今日は歴史的な日です。新城選手がスタート直後0kmからアタックを仕掛け200km以上の大逃げをしました。流石に集団も逃がしてはくれず、ステージ優勝はできませんでしたがその勇敢なアタックが評価されて敢闘賞を獲得しました。逃げ集団は3人でしたが、間違いなく新城選手はその三人の中で最強で、とても力強い走りを見せてくれました。日本人がツールの表彰台に上がるなんて・・・歴史的な日です。新城選手の逃げる力は本物という事が証明されたのでこれからもチャンスはやってくると思います。いつか、ステージ優勝で表彰台に上がれる日がくればいいですね。
さて、今日は楕円チェーンリングの話をしましょう。と言っても私もまだ使ったことはありませんが、最近ROTORのチェーンリングを使う選手が多いようなので気になってます。楕円チェーンリングってどんなのって人のためにこちら↓
写真が歪んでるわけじゃありません。楕円のチェーンリングなんです。普通は真円のチェーンリングです。なんで楕円にしてるの?って話ですが、自転車はクランクを回して走ってますが力の入れ易い位置と力の入らない位置があり、実際は真円のチェーンリングを回しているとトルクにムラが有ります。それを解消するためにROTORのチェーンリングは楕円になっていて力の入り易い位置ではギア比が高くなり、入りにくい位置では軽くなるようになっていて効率化しています。このアイディア自体は新しいものではなく古くはシマノもバイオチェーンリングだったかな?という名前で楕円チェーンリングを出していました。取りやめたのはおそらくですが変速性能が下がるからでしょう。ROTORも変速性能は若干低下するようですが、問題なく十分使えるレベルだそうです。楕円チェーンリングは今年のツールでも様々なチームが導入してます。去年のブエルタではコーポ選手がこのリングで優勝してますし、今は引退しましたがカルロス・サストレ選手も現役時代使っていました。なので一応、効果はあるのでしょう。
なぜこのチェーンリングを使いたいかと言うと効率化はもちろんですが、様々なところでこのギアにするとケイデンスが上がったと報告があるからです。最近、毎日走ってますがケイデンスが上がりにくくなってます。以前は90rpmくらいで回せてましたが今は80rpmくらいですし、何より最高ケイデンスが140rpmくらいから上がりません。以前は170rpmとか最高ケイデンスが出せてたのですが・・・怪我の影響が一番原因として妥当だと思いますが、怪我、背中のことを考えると重いギアをグイグイ回すより軽いギアをシャカシャカ回したいです。なのでこれを使ってみたいなぁって思ってます。国内で買うとインナーは1万、アウターは2万くらいです。海外通販で買うならもう少し安くなると思いますがメジャーなところではあまり取り扱ってません。国内で2割引き位になっていれば結構考えます。特にヒルクライムでケイデンスを維持したいのでインナーを変えたいですが、変えるなら両方買えたほうが良さそうです。片方が楕円で、片方が真円なんて足に変な癖がついてしまいそうです。
なおCBNでも報告がありましたが、楕円チェーンリングを使用した場合は一番踏み込む位置でカタログ表記の端数よりも大きな端数になるので、回しやすいからといって調子に乗って回すと脚がすぐに売り切れてしまうようです。効率化しても結局のところ走るのには力がいりますし、同じ端数にしたつもりが実際はちょっと重いギアを回してるようなものなので足にダメージが来てしまうようです。ここらへんはなれですかね?お金はないですけどいつか試したいです・・・というか来年の目標のレースまでには揃えたいです。しかし、そのレースまでにホイールも調達しないと・・・うーん。今日はここまで!
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