2013年1月29日火曜日

日本縦断TTマシン

前々から日本縦断TTには挑戦したいと思ってました。
最近のブルベやキャノボなどのファストランブームに、ロングライダースなどに影響され
本格的に考え始めてます。
できることなら来年、無理なら再来年でしょうか?挑戦したいと思います。
日本縦断TTには記録が残っていて

戸田真人さんの
 ・ 1987.5.3~10
日本縦断(佐多岬-宗谷岬) 無伴走単独タイムトライアル
2664.3Km/7日と8時間33分

という伝説の記録があります。1987とか私の生まれる1年前です。
今はコンビニもたくさんありますし、自転車の性能は圧倒的に良くなってます。
条件だけで見るなら超えれないわけないんですよね。超えれる気がしないんですけど・・・
RA6で挑むなら来年でも十分可能です。最低限ホイールだけは何とかしたいですけど。
仮にRA6で挑むなら一度目の挑戦として2年連続挑戦するという考え方もできます。
その方がコースに関して把握できるので良いかもしれません。
あれ、自分で書いててその方がいい気がしてきた・・・
まぁいいや。今日はそうじゃなくて日本縦断TT用のマシンの話題です。
日本縦断TTの場合はとてもじゃないですけどTTマシンは使えません。
あれは最大でも70kmくらいまでの距離を如何に速く走るかを想定してるので、完全に今回とは想定が違います。
今回は毎日300km以上走りきる事ができるようにするバイクです。
更にサポートは無しなのである程度荷物なども積めなければなりません。
所謂ブルベマシンに近いのですが、海外のブルベのように少し長くなるので国内で使われてるマシンよりもツーリングバイク寄りです。
そういうバイクを求めるとどうしてもオーダーになるんですよね。
オーダーって昔調べたときすごい高いなーって思ってました。
今時時代遅れのスチールで重いし、えらく高いし。
でも最近はそうは思いません。
細かい要求に答えてくれる上に、自分に合わせて設計してくれます。
特に私は身長が158cmしかないので既製品ではなかなか合うサイズがなかったりします。
そして平地に関しては重さはそこまで影響はありませんし、上りに関してもパーツチョイスでカバーできます。
そうなればオーダーしかないと考えるようになりました。
で、どこにオーダーするかという所になります。色々ビルダーさんがいますが、最近話題のロングライダースを読んでいると編集長の方が乗ってるバイクはM.マキノサイクルファクトリーさんで作ってもらったオーダーフレームらしく、ダウンチューブの下側にボトルゲージ台座を増設してボトル三本挿しなどができるようしてもらったりしてます。

そうなればマキノさんのページを見てみよう
http://www.makino-cf.com/order.htm

ええと?
ロード基本仕様:\146,000(ヘッドパーツ込、単色塗装)

あれ?安いぞこれ?
なんとANCHORのRNC7より安い!あっちは確かにバルジ整形したネオコットという素晴らしい技術を投入したフレームだが既製品だ。
前述の通り私は身長が低いRNC7ではぴったりのサイズがないのだ。
ならもうこれで決定でしょう。(お金の問題は取りあえず置いといて)

そうなると色々考えたいですね。
ジオメトリーに関してはビルダーさんにおまかせしようと思います。
ショートリーチのドロップハンドルと90mmのステムでサイズが出るようなトップの長さにしてもらいたいです。
私の考えだと520くらい欲しいのですがこれは本職さんに考えていただきます。
細かい点を考えましょう。
日本縦断TTでは荷物がどうしても多少はあります。
オルトのサドルバッグLでは無理です。
かと言ってシートポストキャリアはあまり使いたくありません。あれはかなり重心が高くなるので不安定でダンシングすると激しく疲れます。
なのでできるだけ普通のキャリアを付けれるようにしたいと思います。
そうなるとリアキャリア装着用のダボ穴は必須。
フロントはどうするか?
これは難しいところです。フォークも制作してもらいなら当然つけてもらいますが、そうでなく既製品を使う場合は無理になります。
フロントは最悪ハンドルバッグを付ければ何とかなります。
そしてフォークは非常に重要なパーツです。制作してもらうフォークがどれくらいの性能か分かりませんが、今のところフォークに関しては満足のいく性能のものを発見してます。
3TのFUNDAです。これを使うことをできれば前提にしたいと思います。作ってもらうフォークをガチガチにしてもらうのもありですが無茶苦茶重くなりそうですし。
なので一応フロントのダボは無し。
それ以外だと、フォークをFUNDAにするためにもヘッドは1-1/8のアヘッドにしなければなりません。
ブレーキも自動的にキャリパーに、ホイールサイズは700Cになります。
後は地味なところにいくとドロップエンドも外せません。素早くホイール交換ができますから。
日本縦断TTでは宿泊を各地のホテルにしようと持ってます。そうなるとホテルに着いたら素早く輪行バッグに入れてフロントに預けたいので外せません(駐輪場があるなら別ですが)

性能には関係しませんが色は個人的にはこれと同じカラーリングにしたいと思います。
http://cbnanashi.net/cycle/uploads/TORIAL_1316953694000_DSC_0079.JPG

私が事故に遭う前に使っていたDEROSAのフレームTEAM
パッと見は大丈夫ですが

各所が割れてたり歪んでたりしてます。
アルミは疲労限界点がないので仮に直せたとしてもすぐにどこかにクラックが入る可能性が高いので直すことは諦めました。今は戒めとして保存してます。一応、活用法として振れ取り台になってます。

この思い出のフレームと同じような塗り分けにしようと思います。
ヘッドとトップが白で後は赤の塗り分け。ダウンチューブにはマキノさんのロゴを入れてもらって
トップに自分の名前を入れときます。

ざっと考えた仕様はこんな感じですね。
後は剛性なんかの調整は好みを伝えて向こうにおまかせ。体重が軽いので標準パイプで十分になるはずです。

仕様とか色とか考えるとRNC7より高くなるかもしれませんが、RNC7じゃこれは無理ですからね。
パーツ構成なんかも考えてますが30万は行きそうです。やっぱりお金がかかりますね。
でも日本縦断TTにはそれをするだけの価値があるはずです。
もっといろいろ検討します。では、後でもう一つ記事を投下します。昨日の分です。

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