2012年7月25日水曜日

飯南ヒルクライム2012 レポート② スペシャルバイク

昨日に引き続き飯南ヒルクライムのレポートです。今日は参加者の皆さんが乗ってきたバイクについて色々書こうかとおもいます。
飯南ヒルクライムはやはり、ヒルクライムレースということで皆さんかなりお金をかけてバイクを改造していました。以前にもレースに色々参加してますが、それは1年半以上前なのでそれから大分変わったみたいです。その頃に比べるとバイクの値段も上がってますし、カーボンの定着率が半端ないです。とりあえず気になったことを一つ一つ書いていきます。

1.カーボンホイールの装着率
これはものすごかったです。数年前まではこんな事考えられなかったのですが、カーボンホイールの装着率はめちゃくちゃ高かったです。多く見積もると7~8割くらいの人がカーボンホイールを使ってました。皆さんそのお金どこから出てくるんですか・・・。しかも中華カーボンとかのキワモノではなくちゃんとしたメーカー品です。人気だったのはZIPPとFFWDですかね?ZIPPは元祖とも言える決戦用カーボンホイールメーカーで信頼性が高いので使用率も高くなるのは頷けます。それより気になったのはFFWDです。ここ数年で登場した新メーカーですが、現在はプロツアーチームのヴァカンソレイユも使用していることから急速にユーザーにも広まったようです。何よりFFWDはカーボンホイールにしては安価な価格設定がなされてて、またWiggle等の海外通販で買うとさらに安くなりますので普及してるんだと思います。それにしたって普及しすぎだろ・・・って思うくらい皆さん使ってました。羨ましいです。後、他を見るとやはりBORAやDURA-ACE、COSMICも使ってる人がいました。後、こういうレースでは必ず一人くらいいますがlightweightを使ってる人もいました。すげぇ・・・
ちなみにアルミホイールも少数派でしたがやはり定番のキシリウムやR-SYS、WH-7900‐C24、シャマルなどの高級アルミホイールを使ってる選手もいました。意外だったのは数年前まで大人気だったレーシングゼロがあまり見かけなくなったことです。どこいった?ちなみにそれらを除くと、お買い得な軽量ホイール(私のalx440slとか)を使ってる人はあまりいませんでした。むしろそれ以外になると手組みとかになっていました。中途半端なもの買うくらいならドーンと良いもの買うような感じなんですかね?もちろんそのほうが幸せだとは思いますが、ホントどこからお金出てきてるんですか・・・
来年は私も何とかホイールを用意していきたいです。

2.DURA-ACEの使用率
やはりこれも高かった。私も含めてDURA-ACEを使用してる人は非常に多かったです。流石に電動ばかりというわけではありませんでした。機械式が大半ですね。でも、電動もちゃんといましたよ。またSRAM REDも人気でした。招待選手の湘南ベルマーレの山根選手もREDでした。逆にカンパはあまり見かけませんでした。カンパを選ぶ一つの理由にシマノに比べて軽い事が挙げられましたが、現在はより軽いSRAMの登場で立場を奪われてしまったのかもしれません。トータルで考えるとフラグシップコンポを使用してる人はやはり7割くらいでしょうか?すごいですね。

3.KCNCの密かな人気
私も大好きKCNCですが、意外と使用率が高かったです。もちろん使うパーツはそれぞれ違いますが、意外と多かったのがブレーキ。KCNCの超軽量ブレーキを使用してる人が意外と多かったです。あれは確かペアで170gくらい(DURA-ACEが293gです)と危険な香りがプンプンします。そんなキワモノですが使用率は高かったです。ただ、ブレーキに関して言うならつけてる皆さんはそんなもの使わなくても十分軽量なバイクに乗ってる人がほとんどでした。アマチュアの特権で6.8kg以下のバイクも使えるからですね。私はアルミの重いバイクなので6.8kgに近づけるにはそういうパーツも必要ですが他の皆さんはそれを使っちゃうと6.8kg以下になってしまいます。6.8kgルール自体はアマチュアは殆ど関係りませんが、私の考え方ではそれ以下にしてしまうと自分の記録とプロの記録を比較するときのベースが違ってしまいますから使いません。でも良いですよねKCNC。

 とまぁバイクに関してはこんな感じです。他にも気になったことを上げると、楕円チェーンリングの使用率が上がってたり、ガーミンを使ってる人が多かったりですかね?みなさんとにかくお金持ち!羨ましいです。ただ、機材見てるだけでもかなり面白かったです。いい勉強になりました。では、今日はここまで。

P.S 体調が戻らないので追加記事は明日以降に書きます。

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