2012年7月31日火曜日

久々のロング なぜか平地が伸びる


今日は久々に100km超を走ってきました。ルートは上の通りです。暑さに慣れたかったので昼の12時から家を出て行きました。案の定、むちゃくちゃ暑かったです。温度計がおかしかったのかもしれませんが38度と表示してるところもありました。天気予報では35度となってましたが確かに35度位だったと思います。夕方32度位になってきて涼しく感じるくらいでしたから。久々のロングで暑かったので補給は結構気をつけてましたが、どうもエネルギー補給は問題なかったのですがミネラル補給をミスったみたいで家まで20kmくらいのところで脚が攣ってしまいました。しかも坂のの途中でした。ちょっと前から足に違和感があったのですが暑さのせいだと思い、ボトルの水を脚にかけながら走ってましたがどうやらミネラル不足だったみたいです。最初に左脚を攣ってヤバイ!って思って右で踏んで補おうとしたら右も攣って\(^o^)/オワタってなりました。まぁシッティングで何とか上れたんで良かったですけど。その後、近くのコンビニで慌ててスポーツドリンクを飲みましたがもう遅いです。ただ、飲まないわけにはいかないので飲みならがゆっくり漕いで帰りました。この時期、水分とエネルギーだけでなくミネラル補給も気をつけてください。

さて、目標とするレースがヒルクライムなのでヒルクライム能力を伸ばそうとトレーニングをしていますが、なぜか最近は上りの伸びより、平地の方が伸びてきてます。スプリント能力がついてるわけではなく、ルーラーやTTスペシャリストのように淡々と平地を走る速度が上がってます。気がついたら32~34km/hくらいで走ってます。次の目標の大山TTでは前半は緩い坂を飛ばすことになるのでいい傾向だとは思いますが、なぜ伸びてきた?
あくまで推測なんですが1ヶ月くらい前からポジションを変えて、ハンドルを下げてきました。その為、平地でも上半身が使いやすくなり、また身体がコンパクトになってるので空気抵抗も減りました。その効果が最近出始めたんだと思います。大山TTでは前半のところは、状況次第ですが先頭集団が積極的に走った場合、35km/hくらいで駆け上がってくことになります。なのでせっかく伸びてきたんですから無駄にしないようにします。
で、今日走ってる時に思ったのがホイールのこと。今使ってるACLASS ALX440SLですが、これあんまり平地は得意じゃないんですよね。スポークが2.0mmプレーンだからか非常に空気抵抗が大きく感じてます。今年は大山TTまでにホイールを用意するのは難しいですが、その代わりにこのホイールのスポークを張り替えようかと思います。とは言ってもハブは普通の丸穴なんでセミエアロしか使えません。そしてセミエアロで有名なものと言えばSAPIMのCX-RAYとDTのAeroLightでどちらも1本350円くらいします。ALX440SLは前後でスポークが44本ですからスポーク張り替えるだけで15000円くらいしてしまいます。流石にそれはキツいので他のものを探してます。
上記の二つのメーカーを除くとCNSpokeのAero424とかPillar PSR X-TRA 1422とかになります。後、国内代理店では取り扱いが無いようですがDTにもAero speedというセミエアロスポークがあるみたいです。今のところコストと入手性からPillarのスポークになりそうです。変えて走りが変わると良いのですが、まぁホイール組む練習にもなりますし・・・
ただ、問題は組み替える間は使えるホイールが無くなってしまうこと。うーんどうしよう?やっぱり1セットは予備が欲しいですね。来月の給料が入ったらとりあえず発注だけはしときます。では、今日はここまで

2012年7月30日月曜日

CBNレビュー投稿完了

CBNにレビューを3つ投稿しました。こちらです

車 マツダ ボンゴワゴン WAUX ミドルルーフ
ケミカルと、ボディケア&サプリメントとその他(トランスポーター)のレビューになります。いずれも先日の大会で活躍したものです。もう少し書きたいレビューもあります(飯南ヒルクライム自体とか今までの製品の追加レビューとか、他にもいろいろ・・・)
が、それはまた今度書きます。
背骨の痛みは少しマシになりました。明日は走れると思います。最近はあまりロングは走ってないので久々に走りたいですが調子しだいですね。明日走るなら、出雲行って松江回って帰ってきますかね。大体こんな感じ

120kmくらいですね。朝ちゃんと起きれたらいきます。ただ、オリンピックも観たいです・・・・それに今月は結構金欠なのでロング行くと食費が。明日は少し家から持って出る食料を増やしましょう。何持ってこう?食パンとジャムかな?暑くなるので水を切らさないよう注意します。調子が悪かったらもう少し短めのコースにしますが100kmは乗りたいな。あんまり書けてなくてすみません。レビュー書いたら何書こうか忘れてしまいました。明日の朝ちゃんと起きるために今日はここまで。

本当は今年が厄年なんだよね・・・

なんだか背中の調子が悪いです。痛みがあるのはいつものことですが、最近どうもずっと強い痛みがあります。何もしてなくても右の方が痛みます。多分、大人しくしてれば少しはマシになると思いますが・・・。
おそらく原因は先日の練習。最後に練習したのは金曜なんですがその時に、試しにスプリントの練習をしたんです。5本くらいしましたがその時に下ハン握って踏み込んだら背中に痛みが・・・とは言うものの痛むのはいつものことなので多少我慢して踏み続けたのですがそれが原因ですかね?この身体で無理はダメなのはわかってますがどこまで大丈夫なのかは私もまだ把握しきれてないので試したんですけど。スプリントはやめときます。元々、スプリントができる質ではないのですが、一応は練習しとこうと思ったんですけど。やるならシッティングで回転系のロングスパートの練習にしときます。
また、去年背骨を追った私ですが・・・去年は前厄なんですよね。つまり今年が本厄なんです。前厄で背骨折るなら本厄では死ぬんじゃね?って感じですが今のところ大丈夫です。無理はできませんが。しかし今年のツールとかを見てると本当に自転車選手というのは危険と隣り合わせで、簡単に怪我をしてしまいます。鎖骨はまだ折ったことはありませんが、すごく簡単に折れてしまうんですよね。いつか私も折ってしまいそうで怖いです。また手首なんかも痛めてしまいそうで怖いです。新城選手も今年手首を骨折してましたし。私は当然プロではないので集団で走る機会は少なく、巻き込まれる事はありませんが自爆の可能性はあります。自爆だけはしないように気をつけます。後は、車との事故ですが、これは気をつけるのと運に任せるしかないんですよね。気をつけるのは当たり前なんですが、車が突っ込んでくる場合はなかなかどうしようもないです。私の事故も、トラックが私を見落としてたのが原因で、私の進路に突っ込んできたのが原因ですし。今年に入ってからも練習中に何度か居眠りしてるような車を見かけましたが、そのうち一台が私に向かって正面から突っ込んできそうになりました。幸い、手前で気がついてくれたみたいで何事もありませんでしたがそういう事もあります。事故はある程度は防げるとはいえ限界があります。こういった部分は有効な手段はなかなかないですね。神頼みでお守りぶら下げとくくらいでしょうか?とりあえず何事もないよう祈りましょう。
あと、これは車じゃないのですが最近、私の練習コースによく熊が出るみたいです。まだ遭遇したことはありませんが、町内放送で良く出没情報が流れてます。とりあえずあまりにも人気がないようなところはいかないようにしてますが、そもそも人口が少ない地域ですからある意味全域人気がないようなもんです。とりあえず山の中を走るときは適度にベルを鳴らしてますが、熊除けの鈴でもぶら下げようかな?もしかして本厄は熊との遭遇だったりして・・・勘弁して欲しいです。それ以外にも猪とかも出てくるので気をつけます。では、今日はここまで。

2012年7月29日日曜日

オリンピック ロードレース カザフスタンの英雄勝利!

あわわ・・・昨日、追加分書くの普通に忘れてた・・・そしてレビュー書こうにもいろいろと準備不足でまだ書けない・・・追加分とレビューはどこかの休みを利用してうまく書こう。

今日はオリンピック 男子ロードレースが行われました。TVで放送は無かったのですがNHKがストリーミングで配信してくれました。明日の朝には録画ですがBS1で放送されます。私もすべてが見れたわけではなくラスト1時間程度しかみませんでしたが面白かったです。実況が全くないというのも新鮮でした。
オリンピックの勝利は前評判で勝利がかなり期待されたイギリスチームがまさかの敗退でカザフスタンの英雄アレクサンドロ・ヴィノクロフにゴールドメダルを奪われてしまいました。ツールの疲れが出ちゃったかな?あまりこういったワンデーレースでは逃げが決まることはないのですが今日は決まってしまいました。ツールではSKYがあれだけ集団をコントロールしてましたが、今日は逃げの人数が多かったこともあってうまくコントロールできなかったようです。
優勝したヴィノクロフは去年のツールで落車して大腿骨を骨折する大怪我をして、引退宣言をしましたがその後撤回して今年も再び走った選手です。そして、今年また引退を表明するかと囁かれてましたが・・・どうやらまた撤回しそうですね。引退するする詐欺です。ラストは先頭集団からうまくアタックを仕掛けてウランと2人で逃げ、ラストは経験で勝るヴィノクロフがウランが反対側の後ろをむいた隙をついてアタックしてスプリントを制しました。ヴィノクロフもゴール後は涙を浮かべてたように思いました。ツールではあと少しで勝利を逃がしてましたが、オリンピックでの大勝利で取り返しましたね。ツール最終ステージではFDJのフェドリゴ選手のところに行って飴を配って餌付けしてたりしたので来年はチームを強化してグランツールで活躍してくれるかもしれません。楽しみです。

また、最後まで先頭集団の良い位置にいたスイス代表ファビアン・カンチェラーラはコースを見誤りフェンスにぶつかってしまいまさかの落車。最後は悔し涙を流しながらゴールでした。カンチェラーラはこの後のTTもあります。落車の影響が心配です。個人的に応援してる選手なので是非活躍して欲しいです。しかし、TTは現在のところツールで圧倒的な力を見せたヴィギンスの勝利が濃厚・・・特にロードを逃してしまいましたからイギリスは狙ってくるでしょう。TTは8月1日です。楽しみにしましょう。

追加分の記事は時間を見つけて書きます。すみません。また近々CBNにレビューも何個か投稿するつもりなのでよろしくお願いします。では、今日はここまで。

2012年7月27日金曜日

ツール第19&20ステージ マイヨ・ジョーヌ オリンピック ロードレース&TT

今更ですが録画していたツール第19&20ステージを見終わりました。体調を崩してたので遅くなりましたが面白かった!生で見たかった!
今年は結局ヴィギンスの圧勝、SKYの鉄壁な守りと完璧な作戦運びで他を寄せ付けませんでした。ヴィギンスも、まわりからあれこれ言われましたが、最後まで自分の走りを貫いて、最後はカヴェンディッシュのためにマイヨ・ジョーヌ自ら引いてアシストしました。あの姿はすごかったです。マイヨ・ジョーヌの引きですよ。あの瞬間から他の選手は完全に前に出られませんでした。もちろんヴィギンスが速いというのもありますが、それ以上にやはりマイヨ・ジョーヌを来ている王者の威圧があったんでしょう。テレビの前からもそのプレッシャーが伝わってきました。来年はコンタドールやアンディが参加してきますから彼らにどう対処するのか非常に興味深いです。
また、19ステージのTTも圧勝でしたね。オリンピックのTTもこのまま行くと金メダルを取っちゃう勢いですね。TTはフィジカルの強さももちろん必要なのですがそれ以上に科学的要素が重要になってきます。マシンやフォーム、ペース配分などなど。ヴィギンスは相当科学的要素を重要視しているようですし、彼自身かなりの機材オタクのようで使う機材には科学的分析に基づいた物が多いようです。特に彼の使ってる楕円チェーンリングはものすごい楕円率のものを使ってます。ヴィギンスはトレーニング等の部分でもかなり科学を重要視していて周りの選手もそれを真似してきてるようです。彼はこれから自転車の世界を変えていくような気がします。これまであまり深く立ち入らなかった部分にも科学の力を取り入れて積極的に取り組んでいくでしょう。
ヴィギンスだけだとアレなので他の選手も・・・

個人的に最終ステージで印象的だったのはやはりフォイクト選手。彼は41歳という年齢で驚異的なパフォーマンスを見せています。今回のツールでも何度もアタックをしては逃げて、力を見せつけました。そんな彼も来年には引退のようです。なので今年が最後のツールになってしまうようです。それだからだと思いますが、最終ステージでの勝てない可能性が圧倒的に高い中でもアタックを仕掛けて逃げ、時には一人で行こうとし、最後の最後まで踏むのを諦めない姿には感動しました。自分の持ってる力を全て出す走り。あんなにかっこいいおじさんはいませんよ。 今年はそれ以外にもヒンカピーも引退が囁かれてますが、おじさんが活躍した年だと思います。どの選手も年齢以上のパフォーマンスを見せ、決して諦めず勝利を目指す姿はかっこよく、尊敬せずにはいられません。そんな彼らはとてつもないトレーニングをしているからというのもありますが、そんな事関係なく私たちに『年齢は言い訳にならない』というメッセージを無言ながら伝えてるようでした。私もまだまだ若いです。もちろん若いからといってあまりゆっくりしてるとあっという間に年をとってしまいますから、気を緩めてはいけませんが、年を言い訳にせず頑張り続けなければいけませんね。彼らの走りを見てそんな風に思いました。

