにも色々資料はありますがあっちこっちで、あまり情報の統率がとれてなく更にどっこも高麗人参は効くんだぜぇ~!って書いてありますからいまいちどれも信用できそうにないです。効果はあるのかもしれませんが、どう効果があるのかはっきり述べるのは難しいです。ただ、これも他の飲料水には入ってない物質で、モンスターエナジーは他とは違う効果を示したということでD-リボースと同じように効果があるのではないかと推測できます。
次、L-カルニチン。結構話題の物質です。脂肪燃焼に効果のある物質できちんとその効果も証明されています。私も時々飲むスーパーVAAMにも入ってます。今までのはエネルギー生産に効果があるとか、代謝が上がるとか直接的ではない表現が多かったですがこれははっきりと脂肪燃焼に効果があると言えるようです。私はスーパーVAAMを飲むとお腹が減りにくくなり、ハンガーノックになりにくくなるという経験があり超ロングを乗るときはよく飲みます。それと同じようにモンスターエナジーもL‐カルニチンが入ってて、VAAMと違ってカロリーがあるから更にエネルギー補給もできて、他にも代謝やエネルギー生産等があがる物質も入ってるからより補給食として最適になっているのではないかと考えられます。VAAMではカロリーが補給できないので補給食としては不向きです。あれは走り出す前に飲んでおくものです。
そして、アミノ酸などの研究をしてる友人に聞いたのですがL-カルニチン単体で取るより、CoQ10と一緒に摂取した方がより効果が出るそうです。CoQ10もいろいろと話題になってる物質ですがL-カルニチンと相性がいいというのは初めて聞きました。たしかに調べてみるとダイエットサプリメント等でL‐カルニチンとCoQ10を合わせたサプリメントが販売されてます。なのでCoQ10のサプリメントを別に用意してモンスターエナジーと一緒に飲むと更に効くようになるかもしれません。CoQ10自体が結構高価ですが機会があれば試してみたいと思います。
で、最後はカフェイン。これはもうおなじみの物質であまり説明はいらないと思いますが一応書きます。カフェインは覚醒、鎮痛、強心・興奮作用、脳細動脈収縮作用、利尿作用があります。特に興奮作用は眠気覚ましになるのでいろいろな飲み物に入ってます。コーラにも入ってます。ちなみにコーラは350mlで35mg。レギュラーコーヒー一杯で95mg。レッドブルは250mlで80mg。モンスターエナジーは驚異の142mg!なんだこれ?とりあえず疲労回復の効果はこれまでの物質を見るとありそうだな・・・って感じでしたが、実際は大量のカフェインの興奮、鎮痛作用で疲労を感じなくなってるだけだったりして。また強心作用があるため私が飲んだ時にハートレートモニターを見てると心拍が上がりにくくなったのも納得できます。なんかもう効果の犯人はすべてカフェインだったりしてwww
ただ、これには少し不可解なところもあります。カフェインには利尿作用があります。私はコーヒー好きでロードに乗る時も休憩時に缶コーヒーなんかをよく飲みます。ただ缶コーヒーを飲むと高確率ですぐにトイレに行きたくなります。モンスターエナジーは355mlの大容量かつ大量のカフェインが入ってるのでモンスターエナジーを飲んでも確実にトイレが近くなるはずです。しかしなぜかトイレは近くなりません。むしろ喉が乾きます。なんでだろう?一応ここまでの物質を見て、体験した効果から推測すると、モンスターエナジーを飲むと代謝が良くなって汗をよくかくようになるので吸収した水分が体内ですぐに使われるから結局、尿に回るほどの水分の余裕はなく、利尿作用以外の効果ははっきり出てきても利尿作用だけは出てないように感じているということでしょうか?それだとなんとなく納得できます。
さて、一通りモンスターエナジーに入ってる物質を調べてみました。モンスターエナジーが他の補給食やエナジードリンクより効果が出た原因はなんとなくわかってきました。簡単にまとめるとゴリ押しですね。一応、色々効果がある物質はたしかに入ってるみたいですが他のものよりモンスターエナジーは355mlと大容量です。なので全部飲めば大量の化学物資を摂取できます。なのでよく聞くんだと思います。そして更に即効性の高いエネルギーを大量に補給できるのも疲労回復を助け、積極的に身体の活動を活発化するので効果もそれなりに持続するのでしょう。
効くか効かないかは個人差があると思いますが私は体感できるのでロングライドの時には心強い存在になってます。ものは試しで一本飲んでみるのが良いと思います。ちなみに私に効かなくてモンスターエナジーより量が少ないレッドブルが超効くひとや、シャークというタイのエナジードリンクが効くという人など様々です。自分の身体にあった一本を探してみるといいかもしれません。願うなら、日本のモンスターエナジーは薬事法とかの関係で成分がアメリカのものより薄くなってるらしいのですが、本国と同じ仕様のやつを薬局限定とかでいいので販売して欲しいです。しかも濃いのに555mlとさらに大容量らしいです。アメリカ人馬鹿だろ・・・
初めてモンスターエナジーを飲んでから既に10回以上試してみましたが補給食として飲むのが一番聞きます。一応、今のところ健康に害はありません。何かあったらまた報告します。まぁ害のあるような物質ならコンビニに堂々と並んだりはしないだろうけど。では、今日はここまで。
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