2012年7月3日火曜日

ツール第2ステージ ホイールの空気抵抗

今日は第2ステージ!平地ステージでした。特に大きなトラブルもなく終わりました。ゴールスプリントはHTCのような強力なトレインを形成できるチームがいないため大混戦。最後まで生き残ったトレインはロット・ベリソルだけでした。良い感じにトレインは仕事ができ、グライペルを発射したのですが、それをまんまとカヴェンディッシュに利用されてしまい、最後の最後でカヴェンディッシュにやられました。グライペルはものすごく悔しいと思います。カヴェンディッシュは去年までのようなサポートがなくとも十分勝てるということを証明してくれました。しばらくは平地基調なのでスプリンターから目が離せません。

さて、今日の話題はホイールの空気抵抗です。何度もここでは書いてますが、今日のツールでは面白い現象が起きてました。
今年のツールのトレンドはエアロのようで、各社が作った空気抵抗に優れたエアロロードを持ち出してきたり、エアインテークの穴が塞がれたエアロヘルメットが流行っていたりします。しかし、今日の平坦ステージではなぜかロープロファイルのホイールを使ってる選手が意外といました。かなり長い距離を逃げたヨーロッパカーの選手もロープロファイルでした。ホイールは自転車の空気抵抗に大きく影響します。その為、ディープリムにしたり、スポークを減らしたり各社努力しています。特に平坦ステージでは速度が上がりますから空気抵抗も大きくなります。その為セオリー通りにいくならディープ、もしくは35mm程度のセミディープを使用したほうが良さそうです。しかし、今日はそうじゃない選手が意外といました。なぜでしょう?プロだったら40km/h位余裕で出るのですが・・・もしかしたら私が想像してるよりもロープロファイルのホイールは空気抵抗が悪くないのかもしれませんし、ホイール以外で空気抵抗を減らしたからホイールは扱いやすい軽量なロープロファイルを選んできたのでしょうか?他に考えられる理由としてはディープリムのホイールはリムが頑丈なので乗り心地が悪くなりがちですが、ロープロファイルは逆に強度が下がるため乗り心地は良くなり快適になります。まだツールは始まったばかりですから快適なロープロファイルホイールで疲労を貯めたくなかったのかもしれません。しかしディープを使ってる選手も当然いましたし、見た感じ60mm以上ありそうなかなりディープなホイールを付けてる選手もいました。うーん・・・。いずれも推測の域を出ません。なお、明日は私は仕事休みです。毎日練習してるので自転車はたっぷり乗れてますが明日はどうしよう、またヒルクライム練習かな?では、今日はここまで。

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