と、そんな感じのツール・ド・フランス2012でした。例年ならこのまましばらくツールを思い出しながらあれこれ考え、次のブエルタを楽しみにしますが、そんな暇もなくオリンピックが始まります。TVではNHKのBS1で 7月29日(日) 午前08:00 ~ 午後12:47  男子個人ロードレース、
8月2日(木) 午前09:00 ~ 午後12:47  男子個人ロードタイムトライアルが放送されます。録画ですが見逃さないようにしないといけませんね。朝早いのでちゃんと起きましょう。では、今日はここまで

ちょっと違う話題 Wiggleの返品対応

飯南ヒルクライムのことでもうちょっと書きたいことはありますが、一旦置いて明日以降書きます。今日はWiggleの話です。
今では珍しい存在ではなくなった大手海外通販サイトのWiggle。イギリスにあるお店です。今年からJ SPORTSでも宣伝をやってますから目にした人は多いでしょう。国内代理店を通さず尚且つ、直接的に円高の影響を受けれるので国内の価格と比較してさまざまな商品が圧倒的な安さで手に入ります。更にWiggleは海外通販で心配な言語や発送、トラブル対応などに非常に力を入れていて安心できます。特に言語の心配がいらないのは嬉しいです。英語が使える方が良いことは確かなのですが基本的に日本語でOKです。向こうのイギリスに日本人のスタッフの方もいますし、サイトも日本語対応、住所とかも日本語で記入してOKです。支払いにクレジットやPaypalが必要なことを除けば国内通販と全く変わりません。商品は在庫を持つスタイルなので下手をしたら国内通販より早く届きます。イギリスから送ってくるのにね・・・もうちょっと国内通販はいろいろ考えないとキツイと思います。また、Wiggle自体も日本人の顧客を非常に大切にしているようで今回のツール期間中には新城選手が敢闘賞を取ったその日から『新城選手、敢闘賞おめでとうセール』を開始してくれました。確か内容はほぼ全ての商品が定価から20%OFFの値段になるセールでした。こういう対応をするのは嬉しいですね。一方、国内通販は新城選手が敢闘賞をとった時は・・・・
と、かなり安心して使える海外通販サイトですが、やはりトラブルは心配です。私はこれまでは無かったのですが、今回初めてトラブルにあいました。 以前にも書いたと思いますがWiggleで買ったTimeのペダルが壊れたのです。状況を調べるとどうやら不良品のようです。なのでWiggleに連絡をとってみました。そうするとWiggleの方で調査するので送り返して欲しいとのこと。なので初めてでドキドキしましたがWiggleに送り返しました。海外にものを送るのは初めてだったのでなれないことが多かったのですが、ネットで色々しらべて送りました。送るのにはEMSを使いました。海外に荷物を送るときは税関を通さなきゃいけませんからINVOICEが必要になります。これは日本郵便のサイトでダウンロードしてきて書いて、郵便局に持って行けばいいです。またINVOICEには2種類(CN22とCN23)ありますが、ダウンロードできるCN23でCN22の代用もできるので基本的にCN23で大丈夫みたいです。まずはこのINVOICEとEMSの荷札を書いて用意します。
次にWiggleのサイトで連絡を取った後にマイアカウントから返品手続きをして、返品手続きの書類が作成されますからそれを印刷します。そうしたら返品商品と返品手続き書類、INVOICEのコピーを梱包して、箱に『返品、RETURNED GOODS – FAILED SALE』とマジックで書いて、郵便局に持って行って送ります。だいたい送料が2000円以下になれば問題ないのですがそれ以上になる場合は一度Wiggleと連絡をとったほうがいいようです。私の場合は1800円でしたから問題ありませんでした。後はWiggleの対応を待つだけです。なお、商品がWiggleに着くと私の場合はすぐにまずは送料の返金がありました。クレジットカードで支払いましたから送料がクレジットに振り込まれました。その後はWiggleでどうするか決めるみたいです。私の場合は更にもう一度メーカーにものを送って確認してもらったあとに不良品ということで交換してもらえました。一応、メーカー保証の1年以内だったので多分大丈夫かな?って思ってましたがWiggleさんありがとうございます!もちろんイギリスに送り返して、対応してもらってそれから発送になるので時間は流石にかかりますが丁寧に対応していただけました。ここらへんの対応は国内通販と変わりませんね。そうなると安い海外通販の魅力が広がります。
ただし、やはり全くトラブルがないかというとそうでもないようですが、今のところ私は被害に遭ってません。Wiggle以外にもJensonUSAを利用しましたがこの時は商品の入荷がかなり遅れて、入荷日の連絡がきましたが予定日になっても発送されず、向こうから連絡もなかったので数日後にメールを送ると更に1ヶ月かかると言われましたが、そこらへんは大らかに構える気持ちを持つくらいが大事だと思います。日本の常識が世界の常識とは限りません。たとえ入荷日に連絡がなかったりしても
「まぁ、海外だしもしかしたらずいぶんラテン系の人が対応してるのかもしれないから2,3日遅れるのはあるだろう!」
って思ってしまうくらいにしときましょう。向こうから連絡がなくてもこっちから連絡を取ればちゃんと対応はしてくれますし。
全く心配がないというわけではありませんが、かなり魅力的です。特に大手のWiggleやCRCは日本語対応に力を入れているのでかなり買い物はしやすいと思います。一度、サイトを見て価格を知ってしまうと国内定価がボッタクリにしか見えなくなってしまいますから気をつけないといけませんが、一度挑戦してみてはどうでしょう?では、今日はここまで。

P.S またちょっと体調が悪いので追加分はあすにします。

2012年7月26日木曜日

私の弱点 フィジカルとかメンタルとか

さて追加記事を書きます。土日に休んだから2つ書けば良いですね。とりあえずひとつ書きます。話題は私の弱点です。特にロード乗りとしての弱点です。

まずはフィジカルな面から
とりあえず、背骨の怪我は当たり前です。今でも痛みがありますし、フォームで難儀してます。ただ、これに関してはまだ治療中で、来年の再手術以降でないとどうなるかはっきりしないので今は置いておきましょう。他に上げるとするとまずは筋力ですね。私は元々筋力があるタイプではありません。身体も小さいですし、中学生の頃は下手をしたら女の子に腕相撲で負けてしまいそうになるくらい非力でした。今はロードを始めたおかげもあって大分改善してますがそれでも他のロード乗りの人と比べると非力です。特に最大出力が低いのです。定格出力・・・というか平均出力ですね。これを上げる場合は単に筋肉量だけがものを言うわけではないのでそれなりに出せますが、最大出力はあまり出せません。それはスプリントでは当然劣ります。しかし私の場合はできるだけスプリントをしないように早がけする方針なのでそこらへんは戦術で補いましょう。しかし、そうはいかない場合があります。それはヒルクライム中に出てくる激坂です。私は一応ヒルクライマーですが、激坂は苦手なんです。あまりにも斜度がキツイと出力負けしてパワーダウンして失速してしまいます。これは何とかしなきゃいけません。大山TTだとそこまでの激坂はないので良いのですが飯南ヒルクライムとかだとあります。ここは要改善です。なので体重を減らすことはもちろん重要なんですが、もう少し出力を上げるために体重をつけようと思います。もちろんこの増加分は脂肪ではなく筋肉で増加させなければいけませんし、単に筋肉をつけるだけでなく質を良くしないといけません。非常に難しいことですがとにかくそうやってフィジカルを鍛えようと思います。
また、今の筋力以上に問題なのは胃腸の弱さです。これはなかなか鍛えるというわけにいかないので非常に困ってます。私は体質的に胃腸が弱く、よく下痢になったり胃痛がしたり、食欲が落ちたりします。そうなると回復力がガタ落ちです。今回も大会後から胃腸の調子が悪くなり、回復するためにご飯をたくさん食べなければいけないのに全然食べれなくて、更に体調も悪くなって回復に非常に時間がかかってます。まだ回復できてませんし。一応食事に気をつけたり、胃腸薬を飲んだりするのですが根本的な解決には至ってません。これはどうすればいいのかわからないので本気で困ってます。なにか解決法を知ってる方がいたら教えてください。

次はメンタルの部分に移りましょう。
メンタル的に問題なのはまず緊張しやすいこと。緊張することは決して悪いこととはいいきれませんが私の場合緊張して不眠症を発症してしまいます。入眠剤などを病院で処方してもらってるので薬で無理やり寝ることもできますがあまりいいものではありません。できるだけ余裕を持てるようにしたいですね。一番の解決策は実力をつけることですね。実力があれば堂々とできますから・・・実力をつけるのが難しいんですけど。
また、集中すると周りが見えなくなって自分だけで物事を判断しようとしてしまうのはいけませんね。今回の給水ミスの原因の一つがこれです。周りの人をみたり、弟の声をもう少し聞いていれば変わったかもしれませんし、走ることやウォームアップに夢中になってその他が疎かになりました。これも緊張と余裕がないことからきてるとも言えますが、これに関しては例えばメモを冷静なときに書いておいてステムや目につき易いところに貼り付けておいたりすることで今からでも対処ができます。これは早速次のレースからしていきます。
そして最後に機材に頼らないようにしないといけませんね。私の場合は機材を言い訳にしたくないから良い機材を使う!と言ってますがこれは結局のところ機材に頼ってるだけです。もちろん勝つために良い機材を使うことは間違いではありません。ただ、使えなかったからと言ってそれを言い訳に考えてしまう弱い自分がいます。これはなかなか治しようがないですが、一つ考えられる方法としては自分が不満を持つ機材を使ってレースで勝つことですね。それで自分自身に機材なんておまけに過ぎないと思い込ませる必要があります。ただ、これは本当に簡単なことではありません。まず勝つことが難しいのですから、その上に悪い状況で勝つなんてもはや無理です。とは言うもののここは改善したいところ。とりあえず良い機材を使ってベストなパフォーマンスを出したら、それと同じタイムを練習用の機材でも出せるように頑張って、できるだけ自分自身の力を信じれるようにしようと思います。

弱点はまだまだあるのですが特に私自身が私を評価して感じるのはここらへんだと思います。この夏は弟と一緒にトレーニングする予定ですが、弟と一緒に走ることで更に弱点が出てくるかもしれません。しかし勝つために一つ一つ認めて潰していきましょう。では、今日はここまで。

2012年7月25日水曜日

飯南ヒルクライム2012 レポート③ 来年に向けてのトレーニング&機材

さて、飯南ヒルクライムレポートの③は来年に向けてどうするか?という話題にしましょう。トレーニングや機材のことについて書こうと思います。

さて、まずはトレーニングのことです。
今年の反省として給水ミス、暑さ対策、実力不足があがります。まず給水ミスですがこれは単に私のイージーミスなので気をつけましょうとしか言えませんね。たとえ前日が涼しくても当日が暑くなることはあります。なので水はしっかり持ちましょう。どうしても軽くしたいなら中身を捨てればいいですしね。
暑さ対策に関して言うなら、単純に言うと慣れろですね。レース中にクーラーや扇風機は使えませんから。私の場合、練習時間が問題でしたが仕事をしてるとなかなか練習時間も自由にできません。その為、仮に涼しい環境で練習しなければならない場合はわざと暑いウェアで走ってトレーニングしようと思います。例えばジャージの下にヒートテックを着たり、ウィンドベストを着たりして練習して暑さになれるようにしようと思います。ただ、とっても汗をかくのでいつも以上に水を用意しなければなりませんし、熱中症の危険性も上がるので程々にしましょう。
トレーニングに関して言うなら、今の状況から考えるともう少しケイデンスを上げれるように努力して心拍機能を強化しないといけませんね。大会当日は全力が出せませんでしたが、何となく不足してる部分は感じ取れました。34×23Tで走りきる事はできますがやはり、表彰台を狙うにはそのギアを回し切らなきゃなりません。脚力も確かに必要ですが、今はそれ以上に心拍機能が追いついてなくて筋肉を追い込むところまでなかなかいけないので、もう少しケイデンスを上げれるようにします。また、走行後に腰の筋肉が結構筋肉痛になりましたので、まだまだここの筋肉は不十分なんでしょう。ちなみに筋肉痛になったところは、以前書いた記事でついたと言っていた筋肉ではなく、例年発達してくる部分の筋肉です。ポジションの変更に伴ってここの筋肉も使うようになったようです。この筋肉はシッティングでヒルクライムする時に使うのでもう少し重点的にシッティングで上るようにします。

