今日は耐久ランの反省です。来年の私への備忘録でもあります。反省は前日というか、それより前から始まります。
前日まで
前日までで反省すべき点は、体調管理です。膝の調子が悪かったのでそこは気にしてましたが、それ以外がおろそかになっていたかもしれません。2日くらい前から身体がだるいなぁって思ってたのですが、前日の夜になると喉が痛くなりました。どう考えても風邪です。慌てて葛根湯を買って飲み、走行しながらも飲んでましたが、走行中もどうもすっきりしませんでした。やはり体調管理は重要です。これはプロでも難しいことなのですからもっと気をつけます。
当日
当日の走行に関して反省をすべき点はどう考えても第2CP後のコースミスです。そこまでは問題なく来てたんですよ。アレがなければ完走できてたかもしれません。どういうミスをしたかというと
本来はこう行くルートを間違えて
こう行ってしまいました。しかもここまでの遅れを取り戻すべく踏み込み35km/hペースを維持しながら走りました。片道5.4kmのミス、合計で約11kmのミスです。気づいた時のショックは大きかったです。道を間違えたのでとてつもないタイムロスがあったわけですから、引き返す時も思いっきり踏み込んで戻りました。これが完全に失敗です。このせいで膝がダメになってしまいました。体力はまだ残ってたのですが痛くてしょうがなかったです。痛み止めも飲みましたが無駄でした。今まで耐久ランでこんな派手なコースミスはしたことありませんでしたし、大体知ってるコースだったので油断してました。
ここで膝を痛め、体力を消耗してしまったので次の第3CPには何とかたどり着きましたが、その次の第4CPの道中で心も折れてしまいました。ちょっとした上りでも足を着き、ついには平地でも足を着くレベルで、速度も15km/hくらいまで落ちてしまい、気温も下がって身体が冷えてしまったので、レインウェアを着て何とか第4CPまでたどり着きリタイアしました。
正直リタイアはかなりショックでしたし悔しかったです。自転車に関しては、心が折れても止まることはないという自信が自分の中にあったからです。しかし今回は完全にダメになりました。いろいろ考えるとそれしか選択肢がなかったのが本気で悔しかったです。学生の時ならここで更に痛み止めを投入し、糖分たっぷりとって走るところでしたが、仕事に行けなくなると問題ですし、何より今このまま無理して落車でもしてしまうと背骨に入ったボルトに問題が起きてしまう可能性があります。私の背骨に入ってるボルトのうち数本が大動脈のすぐ近くを通ってるのですが、もし落車してこれがずれて大動脈を傷つけると、取り返しがつきません。先生からも自転車にどんな強度で乗っても大丈夫だが激しい落車だけは絶対に避けてくれと言われてます。
そして第4CP以降のコースも知ってるコースで道が荒く、落車の危険があることも分かってました。何かあってからは遅いし、仮にこの耐久ランで死人なんか出たらTUCCの皆に迷惑を超えた迷惑をかけてしまうということでリタイアしました。
それでも悔しすぎます。今、こうやってリタイアした理由を書いて振り返りますが結局これは良い訳じゃないかと思う自分がいます。
帰りは天橋立から汽車で帰りましたが、お通夜気分でした。本気で落ち込んで、治ってたと思ってたうつ病の症状が少し出てきました。今は、薬を飲んだので大丈夫ですが本気でショックでした。
しかし、この悔しさ、落ち込みも次への糧と考えようと思います。背骨が折れても、心が折れても、リタイアしても、それでも自転車をやめることだけはしません。
一応、私はこれでシーズンオフに入ります。私の住んでる地域ではもうちょっとで雪が降ってきて銀世界が広がるので自転車は無理になります。来シーズンの予定を立てて、1月に再手術を受けてリハビリして、来シーズンこそ何とか結果を残してやろうと思います。
また、最後になりましたが、サポートをしてくれたTUCCに皆さん本当にありがとうございました。せっかくサポートしていただいたのにリタイアしてしまい、更には自転車を運んでもらったり、遅くなったりしてご迷惑をかけました。本当にごめんなさい。来年も19のI川君と一緒に参加するつもりですが、今年のような迷惑をかけないようにします。
では、今日はここまで。
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