2012年6月12日火曜日

ホイールのスポークパターン 主にリアの話

昨日は素で書くの忘れてました。すみません。2つ書きます。

昨日、TwitterをしているとPAX CYCLEの店長さんからツイートをいただきました。内容は以前にも書いてた決戦用ホイールの話です。私は24mmのチューブラーリムを使用してリアを16本1クロスで組もうと思ってました。16本というとかなり少ないのですが、私が体重45kgと極端に軽いから大丈夫じゃないかと思ってました。また、「ロードバイクの科学」 ふじいのりあき著 の本でも16本で組んでました。ですが年間300本以上のホイールの手組みを受注してるPAX CYCLEさんによると


旧BORAはリヤ16Hだったし、シマノも7700はリヤ16Hがあったのでリムに依存するけど大丈夫かと。間引きで組むのは剛性あがらないから無しかなとだけは思うけど。。
 多分600gぐらいで40mmぐらいのリムを使わないとちゃんと使えないのと間引きだとハブとリムが常に捻れる力が加わるから止めておいた方が良いと思います。でもそれなら他に選択肢が沢山ありそう。指定した組み合わせで組むのは出来ますが。。。

 とのことです。参考までにこういうパターンで組もうと思ってました。
本にも書いてあったんだし、大丈夫じゃね?って思ってたのですが貴重なプロからのご意見、そう簡単に無視するわけにはいきません。ちなみにこのパターンにしようと思った理由の一番は軽量化とエアロ効果、コストダウンです。
まずスポークが少ないと軽くなります。そりゃそうです。本数が軽いのですから。
次にエアロ効果です。実はホイールの空気抵抗のほとんどはスポークが生み出してるのです。そのためスポークが少なくするというのはかなり効果があります。
最後にコストダウンです。これも本数が少なければ、スポークの買う量も減るので安くなります。

これらの理由からうまくいくと10万以下でペア1000g以下という驚異のホイールが出来上がります。予想だと980gくらいでした。ちなみにLightWeightのヴァントゥーは950gくらいだったと思います。しかし、10万以下で1000g以下とか危険な香りしかしないので、新たにどういうパターンで組むか考えました。

1.DS側2クロス NDS側1クロス


時々、言ってますが私は高剛性で、高反応なのが好きです。それを考えて24本組で考えました。24本組は珍しいものではなく、多くのメーカーも採用してます。ですがそれらのほとんどは次で紹介する組み方です。しかしこれはちょっと変わった組み方にしてます。リムは24Hでハブは32Hを使うのですがNDS側を1クロスにして駆動時の剛性アップを狙ってます。普通はこちら側はラジアルでやりますがこれは1点で交差させてます。どうなるかはちょっと分かりませんが、私の考え通りに行けばいいホイールができるはず・・・

2.DS側2クロス NDS側ラジアル

これはオーソドックスな組み方です。 リムは24H、ハブは32Hは同じです。NDSがラジアルになっただけです。これは多くのメーカーが採用して、また手組みをする人たちも多くがやってますので信頼性は高くなります。ただ、面白くないと言えば面白くない。もし1でするとしてもダメだと思ったらスポークさえ買いなおせば変更はできますから、最後の手段と考えてます。

3.DS、NDS共に2クロス
で、最後は両側を2クロスで組んだものです。リムは24Hハブも24Hを用意しなければなりませんが、駆動剛性に関しては最強だと思います。ちなみに現在使用中のA CLASS ALX440SLというホイールのリアはこれで組んであります。坂では踏み込むとよく進み、よく反応してくれます。ハブも24Hを使用しますからハブの使い回しはできませんが、一番理想通りになりそうです。ちょっとこれに心惹かれるところ。

どれにするかはまだ悩んでますが、正直16本1クロスも捨てがたいので、1セットほどテストホイールを注文しようと思ってます。リムはアンブロッシオのモントリオール、ハブはティアグラ、スポークはDTのチャンプ1.8です。これで16本で試してみます。ダメだったら24本に変更します。ちなみに24本にしたところで、10万以下で1050g程度の超軽量ホイールが手に入ります。なので正直、あんまり悩んでも意味ないかも・・・では、今日はここまで。

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