次に機材です。
機材に関してはエンジンがどうしようもなければいくら良いものを使っても無駄なのでまずは私を鍛えることが大切ですが、その上で上位を、特に表彰台を目指すなら絶対必要になってくるでしょう。
今の機材から考えるとやはりホイールがネックです。そこそこ軽いものを使ってるとはいえ、大会に来てたみなさんのホイールと比べると重いです。また、予想以上に前半のアップダウンの展開が激しいので完全なロープロファイルホイールより、セミディープの方が良さそうです。なのでリムハイト35mm位のセミディープカーボンリムを使用したホイールが欲しいですね。このレースと大山TTを考えると完全なロープロファイルホイールはあまり賢い選択ではなさそうです。また、ギア比は今回のコンパクト50×34とリア12‐23で良さそうですが、ゴール前はアウターを使ってダンシングでスパートをかけることを考えるとリアは最大25Tが欲しいですね。そうなると確実にアウターローを使いますからチェーンも一コマ長めのセッティングの方が良さそうです。またこれはちょっと微妙ですが私の踏み方からすると楕円チェーンリングが結構効果的なんじゃないか?と思ってますがこれは後回しでも良いですね。
また、今年の給水ミスの経験からボトルはダブルの方が良さそうですね。いらない場合は中身捨てればいいですし、空ボトルとゲージだけなら大した重さじゃありません。
後、地味に欲しいと思ったのは勾配計ですね。今まで感覚で勾配を読んでギアを選択してきましたが、速度やケイデンス、ハートレートなどを考慮して最適なギアを選択するときに、勾配の情報も欲しいと感じました。試走の時も便利ですしね。これは何とかしようと思います。ワットメーターがあればいらないんですけどワットメーターを導入するお金は流石にありません。
後はやはりヒルクライムですし、重たいアルミバイクに乗ってるので少しでも軽くしたいですね。バイクだけでなくウェアの軽量化も進めましょう。まだ、ヒルクライム用のジャージやヘルメットは用意してません。ここらへんも来年はしっかり準備しましょう。

後は、当日と前日の準備ですね。来年はもう少し時間に余裕を持って現地入りできるようにします。流石に前日の深夜1時に到着はまずかったです。同じ轍を踏まないようにします。

とまぁこんな感じです。これはあくまで私の場合で考えたことなので鵜呑みにしないでください。ただ、私は今年いろいろと大失敗をしてるので、その失敗経験は参考にしていただいて私と同じミスはしないように気をつけてください。では、今日はここまで。

飯南ヒルクライム2012 レポート② スペシャルバイク

昨日に引き続き飯南ヒルクライムのレポートです。今日は参加者の皆さんが乗ってきたバイクについて色々書こうかとおもいます。
飯南ヒルクライムはやはり、ヒルクライムレースということで皆さんかなりお金をかけてバイクを改造していました。以前にもレースに色々参加してますが、それは1年半以上前なのでそれから大分変わったみたいです。その頃に比べるとバイクの値段も上がってますし、カーボンの定着率が半端ないです。とりあえず気になったことを一つ一つ書いていきます。

1.カーボンホイールの装着率
これはものすごかったです。数年前まではこんな事考えられなかったのですが、カーボンホイールの装着率はめちゃくちゃ高かったです。多く見積もると7~8割くらいの人がカーボンホイールを使ってました。皆さんそのお金どこから出てくるんですか・・・。しかも中華カーボンとかのキワモノではなくちゃんとしたメーカー品です。人気だったのはZIPPとFFWDですかね?ZIPPは元祖とも言える決戦用カーボンホイールメーカーで信頼性が高いので使用率も高くなるのは頷けます。それより気になったのはFFWDです。ここ数年で登場した新メーカーですが、現在はプロツアーチームのヴァカンソレイユも使用していることから急速にユーザーにも広まったようです。何よりFFWDはカーボンホイールにしては安価な価格設定がなされてて、またWiggle等の海外通販で買うとさらに安くなりますので普及してるんだと思います。それにしたって普及しすぎだろ・・・って思うくらい皆さん使ってました。羨ましいです。後、他を見るとやはりBORAやDURA-ACE、COSMICも使ってる人がいました。後、こういうレースでは必ず一人くらいいますがlightweightを使ってる人もいました。すげぇ・・・
ちなみにアルミホイールも少数派でしたがやはり定番のキシリウムやR-SYS、WH-7900‐C24、シャマルなどの高級アルミホイールを使ってる選手もいました。意外だったのは数年前まで大人気だったレーシングゼロがあまり見かけなくなったことです。どこいった?ちなみにそれらを除くと、お買い得な軽量ホイール(私のalx440slとか)を使ってる人はあまりいませんでした。むしろそれ以外になると手組みとかになっていました。中途半端なもの買うくらいならドーンと良いもの買うような感じなんですかね?もちろんそのほうが幸せだとは思いますが、ホントどこからお金出てきてるんですか・・・
来年は私も何とかホイールを用意していきたいです。

2.DURA-ACEの使用率
やはりこれも高かった。私も含めてDURA-ACEを使用してる人は非常に多かったです。流石に電動ばかりというわけではありませんでした。機械式が大半ですね。でも、電動もちゃんといましたよ。またSRAM REDも人気でした。招待選手の湘南ベルマーレの山根選手もREDでした。逆にカンパはあまり見かけませんでした。カンパを選ぶ一つの理由にシマノに比べて軽い事が挙げられましたが、現在はより軽いSRAMの登場で立場を奪われてしまったのかもしれません。トータルで考えるとフラグシップコンポを使用してる人はやはり7割くらいでしょうか?すごいですね。

3.KCNCの密かな人気
私も大好きKCNCですが、意外と使用率が高かったです。もちろん使うパーツはそれぞれ違いますが、意外と多かったのがブレーキ。KCNCの超軽量ブレーキを使用してる人が意外と多かったです。あれは確かペアで170gくらい(DURA-ACEが293gです)と危険な香りがプンプンします。そんなキワモノですが使用率は高かったです。ただ、ブレーキに関して言うならつけてる皆さんはそんなもの使わなくても十分軽量なバイクに乗ってる人がほとんどでした。アマチュアの特権で6.8kg以下のバイクも使えるからですね。私はアルミの重いバイクなので6.8kgに近づけるにはそういうパーツも必要ですが他の皆さんはそれを使っちゃうと6.8kg以下になってしまいます。6.8kgルール自体はアマチュアは殆ど関係りませんが、私の考え方ではそれ以下にしてしまうと自分の記録とプロの記録を比較するときのベースが違ってしまいますから使いません。でも良いですよねKCNC。

 とまぁバイクに関してはこんな感じです。他にも気になったことを上げると、楕円チェーンリングの使用率が上がってたり、ガーミンを使ってる人が多かったりですかね?みなさんとにかくお金持ち!羨ましいです。ただ、機材見てるだけでもかなり面白かったです。いい勉強になりました。では、今日はここまで。

P.S 体調が戻らないので追加記事は明日以降に書きます。

2012年7月24日火曜日

飯南ヒルクライム2012 レポート① 大失敗、反省

22日に行われた飯南ヒルクライムに参加してきました。大会前に若干体調を崩しましたが何とか持ち直し、カーボローディングもして、前日にコースの試走もして作戦も立てて行きましたが・・・全部パーになってしまいました。
大失敗を犯しました。入賞を狙ってましたが、実際完璧に走れても入賞は難しかったでしょう。しかし、それとは全く別のところでミスをしました。何をしてしまったかというと給水ミスです。当日は朝からかなり気温が上がったこともありますが、ボトルの水をスタートする前に殆ど消費してしまい。いざ走り出して、すぐに水が無くなって脱水症状と熱中症になってしまい大失速してしまいました。口が乾くし、頭痛はするし、意識は朦朧とするし、吐き気がするしで大変でした。前半を走って後半のヒルクライム区間に入る頃には「もしかしたら完走は無理かもしれない・・・」と思うほどでした。今までで走ってて一番辛かったです。リタイアしては主催者の方々に迷惑をかけてしまうので、ひたすら体力を消耗しないように気を付けて、しっかりとペースを保って完走を目標に切り替えてゆっくり登りました。ゴール手前でもスパートをかけたかったのですが意識が朦朧としていたので気がついたらもうゴールラインを超えてました。約230人中90位という非常に不満の残る結果になってしまいました。弟にも負けてしまいましたし完全に不完全燃焼です。せっかく練習して準備してきたのに残念です。しかし、給水ミスは間違いなく私のミスで、イージーミスです。擁護しようがありません。素直に反省します。しかし、この給水ミス以外にも反省しなきゃいけないことがあります。順番に反省しておきましょう。

1.実力不足
これはもうどうしようもないですね。仮に全て完璧にできても入賞は厳しかったと思います。脚の筋肉的には問題はなかったのですが、心肺機能が全然追いついてませんでした。また、やはり背中の方の筋肉ももう少し必要でした。怪我をしているとはいえもう少し鍛えておくべきでした。

2.準備不足
カーボローディングや当日の朝食、ウォームアップ、試走などはしていたのですがやはりまだまだ準備不足でした。まず一つは会場に着く時間。前日の夜に近くの道の駅でPキャンプしたのですが、鳥取まで弟を迎えに行ってから向かったので着いたのが深夜の1時でした。朝は5時に起きなきゃいけないのに何してんだって感じです。もう少し計画的に動くべきでした。次に当日の天気と気温もしっかりチェックすべきでした。それさえしていれば給水ミスはかなりの確率で防げたでしょう。単に当日の天気が悪くならないかだけチェックしていて、晴れるのか?気温はどう上がるのか?まで気が回りませんでした。前日に試走したとき気温がそこまで上がってなくて道の駅からコースを走って往復してもボトルの水は半分くらい余ってましたし、夜は20度まで気温が下がったので完全に油断してました。夏のレースはちゃんとチェックしなきゃダメですね。

3.練習方法
これも反省材料です。大山OPからこの飯南ヒルクライムまでで少し練習を変えました。大山OPまでは仕事がある日はほとんど乗らず休みの日にガッツリ乗るようにしてましたが、大山OP以降は、仕事が終わってから毎日20~40km乗るように練習を変えました。距離が短い代わりにできるだけ集中して乗るようにしました。毎日乗ることも、距離も大きな問題はないと思いますが(最も今の実力からするともうちょっと乗り込まないといけませんが)、問題なのは練習時間です。練習時間が仕事が終わってからなので夕方6時からになってしまいます。そうなるといくら暑い日でも、すこし涼しくなり始めたころから乗ってます。そのせいで身体が暑さに十分に慣れてなく、また暑い環境での給水タイミングや量の感覚も養えてませんでした。それが今回の給水ミスにもつながりました。もう少し暑さ対策もしなきゃいけません。これからはもう少し練習時間も考えます。

と、まだまだ反省材料はありますが大きくはこんなところです。今回のレースは本格的なレースの復帰戦でしたが苦い復帰戦になりました。勉強させてもらいました。精進します。また大会は凄く面白くて、レベルの高い人たちも参加していたのでこれから毎年出場して、いつか表彰台に登ってシャンパンシャワーをすることを目標にします。
次のレースは鳥取大学サイクリング部の大山TTを目標にしています。今回の反省を活かして練習をしていきます。飯南ヒルクライムについてはまだまだ書きたいことがありますのでもう少し続けます。ただ、脱水症状と熱中症を起こしたせいかそこまで高い強度で走ってないはずなのに身体のダメージがやばくて、現在熱を出してしまってます。明日以降に休んでた分も書いていきますので今日はここまでで失礼します。

2012年7月21日土曜日

ツール第18ステージ カヴェンディッシュは強かった! 飯南ヒルクライム

かヴェンディッシュはやっぱり強かった!今年はヴィギンスもいたし、かなり最初で落車してしまうし、オリンピックが控えてて国からプレッシャーかけられるしでいいところがあまりなかったカヴェンディッシュですが、今日はそんなフラストレーションも爆発。最後はヴィギンスとボアッソンハーゲンのアシストを受けて発射!残り300mくらいから一人で行きましたが、他のスプリンターがこれは無理だ・・・と思ってしまうくらいの超ド迫力パワースプリント。完全に異次元でした。誰もついてこれませんでした。というか周りは諦めてましたが。残すはカヴェンディッシュはシャンゼリゼだけです。さあ四年連続勝利なるか?期待しときましょう。
また、今日は新城が逃げに乗り、残り14kmまで逃げました。新城は、前からこのステージは逃げると言ってましたが有言実行してきました。すごいですね。逃げに乗るのも難しいことですがそこから逃げることはもっと難しいです。しかしそれをやってしまうところは本当にすごいし、実力のある証拠です。今年はもう無理ですが、来年以降にまたツールに出てきてステージ優勝を狙って欲しいです。特に今年は新城のアシストでヴォクレールは2勝出来ましたし、逃げて敢闘賞も獲得してます。献身的な働きを続けることでいつか恩返しもしてもらえるはずです。自分の日が来るまで頑張れ新城!
また、他の話題ですと今年もわんわん落車があったようです。Jスポの実況では映りませんでしたが、後でネットで話題になってました。今年の被害者はジルベールでした。しかし相変わらず犬の方は無事です。というか犬がかなりでかかったです。あんなのとぶつかりたくないです。

さて、22日はいよいよ飯南ヒルクライムです。明日の朝から私も出発します。今年の参加者は過去最大の235名のようです。すごい!身体も万全じゃないし入賞も無理そうだなぁ・・・ でも頑張ります。近くでこれだけ多くの人が集まるイベントがあると非常に良いですね。腕というか脚試しができますから自分の実力が測れます。飯南ヒルクライムもいつか優勝することを目標にして頑張っていきます。島根のレースなんだから地元の人間が活躍しないとダメですし!頑張ります!
では今日はここまで。土日は更新止まりますが勘弁してください。

