2012年11月17日土曜日

グリスは混ぜてはいけない 

先日、愛用グリスの記事を書きました
http://sujigane.blogspot.jp/2012/11/blog-post_132.html
がそこで重要なことを書き忘れてました。
グリスは混ぜると性能が著しく下がってしまう事があるということです。
詳しい仕組みまでは知らないのですが、どうやらそのようで、グリスを使用する場合は前に残ってたグリスをしっかり取り除いて新しいものを入れないといけません。特に種類が変わるときは上記の理由で尚更です。
ハブなんかは高速回転部ですから特に気をつけてください。また、ネジ山に使う場合も性能が下がってるとかじりを防ぐことができなかったりする可能性もあります。
ワイヤーとかならまぁ大丈夫だと思いますが・・・
で、もう一つ書き忘れてました。前にケミカルの話を書いてたかもしれませんが私が持ってないグリスにシリコーングリスというのがあります。本当はもっと他にもありますがそれらは用はないと思うので書きません。シリコーングリスは使う機会がある場合があるので書きます。

シリコーングリスは基本的な性能は他と対して変わりませんが、他のグリスと違ってゴムやプラスチックを侵さないという特徴があります。
これは結構重要です。グリスの役割には潤滑は当然ですが、その粘性を利用して防水シールの役割を持たせて使用することがあります。
これは自転車ではベアリング部分全般です。グリスを詰めることで、ベアリングシールでは塞ぎきれない隙間や、ベアリング外の微妙な隙間など、内部への水の浸入を防いでます。
で、このベアリングシールなどにはゴムシールなどの樹脂のシールがよく使われてます。
なので心配な場合は、このシリコーングリスを使用したほうが良いのです。
また、シマノのブレーキやシフトワイヤーのアウターには標準でシリコーングリスが封入されてます。グリスを混ぜるのは宜しくないですから、組むときにワイヤーに塗るのもできればシリコーングリスにした方が良いのです。

ですが、前回の記事で書きませんでした。持ってませんから。
一応上に、必要な条項を書きましたが今のところ樹脂が侵されたり、ワイヤーで問題があったことはありません。なんの保証にもなりませんけどね。
でも、シマノのデュラグリスはカルシウムグリスらしく、これ以外にわざわざシリコーングリスなどを用意はしてません。
これを公式に売ってるくらいですからそんなに心配することはないということでしょう。なのでよっぽどこだわりがなければ必要ないと思います。
なによりこのグリス、とっても高いんです。詳しくは調べてもらうとわかるのですが他のグリスに比べてべらぼうに高いです。値段がちょっと高いくらいなら買っといても良いかな?って思うのですがこの差は・・・
ただ、スプレー缶に入ったタイプにシリコーングリスは比較的安価ですからどうしても欲しい場合はそれを買うといいでしょう。

これ以外にもグリスはいっぱいあります。(アルミとか、有機モリブデンとか、テフロンとか・・・)
が、どれか一つでも買うと当分必要ないくらいの量が一気に手に入るので買い集めてると大量に余ってしまい。いざ使おうとしたときにグリスが劣化してる可能性もあります。なので、買う時は注意してください。大量かつ色々なところに使うリチウムくらいは400gジャバラで買ってもいいかもしれませんけど・・・
では、今日はここまで

P.S 明日、エヴァを見に行ける人が羨ましいです…

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