2012年5月23日水曜日

オルベア オニキス & 私のポジション遍歴

を弟が買う予定のようです。初ロードでオルベアのセカンドグレードとかやべぇ。しかもアルテ組らしい。私のロードより高くない?

まぁまだ完全決定ではないもののほぼ売約済の状態。2011モデルの中古で15万で譲ってもらう予定らしい。お買い得すぎる。ただ、弟はまだ自転車歴浅いので、今度、私が実物見に行ってサイズや状態を確認してから最終決定するとのこと。ペダルは是非、Timeを選ばせよう。そうすれば私も乗らせてもらえる。ついでに弟がロードに慣れてきたら私のRA6に乗ってもらって感想をもらいたい。多分、私以外が乗るとむちゃくちゃ乗りにくい、キツい!という声が聞こえてくると予想。なんか私までワクワクしてる。楽しみ。

で、次にポジションの話。ポジションについて悩んでる人は多いんじゃないでしょうか?特に競技をしている人は。最近はスペシャライズドのBG-Fitが人気ですが、私は背骨にまだ金具が入ってるので受けても、手術後にポジションが変化する可能性が大きいので受けてません。手術後には受けるかもしれませんが。
私のポジションは結構変化してます。まずロードに乗り始めたころはプロショップにフィッティングしてもらったポジションで乗ってました。この時、身長、股下、肩幅、腕の長さなど測定してもらい合わせてもらいました。ただ、結果から言うとあまり合ってはいませんでした。そこのショップを非難するわけではありません。そこのショップは少し昔のプロライダーのポジションデータから導き出された統計的な数値でポジションを出す理論を使っていました。特に珍しいことではなく今でも行われていますがこれが合いませんでした。そこから出されたポジションはかなりハンドルとサドルの落差が大きく。ブラケットもかなりしゃくり気味で下についてました。これで1年半乗ってました。ただ、その後速くなってくるといろいろと不満が出てきて、なんとなくどんなポジションが私が力が入れ易いか分かってきたので、感じた通りに調整しました。その結果、スペーサーを移してハンドルの上げて、ブラケットをおくり気味にして、ブラケットポジションで力が入りやすくしました。これはかなり良い感じでした。これでまた2年くらい乗ってました。
その後、 少し筋力が落ちたので更にポジションを楽にするため、ハンドルを上げてました。これは失敗。失敗に気がつくまで1年半くらいかかりました。ポジションが楽すぎて上半身の筋肉が使えてなく、速度が落ち、速度が落ちてることに気がついて踏むのですが上半身が使えてないので効率が悪く速度は上がらない、そしてさらに踏み込むという悪循環でした。楽すぎるポジションは一見は良く、調整中にちょっと乗ったときは感じがいいのですが少し乗り込むとキツイ。
その後はもう少しポジションをきつくすることにしました。ただここでハンドル周りのパーツを交換します。それまでは380mm幅でリーチが110mmもある一昔前のエルゴノミックハンドルを使ってました。これのせいでフラット部分は握りやすいのですが、ブラケットが若干遠く感じてましたのでショートリーチ80mmのハンドルに変えました。しかしそうするとブラケットは近くなりましたがフラット部分が握りにくくなったのでステムを20mm延長しました。その上でハンドルの高さを下げました。これが結構良く、力が入りやすく身体もコンパクトになって走りやすくなりました。ただ、ここで新たな悩みが、前傾がきつくなったので会陰部の圧迫が増えて痛みが強くなりました。その時はSLR GelFlowを使ってました。前はそれなりに効果があったのですが、ポジション変更後はあまり効果がありませんでした。この悩みは今でも続いてます。
で、ここまでポジションが変化してきてサドルさえ解決すればなんとかなるかなぁ・・・と思ってた時に事故に遭い、背骨を折りました。
再び自転車に乗り始めると今までのポジションでは乗れませんでした。背中が曲がらないのでポジションはかなり楽にハンドルを一番上まで上げて、ステムも短くして近づけて、更にサドルもクッション性のいいものにしました。これで何とか乗れるのですがもちろんひとつ前のポジションを更に楽にしたようなものなので力が全く入りません。背骨を怪我してるのでそもそも痛みで力があまり入らないのですが、入りにくいポジションがそれに拍車をかけて更に力が入らない状態でした。また背中が曲がらず、腰をかなり曲げて乗らなければならないため骨盤が寝て、かなり会員部を圧迫し痛みはさらに強くなってました。
現在はこれを解決するためにポジションを弄ってます。まだまだ調整中です。健康な体ではないので通常の理論が使えないので苦労してます。今なんでこのポジションになっているか自分でも説明はできませんが、今のポジションはそれなりにいい感じです。今のポジションは事故前のポジションを基準とすると、少しだけハンドルを上げて、ステムの長さは元に戻しました。サドルは相変わらずクッション重視ですが、サドルの位置がかなり変化。それまでサドルは後退気味のセッティングだったのですが今はレールギリギリまで前に出してます。これでなぜかいい感じのポジションが出てるのです。このポジションで昨日も走りましたし。前に比べるとハンドルとサドルは近くなり、落差は小さめです。背骨が曲がりにくいのにコンパクトな感じです。会陰部の圧迫は相変わらずですが、ASSOSのシャモアクリームを使うことで痛みを軽減してます。とりあえずしばらくはこれでやってみようと思ってます。なんだかまとまってないけどこんな感じで変遷してきてます。私のポジションはかなり感覚的なものです。一応、本や雑誌に乗ってる基本的なポジションを基準にはしてますが、それを基準として自分好みにいじって出来てる状態です。これが理論的に正しいかどうかは分かりません。ただ、個人的には一般的な数値で計算してしまうポジションより感覚で出したポジションの方が信頼できると思います。全く理論を無視するのはよくないですが、自分の身体から出るメッセージをきちんと読んでポジションをいじるほうがいいと思います。ただこれには結構経験がいりますが・・・私も失敗しながら改良してるわけですし。
ポジションで悩んでる方は、 身体に耳を傾けてポジションを変化させてみてはどうでしょうか?プロにやってもらうのもありですが自分の身体は自分が一番わかってるはずです。もしかしたら劇的に改善するかも?ただ失敗すると悲惨なので、いじる前のポジションを忘れないようにメモしたりしときましょう。では、今日はここまで。

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