2013年4月7日日曜日

パリ~ルーべ 2013

先日のフランドルでは圧倒的な強さを見せてくれたカンチェラーラ。
2010年はボーネンとの直接対決でボーネンを一撃で沈めるほどの走りを見せてくれましたが、その後は不調や不運が重なり苦労しましたがようやく復活してくれました。
先のフランドルでは以前のように一発で圧倒的な差をつけるというわけにはいきませんでした・・・
殆どの選手は一撃で粉砕されましたが一人だけ喰らいついたやつがいました。

サガンです。
恐ろしいですね。彼はまだ23歳です。
ゴールでは約1分半の差をつけられ2位でしたが、年齢を考えるとほぼ間違いなく近い将来優勝するでしょう。
本人はその日のレースに手応えは感じてました。
更には去年のツールではカンチェさんをブチ切れさせた(第一ステージで飛び出したカンチェの後ろについて一切前を引かず、最後抜いて優勝した)
サガンですが、今回はちゃんと前を引きました・・・ただ、結局ちょっとだけですぐに千切れましたけど・・・
そのため多少、関係が改善したのか表彰台では打ち解けた様子でした。
カンチェラーラが今後どうなるか分かりませんが、もしクラシックを本気で狙っていくならカンチェラーラに師事するのは非常に良いことなのでこの二人が仲良くなってサガンが更に成長してくれると非常に面白いことになりそうです。

さて、そんな今年のクラシックですがいよいよ明日(といってももう今日なのですが)
北の地獄パリ~ルーべが開催されます。
今回は何と、フランドルで落車したディフェンディングチャンピオンのボーネンは肋骨にヒビが見つかったらしく欠場。
サガンもアルデンヌのほうに力を入れるらしく、出場しません。
他の対抗馬になりそうなのはシャバネルとかフィニーですが・・・今のカンチェラーラを止めるのは無理だと思います。
アシストがしっかり機能できれば変わるかもしれませんが、直接対決では100%無理な気がします。
対抗馬というよりもはやダークホースくらいまで格下げされてしまいそうです。
いや、彼らが格下げになったんじゃなくて、実際はカンチェラーラの格が異常な上昇をしてしまっただけなんですけど・・・
比較したらダークホースくらいって事です。
彼らは強いです。ですが、今のカンチェラーラは強すぎです。
ここに付け込むのは少々あくどいかも知れませんが、カンチェの不安要素を探すと先日の落車です。
先日、出場したレースとパリルーべのコース試走で落車したそうです。
レースではかなりの速度で落車したそうです。
大した怪我にはならなかったようですが、それでも多少痛みがあると言っています。
しかし、本人はパフォーマンスに影響は無いとも言ってます。
まぁ多少パフォーマンスが落ちたところで彼を止められる気はしませんが、そこが唯一のカンチェラーラの不安要素でしょう。

明日は20:00からJsports4で生中継です。
先日のフランドルではカンチェラーラの歴史的なアタックを生で見れて非常に興奮、感動しました。
是非、生で見ましょう!
では、今日はここまで。



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