2012年7月20日金曜日

ツール第17ステージ  総合争いは? カーボローディング

今日もCBN Formusからコピぺ。ごめんなさい2つ同じことを書くのはなかなか骨が折れるんです。

今日の優勝はアレハンドロ・バルベルデ選手!今大会は不振でなかなかいいところがありませんでしたがようやく勝てました!モビスターもこれで一安心。また 今日は最後の山岳​ステージでしたがヴォクレールが山岳賞ジャージを獲得。ケシアコフのアタックを尽く潰して相手の心を折り、相手が諦めると自分もすぐに やる気スイッチOFFになりました。​落差が酷過ぎてちょっと面白かったです。そして連日キツそうな表情を見せてくれるヴォクレールはこんなコメントをし てました。
優勝した16ステージでの表情について
『俺の表情は演技だから!でもこのステージは本気の俺だ!』

うん?昨日もきつそうな顔しながら走ってて最後は余裕を持ってゴールしたし、一時遅れてダメかと思ったら追いついてきたりしたけど・・・あぁそうか!あれが本気の演技なん​だね!ちょっと意味がわからないです・・・
今日は1級、2級、3級、超級、1級の山岳ステージ。ニバリはもうヴィギンスを倒すのは諦めたようで今日はステージ優勝を狙うとのこと。総合争いは結局 ヴィギンスで決まり​でしょう。今日もエヴァンスは遅れてしまいました。ちなみにエヴァンスは昨日のスタート前からお腹が痛くなったらしくそれのせいで調 子の悪さが更に悪化したようです。ツー​ルというのは速いだけでなくコンディションを維持する能力も本当に重要ですね。それを考えるとやはりランスは偉大 ですね。7回も状態を維持して走りきったんですから。また​、今日はフルームが若干不審な動きを見せました(笑)ヴィギンスのアシストなら待たなければ行 けない山岳でヴィギンスを置いて前に行ってしまいました。すぐに気がついたの​で問題はなかったのですが、フルームはスピードを落とさず、ヴィギンスが来 るのを待ってました。なんか、アシストはしてますがしっかり自分の実力をアピールしてる気がしま​す。やはり今後のことを考えてかな?意外と策士なのかフ ルーム?
なおやはりヴィギンスとフルームの関係はかなり微妙なものになってるようです。フルームは契約期間がまだ残ってますがどうするんだろう?来年以降もこの二人から目が離せま​せん。来年はコンタとアンディが復活してくるはずだし。ツールだけじゃなく楽しみです。

さて、今日はカーボローディングです。カーボローディングって何?って人のためにざっくり説明すると試合前の数日間にご飯をいっぱい食べて、当日にしっかり動けるようにエネルギーを蓄えることです。かなり大雑把ですがそういうことです。
もっと詳しく言うと、ご飯をいっぱいというより、炭水化物をたくさん食べて、体内のグリコーゲンを充実させることです。グリコーゲンは体内に貯蔵される即効性のあるエネルギー源です。これがどれだけ体の中にあるかがロードレース等の長距離スポーツでは重要です。ヒルクライムだと一般的には積極的にしない人もいます。問題はこれをすると体重が増えるからです。グリコーゲンを増加させた分だけ体重が増加します。しかし、私はただでさえ脂肪が少なく、身体も小さく軽いので体内のグリコーゲン量が少ないため簡単にハンガーノックになってしまうおそれがあります。それはたかが1時間程度のヒルクライムでもそうなんです。なので、ロードレースに挑む時ほどではありませんがそこそこカーボローディングをして当日に向けてエネルギーを蓄えます。パスタが良いとか色々言われますが私はひたすら白米を食べます。ただ、ビタミンやタンパク質も不足しないように気をつけないといけないので、サプリメントとプロテインで補います。とりあえず今日は夕飯にご飯を1.5合詰め込みました。学生の頃は2号以上詰め込んでましたが流石に今は無理です。それでも運動してると体重は落ちてったんだからその頃は代謝すごかったんだなぁ。
また今日も走りましたが多少は調子が戻ったみたいです。万全ではないですが、元々の身体が万全ではないので仕方がないとしましょう。でも、手は抜きませんよ?とりあえず当日までできることはやっておきます。とりあえず荷造りとかもしないと・・・それよりまず寝ないと・・・・。ということで今日はここまで。なお、明日は書くと思いますが明後日、明明後日は書けないと思います。また後で増量して書きます。

2012年7月19日木曜日

ツール第16ステージ ヨーロッパカー大活躍 調子が悪い

今日はツール第16ステージ、おなじみツールマレー峠など4つの峠を走るハードな山岳ステージ。総合争いは今日あたりでヴィギンスに攻撃を仕掛けてタイムを奪わないともう後がありません。その為総合争いでは動きがあるだろうと思ったステージです。
結局総合はエヴァンスが失速して脱落し、ニバリがチームを上げて攻撃するもSKYの堅実な守りにアシストはバッソを残して全滅、ニバリが仕掛けるも決定的な差は奪えず最後はヴィギンス、フルームと一緒に同タイムゴール。ほぼヴィギンスの優勝は確定しました。SKY強いですね。これからのツールはチーム力の時代になるのでしょうか?でもこれだけ強いチームを作るには莫大な資金がいります。お金がないチームはどうしていくのか・・・来年のツールがどうなっているか。
また、タイトルもあるようにヨーロッパカーが大活躍です。今日はステージ優勝、山岳賞、敢闘賞をヴォクレールが再び獲得。招待されたチームで、他のプロツアーチームより一つしたのカテゴリーのプロコンチネンタルチームでありながらステージ3勝、敢闘賞3回と大活躍です。また前回、ヴォクレールが優勝したときは新城がアシストしましたが、今日も新城がヴォクレールをアシストしました。本人は上りはアシストできないとかコメントしてましたが今日の超級山岳ではしっかりヴォクレールをアシストしてヴォクレールは1位通過、2位はその時の山岳賞ケシアコフで、3位に新城。タイム差はなしでした。それだけ登れるのでできないわけではないようです。すごい!
残りステージも少なくなりましたが、まだステージごとにドラマは生まれるでしょう。明日も期待です。

さて、昨日はいろいろと用事があって走れませんでしたが、今日は仕事が終わってから走ってきました。ただ、あまりよろしくないです。
一昨日あたりから少し体調を崩していたのですが、現在は大体回復しました。しかし今日走るとむちゃくちゃ調子が悪い。足が動かないというより全身が重く、身体からエネルギーが生み出せない感じでした。また背骨もあまり調子がよくないようで一つ峠を越えると急激に激しい痛みが出たので大事を取って帰ってきました。なので今日は20kmくらいしか走れませんでした。大会前にこれはいけませんね。学生の頃と違い、仕事はあるし、色々予定もできますからコンディショニングは難しいのは分かってましたが今、その難しさを痛感してます。最も今回はツールの見すぎで寝不足になったのが一番の原因だとわかってますが(苦笑)でも今更ツールを見るのはやめれません。とりあえずは寝不足には気をつけます。大会まで残り少ないですが体調を崩さないように気をつけて調子を取り戻したいと思います。では、今日はここまで。

2012年7月17日火曜日

ツール休息日 私も休息日 サドル加工&肉体改造計画

今日はツールは休息日。明日はツールマレー峠だったかな?またハードなステージです。エヴァンスは復調できたのか?気になります。各選手のコメントもそのうち情報サイトに載ると思うのでそれを待ちましょう。
そして私も今日は休息日でした。午前中から用事があって、車の運転をさせられていましたがゆっくりできました。本当は練習に行きたかったけど行かなくて良かったかもしれません。昨日の夜あたりから少しリンパ腺が腫れてますし、なんだか頭痛がします。大会前に良くないですね。ツールを見すぎて寝不足になってこうなったのでしょう。とりあえずまずは体調を整えることに専念します。病院でもらってるルリッドって抗生剤飲んどきます。明日、明後日は体調が良かったら走ります。というかまたタイヤ交換しとかないと・・・

また、今日は走らなかったのでサドルを加工しました。前から言ってたグリップ加工です。今までは赤いビニールテープを貼ってましたが化粧カーボンが隠れてしまうので透明なビニールテープに交換。そしていらなくなったチューブをその上から貼り付けました。こんな感じです。


かなりカッコ悪いし汚いですね・・・。ゴム貼ったら顔みたいになりました。もうちょっとなんとかしたいけどとりあえず大会はこれでいきます。まだ走ってないので評価はできませんがいけるでしょう。ポジションもこの間変更しましたがもう少しサドルを上げたいかな?5mmくらい上げます。ハンドルはちょっとこれ以上低くすると今は危険そうな感じなのでやめときます。やはり背中に負担がかかるみたいで1時間くらいで痛みが出ます。こればっかりはどうしようもないかな?来年再手術して治ればいいんですけど。
そしてこれに関連して肉体改造の計画を立ててます。再手術後に様子を見てからですが今よりもっとロードに打ち込んで速くなるために自転車以外のトレーニングをして、基礎体力を改善しようと思います。また怪我をして以降は脚の感覚が少し悪く、それも影響してか俊敏性が下がってるのでそこも改善したいと思います。後、脚質をどうしようかな?ロードレースもやるなら平地と下りの改善と、体重を増やさなければなりません。個人的にはヒルクライムとTTを特化させたいのですが、そうするとあまり他のレースで活躍できないので。これも結局は手術後の様子次第なのですがもし、長距離も問題なく走れるようになったらもう少しオールラウンドにこなせるように弱点を克服するトレーニングしていくつもりです。まだまだ先の話ですがちゃんと治るかな?では、今日はここまで。結局あんまり書けなくてすみません!

ツール第15ステージ 油テロ

今日も嫌なことがありました。まだ情報が少ないので、確実な情報ではありませんが、どうやら今日のレースのコースに油が撒かれていたみたいです。車両トラブルで漏れたオイルとかならまだ理解できますが、そうではないようです。何者かが撒いたようです。幸い、選手たちに大きなトラブルはなかったようですが、選手たちは毎日、精神的にも肉体的にもかなりのストレスを受けながら走っているので可哀想です。昨日の画鋲の模倣犯でしょうか?犯人にはこの行為はいたずらとかそんなレベルじゃなく、これは殺人未遂になるということが分かってないのでしょう。昨日のパンクの落車でキセロフスキー選手は鎖骨骨折でリタイアしました。もしスピードが出てる下りだったら死んでたかもしれません。警察等も捜査してるみたいですが早く捕まえて欲しいです。現地メディアはこの行為をかなり強い表現で批判してます。テロという言葉が使われてるくらいです。さて暗い話題はこれくらいにしましょう。

今日の優勝者はFDJのフェドリゴ選手が優勝!ゴール前はヴァンデヴェルデをしっかり見張って、先行を一度も許さないまま余裕の勝利。あの警戒はすごいですね。ゴール前で​一騎打ちになった時の参考にしましょう!また、残念ながらフェドリゴ選手の独走でのゴールでは無かったので名物マディオ監督の激励は見れませんでした。
また、今日も新城がアタックを仕掛け、一瞬逃げが決まったかと思いましたが残念ながら捕まってしまいました。しかし、ヨーロッパカーのエース、ヴォクレー ルが今度はアタッ​クして逃げに乗り、ステージ3位入賞、ヨーロッパカーはプロコンチなのに大活躍ですね。ヴォクレールやローラン等のUCIポイントもか なり入ってるんじゃないでしょうか?​いつかプロツアーチームに昇格して欲しいです。
総合は今日も動きなし、またポイント賞もサガンが強すぎて他の選手も諦めモード。肝心のサガンもそうなると無理してステージ優勝を狙う理由がありません。 うーん面白くない​ですねぇ・・・山岳賞と新人賞が盛り上がってくれればいいですけどどうかなぁ?ローランが山岳賞と新人賞を同時に狙ったりすると非常に 面白いんですけどしないかな?
そして結構私が気になってるのがカヴェンディッシュ。彼はどうするんでしょう?オリンピックもありますが、4年連続になるかな?シャンゼリゼでの優勝もかなり捨てがたいで​す。しかしそうなると明後日からの山岳をなんとか越えなければなりません。
明日は休息日です。なんかこんなに嫌なことが続くとと休息日にも何かありそうで怖いです。面白くてフェアで、クリーンなレースが見たいので愉快犯は絶対にやめていただきた​いですね。 
明日が忙しいので今日はここまで。明日、ちょっと多めに書きます。ごめんなさい!

