今日、ANCHORのHPが更新されました。ちょっと前から話題になってたANCHOR RFX8の後継車のRL8の情報が解禁されました。ページはこちらです↓
http://www.anchor-bikes.com/bikes/rl8.html
RFX8はなかなか人気のモデルで、私の知り合いにも乗ってる人が数人います。一応、ロングライド向きのモデルとなってますがANCHORの人曰く、剛性やバランスなどが高すぎず、ホビーライダーに最適なモデルで、レースでも全然使えると言ってました。実際、このフレームでどのヒルクライムレースだったか忘れましたが、優勝した人もいました。
それだけ性能の高いフレームでしたが、流石に旧式化してきました。RFX8のヘッドは未だ上下1‐1/8のオーバーサイズヘッドでした。これが、快適性を重視して剛性を落としたフレームと合わさり、ヘッド周りの剛性不足をレースでは感じる人が多かったようです。
今回のRL8はそこを改善してきました。テーパーヘッド採用で、下部が1‐1/4になってヘッド周りの剛性は強化してあるようです。しかし、横剛性は上位車種のRIS9の20%減で、フレーム全体としてみてもRFX8より剛性が落としてるそうです。その影響もあると思いますが、フレーム単体で980gとRFX8に比べ20g減です。特別軽量と言うわけではありませんが、十分な軽さです。それでいてしっかり進むバイクに仕上げてあるそうです。柔らかいのによく進むフレームとは面白そうです。なんとなくですが、カーボンでクロモリのような乗り心地、踏み心地を目指してるのでしょうか?その発想はグラファイトデザインが取り入れてます。しかし、実はグラファイトデザインのフレーム設計者は元ANCHORのクロモリフレーム設計者らしいので、実は繋がりがあるかも。
お値段もRFX8と同じフレーム18万円です。ジオメトリを見てもなかなか良さそうですが、フレームの剛性だけちょっと気になります。私は剛性が高いフレームが好きです。ある程度は、柔軟さがあるフレームの方が乗りやすいことはわかってます。実際、長距離を走るならRL8とかの方が速く走れるでしょう。ヒルクライムや短距離でも、剛性の差があってもタイムには差が殆ど現れないでしょう。ただ好みの問題を考えると、私が乗って気持ちのいいフレームかどうかは怪しいです。まぁ買う予定なんてないのですが・・・
そして、フレームだけでなく、このバイクは完成車で買っても良いでしょう。最上位のDURA組のモデルを見てるとなかなか良いパーツアセンブルをしてます。RL8はフレームの剛性が低いそうなので、ホイールが剛性の高いものでないとモッサリしてしまうでしょう。それを分かってか、FULCRUM RACING ZEROが標準装備になってます。多分、WH-9000-C24 TLとかだと進まない自転車になりそうです。それ以外も、アルミパーツが多用されてます。剛性調整なのでしょう。これだと、フレームの柔らかさもそこまで気にならないと思います。9000DURAは値上がりしてますから、RACING ZEROを履いていることを考えると55万はお得だと思います。それ以外でも、同じような傾向で組んであります。質実剛健に行きたいなら105組で、ホイールをRACING 1とかにするとお値段を抑えてバリバリレースで使えそうです。
もう予約も開始してるようなのですが、来年はこれを買ったり乗り換えたりする人多いんじゃないかな?ショップに実車が入ったら見に行きたいです。では、今日はここまで。
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