今日は非常にショッキングな出来事がありました。去年の山岳賞獲得選手で、前回オリンピックのゴールドメダリスト、サムエル・サンチェス選手が落車、鎖骨骨折でリタイアを余儀なくされました。本格的な山岳ステージはこれからで、今年も山岳賞の期待がかかる中のリタイア。カメラには痛みと悔しさに涙を零すサンチェス選手が写っていました。同じヒルクライマーとして涙を誘われました。悔しいと思います。戦って負けるのではなく戦う前に戦いもせずに負けるのですから。たった一回の落車で全てダメになりました。更に言うとこの時期での鎖骨骨折ということはツール後のオリンピックも走れたとしてもとてもベストでは行けないでしょう。なのであの涙は本当に重いと思います。ブエルタや世界選には何とか復帰して欲しいですが、シーズン真っ盛りのこの時期に骨折をしてしまうと取り戻すのは難しいでしょう。
一方、今日のステージはフランス新人。22歳のピノー選手。最後の山岳で逃げてたケシアコフ選手を抜き去り、総合争いをしているエースが協力して組んだ追走集団の追随を許さず大金星。FDJの監督がサポートカーから絶叫応援、激励してました。勝利が決まった際も車の中で大はしゃぎ。正直、優勝したピノー選手より監督が喜んでた気がします。今年は若手の活躍が目立ちます。フランスは若手が着々と成長しているようで今後、フランス人がツールのタイトルを再び獲得する日も夢ではなさそうです。
なお、今日は体格と脚質について書こうと思いましたが今日の練習で調子がよかったので飛ばしたらフラフラになってしまい。その後ツールを見たので眠くて仕方がありません。明日書きます・・・ごめんなさい。では、今日はここまで。
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