2012年7月16日月曜日

ツール第14ステージ パンク

うーん・・・正直、気分が乗りません。最悪って程でもないけどかなり悪いです。それくらい胸糞悪い事件があってしまいました。

今日はツール第4ステージで2つの1級山岳のあるステージ。レイアウト的に総合の中で大きな差が生まれる可能性は少ないのですが、それでも今のヴィギンスの状況からするともし勝ちに行くなら攻撃を仕掛けたいところ、エヴァンスやニバリはダウンヒルが得意ですから最後の一級山岳を超えたあとはダウンヒルでヴィギンスにリードしたいところでした。しかし、最悪なことにその勝負どころの最後の一級山岳で事件は起きました。誰かが道に画鋲や釘を撒いたようです。そのせいでかなりの人数の選手がパンク。その中にエヴァンスも含まれました。一時あたりは騒然として、集団やチームは混乱。情報が伝わってなくて、状況を理解できてなかったローランがアタックを仕掛けてしまい更に混乱。最終的にローランにも情報が伝わって、ローランは止まり、ヴィギンスたちの集団も紳士協定に法って、エヴァンスたちを待ったので何とかなりましたが、パンクのせいで落車して鎖骨骨折してしまいリタイアを余儀なくされる選手もいました。
レースで画鋲や釘を撒かれるのは今回が初めてではありませんが、それがあったのはずいぶん昔で、私もリアルで見たことはなく、現在はシャカリキ等の漫画の中だけであるものだと思ってました。でも、今日起こってしまいました。初めて目にして結構ショックでした。現在、憲兵隊が出動して犯人を探しているようですが早く捕まって欲しいです。こんなことがあってはレースが台無しです。昨日、ひと騒動あってほしいと言いましたが、私はレースを面白くするひと騒動が欲しいだけで、レースを台無しにするひと騒動はお断りします。胸糞悪いステージでした。選手はもっとそうでしょう。そして故意ではなかったとはいえ、ローランが気になります。批判があるんじゃないかな?でも、彼は悪くない、あの状況なら仕方がないです。まぁ私だったら仮に故意でなかったとしても、レース後にはヴィギンス、エヴァンス、ニバリとSKYとBMCとリクイガスの監督の所に謝罪に行きます。でも悪いのは彼ではありません、状況を伝えれなかったチームでもありません。悪いのは犯人です。 ツール終盤の大事なステージが一つ台無しになったのは残念ですが、明日以降はまた面白くなると思います。期待しましょう。

2012年7月15日日曜日

ツール第13ステージ 空気の読めないヴィギンス ポジションとパフォーマンスと負担

今日は平坦ステージでスプリンターが活躍し、グライペルが3勝目!サガンと並びました。カヴェンディッシュはあんまりやる気がないみたいだし、ゴスは昨日のペナルティでポイントを30点も剥奪されてスプリントジャージ争いは面白くなくなってしまったし何だかちょっと面白くないです。しかも今日はヴィギンス自らがボアッソンハーゲンのアシストをするというちょっと不可解な現象もありました。これがなければ直前で逃げ出したヴィノクロフにステージ優勝の可能性がありました。ヴィノクロフは今年が最後のツール(と言ってるだけでまた引退を取りやめる可能性もありますが)なので最後に花道作ってあげればいいのに・・・空気読もうよ。
今日は風が強かった影響で集団が分断され、ひと騒動あるかと思ったらそうでもありませんでした。明日は再び山岳ですが、土砂降りの雨が降ってひと騒動あるくらいが見てる側は面白いんですけどね。SKYにとっては堪らない話ですが。明日以降に期待します。

さて、今日は仕事が終わって雨が降ってなかったので練習にいきました。しかし途中から雨が降ってきたので短縮コースを走り1時間で終了。先日、ポジションを変えたのでそれのテストでした。今までより5mmサドルを上げて15mmハンドルを下げました。その結果、非常に踏み込みやすくなりました。特に追い込みやダンシングでパワーが非常に出しやすくなりました。また、平地でも巡航が少し楽になりました。よかったよかった!と思うのもつかの間で問題がおきました。やはり背中に負担がかかったようです。今日は1時間しか乗ってないのですが背中が痛いです。今は特に右のわき腹の後ろの方が痛みます。いつも痛む場所なのですが今日は激しいです。速く走るならこれがいいのですがどうしよう?とりあえず大会はこれでいきたいですが背中の様子を見て判断ですね。また、今日このポジションでパワーが出せるようになったのでいつも走る小さな峠(1.2kmくらい)をアウターのまま上ることができるようになりましたのでかなりペースアップしました。しかしその代償が背中です。なかなか悩ましいですねパフォーマンスと身体の負担のバランス・・・ジレンマです。明日も走れそうなのでもう一回、走ってもうちょっとキツイ峠に行ってきます。では今日はここまで。

2012年7月14日土曜日

ツール第12ステージ プロもたまにはサボるんです 休みの日で大会前の雨は辛い

今日は17時45分、スタート前から実況開始の完全放送。今日、新城が逃げてくれるとよかったのですが流石に無理でした。しかも完全放送なのにあまり動きのないステージになってしまいました。優勝したのはチームとしても個人としても不運続きだったガーミンシャープのデイビッド・ミラー選手。35歳のベテランです。最後は同じく35歳のペロー選手と競り合い。ただしペロー選手は32歳でロードデビューとミラーに比べると経験で劣ります。最後まで冷静にライバルの動きに反応したミラーに最後で負けてしましました。しかし、こうやっておじさんレーサーが活躍すると年齢は言い訳にできませんね。私はまだ若いですから頑張ります。

さて、 今日は集団は先頭集団に12分の逃げを許すまったりモード。前半こそ速かったものの、補給ポイントを過ぎるとご飯を食べながら談笑するランチタイム。『みんなでサボれば怖くない!抜けがけはダメだよ!』って空気になってました。選手もここまでのレースでかなり疲れてるのでしょう。相手に戦う気がないならここは楽に走りたい気持ちになります。明日こそ平地ステージですが後半にまだ上級山岳がありますから、少しでも休みたいのでしょう。総合優勝もヴィギンスが濃厚・・・ただ、懸念材料はありますが。まだまだ続くツール・ド・フランス。何もなければ良いですけど。


なお、私は今日は仕事が休みでした。今日は朝から出かけて枕木山と大万木山に行ってヒルクライムの練習、コース下見をしようと思いましたが雨が降り無理でした。特にヒルクライムの場合は路面が濡れると下りが恐ろしくなってしまいます。大会前の怪我はなんとしても避けなければ、また私の背中のことを考えても落車はできないので今日は大人しくローラー台に乗りました。相変わらずローラーはつまらないですね。1時間くらいしか乗れません。楽しくするための方法もいろいろ考えてますがどれも今ひとつ。大会は22日ですが、ちょっともう一回コースの下見ができるか怪しくなりました。現地には前日から行くので前日に下見はできますが、前日の下見は確認程度にしたいのでもう1回はしておきたい。ただ、仕事とか予定とかでちょっと厳しそう。他の人もそこまで下見ができてるとは思えませんが、ただでさえフィジカルで劣る私はそこくらい有利に立たないと。しかも1回行った下見で難しいコースだということは分かってますし。大丈夫かな本番?では、今日はここまで。

2012年7月13日金曜日

ツール第11ステージ ヨーロッパカー大活躍! 腰の筋肉

 今日はCBN Formusの投稿のコピペですが許してください。

さて、今日は早くから放送がスタートしたようですが、私は仕事が終わったあとに妹を車で迎えにいかなければならなかったので見れたのは10時以降から、更 にハイライトもト​イレに行ってる間に終わってしまったので前半は何が起こったか分かりません(汗 でも後半はしっかり見てましたよ。
昨日に引き続きヨーロッパカーが2連勝!ヴォクレールに引き続き、もう一人のエース、ローランが去年のラルプ・デュエズのように山岳で見事な走りを見せて 優勝しました。最​後の下りで落車をしてしまい、ステージ優勝が危ぶまれましたが大きな怪我ではなかったようで安心しました。下りで落車したのにその後、 すぐに走り出し、どんどん加速してカ​ーブを曲がりながら遅れを取り戻したのは流石プロですね。普通、下りでこけたらその日はビビってもう一回飛ばすなん て無理ですよ。下りに関してはいい機材(フォークやホイ​ール、タイヤ等)を使うことで改善が見込める事はわかってるのですが、そこらへんのメンタルはど うやって鍛えればいいのでしょう?誰か教えてください。
また、総合でも動きがありました。エヴァンスがまた遅れてしまいました。総合はもう厳しい感じがします。表彰台には何とか上りたいですがモチベーションは 大丈夫かな?そし​て、ここまで冷徹な走りを続けてきたTEAM SKY。まるでリエージュからパリまでチームでTTをしているような冷静な走りと評価さ れてました。とにかくペースを乱さず​、リスクを犯さず、タイムを失わず走ってきてます。しかし、そのTEAM SKYにも少しほころびが出始めたようで す。フルームのアタック、一時ヴィギンスが集団を引かな​ければならない事態が起きるなど流石にここまで来ると疲れが出てきたのかもしれません。引いてる ヴィギンスも苦しそうでした。しかし相変わらずライバル達からは抜きん出て​ます。各選手から攻撃を受けてますがむしろ返り討ちにしている状態。どこまで この支配が続くのか?
また、今日の終盤の2度もアタックをしかけたニバリですが、ちょっと前にゴール後にヴィギンスにガン飛ばされてちょっと不満を漏らしてたようですが今日の ゴールでは肩を叩​きあってました。結果論ですがニバリのアタックにより集団のペースが上がりエヴァンスが遅れ、ヴィギンスはエヴァンスにアドバンテージ を広げて、ニバリはヴィギンスとはタ​イムを縮められなかったもののエヴァンスと順位が入れ替わってタイム差も付けれたのでお互いの利に適ったのでしょう か?

ヴィギンス『お疲れ〜!今日のアタックは良かったよ!エヴァンスを引き離せた!』
ニバリ『くそ~!お前に詰め寄るつもりだったのに~!』

って感じに見えました。TEAM SKYにもほころびが見えた今日のステージ、今まで強いものいじめをしようとして返り討ちにあった選手ですが明日以降はどうなるか?楽し​みです。

さて、次に出るレースが近づいてきましたがウェイトコントロールは結構うまくいってます。筋肉をつけつつも現在体重は44.2kgです。良い感じです個人的には43kg台に乗せておいて、来週後半からカーボローディングしていくのが理想です。カーボローディングはまた後日。今日はちょっと気になることがあったので書きます。筋肉のつく場所です。乗り込んでいくと脚以外の部分にも筋肉がつきますが私の場合は腰の筋肉が発達してきます。言葉では難しいので図で説明
 こんな感じです。ついでに黄色い線でボルトとプレートが入ってる部分を示しました。ここの部分の柔軟性がなくて色々苦労してます。まぁその話は前にもしましたが。で、今日の話題は筋肉。
いつもなら青い丸で囲んだ部分に筋肉がついてくるのですが、今年はいつもより上の位置の赤い丸の部分の筋肉が発達してきてます。青い丸の部分の筋肉はさほど発達してません。
怪我の影響が考えられます。背中が曲がりにくいためポジションを変更しましたから、それに合わせて使う筋肉が少し変わったのでしょうか?これは良いことなのでしょうか?自分の周りには競技をしている人が居ないのでどんな風に筋肉がついてるのかあまり分かりません。昔はそこまで気にしてませんでしたし。新城選手とかの身体を見てみたいです。どんな風に筋肉がついてるか知りたいです。今日の話題は特に解説はできません。昨日あたりで気がついたことでまだ推敲ができてません。ただ、ちょっといつもとは違う身体の反応なので気になって記事にしました。
ちなみに今、この筋肉が悪さをしている感じはありません。長距離のヒルクライムをすると青い丸の部分の筋肉が痛み、まだ鍛えきれてない感じはしますが赤い部分はへっちゃらです。むしろそこまで行くと脚に乳酸がたまってきて動かなくなってきますが。あと、今季はあまりケイデンスが上がりません。特に最高ケイデンスが上がりません。怪我をしてから脚を速く動かすことがあまりできません。これも後遺症の一つでしょうか?確かに脚が動かなくなってリハビリ中にエアロバイクに乗った時、初めはケイデンス20がMAXでした。今でも130から上にあまりいけません。80くらいで安定して出すことはできますが・・・うーん?ここは改善かな。
あまり意味のない記事で、つらつら書いてすみません。大会までもう少しです。正直、まともに太刀打ちできる気がしませんが、年代別入賞を目指して頑張ります。明日はもう一度、コース下見に行くつもりです。では、今日はここまで。

2012年7月12日木曜日

ツール第10ステージ ヴォクレール勝利 とんでもないハブ

今日は本格的な山岳ステージ。1500mの超級山岳の峠が出てきました。そして、今日はヨーロッパカーのエース、トマ・ヴォクレールが優勝!前半は新城の献身的なアシストを受けて、その後アタックを仕掛けて山岳を制覇!そしてそのまま逃げ切りステージ優勝。ヴォクレールは去年のツール・ド・フランス4位でフランスの期待を受けながらも、今年は膝の調子が悪くいまいちで、総合でも大きく遅れてしまいました。しかし、今日は昨日の休息がよかったのかうまく動き、山岳を制して山岳賞も獲得。最後はフラフラになりながらも一緒に逃げてきたライバルを振り切り優勝。ヴォクレールはいろいろと特徴的な選手で、ウニウニ動く不思議なダンシングをしたり、苦しそうな顔をしながらもどこまでこいつ走るんだ!?ってくらい粘ったり、ゴールでは疲労困憊した姿で飛び込んだり、プロなんだけどちょっとアマチュア的というか、私にとって非常に共感が持てる選手です。明日以降はどうするか分かりませんが、活躍して欲しいです。

さて、今日はハブの話。前にも一回しましたが、その時、紹介し損ねたハブがありました。正直言って、正気とは思えないハブです。それはGOKISO ハブです。どんなのかと言うとこれ↓

