2012年11月10日土曜日

気になるヘルメット

ツイッターで知ったのですがOGKが面白いヘルメットを発売するようです。
参考ページURL http://www.cyclowired.jp/?q=node/94823
サイクルモードでお披露目されたKOOFUシリーズの旗艦、WG-1
シャープなスタイルは整流効果を高めたことに拠るものだ
名前は KOOFU(コーフー) WG-1だそうです。
今年のパリ~ニースあたりでTeamSKYが使い始めてツールでブレイクしたエアロヘルメットの一種です。しかし、他とは一線を画すヘルメットです。
このヘルメット、ボルテックスジェネレーターというものを装備してるようです。(詳しくは私も知りませんが、ディンプル効果と同じようなものかと)
これまでのエアロヘルメットは、エアインテーク(通気性を確保するために空いてる穴)を塞いで、凹凸を少なくして空気の乱れを少なくするものでした。
しかし、これはボルテックスジェネレーターという突起をわざと設けることで意図的に空気の乱れを発生させ空気抵抗を少なくする効果があります。それだけでなく、これはヘルメット内部の排熱を促す効果まであるとのこと。
重量も魅力的でレジモスと同程度。200gジャスト位になりそうです。これが何を示すか。簡単です。
エアロ性能を備えただけでなく、同時にヒルクライムでも通用する世界最軽量クラスヘルメットです。
ヘルメットの軽量性って結構重要です。ヒルクライムはもちろんですが、真価を発揮するのはロングライドだと思います。
普通のヘルメットは250~330gくらいです。これが頭の上という身体の端点に乗っかってると肩や首には結構な負荷がかかってます。肩こりや首の疲れが激しい人は意外と重いヘルメットのせいだったりします。(ヘルメットとウィッグなんて装備して走った日にはもうね・・・)
ヒルクライムでも、ロングでも非常に魅力的なヘルメットです。
今私が使ってるのはOGKのエントリーモデルのLEFFというヘルメットです。これは実測290gです。
つまりこれに変えただけで90g近くの軽量化!
ただ、このエアロ効果が活きてくるのは高速走行時なので、アマチュアならそこまで躍起になって求めるものでもないかも。どちらかと言うと今も発売されてるセカンドグレードのMS-2の方がコスパに優れますね。こちらも重量はレジモスと同じですが価格が5000円くらい安いので。
ヘルメットは消耗品ですから、あまり高いものを買ってしまうと交換をためらってしまい、古いものを使い続けていざという時に仕事をしてくれなくて大変なことになるかもしれません。なので上でもMS-2くらいがお勧めです。個人的に練習でもガンガン使うなら良いと思うのはリガスです。
ちなみに、これはなんの保証もないのですが、私が事故した時に被ってたヘルメットはOGK WG-3というヘルメットで、これは使用6年目かなり使用したヘルメットですがきちんと頭部を守って、頭蓋骨の代わりに割れてくれました。ヘルメットがなければ頭蓋骨陥没で即死でした。一応、ヘルメットの使用期限はメーカーでは3年となってます。私はたまたま大丈夫だっただけで、なんの保証もないのできっちりヘルメットは買い換えましょう。
では、今日はここまで。

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