2012年6月14日木曜日

意外とイケル フルカーボンサドル

昨日(14日)は鳥取の三徳山というところを走ってきました。外を走るのは久しぶりでしたが、今回はフルカーボンサドルの乗り心地を確かめるため80kmほど走りました。
結論から言うと結構イケます。パッド無しで跨った時はかなりゴリゴリしましたが、ゲル入りでパッドの厚めのレーパンと組み合わせるとそれなりに大丈夫でした。形状が私と相性が良いみたいです。会陰部の痛みも少なかったです。また、ワイド型を選んだため意外とサドルとの接地面積が広く安定感があり、ツルツルな見た目とは裏腹にそれなりにグリップ感もありますし、後ろが軽く反り上がってるのでホールド感もあります。絶対的なグリップ感は少ないですけど、これならちょっと加工するくらいで大丈夫そうです。予想以上に快適でした。お尻の痛みに関して言うと90点位あげれます。クッション無しなので痛みは多少は出ますが、それを考慮するとかなりいいサドルです。
ただし、全てにおいて満足というわけではありません。このサドル、形状が私とあってたので尻の痛みは少ないのですが、振動がダイレクトにくるので腰と背中がかなり痛くなります。突き上げが激しいような印象はあまりなかったのですが、60km位から腰と背中にかなり疲労が溜まってました。 そこらへんは仕方がないのでしょう。カーボンレール+クッション無しでは振動吸収は限界があるのでしょう。
とは言うものの、私のバイクは振動吸収性が低く、硬いANCHOR RA6にこれまた硬めなA CLASS ALX440SL、ゼロオフセットのシートポスト、ドライコンディションだったので空気圧高めに設定して乗ってこの結果なので、最新のカーボンフレームや快適なホイール、空気圧の調整次第ではかなりいけると思います。今回の結果でも100kmくらいならこれで良いと思いました。もう少し快適性重視にしたら150km位も大丈夫でしょう。グリップ加工後はレースではこのサドルを使っていこうと思います。

かなりのキワモノだったので、ヒルクライムで使えれば十分だったのですが思いがけない結果になりました。サドルはやっぱり形が自分に合ってるか重要で、クッション量はその次ですね。クッションが多いと、誤魔化されてるだけなのでしょう。サドル選びは深いです。では、今日はここまで。

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