一見すると、ただのアルマイトの美しい、頑丈そうなハブですがこれはとんでもないものです。まず構造、中身を見るとえらいことに

すごく複雑な構造になってて、なんとハブの中にバネの役割をする機構が入っていて、路面の衝撃を吸収するようになってます。また、クイックレバーの締め付けと固定によるベアリングの動きの悪化を防ぐために固定する部分が斜めに可動するようになってます。
次にえらいことになってるのはラチェット。前にもラチェットの話はしました。DT Swissの240sは36ノッチとノッチが多くて掛かりがいいと言いましたがこれは驚異の92ノッチ!もちろん多ければ良いってもんでもないですがこれはとんでもないです。4爪らしいのでおそらく2爪ごとに位相をずらしていて、ハブ側には36個の溝があるんだと思います。
そして、次にえらいことになってるのは重量。なんとこれフロント240g、リア455g。安いTiagraのハブがフロント約150g、リア約360gです。それを考えるととんでもなく重たいです。
そして一番えらいことになってるのが価格。なんと前後セットで22万円です。ハブだけですよ?ホイールで22万じゃありません。ハブで22万です。お金が腐るほどある人しか買えません。もちろんハブは回転性能や重量だけではありませんが、正直言ってどれだけ高性能でもこの価格はちょっとありえないです。各所でインプレのような記事がありますが、基本的にヨイショしてる記事ばっかりのようなのでどこまで本当か分かりません。ただ、構造とかを考えると使ってみたい気はします。
ヒルクライムでは正直ありえないですが、平地で淡々と流したり、ブルベで使ってみたいです。どうせならGOKISOハブ、SMART ENVE SYSTEM 3.4、SAPIM CX-RAYでホイール職人さんに頼んでホイール作ってもらって使ってみたいです。ただ、値段を考えると所持する気にはなりません。この構成で、例えば1週間で1万円とかのレンタルサービスがあれば良いんですけど・・・
興味はありますが怖くて手を出せないハブです。一応GOKISO曰く、究極の回転性能を目指したハブを作った、価格が高いことは承知してる、ただ技術力の高さを示すためにもこれを作った。と言ってます。また、一応、廉価モデルの開発も行なっているようですが果たして・・・せめて前後で100gは削ってもらいたいですし、値段も240sと同等にして欲しいです。そうしたなら考えてみてもいいかもしれません。だれか使用したことある人居ないかな?では、今日はここまで。

2012年7月11日水曜日

今日はツールはお休み ホイールのメモ書き的なもの

今日はツールは休養日です。なのでレースはありません。各選手はこれまでの疲れを癒してます。明日からまたレースですが、本格的な山岳が始まるのでこれまで以上にきつくなるでしょう。

さて、今日は私がホイールの重量を計算している時に使っているメモ書き的なものを載せます。
ホイールの重量を計算するとき厄介なのはスポークです。これがなかなか重量が求めにくいんです。種類によって重さが違うのはもちろんですが、長さによっても違ってきます。なので、一般的に公表されてる重さから1本あたりの重さを推定して私は計算してます。参考にしているのはタキザワさんのカタログです。これに64本264mmでの重量が載ってます。ここから計算します。良く私が使うスポークだけですがこんな感じです。

DT チャンピオン 1.8 4.2g/本 264mm
DT チャンピオン 2.0 6.9g/本 264mm
DT コンペティション 2.0×1.8  5.1g/本 264mm
SAPIM CX-RAY  4.4g/本 262mm

あくまで参考にどうぞ。しかしこうやってみるとスポークの重量は馬鹿になりません。もちろん減らすと耐久性とか剛性とか犠牲になるのでうかつに減らせませんが、減らすと結構重量は削れます。ついでに空気抵抗も少なくなり、値段も下がります。空力と重量の両方で優れてるのはやはりCX-RAYですが、DTのチャンピオン1.8も軽量性だけ見れば優秀です。お値段も安いですし、安価に軽量ホイールがつくれます。あくまで推定重量なのですが、DTチャンピオンを使ってF16R24の構成で安価なホイールを作るとこんな感じに

スポーク  DT チャンピオン1.8 40本 168g
ハブ SHIMANO HB-4600&FH‐4600 149+356 = 505g
リム KINLIN XR-240 32H  460×2 = 920g

合計 1593g

とこんな感じです。この構成だと1万ちょっとで作れます。重量だけ見るならアルテグラのホイールより軽いです。リムがちょっと重たいのを使ってますからこれをもう少し軽いものにしたりチューブラーにしたりすれば1500g以下にもできます。それでも2万以下でできます。ただ、このホイールは無理して軽くしてますから体重がある人が使うと『持って軽く、走って重い』ホイールになるかもしれません。とは言うもののそこまで珍しい構成ではないので大丈夫だと思います。体重がある人はスポークを2.0にしたりすると改善すると思いますし。
手組みホイールは自分で構成を考えられるので楽しいです。いろいろと難しい面もありますが知識を深めるのには非常に良い勉強材料なので挑戦すると良いと思います。では、今日はここまで。

2012年7月10日火曜日

ツール第9ステージ エヴァンス失速 体格と脚質

今日は個人TT。プロローグ優勝のカンチェラーラに期待がかかるステージでしたが予想外の自体が置きました。調子の良さそうなカンチェラーラは優勝を逃してしまいました。更にエヴァンスは予想外に調子が悪く、タイムを失ってしまいました。そしてヴィギンスが非常に力強い走りでツール初優勝、2位もチームメイトのフルームが入りました。エヴァンスに対して結局1:53のアドバンテージを獲得。エヴァンスの2連覇は赤信号とまではいきませんがかなり怪しくなりました。明日は休養日ですが、その後から上級山岳が始まります。エヴァンスはどう動くのか?山岳でのワンチャンにかけて飛び出すのか?ヴィギンスは冷静なままペースを崩さずいけるのか?かなりタイム差ができてしまいましたがまだ分かりません。目が離せません。

さて、今日は昨日書くと言ってた体格と脚質の関係です。
脚質を知るのは難しいと書きました。一人で走っていても比較することができず、またある程度は乗り込んでいないと特徴が現れてきません。ですが、脚質・・・というか正確には体格と筋肉量の関係なのですが、体格等である程度脚質、どこが得意になりやすいか不得意になりやすいか分かります。とは言ってもこれは参考程度にしてください。これから推測して実際に走ってみてどうか調べるのに活用してください。

一般的に、身長が低く、体重が軽い人はヒルクライマーになりやすいです。身長が高くても、身長の割りに体重が軽ければ上りが得意になりやすいです。上りでは特に体重が影響してきて、多少筋肉がなくとも、体重が軽い分らくができて、体重や体格の影響が少ない心肺機能を活用することで上りが得意になります。ただし、体重が軽いと向かい風に弱くなり、また脂肪も少ないので長距離を乗るときは後半スタミナ切れになりやすいです。
これが体重が少し着くと後半スタミナ切れが少なくなりますが純粋なクライム能力は少し下がります。この増やした体重分で筋肉と脂肪をつけるとパンチャーやルーラー向けになります。先ほども言いましたが体格と心肺機能はあまり関係がないのでこの2つは自分が走ってて強化したい方、好きな方を選べば良いと思います。身体の軽さを活かしてパンチャー、身体が小さく空気抵抗が少ない事を活かしてルーラーとなります。どっちも選べない場合はオールラウンダーに近くなります。

また、高身長で、体重が重い人はスプリンター向きです。スプリントは筋肉量がものをいいます。どれだけの出力を出せるかというのは筋肉量と密接に関係してくるので筋肉もりもりになれば体重が重くても問題ありません。ただし体重が重い分は上りが極端に苦手になってきます。楽をしたい場合は体重を落としますがそうするとやはりスプリント能力は下がり、パンチャーに近くなります。

一方、高身長だろうが低身長だろうが、良くも悪くも標準的な体重の場合はオールラウンダー向きです。ただし、これは筋肉をきちんとつけていて、体格に対して筋肉量も脂肪率も標準、もしくは筋肉量は少し多く、脂肪率は少し低くなければなりません。トレーニングしていなくて標準的な体格だからオールラウンダーと決めるのは無しです。そう言った意味でオールラウンダーは一番見分けにくいです。

ざっくりこんな感じです。またほかの要素を言うなら性格とかもありますが、身体に限って言うならこんな感じです。とりあえずこれから、自分の体格はどんなんで脚質はどれの可能性があるか探ってください。また、この体重や体格の関係等を参考にすることで、今から自分の鍛えたい能力を伸ばす場合はどんな体重、筋肉量にしていけばいいのかわかりますから、その目標の体型にするようにして活用できます。脚質がわかるとトレーニングに目標ができますし、自分のバイクのセッティングやパーツアセンブルも色々考察できるようになります。是非、知っておいたほうがいいので参考にしてみてください。では、今日はここまで。

2012年7月9日月曜日

ツール第8ステージ 涙のサンチェス

今日は非常にショッキングな出来事がありました。去年の山岳賞獲得選手で、前回オリンピックのゴールドメダリスト、サムエル・サンチェス選手が落車、鎖骨骨折でリタイアを余儀なくされました。本格的な山岳ステージはこれからで、今年も山岳賞の期待がかかる中のリタイア。カメラには痛みと悔しさに涙を零すサンチェス選手が写っていました。同じヒルクライマーとして涙を誘われました。悔しいと思います。戦って負けるのではなく戦う前に戦いもせずに負けるのですから。たった一回の落車で全てダメになりました。更に言うとこの時期での鎖骨骨折ということはツール後のオリンピックも走れたとしてもとてもベストでは行けないでしょう。なのであの涙は本当に重いと思います。ブエルタや世界選には何とか復帰して欲しいですが、シーズン真っ盛りのこの時期に骨折をしてしまうと取り戻すのは難しいでしょう。
一方、今日のステージはフランス新人。22歳のピノー選手。最後の山岳で逃げてたケシアコフ選手を抜き去り、総合争いをしているエースが協力して組んだ追走集団の追随を許さず大金星。FDJの監督がサポートカーから絶叫応援、激励してました。勝利が決まった際も車の中で大はしゃぎ。正直、優勝したピノー選手より監督が喜んでた気がします。今年は若手の活躍が目立ちます。フランスは若手が着々と成長しているようで今後、フランス人がツールのタイトルを再び獲得する日も夢ではなさそうです。

なお、今日は体格と脚質について書こうと思いましたが今日の練習で調子がよかったので飛ばしたらフラフラになってしまい。その後ツールを見たので眠くて仕方がありません。明日書きます・・・ごめんなさい。では、今日はここまで。

2012年7月8日日曜日

ツール第7ステージ オールラウンダーの資質

今日はレースがかなり動きました。これまでずっと黙ってた総合争いをする選手達も動きました。しかしながら、ほとんどの選手は最後の激坂で遅れてしまい。残ったのはエヴァンス、ヴィギンス、ニバリくらいです。後は遅れてしまいました。総合狙いの選手だけでなく、意外なことにヒルクライマーたちも遅れてしまいました。今日は1級山岳のゴールなので山岳賞を狙うならステージ優勝は外せません。たとえ優勝できなくても今までの3級や4級に比べるとかなり得点が稼げます。しかし、ふらんく・シュレックやサムエル・サンチェス等のクライマーは遅れてしまいました。それだけ厳しいステージだったのでしょう。面白くなってきました。目が離せません。

