先日のパリニースの最終ステージでのヒルクライムTTを見ててエアロバーってヒルクライムでも使えるのか?と思いました。
実際、私が目標としている大山TTでは前半は斜度が緩く、レースなら30km/h超えのペースで進むことになり空気抵抗はかなりあります。
大山TTはTTとは名ばかりのロードレースですから、他の人を風除けにすればエアロバーは要らないのですが、私が考えてるのは空気抵抗のことだけではありません。
先日のレースを見ていて思ったのですが、結構多くの選手が上りで速度が落ちてるところでもエアロバーを握ってました。
実は昔、エアロバーを持ってて使ってたことがあるのですが、エアロバーを握って走ると空気抵抗が減るだけでなくパワーも出しやすいと感じました。
また、姿勢が変わるため、少しですが使う筋肉も変ると感じました。
そうなるとエアロバーをつければ使用する筋肉を分散することができるようになりますから、使える筋肉も増えます。
若干気になるのが呼吸です。
ただ、エアロバーを握ると、前傾がきつくなり、呼吸がし辛いと想像する方も多いと思いますが、実際はそうでもありません。
エアロバーの位置を高くすれば比較的呼吸はしやすいのです。
空気抵抗を減らすのに重要なのはバーの高さよりバーの幅が重要だと聞いた事があります。
しかし、 幅を狭めると呼吸はしづらくなります。またパワーも少し出しにくくなるそうです。
ただ、ツールトップクラスの選手だと50kmとかで巡航していきますから多少パワーや呼吸がし辛くとも空気抵抗を減らせば大きな効果が得られるので、現在は高さはあまり気にせずバーの幅を狭めようとしてるらしいです。
しかしそれはトップクラスの選手で高速巡航する場合の話。
私の場合はヒルクライムで、上記のようにパワーを出し易くして、使う筋肉を変え、呼吸がし易いことが重要です。
なのでストレートやSベンドのバーよりスキーベンドなどのバーの方が良さそうです。
また幅も調整できて、バーの前後位置も調節できてパワーを出しやすいポジションを作ることが大事です。
で、出来れば軽量だと嬉しいのですが、調整機構がつくとどうしても重くなりますし、軽い奴はカーボン製で高価です。
ですが、プロファイルデザインに良さそうなものを見つけました。
プロファイルデザイン T4+ アルミ
http://www.worldcycle.co.jp/item/83630.html
調整機構も付いて、バーはスキーベンド。
重量は469gとアルミ製のこの系のエアロバーとしては少し軽量になってます。
お値段も9000円程度と比較的安いのでこれなら使っても良いかもしれません。
実際に使ってみないことには分かりませんが、推測では役立ちそうです。
ホイールは恐らくロープロファイルなホイールになりそうなのでエアロバーで空気抵抗低減を狙うのもありかもしれません。
重量増はネックなので如何に前半でタイムを稼ぐかが重要になりますが、今の調子だと前半は良いペースで走れそうなので効果は高いかもしれません。
一般的なヒルクライムレースでは使えないでしょうが、タイムを更新したい峠などがある場合は検討してみても良いかもしれません。
では、今日はここまで。
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