2013年1月18日金曜日

23針 Wiggleのバウチャー

今日抜糸がすみました。23針縫ってありました。
結構切ってあるなーって思ってたんですけどやっぱりかなりでした。
怪我してここまで縫うことはまずないのでちょっとびびりました。
明日にはガーゼもとれるかもしれないです。傷が痒いのですが書かないように気をつけます。

さて、今日はちょっとWiggleのバウチャーについて書きます。
何のバウチャーが出てるとかの話題ではなくて、Wiggleのバウチャーが非常に良い規約でやってるなぁって事です。
Wiggleのバウチャーは色々出てますが、お得感の強いのは上乗せ10%OFF系のバウチャーだと思います。すでに割引されてる金額からさらに値引きされます。
ですがそれらには殆どとあることが書いてあるのに気が付いてますか?
こんなことが書いてあるのです。それは

『在庫のある商品のみ対象です』

これってうまいですよね。もうね最近日本の通販サイトには失望してるんですよ。送料云々はまぁその会社だけの問題じゃないのでここは省きますがそれ以上に日本のショップに失望してるのは価格と在庫を持たないことです。
価格はとりあえず置いといて先に在庫を持たないことについて書きます。
在庫を持たないことはショップにとって非常にいいことです。在庫リスクを減らすことができて、損失を減らせるのですからまた、保管する場所も要らず発送作業ができ、パソコンが扱える程度のスペースがあれば極論ですがショップを開けます。
ですが、この場合は注文が入ってから代理店に連絡し、商品を取り寄せ、それから発送になるので
発送してからの運送にかかる時間だけでなく、発送までかなり時間がかかります。
で、つぎに価格です。
価格に関して言うと日本だと殆どの場合代理店を通して入荷してそれを売るので中間マージンが発生することは避けられません。それに加えてショップも利益を出さなきゃいけないのでなかなか価格は下げれません。
しかし本当にそうでしょうか? もちろん、現状を言うと難しい部分がかなりあるでしょう。何より日本の通販ショップが海外通販並みの価格になってしまえば個人経営店は生きていけなくなります。
でも、できるできないの話で考えると無理ではないはずです。
なぜ、無理ではないのか?Wiggleはできてるのに日本のショップはできないのか?
これ本当に不思議なんです。逆にWiggleができてるほうがおかしいのですから。
Wiggleはイギリスの通販ショップですが、送料無料は日本のサイトより低めに設定してあります。イギリスから届けるのにです。
更にWiggleは日本のショップとは違い在庫を持ってます。これはショップにとっては大変でしょう。
在庫リスク、在庫管理する手間が増えるのですから本来なら価格は上がってしまうはずです。
ここで円安の話も出るでしょう。しかし良く考えてください。私たちが円安で海外から物を手に入れるのに安くできてるなら、当然代理店も安く商品を仕入れることができます。
仮に円安でWigglleの方が有利だとしても、日本では代理店は安く商品を仕入れてて、更に販売するショップは在庫を持たないでコスト削減してるのでそこまで大きな価格差は生まれないはずです。
ものによっては2~3倍値段が違います。
WiggleもWiggle自体は代理店ではないので商品を仕入れる際にはどこかでマージンが発生してしまってるはずです。日本ほどではないにしろ発生してるはずです。
なのでぱっと見ると日本のショップはWiggleと同等、場合によってはコストを削減して有利になってるはずなのです。それなのに価格差が2~3倍、流石にちょっと・・・
で、そうなると何でWiggleはリスクを抱えてるのにあれほど安くできるのか?

それの答えの1つがこのバウチャーだと思います。
バウチャーがあることでお客はお得感が増して商品を買おうとします。
そのバウチャーは在庫のある商品に適応されるのでうまく不良在庫を減らすことが出来ます。その他のセールアピールと重ねることで年度落ちの商品が殆ど無くすことができます。
そうなれば在庫リスクはちゃんと減らせることができます。商品をうまく回転させてるのでこれはお店の経営にとって非常に健康的な状態です。
そこで更に当然送料は無料。在庫を持ってるのでできる限り発送作業を早くすることができ、早く届けることができます。
早く届けるということはかなり重要です。お店にとっては大変でしょうが顧客にとって非常に喜ばしいことです。顧客が喜べばそれは満足感につながりリピーターになるでしょう。
そうなれば良い評判が流れて新規顧客も増えます。
そうなるとたくさん商品が売れるので価格を下げることが出来ます。
さらにWiggle以外を見てもちゃんとWiigleが在庫を抱えてくれるので代理店にリスクを押し付けることがなくなり、代理店も価格を下げて仕入れをさせてあげるでしょう。
つまりWiggle、顧客、代理店全てがWinの関係でつながってます。

そう、Wiggleはちゃんと経営的に善のスパイラルに入ってるんですね。日本の場合は負のスパイラルに入ってるまでとはいないかも知れませんが、このような善のスパイラルになってるとはかなり言いがたいでしょう。 日本では在庫を抱えないという方針自体がかなりお店主体の考えで顧客を二の次にした考え方だと思います、お店の在庫リスクは減ってますがそのリスクは結局代理店に押し付けてるだけです。そのせいでお店は顧客をWiggleに取られ、顧客は安くならない商品や遅い発送対応、代理店はリスクを押し付けられて三者がLoseの関係で繋がってしまってるのです。

Wiggleは嫌いではありませんし、日本のショップも嫌いではありません。日本のショップはWiggleに比べれば誤配送などは殆どなくてそれはすばらしいことだと思います。
でも、日本のショップはこのままではWiggleやCRCなどに負けて喰われていくでしょう。
それは避けて欲しいです。日本からなくなってしまうと基盤がそこにはなくなってしまうので、自転車文化事態が不安定で危うい状態になってしまいます。
在庫リスクを持たない経営方法はトヨタが生み出しましたが、良い側面もあれば悪い側面も必ずあるのです。今ではみんな右にならってやってますが、それは思考放棄して採用しているだけだと思います。ぜひとも日本のショップには考え直してもらいたいです。

この考えはあくまで私個人の考えで、私自体がちゃんと経営や経済を学んだわけでもないにわか知識で書いちゃってますので間違いもあるでしょう。でも、全て間違いではないはずです。
もしこの記事をご覧になったネットショップ経営の方がいらっしゃれば一度考え直してください。
もっともどこか一つが変えたとしても大して変わらず、やるなら大手のショップが足並みをそろえてやらなければ効果はなかなかでないでしょう。現実的にはかなり難しい問題です。
でも、難しいからといって放置してると、死ぬのはご自身だと思います。
では、今日はここまで。

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