さて、今日は脚質の話を少し。
私の脚質はヒルクライマーです。しかし、実を言うと脚質というより体重が極端に軽いから上りが速いだけだったり・・・まぁそれは置いときましょう。脚質というのはなかなか分かりにくいものです。特に一人で走ってるとまず、分かりません。まず乗り込んで慣れてから、レース等で走って初めてわかるものです。もちろん体格や体重等で大体想像はつきますが、そうでない場合もありますから。実際私も自分がヒルクライマーだと気付くのは大学2年の時でした。高校の頃は一人で乗ってたので分かりませんでした。その頃はフロントがノーマルダブルのクロスに乗ってましたから上りは遅く、ヒルクライマーだとは思ってもなく、むしろスプリンターだと思ってました。体格から考えたらまずないことなんですが知識が足らなくて分からなかったんですよね。大学に入って乗り込んでいって、日本縦断をして帰ってきて初めて本当の脚質を知りました。必要なだけの筋肉がついて、体重が軽くて、高ケイデンスに耐えれて、1時間程度集中して出力を出すのが得意なヒルクライマーでした。この頃はすごく調子が良かったです。今のバイクの方が圧倒的に性能が良いのですが、その頃の走りにはまだ追いつけません。最も怪我があるので仕方がないかもしれませんが、少なくともそれだけは走れることはわかってるので同レベル以上の体力を目指してトレーニングしてます。
なお、私がヒルクライマーとして目覚めたことでライバルだった他の人の脚質も自分と比較してわかるようになりました。
ヒルクライマーは私以外にはいませんでした。完全に特化したヒルクライマーでした。平地も縦断のおかげでそこそこ走れましたが他の速い人についていったり、風が強くなると体重が軽いのでかなり厳しかったです。また、その頃は下りが苦手だったので上りでせっかく稼いでも下りで追いつかれてました。これは脚質というよりセンスですが。
スプリンターは後輩がそうでした。身長が非常に高く、体格に恵まれてました。上りは本人は苦手と言っていましたが、その頃は周りが上りが異常に速かっただけでガチガチに重いわけではないのでそこそここなしてました。
同級生にはオールラウンダーが2人いました。一人はルーラー的なオールラウンダーでした。上りは私とほぼ同レベルでした。平地に関しては私より確実に上。更に言うともう一人のオールラウンダーより遥かに上でした。彼は24時間耐久レースで612kmという記録を打ち立ててます。19時間くらい30km/hの平均速度を一人で維持してました。しかも練習用タイヤと練習用ホイールで。もう一人はDURAのホイールを途中から持ち出しましたが追いつけず心を折るくらいでした。それくらい平地の巡航はやばかったです。
もう一人のオールラウンダーは完全なオールラウンダーでした。平地の能力は十分。上りも私と同レベル、もしくはそれ以上とかなり速い選手でした。本当に弱点がない感じでした。すべての能力に優れてる。没個性ではありません。速いんですから。こういった人たちの脚質はどうやって出来上がるのか不思議でした。
しかし、2人を見てるとわかったことがありました。それはオールラウンダーの人は根本的にフィジカルが鍛えられているのです。私は大学生になるまでずっと吹奏楽部でした。吹奏楽部は肺活量が・・・と言われますが肺活量が多くても運動は得意になりません。肺活量と心臓機能の両方が鍛えられてないとスポーツでは役に立ちません。そして肺活量なんてすぐに落ちてしまいますから、大学に入った頃は貯金ゼロです。
それはフィジカルにも言えますが、フィジカルは感覚として残りますから失ったあとも戻すのは若いうちは努力すれば戻ります。2人は元々スポーツをしっかりやっていました。スプリンターだった後輩も運動部でしたが剣道なのであまり自転車には役に立たなかったようです。一方、オールラウンダーになった二人は水泳部とサッカー部でした。
どちらもフィジカルを総合的に鍛えられますから、その地の力が自転車でも役に立ったのでしょう。昔は自転車選手は自転車に専念したほうが良いということを言われてましたが今はそうでもありません。ある程度、他のスポーツもトレーニングに取り入れてます。これはランス・アームストロングの影響もあると思います。私はしてないんですけどね(汗)
なのでオールラウンダーを目指すなら自転車以外のトレーニングも入れて総合的に身体を鍛える必要がありそうです。理想的なことを言うとまず、オールラウンダーと呼べるように身体を鍛えてその後、得意な部分を伸ばして脚質を固めると良いでしょう。もし得意な部分が見つからなければそのままオールラウンダーという手もありますが、目標とするレースを分析してそれに合わせてトレーニングして必要な部分を伸ばして脚質の特徴を出すという手もあります。
なかなか自分の脚質を知るというのは難しいですが、分かればトレーニングの目標が立てやすく、鍛えるべき部分も分かってきますのでモチベーション維持がしやすいです。一人では見つけにくいと思いますがその場合は自分憧れの選手を目標にしても良いでしょう。うーん・・・ちょっとまだかけるな。明日は脚質と体格の関係でもちょっと書きます。では、今日はここまで。

2012年7月7日土曜日

ツール第6ステージ サガン3勝目! チェーン切れ

CBN Formusの書き込みと同じですが許してください。
今日は第6ステージで平坦ステージです。毎日落車が多発しますね。今日はかなり激しい落車だったようで3,4人くらい?リタイアしてたようです。直接転ばなくとも、足止めくらった選手もかなりい て100人くらい​巻き込まれたようです。ちょっとどこのチームか分かりませんでしたが、ホイールがポテトチップスになってしまってるバイクもありまし た。かなりの落車だったようです。
ゴール前スプリントは、落車により状況が変化したため、今日はスプリントをするつもりのなかったグライペルが作戦変更してロットトレインを作り、ほぼ完璧 な状態でスプリン​トになりましたが、残念なことにグライペルも前半に起きた落車で怪我をしていたため、サガンに利用され最後は刺されて負けてしまいまし た。今日勝ったらグライペルは3連勝​だったのですが・・・残念です。しかし今日はゴール前でかなり残念なシーンがありました。ゴール200m?300m くらいだったと思いますがヴァカンソレイユの選手がチェ​ーンぶっちぎってました。それもサガンの目の前で。急に失速したヴァカンソレイユの選手を素早い 反応でうまくかわして最後は爆発してゴール。本当にトラブルに対する対処が​上手い。
また、チェーンをぶっちぎったヴァカンソレイユの選手もカメラに映されてましたが、もうなんか。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん
って感じになってました。そりゃそうですよ。あと200m程度ですよ。同情します。

しかしサガンは調子いいですね。 22歳、ツール初出場、ステージ3勝。どんだけすごいんだ・・・

さて、今日はチェーンの話。
チェーンはそんなに語ることはありません。まぁ純製品を使いましょう。って感じですかね?ちなみにスラムはシマノと互換性があります。カンパは11sは無理ですが10sの場合。純正チェーンは高いので10sのシマノチェーンを使う人が結構います。そして意外と純正より良いなんて話も・・・
私たちアマチュアが良いチェーンを使ってもあまり大きな恩恵は無いと思います。そんなことよりちゃんと掃除して注油することが大切だと思います。ちなみに今日、私もチェーンの掃除をしました。チェーン掃除にはこれを使ってます。


非常に有名なチェーンクリーナーです。他にももっと安いものもありますが、これは完成度が他より一段上です。汚れ回収機能や中の洗浄液がこぼれにくくなってたり、今でもマイナーチェンジをしていて徐々によくなってます。中途半端なものを買わずにこれを買ったほうが絶対良いです。これを使うと本当に綺麗になります。どれくらい綺麗になるかと言うと、白いウエスでチェーンを拭いても黒い汚れが全くつかなくなるくらいです。感動的です。ただし、見た目もキレイになるかと言うと、確かに綺麗にはなりますが安いチェーンを使ってると感動が70%OFFになります。安いチェーンは新品の状態で既に黒ずんだような色をしてるのでどれだけ頑張っても汚れを落としてもあんまり綺麗にはならないんです。アルテやDURAグレードのチェーンになるとかなり綺麗な銀色で(特にDURAは綺麗です)掃除してその輝きが戻るとすごく感動します。
なお、これは中に洗浄液を入れて使います。一般的にはディグリーザーを使うようですが、ディグリーザーは樹脂を侵す危険性があり、場合によっては本体が壊れてしまう危険があるようです。なので私はディグリーザーは使いません。普段は灯油を使ってます。しかもその灯油、汚れた液を保存しといて汚れが沈殿したら上澄みだけ取って再利用してます。灯油だと問題ありません。ちょっと臭いですけど。本気で綺麗にするときはマジックリンを入れて使ってます。頑固な汚れも分解してくれます。マジックリンだと完全に脱脂できますが、金属に付いたままだと金属が変色する恐れ(特にアルミ)があるのでマジックリンで洗浄した場合は後で水で良く、すすがなければなりません。なので洗車するときしか無理です。なので普段は灯油を使ってます。
チェーンフリクションは結構馬鹿にならなくて、汚れた状態から本気で綺麗にして走ると明らかに軽くなります。レース前には必ずチェーンを洗浄したほうがいいです。当然、洗浄したあとはオイルを注しましょう。これは好みがありますし、状況によって使い分ける場合もありますからそれぞれ好きなものを使って下さい。前にも紹介したかな?私はフィニッシュラインの赤ボトル(テフロン+)と緑ボトル(クロスカントリー)を1:1の割合で混ぜたオリジナルオイルを使ってます。今のところ大きな不満はないです。混ぜる割合を変えればもう少し軽いオイルや耐久性の高いオイルにもできますが汎用性を考えて1:1のものを使ってます。コスパも良いです。ちなみにスプレータイプのホームセンターのオイルは意外とコスパ悪いです。調子に乗ってガンガン使ってしまいますから。ボトルタイプだと必要最低限の量で済みますから長持ちします。ものはこちらです↓

 オリジナル調合チェーンオイル(FINISH LINE テフロンプラス + クロスカントリー)

結構、こういうケミカルの合成も楽しいです。チェーンをきれいにして楽しく走りましょう。後、ちゃんとチェーンは交換時期に交換しましょう。古いチェーンを使い続けるとどんどんチェーンリングやスプロケットの摩耗を早めてしまい、結果として修理代がとんでもないことになってしまいます。人によって様々ですが大体4000kmくらいだと思います。では、今日はここまで。

2012年7月6日金曜日

第5ステージ グライペル勝利 ヒルクライムでのスプリント力

昨日に引き続きグライペルが2連勝!強いですね。私の中では最強はカヴェンディッシュですが、グライペルはカヴェンディッシュと十分戦えるスプリンターだと思います。以前にも何度かカヴェンディッシュを破ってます。カヴェンディッシュはオリンピックがあるのでどこまでやるか分かりませんがこれからも2人のバトルは見たいですね。

さて、今日は山岳は全くありませんでしたが、ヒルクライムの話。ただし、単なるヒルクライムではなく、ヒルクライムでのスプリントの話。
スプリンターは得てして上りが苦手です。スプリントのために体中ガチガチの筋肉をつけてきますし、何よりスプリンターは大柄ですこし太い選手がなることが多く体重は重くなりがちです。一瞬の爆発力はすごいのですが高出力を長時間維持するのは苦手だったりします。なので大体は上りが苦手です。
一方、ヒルクライマーがスプリントが苦手かというとそういう訳でもありません。大抵はヒルクライマーは上りに特化するため体重が軽く、筋肉も必要以上はつけませんから単純な出力はスプリンターには遠く及びません。上り基調のゴールでのスプリントなら話は別ですが、平坦での単純なスプリント力では敵いません。しかし、ヒルクライマーにもある程度スプリント力は必要だと思います。苦手だからといってスプリントの練習をしないのは良くないと思います。
ヒルクライマーがスプリント力を強化すると役立つシーンは、ゴール前のスパートとアタック・・・それも本気のアタックをするシーンです。
ゴール前のスパートは言うまでもないでしょうが、ヒルクライムの場合は平地のようなスプリントになることは殆んどありません。しかしそこでスプリントを鍛えておくと相手の意表をつけます。それ以上にスプリントができるということは短距離に集中して、力を出し切ることができるということです。これはスパートに絶対必要なことです。なのでスプリントの練習をしておくと最後に力を出し切って走ることができるようになります。この場合のスプリントはもちろん個人それぞれがありますが、私の場合は残り150mまでは絶対に腰を上げないで最後までとっておき、そこまではひたすらシッティングで加速していきます。早くにダンシングしてしまうと、加速はできるのですが最後まで持たないことが多いので・・・
アタックでも当然必要ですが、この場合スプリントほど力はいらないんじゃないか?って思われるかもしれません。これもかなり私の思想が入ってしまうのですが、ヒルクライムでアタックする際に一番考えてることは「今からのアタックで確実に相手の心を折る」ということです。ヒルクライムでのアタックは非常に体力を消耗します。中途半端なことをすると単に疲れるだけでなく、最後まで持たなくなる可能性もあります。また、ちょっと頑張ったくらいでは相手に先を走る目標を作ってしまうことになるので、ある程度アドバンテージを作っても後からじわじわ追い上げられる可能性があります。その為、アタックするときはできるだけ勢い良く飛び出し、相手に「こいつとは実力が違う・・・無理だ・・・」って思わせるようなアタックを仕掛けるようにします。ヒルクライムは自分との戦いですが、相手がいないわけではありません。前に走る相手がいればそれを目標に自分にムチを打って走ることができ、予想以上のパフォーマンスが発揮できることもあります。しかし、前に走る選手があまりにも速い場合は、逆に心が折れてしまい戦意を喪失してしまいます。もし、相手が戦意を喪失してくれれば、飛び出した後でペースを少し落としても追いついてくる事はあまりありません。特に上りでは一回でも心が折れてしまうとなかなか立ち直れません。そこの心理を利用するために私はよく、ヒルクライムでアタックします。一番よくあるアタックのパターンとしては、スタート後は暫く、先頭を見失わない程度で、先頭集団より少し後ろあたりに位置して走ります。そして先頭集団のペースや周りの人の疲労度を見ながら走り、疲れてる兆しがあったらペースを上げて先頭に行きます。そして先頭集団の一番力の強い選手を見て、疲れてる兆しがあれば、まず後ろから追いついたことを認識させるため後ろからぬっと抜いて前に出ます。そして、すぐにアタックをかけます。相手がついてきたらそれは、表情を読むのをミスした証拠なので無理にはいきません。適当に飛び出したらペースを落ち着かせて、出来るだけ息を整え後ろを待ちます。そして反応した選手が追いついたらすかさず再度アタックを仕掛けます。それをひたすら繰り返します。もちろんやりすぎれば自分の体力がガンガン減ってしまい、失速してしまいますが、それは相手も同じです。自分も失速、相手も失速したらもうそこからは根性勝負になってしまいますが、アタックが決まれば割と余裕を持って走れます。特に最後ほんの少しだけ力を残しておけば、頂上付近で追いつかれても再びアタック、スパートをかけて心を折りにかかれます。これは予想以上にきついですが、相手はもっときついです。個人的におすすめの戦術ですが、相手からすると非常にいやらしい作戦ですね(笑)
まぁそんな感じでスプリント(というかどちらかというとインターバルになるかな?)の練習も取り入れることをオススメします。ただし、やりすぎると筋肉がついて重くなってしまうので注意です。インターバルトレーニングは効果が現れやすいですが、回転系のトレーニングと併用してやるとインターバルの方に引きずられてしまうことがあるので程々に。では、今日はここまで。

2012年7月5日木曜日

新城敢闘賞!日本人初のツール表彰台! 楕円チェーンリング

今日は歴史的な日です。新城選手がスタート直後0kmからアタックを仕掛け200km以上の大逃げをしました。流石に集団も逃がしてはくれず、ステージ優勝はできませんでしたがその勇敢なアタックが評価されて敢闘賞を獲得しました。逃げ集団は3人でしたが、間違いなく新城選手はその三人の中で最強で、とても力強い走りを見せてくれました。日本人がツールの表彰台に上がるなんて・・・歴史的な日です。新城選手の逃げる力は本物という事が証明されたのでこれからもチャンスはやってくると思います。いつか、ステージ優勝で表彰台に上がれる日がくればいいですね。

さて、今日は楕円チェーンリングの話をしましょう。と言っても私もまだ使ったことはありませんが、最近ROTORのチェーンリングを使う選手が多いようなので気になってます。楕円チェーンリングってどんなのって人のためにこちら↓
写真が歪んでるわけじゃありません。楕円のチェーンリングなんです。普通は真円のチェーンリングです。なんで楕円にしてるの?って話ですが、自転車はクランクを回して走ってますが力の入れ易い位置と力の入らない位置があり、実際は真円のチェーンリングを回しているとトルクにムラが有ります。それを解消するためにROTORのチェーンリングは楕円になっていて力の入り易い位置ではギア比が高くなり、入りにくい位置では軽くなるようになっていて効率化しています。このアイディア自体は新しいものではなく古くはシマノもバイオチェーンリングだったかな?という名前で楕円チェーンリングを出していました。取りやめたのはおそらくですが変速性能が下がるからでしょう。ROTORも変速性能は若干低下するようですが、問題なく十分使えるレベルだそうです。楕円チェーンリングは今年のツールでも様々なチームが導入してます。去年のブエルタではコーポ選手がこのリングで優勝してますし、今は引退しましたがカルロス・サストレ選手も現役時代使っていました。なので一応、効果はあるのでしょう。
なぜこのチェーンリングを使いたいかと言うと効率化はもちろんですが、様々なところでこのギアにするとケイデンスが上がったと報告があるからです。最近、毎日走ってますがケイデンスが上がりにくくなってます。以前は90rpmくらいで回せてましたが今は80rpmくらいですし、何より最高ケイデンスが140rpmくらいから上がりません。以前は170rpmとか最高ケイデンスが出せてたのですが・・・怪我の影響が一番原因として妥当だと思いますが、怪我、背中のことを考えると重いギアをグイグイ回すより軽いギアをシャカシャカ回したいです。なのでこれを使ってみたいなぁって思ってます。国内で買うとインナーは1万、アウターは2万くらいです。海外通販で買うならもう少し安くなると思いますがメジャーなところではあまり取り扱ってません。国内で2割引き位になっていれば結構考えます。特にヒルクライムでケイデンスを維持したいのでインナーを変えたいですが、変えるなら両方買えたほうが良さそうです。片方が楕円で、片方が真円なんて足に変な癖がついてしまいそうです。
なおCBNでも報告がありましたが、楕円チェーンリングを使用した場合は一番踏み込む位置でカタログ表記の端数よりも大きな端数になるので、回しやすいからといって調子に乗って回すと脚がすぐに売り切れてしまうようです。効率化しても結局のところ走るのには力がいりますし、同じ端数にしたつもりが実際はちょっと重いギアを回してるようなものなので足にダメージが来てしまうようです。ここらへんはなれですかね?お金はないですけどいつか試したいです・・・というか来年の目標のレースまでには揃えたいです。しかし、そのレースまでにホイールも調達しないと・・・うーん。今日はここまで!

2012年7月4日水曜日

ツール第3ステージ サガン強し! 怪我のこと

絶好調のサガン!ツール2勝目を獲得。しかもかなり余裕をもってウィニングポーズを決めながらのゴール。この22歳の若者は一体なんなんでしょう?TTはとてつもなく速く、スプリントもできて、上りもこなせる。シンデレラボーイとはまさに彼です。もしかしたらひょっとしてしまうかもしれません。目が離せませんね。

さて、今日は怪我の話をします。残念なことですが今日のステージでは落車が多発し、2名の選手がリタイアを余儀なくされました。毎年のようにあることですが選手たちには悔やんでも悔やみきれないものだと思います。怪我は誰もしたいものではありません。当然です。怪我をすることでそのシーズンを棒に振ってしまったり、身体に影響が出たりします。今年の春にも新城選手が落車で手首を骨折して、シーズン初めは全く自転車に乗れなくなり、握力もゼロになったそうです。
しかしながら、怪我をして自転車に乗れなくなるという経験は確かに身体的には良いことはありませんが精神的にはいい影響を与えることもあります。
私の場合は去年、トラックと事故に遭い背骨を折って一時期は歩けなく、いや足の筋肉が全てなくなり車椅子生活になりました。幸い脊髄の損傷は殆どありませんでしたがそれでも多少後遺症はあり、今でも脚の感覚が若干鈍くなってます。丁度7月の終わり、自転車のシーズン真っ盛りで、ヒルクライムレースに向けて調子が上がってきたところで事故に遭いました。当然。そのシーズンは棒に降りました。更には仕事も失いましたし、当然大好きな自転車も乗れなくなりました。しかし、奇跡的に脊髄の損傷がなかったことで再び自転車には乗れることが分かり希望を失わずにすみました。その時に、色々考えました。まず、自分はこれからどうするのか?自転車はどうするか?怪我からの回復は?仕事は?・・・など入院生活で色々考えさせられました。それで分かったことは自分でも思っていた以上に私は自転車が好きだということです。
色々考えたと言いましたが、ほとんどは自転車のことでした。仮にもう一度乗ることができなくなってもハンドバイクか・・・もしくは車椅子レースに挑戦することすら考えていました。そして、今の自分の状況を考え、これからどう自転車と付き合っていくのか?リハビリ、トレーニングをどうしていくのか?競技活動をどうするのか?考えました。自分のことを、身体を客観的に見て考えました。そしてその中でどんどん自転車に対する思いは強まりました。それでも自転車には暫く乗れない。回復すれば乗れるのですが、回復するまでは乗れない。それは本当に苦しかったです。
10月終わりには先生から許可も出て自転車に乗れましたが、当然それまでのように乗ることはできません。思う通りに身体が動かないだけでなく、少しでも強度をあげたり、距離を走ろうとすると痛みが走る・・・これも非常に歯がゆい思いでした。 しかしそれも自分の身体について深く考えるきっかけになり、更には長い距離が乗れないということで自転車に乗れるときはとことん楽しみ、走りに集中することができるようになりました。特に走りに対する集中力は非常に上がりました。身体の声に耳を傾け、サイコンやハートレートモニターのデータを読み解析、路面状況を読みライン取りや事故回避、今のポジションやセッテイングについて今まで以上に考えるようになりました。気が付けば本当に自転車のことばかり考えてました。自分の感覚ですが事故の前より3~5倍くらい自転車のことが好きになってます。今もそうです。
なので、もちろん事故や怪我はゴメンですが、もし怪我をして自転車に乗れない状況があれば一度、自転車と自分について考え直してみると良いです。自分がどれだけ自転車のことを好きか、どう付き合っていくのか、今後どうしていくのか考え直すきっかけになります。もし、今、自転車に乗れない状況になってる人は考え直してみてください。では、今日はここまで。

2012年7月3日火曜日

ツール第2ステージ ホイールの空気抵抗

今日は第2ステージ!平地ステージでした。特に大きなトラブルもなく終わりました。ゴールスプリントはHTCのような強力なトレインを形成できるチームがいないため大混戦。最後まで生き残ったトレインはロット・ベリソルだけでした。良い感じにトレインは仕事ができ、グライペルを発射したのですが、それをまんまとカヴェンディッシュに利用されてしまい、最後の最後でカヴェンディッシュにやられました。グライペルはものすごく悔しいと思います。カヴェンディッシュは去年までのようなサポートがなくとも十分勝てるということを証明してくれました。しばらくは平地基調なのでスプリンターから目が離せません。

さて、今日の話題はホイールの空気抵抗です。何度もここでは書いてますが、今日のツールでは面白い現象が起きてました。
今年のツールのトレンドはエアロのようで、各社が作った空気抵抗に優れたエアロロードを持ち出してきたり、エアインテークの穴が塞がれたエアロヘルメットが流行っていたりします。しかし、今日の平坦ステージではなぜかロープロファイルのホイールを使ってる選手が意外といました。かなり長い距離を逃げたヨーロッパカーの選手もロープロファイルでした。ホイールは自転車の空気抵抗に大きく影響します。その為、ディープリムにしたり、スポークを減らしたり各社努力しています。特に平坦ステージでは速度が上がりますから空気抵抗も大きくなります。その為セオリー通りにいくならディープ、もしくは35mm程度のセミディープを使用したほうが良さそうです。しかし、今日はそうじゃない選手が意外といました。なぜでしょう?プロだったら40km/h位余裕で出るのですが・・・もしかしたら私が想像してるよりもロープロファイルのホイールは空気抵抗が悪くないのかもしれませんし、ホイール以外で空気抵抗を減らしたからホイールは扱いやすい軽量なロープロファイルを選んできたのでしょうか?他に考えられる理由としてはディープリムのホイールはリムが頑丈なので乗り心地が悪くなりがちですが、ロープロファイルは逆に強度が下がるため乗り心地は良くなり快適になります。まだツールは始まったばかりですから快適なロープロファイルホイールで疲労を貯めたくなかったのかもしれません。しかしディープを使ってる選手も当然いましたし、見た感じ60mm以上ありそうなかなりディープなホイールを付けてる選手もいました。うーん・・・。いずれも推測の域を出ません。なお、明日は私は仕事休みです。毎日練習してるので自転車はたっぷり乗れてますが明日はどうしよう、またヒルクライム練習かな?では、今日はここまで。

2012年7月2日月曜日

スカパー以外でツール・ド・フランスを見る方法

いや~今日も面白かった。カンチェラーラは優勝こそ逃しましたが非常にいい走りを見せてくれました。まだ、完全というわけではないと思いますが、これからと最後の長距離TTに期待です。

さて、今日はツール・ド・フランスの視聴方法を紹介しましょう。
私は今年スカパーを契約しましたからBSで見てます。これが一番いいとは思います。日本語の実況も面白いし、毎日あるクイズに答えると抽選で景品がもらえたりいろいろなキャンペーンもやってます。また、ツールだけでなく他のレースの再放送や他のスポーツも見れるので、お金はかかりますが非常に楽しめます。
しかし契約が面倒だったり、お金が払いたくなかったり、TVが対応してなかったり色々な原因でスカパーは無理という人もいると思います。なのでそれ以外の方法を書きます。
ひとつはこちら

J Sports チャンネル
http://ch.nicovideo.jp/channel/jsports

J Sportsの公式ニコニコチャンネルです。すべてを見ることはできませんがハイライト等が見れるようです。いつでも見れますし、時間がない人にもオススメです。でも画質は悪いですし、やっぱり全部見れないのは残念です・・・・

そこでこちら
PRO CYCLING LIVE
 http://www.procyclinglive.com/livestream/#

海外のサイトです。インターネットのストリーミング配信を利用して無料でツール・ド・フランスが見れます。Liveなので日本時間の9時から2時位までの生中継しか見れません。画質は良くない、時間指定、また実況は当然英語です。しかし無料でツール・ド・フランスをすべて見ることができるので非常にありがたいですね。実況に関して言うなら、Twitterなどを利用することで音声では無理ですが文章での実況を楽しむことができますからそれと組み合わせると面白いと思います。去年はシクロワイヤードがテキストライブをしてましたが今年は無いようです。まぁTwitterやフェイスブックか何かを利用できますからそれで代用できます。

それ以外でもまぁ動画サイト等を巡れば多少は見れると思いますが断片的にしか見れません。一番はJ Sportsです。気軽にツール・ド・フランスパックみたいな感じで、安い料金でツール・ド・フランスの期間だけ見れるようにするといいと思うんですけどね・・・。うーん明日も楽しみ。では、今日はここまで。明日も期待してるぜカンチェ!

2012年7月1日日曜日

ツール・ド・フランスを見るので

先に謝っときます。ごめんなさい。今日から暫く更新が深夜1時以降になります。仕事行って帰ってきたら練習行って、飯食うとツールが始まる時間になるので、更新ができません。ツールが終わってから更新します。おそらくツールの話題になりがちだと思いますが、ツールを視点にメカとかトレーニングとか話題は広げてくつもりですので単純にレース結果だけの記事にならないと思います。では、もう少しで始まるのでまた後で。